JP3035975B2 - ストラップ取付装置 - Google Patents
ストラップ取付装置Info
- Publication number
- JP3035975B2 JP3035975B2 JP2118920A JP11892090A JP3035975B2 JP 3035975 B2 JP3035975 B2 JP 3035975B2 JP 2118920 A JP2118920 A JP 2118920A JP 11892090 A JP11892090 A JP 11892090A JP 3035975 B2 JP3035975 B2 JP 3035975B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strap
- main body
- body case
- shaped ring
- holding
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は携帯用無線機等に使用されるストラップ取付
装置に関する。
装置に関する。
従来の技術 従来、この種のストラップ取付装置では、水平方向に
貫通する軸穴を有するパイプ状のストラップ掛けリング
保持部材が本体ケースに取り付けられており、このスト
ラップ掛けリング保持部材の軸穴の両側からストラップ
掛けリングが差し込まれて取り付けられていた。
貫通する軸穴を有するパイプ状のストラップ掛けリング
保持部材が本体ケースに取り付けられており、このスト
ラップ掛けリング保持部材の軸穴の両側からストラップ
掛けリングが差し込まれて取り付けられていた。
第４図（１）は上記従来例の構成を示す。第４図
（１）に示すようにストラップ掛けリング２は、リング
部2bと回転軸2aとからなり、上記回転軸2aが、本体ケー
ス１に設けられたストラップ掛けリング保持部1aの水平
方向に貫通する軸穴1bに、矢印に示すように、軸穴1bの
両側から差し込まれることで保持されている。
（１）に示すようにストラップ掛けリング２は、リング
部2bと回転軸2aとからなり、上記回転軸2aが、本体ケー
ス１に設けられたストラップ掛けリング保持部1aの水平
方向に貫通する軸穴1bに、矢印に示すように、軸穴1bの
両側から差し込まれることで保持されている。
次に上記従来例の動作について説明する。第４図
（２）はストラップ３をストラップ掛けリング２に装着
した状態を示す。この場合、ストラップ３はストラップ
掛けリング２のリング部2bにストラップリング3aを介し
て連結され、軸穴1bを支軸とする方向に自由に回転する
ことができる。第４図（３）はストラップ３を装着しな
い状態を示しており、ストラップ掛けリング２は自重に
よりリング部2bを下方向に向けて垂れ下がる状態となっ
ている。
（２）はストラップ３をストラップ掛けリング２に装着
した状態を示す。この場合、ストラップ３はストラップ
掛けリング２のリング部2bにストラップリング3aを介し
て連結され、軸穴1bを支軸とする方向に自由に回転する
ことができる。第４図（３）はストラップ３を装着しな
い状態を示しており、ストラップ掛けリング２は自重に
よりリング部2bを下方向に向けて垂れ下がる状態となっ
ている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のストラップ取付装置では、
ストラップ３を使用しない場合、第４図（３）から、理
解されるように、ストラップ掛けリング２が固定されて
いないために、このストラップ掛けリング２が本体ケー
スに当たって、本体ケース１に傷がつくという問題があ
った。さらに、通話時には、当たることに起因して「カ
チカチ」という音がノイズ音として発生するという問題
があった。
ストラップ３を使用しない場合、第４図（３）から、理
解されるように、ストラップ掛けリング２が固定されて
いないために、このストラップ掛けリング２が本体ケー
スに当たって、本体ケース１に傷がつくという問題があ
った。さらに、通話時には、当たることに起因して「カ
チカチ」という音がノイズ音として発生するという問題
があった。
本発明はこのような従来の問題を解決するものであ
り、ストラップを使用しない時にストラップ掛けリング
が固定され、本体ケースの傷の発生の防止および通話時
の「カチカチ」という音の発生を防止することのできる
ストラップ取付装置を提供することを目的とするもので
ある。
り、ストラップを使用しない時にストラップ掛けリング
が固定され、本体ケースの傷の発生の防止および通話時
の「カチカチ」という音の発生を防止することのできる
ストラップ取付装置を提供することを目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、ストラップ掛
けリングをＤ字状リング部材で形成し、これを本体ケー
スに保持する保持部材の側面部にＤ字状リング部材の平
行状部がはめ込まれて固定される第２の溝部が形成され
るとともに、本体ケースと接触する保持部材の底面部に
回転軸となるＤ字状リング部材の直線状部がはまり込む
第１の溝部が設けられており、さらに、上記保持部材に
は、その上面部から底面部に貫通する孔部が設けられ、
この保持部材を本体ケースに固定するねじ部材が備えら
