JP3322779B2 - 電子機器におけるベルトフック取付構造 - Google Patents

電子機器におけるベルトフック取付構造

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JP3322779B2
JP3322779B2 JP23594195A JP23594195A JP3322779B2 JP 3322779 B2 JP3322779 B2 JP 3322779B2 JP 23594195 A JP23594195 A JP 23594195A JP 23594195 A JP23594195 A JP 23594195A JP 3322779 B2 JP3322779 B2 JP 3322779B2
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belt hook
battery
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mounting portion
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隆治 早崎
威夫 鈴木
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Kenwood KK
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】電子機器におけるベルトフッ
ク取付構造に係り、特にその用途に合わせたベルトフッ
ク取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
電子機器、例えば携帯用無線機のベルトフック取付構造
は、図3に示すように、ケース本体1の底部にバッテリ
ーパック2が装着されるタイプの場合には、バッテリー
パック2等の影響を受けないケース本体1の背面位置に
ベルトフック3をネジ留め等により取り付けるものであ
った。しかし、上記の構造は、ベルトフック3の取り付
け配置を変えずに、サイズが大きくなる大容量バッテリ
ーパックを装着しようとする場合には、バッテリーパッ
クの寸法を点線で示すようにケース本体1の下方に伸ば
して対応するしかなく、取り付け後の携帯用無線機の全
体サイズがコンパクトな状態にはならないという問題が
あった。
【0003】また、図4に示すように、ケース本体1の
背面全体にわたってバッテリーパック2を取り付けるタ
イプの場合、バッテリーパック2自身にベルトフック3
をネジ留め等により装着する従来構造もあるが、バッテ
リーパック2の交換時に毎時ベルトフックを付け替えな
ければならず、大変不便であるという問題があった。
【0004】さらに、図5のように、ケース本体1の背
面の一部に形成されたバッテリー装着部4にバッテリー
パックを装着し、ケース本体1の背面にネジ留め等によ
り固定されるベルトフック3の先端がバッテリーパック
の表面に当たる従来構造もあるが、この場合には、図5
(A)に示すノーマルバッテリー2Aの装着時と、図5
(B)に示すノーマルバッテリー2Aよりサイズの大き
い(厚みのある)大容量バッテリー2Bの装着時に対応
して形状を変えたベルトフック3を2種類用意しなけれ
ばならないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記の従来構造における
問題を解消し、サイズの異なるバッテリー装着時にも機
器全体のサイズをコンパクトに維持できる電子機器にお
けるベルトフック取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子機器に
おけるベルトフック取付構造は、ケース本体の背面に設
けられたバッテリー装着部にサイズの異なるバッテリー
を装着することができる電子機器において、装着される
バッテリーのサイズに応じて選択的にベルトフックが固
定される第1及び第2のベルトフック取付部を備えたも
のである。
【0007】また、第1のベルトフック取付部はケース
本体の背面に形成され、第2のベルトフック取付部は、
前記第1のベルトフック取付部の真下であって前記バッ
テリー装着部とケース本体との間に形成された段部に形
成されているものである。
【0008】また、第1のベルトフック取付部は第1の
ネジ穴を有し、第2のベルトフック取付部は差し込み溝
からなり、ベルトフックは、装着されるバッテリーのサ
イズに応じて選択的に、前記第1のネジ穴にネジ留めさ
れるかまたは前記差し込み溝に差し込み固定されるもの
である。
【0009】また、ベルトフックは、装着されるバッテ
リーがノーマルバッテリーの場合は前記差し込み溝に差
し込み固定され、装着されるバッテリーが大容量バッテ
リーの場合は前記第1のネジ穴にネジ留めされるもので
ある。
【0010】また、第2のベルトフック取付部は、さら
に、前記第1のベルトフック取付部の第1のネジ穴にア
ライメントされた第2のネジ穴を有し、前記差し込み溝
に差し込み固定されたベルトフックは、さらに前記第1
及び第2のネジ穴を貫通するネジでネジ留めされるもの
である。
【0011】
【作用】ケース本体の背面に設けられたバッテリー装着
部にサイズの異なるバッテリーを装着することができる
電子機器において、装着されるバッテリーのサイズに応
じて選択的にベルトフックが固定される第1及び第2の
ベルトフック取付部を備えている。第1のベルトフック
取付部はケース本体の背面に形成された第1のネジ穴か
らなり、第2のベルトフック取付部は、前記第1のベル
トフック取付部の真下であって前記バッテリー装着部と
ケース本体との間に形成された段部に形成された差し込
み溝からなり、ベルトフックは、装着されるバッテリー
がノーマルバッテリーの場合は差し込み溝に差し込み固
定され、装着されるバッテリーが大容量バッテリーの場
合は第1のネジ穴にネジ留めされる。
【0012】第2のベルトフック取付部は、さらに、前
記第1のベルトフック取付部の第1のネジ穴にアライメ
ントされた第2のネジ穴を有し、差し込み溝に差し込み
固定されたベルトフックは、さらに前記第1及び第2の
ネジ穴を貫通するネジでネジ留めするこもできる。した
がって、装着されるバッテリーのサイズに応じてベルト
フックを第1または第2のベルトフック取付部に付け替
えることができるので、電子機器全体の外観が変わら
ず、コンパクトな状態にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明のベルトフ
ック取付構造の一実施例であり、図1は概略斜視図、図
2は側面図で(A)はノーマルバッテリー装着時、
(B)は大容量バッテリー装着時を示す。電子機器、例
えば携帯用無線機のケース本体1の背面の一部にバッテ
リーパック2を装着するためのバッテリー装着部4が形
成されている。バッテリーパック2は図1の矢印C方向
にスライドさせてバッテリー装着部4に装着される。第
1のベルトフック取付部5は、バッテリー装着部4の上
方のケース本体1の背面に一体形成されており、ネジ穴
5aが開けられている。第2のベルトフック取付部6
は、第1のベルトフック取付部5の真下であってバッテ
リー装着部4とケース本体1との間に形成された段部8
に、差し込み溝の形態で形成されており、底部にネジ穴
6aが開けられている。ネジ穴5a及び6aはその位置
がアライメントされて開けられている。ベルトフック3
は、一端に穴3aが開けられ、他端に向かって湾曲した
弾性のある形状とされ、他端に突起3bを備えている。
【0014】ノーマルバッテリー2Aを使用する場合
は、図1の矢印Aに沿ってベルトフック3を差し込み溝
6の中に挿入し、バッテリー2Aをバッテリー装着部4
に装着すると、図2(A)の状態になる。この時、ノー
マルバッテリー2Aとケース本体1の隙間でベルトフッ
ク3の一部がはさみ込まれる形になり、ベルトフック3
が固定される。なお、ベルトフック3の固定をさらに強
固にするために、ネジ穴5a、6a及び穴3aを貫通し
てネジ7をネジ込むこともできる。取付後のベルトフッ
ク3の突起3bは、ノーマルバッテリー2Aの外面に当
たっている。携帯用無線機をベルトに掛ける際は、ベル
トフック3の突起3bをノーマルバッテリー2Aの外面
から持ち上げてベルトに差し込めば良い。
【0015】次に、大容量バッテリー2Bを使用する場
合は、図1の矢印Bに沿ってベルトフック3の穴3aを
第1のベルトフック取付部5のネジ穴5aに合せ、直接
ネジ7にて取り付け、大容量バッテリー2Bをバッテリ
ー装着部4に装着すると、図2(B)の状態になる。こ
こで、ノーマルバッテリー2Aと大容量バッテリー2B
の厚みの差を図2(A)の高さHとすれば、この高さH
を考慮に入れて第1及び第2のベルトフック取付部5及
び6を設計すれば、1種類のベルトフック3を用意する
だけで良い。したがって、上記に説明した本発明のベル
トフック取付構造においては、ベルトフック3は、図5
に示す従来構造のように2種類用意しなくてもよい。ま
た、バッテリー2をケース本体1の背面に装着している
にもかかわらず、ベルトフックはケース本体1に取り付
けているので、図4に示す従来構造のようにバッテリー
交換時に毎時ベルトフックを付け替えなくても良い。
【0016】
【実施例】本発明は、上記の実施例では、図1に示すよ
うに第1及び第2の取付部5及び6の両方でベルトフッ
ク3を取り付けることができる構造を示しているが、ベ
ルトフック3以外のものでも、用途に応じて高低差を必
要とする板状の部材を取り付ける場合すべてに応用でき
る。
【0017】
【発明の効果】本発明によるベルトフック取付構造によ
れば、2種類のベルトフックを作らなくてすむのでコス
トダウンにつながる。また、ベルトフックをケース本体
側に取り付けるので、同一種類のバッテリーを交換する
時にベルトフックを付け替えなくてもよいので、手間が
かからない上に、大容量バッテリーをノーマルバッテリ
ーと同じ高さにすることが出来るので、電子機器の外観
形状の変化(特に正面)が少なく、コンパクトな状態に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベルトフック取付構造の一実施例の概
略斜視図である。
【図2】図1のベルトフック取付構造の側面図であり、
(A)はノーマルバッテリー装着時、(B)は大容量バ
ッテリー装着時を示す。
【図3】従来のベルトフック取付構造の一例の斜視図で
ある。
【図4】従来のベルトフック取付構造の他の例の斜視図
である。
【図5】従来のベルトフック取付構造のさらに他の例の
側面図であり、(A)はノーマルバッテリー装着時、
(B)は大容量バッテリー装着時を示す。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 バッテリーパック 2A ノーマルバッテリー 2B 大容量バッテリー 3 ベルトフック 3a 穴 3b 突起 4 バッテリー装着部 5 第1のベルトフック取付部 5a ネジ穴 6 第2のベルトフック取付部(差し込み溝) 6a ネジ穴 7 ネジ 8 段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 平5−32794(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G12B 9/08 H05K 5/02 H04M 1/02 H04B 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体の背面に設けられたバッテリ
    ー装着部にサイズの異なるバッテリーを装着することが
    できる電子機器において、装着されるバッテリーのサイ
    ズに応じて選択的にベルトフックが固定される第1及び
    第2のベルトフック取付部を備えたことを特徴とする電
    子機器におけるベルトフック取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のベルトフック取付構造に
    おいて、第1のベルトフック取付部はケース本体の背面
    に形成され、第2のベルトフック取付部は、前記第1の
    ベルトフック取付部の真下であって前記バッテリー装着
    部とケース本体との間に形成された段部に形成されてい
    る電子機器におけるベルトフック取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のベルトフック取付構造に
    おいて、第1のベルトフック取付部は第1のネジ穴を有
    し、第2のベルトフック取付部は差し込み溝からなり、
    ベルトフックは、装着されるバッテリーのサイズに応じ
    て選択的に、前記第1のネジ穴にネジ留めされるかまた
    は前記差し込み溝に差し込み固定される電子機器におけ
    るベルトフック取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のベルトフック取付構造に
    おいて、ベルトフックは、装着されるバッテリーがノー
    マルバッテリーの場合は前記差し込み溝に差し込み固定
    され、装着されるバッテリーが大容量バッテリーの場合
    は前記第1のネジ穴にネジ留めされる電子機器における
    ベルトフック取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のベルトフック取付構造に
    おいて、第2のベルトフック取付部は、さらに、前記第
    1のベルトフック取付部の第1のネジ穴にアライメント
    された第2のネジ穴を有し、前記差し込み溝に差し込み
    固定されたベルトフックは、さらに前記第1及び第2の
    ネジ穴を貫通するネジでネジ留めされる電子機器におけ
    るベルトフック取付構造。
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