れている。
けリングをＤ字状リング部材で形成し、これを本体ケー
スに保持する保持部材の側面部にＤ字状リング部材の平
行状部がはめ込まれて固定される第２の溝部が形成され
るとともに、本体ケースと接触する保持部材の底面部に
回転軸となるＤ字状リング部材の直線状部がはまり込む
第１の溝部が設けられており、さらに、上記保持部材に
は、その上面部から底面部に貫通する孔部が設けられ、
この保持部材を本体ケースに固定するねじ部材が備えら
れている。
作用 本発明は上記のような構成により次のような作用を有
する。すなわち、保持部材によって本体ケースに取り付
けられたＤ字状リング部材はストラップを使用しない時
には保持部材の側面部に形成された第２の溝部内に保持
されるので、Ｄ字状リング部材が本体ケースに当たっ
て、本体ケースに傷をつけることや、「カチカチ」とい
うノイズ音が発生することを防止することができる。
する。すなわち、保持部材によって本体ケースに取り付
けられたＤ字状リング部材はストラップを使用しない時
には保持部材の側面部に形成された第２の溝部内に保持
されるので、Ｄ字状リング部材が本体ケースに当たっ
て、本体ケースに傷をつけることや、「カチカチ」とい
うノイズ音が発生することを防止することができる。
実施例 第１図は本発明の一実施例の構成を示すものである。
第１図において、５は平面部5aを有する本体ケースであ
る。６はバネ弾性を有するＤ字状リング部材で、内側に
折り曲げられた回転軸6a（直線状部）と、この回転軸6a
の両端部から折れ曲がる平行状部6bと、この平行状部6b
の端部間につながる湾曲部6cとを有している。７は平板
状の保持金具（保持部材）で、回転軸6aにはまり込む回
転軸溝7a（第１の溝）が形成された底面部7dとＤ字状リ
ング部材７の平行状部6bがはまり込むＤ字状リングはめ
込み溝7b（第２の溝部）が形成された側面部7eと、保持
金具７を本体ケース５に固定するための上面部7fから底
面部7dに貫通するねじ穴7c（孔部）を有している。８は
ねじ部材で、Ｄ字状リング部材６を回転軸溝7aにはめ込
んだ後、板ナット９を介して、本体ケース５に保持金具
７をねじ止め固定するものである。
第１図において、５は平面部5aを有する本体ケースであ
る。６はバネ弾性を有するＤ字状リング部材で、内側に
折り曲げられた回転軸6a（直線状部）と、この回転軸6a
の両端部から折れ曲がる平行状部6bと、この平行状部6b
の端部間につながる湾曲部6cとを有している。７は平板
状の保持金具（保持部材）で、回転軸6aにはまり込む回
転軸溝7a（第１の溝）が形成された底面部7dとＤ字状リ
ング部材７の平行状部6bがはまり込むＤ字状リングはめ
込み溝7b（第２の溝部）が形成された側面部7eと、保持
金具７を本体ケース５に固定するための上面部7fから底
面部7dに貫通するねじ穴7c（孔部）を有している。８は
ねじ部材で、Ｄ字状リング部材６を回転軸溝7aにはめ込
んだ後、板ナット９を介して、本体ケース５に保持金具
７をねじ止め固定するものである。
次に上記実施例の動作について第２図、第３図
（１）、第３図（２）を用いて説明する。第２図に示す
ように、ストラップ10はＤ字状リング部材６にストラッ
プリング10aを介して連結され、保持金具７の回転軸溝7
aを支軸として従来例と同様に自由に動かすことができ
る。さらにストラップ10を使用しない時、第２図および
第３図（２）に示す“A"および“B"の位置にＤ字状リン
グ部材６を動かすと、第３図（１）、第３図（２）に示
すように、Ｄ字状リング部材６の平行状部6bが、Ｄ字状
リング固定溝7bにはまり込んで固定される。
（１）、第３図（２）を用いて説明する。第２図に示す
ように、ストラップ10はＤ字状リング部材６にストラッ
プリング10aを介して連結され、保持金具７の回転軸溝7
aを支軸として従来例と同様に自由に動かすことができ
る。さらにストラップ10を使用しない時、第２図および
第３図（２）に示す“A"および“B"の位置にＤ字状リン
グ部材６を動かすと、第３図（１）、第３図（２）に示
すように、Ｄ字状リング部材６の平行状部6bが、Ｄ字状
リング固定溝7bにはまり込んで固定される。
このように、上記実施例によれば、ストラップ10を使
用しない時、Ｄ字状リング部材６が保持金具７の側面部
7eに形成されたＤ字状リングはめ込み溝7bに固定するこ
とができるので、Ｄ字状リング部材６が本体ケース５に
当たり、この本体ケース５を傷つけることが防止できる
とともに、通話時における「カチカチ」というノイズ音
を防止することができるという効果を有する。
用しない時、Ｄ字状リング部材６が保持金具７の側面部
7eに形成されたＤ字状リングはめ込み溝7bに固定するこ
とができるので、Ｄ字状リング部材６が本体ケース５に
当たり、この本体ケース５を傷つけることが防止できる
とともに、通話時における「カチカチ」というノイズ音
を防止することができるという効果を有する。
また、Ｄ字状リング部材６は、第３図（２）に示すよ
うに上向き、下向きいずれの向きにも固定することがで
きる。
うに上向き、下向きいずれの向きにも固定することがで
きる。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、ストラップ
が連結されるＤ字状リング部材が、保持部材の側面部に
設けられた第２の溝部にはめ込まれることにより固定さ
れるようにしたものである。このため、Ｄ字状リング部
材が本体ケースに当たって本体ケースに傷をつけたり、
通話時の「カチカチ」というノイズ音を防止することが
できるという効果を有する。
が連結されるＤ字状リング部材が、保持部材の側面部に
設けられた第２の溝部にはめ込まれることにより固定さ
れるようにしたものである。このため、Ｄ字状リング部
材が本体ケースに当たって本体ケースに傷をつけたり、
通話時の「カチカチ」というノイズ音を防止することが
できるという効果を有する。
第１図は本発明の一実施例におけるストラップ取付装置
の構成を示す分解斜視図、第２図はストラップ使用時の
側面図、第３図（１）は要部横断面図、第３図（２）は
Ｄ字状リング部材を保持金具の溝に固定した状態を示す
正面図、第４図（１）は従来のストラップ取付装置の分
解斜視図、第４図（２）は従来のストラップ取付装置に
ストラップを装着した状態を示す側面図、第４図（３）
は従来のストラップ取付装置においてストラップを装着
していない状態を示す側面図である。 ５……本体ケース、６……Ｄ字状リング部材、6a……回
転軸（直線状部）、6b……平行状部、6c……湾曲部、７
……保持金具（保持部材）、7a……回転軸溝（第１の溝
部）、7b……Ｄ字状リングはめ込み溝（第２の溝部）、
7c……ねじ穴、7d……底面部、7e……側面部、7f……上
面部、８……ねじ、９……板ナット
の構成を示す分解斜視図、第２図はストラップ使用時の
側面図、第３図（１）は要部横断面図、第３図（２）は
Ｄ字状リング部材を保持金具の溝に固定した状態を示す
正面図、第４図（１）は従来のストラップ取付装置の分
解斜視図、第４図（２）は従来のストラップ取付装置に
ストラップを装着した状態を示す側面図、第４図（３）
は従来のストラップ取付装置においてストラップを装着
していない状態を示す側面図である。 ５……本体ケース、６……Ｄ字状リング部材、6a……回
転軸（直線状部）、6b……平行状部、6c……湾曲部、７
……保持金具（保持部材）、7a……回転軸溝（第１の溝
部）、7b……Ｄ字状リングはめ込み溝（第２の溝部）、
7c……ねじ穴、7d……底面部、7e……側面部、7f……上
面部、８……ねじ、９……板ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 1/38 H05K 5/02
Claims (1)
- 【請求項１】平面部を有する本体ケースと、 直線状部と、この直線状部の両端部から折れ曲がる平行
状部と、この平行状部の端部間につながる湾曲部とを有
するＤ字状リング部材と、 Ｄ字状リング部材の直線状部を収容して保持する第１の
溝部が形成された底面部と、Ｄ字状リング部材の平行状
部を収容して保持する第２の溝部が形成された側面部
と、上面部と、上面部から底面部に貫通する孔部とを有
する保持部材と、 本体ケースの平面部に対してＤ字状リング部材の直線状
部が保持部材の第１の溝部に収容され保持された状態
で、保持部材の孔部にさし通され、前記本体ケースと保
持部材とを固定するねじ部材とを備えるストラップ取付
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2118920A JP3035975B2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | ストラップ取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2118920A JP3035975B2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | ストラップ取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0414321A JPH0414321A (ja) | 1992-01-20 |
| JP3035975B2 true JP3035975B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=14748458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2118920A Expired - Fee Related JP3035975B2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | ストラップ取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3035975B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-08 JP JP2118920A patent/JP3035975B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0414321A (ja) | 1992-01-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |