JPH0215340Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0215340Y2 JPH0215340Y2 JP12894983U JP12894983U JPH0215340Y2 JP H0215340 Y2 JPH0215340 Y2 JP H0215340Y2 JP 12894983 U JP12894983 U JP 12894983U JP 12894983 U JP12894983 U JP 12894983U JP H0215340 Y2 JPH0215340 Y2 JP H0215340Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- electrical equipment
- box
- hinge
- leaf spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は配電盤、分離盤、制御盤等の外箱とし
て使用される電気機器収納用箱の改良に関するも
のである。
て使用される電気機器収納用箱の改良に関するも
のである。
(従来技術)
上記のような電気機器収納用箱は箱体の前面に
蓋を通常の蝶番により枢着したものが普通である
が、内部に収納された電気機器の操作や保守点検
の際に蓋が風や自重により閉じて作業の支障とな
る欠点がある。そこで、一部には蓋の内側に支持
棒を取付け、蓋を開いたときに支持棒の先端を箱
体に係止することにより蓋を開いた状態に保持さ
せるようにしたものが用いられているが、蓋の開
閉の都度支持棒を操作する必要があるほか、支持
棒が電気機器の操作や保守点検の邪魔となる等の
問題があつた。
蓋を通常の蝶番により枢着したものが普通である
が、内部に収納された電気機器の操作や保守点検
の際に蓋が風や自重により閉じて作業の支障とな
る欠点がある。そこで、一部には蓋の内側に支持
棒を取付け、蓋を開いたときに支持棒の先端を箱
体に係止することにより蓋を開いた状態に保持さ
せるようにしたものが用いられているが、蓋の開
閉の都度支持棒を操作する必要があるほか、支持
棒が電気機器の操作や保守点検の邪魔となる等の
問題があつた。
(考案の目的)
本考案は前記のような問題点を解消して特別な
操作を必要とすることなく蓋を開いた状態に保持
させることができ、しかも、電気機器の操作や保
守点検作業の邪魔になる部材のない電気機器収納
用箱を目的として完成されたものである。
操作を必要とすることなく蓋を開いた状態に保持
させることができ、しかも、電気機器の操作や保
守点検作業の邪魔になる部材のない電気機器収納
用箱を目的として完成されたものである。
(考案の構成)
本考案は、電気機器を収納した箱体の枠部と蓋
体間に脚部付の蝶番金具を取付け、一方の蝶番金
具の端部を外向きに屈曲させるとともに、反対側
の蝶番金具との間には蓋体の開放端に向かつて開
いた形状に屈曲させた板ばねを設け、蓋体を所定
角度開いたときに前記端部が乗り越える板ばね上
の位置に係合部を突設したことを特徴とするもの
である。
体間に脚部付の蝶番金具を取付け、一方の蝶番金
具の端部を外向きに屈曲させるとともに、反対側
の蝶番金具との間には蓋体の開放端に向かつて開
いた形状に屈曲させた板ばねを設け、蓋体を所定
角度開いたときに前記端部が乗り越える板ばね上
の位置に係合部を突設したことを特徴とするもの
である。
(実施例)
次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明すれば、1は電気機器2を収納した金属製の箱
体であつて、該箱体1の開口部には合成樹脂材よ
りなる枠部3が設けられ、該枠部3には蓋体4が
施蓋される。5は枠部3に固着された箱体1側の
蝶番金具であつて、その両端にはピン挿通孔6付
きの腕部7が突設されている。8は蓋体4に固着
された蓋体4側の蝶番金具であつて、その両端に
突設された腕部9のピン挿通孔10を蝶番金具5
のピン挿通孔6の内側に位置させたうえ止め輪1
1付きのピン12を挿通させることによつて蓋体
4を箱体1の枠部3に枢着している。13は一方
の蝶番金具5の腕部7,7間に小ねじ14によつ
て取付けられた板ばねであつて、蓋体4の開放端
に向かつて開いた形状に屈曲されている。また板
ばね13の前面には球面状の係合部15が突設さ
れている。この係合部15は第3図に示すよう
に、蓋体4が所定角度(例えば90゜)開いたとき
に他方の蝶番金具8の外向きに屈曲された端部1
6が乗り越える位置に突設されたもので、その位
置でこの端部16と板ばね13の係合部15が係
合して蓋体4を所定角度開いた状態に保持するも
のである。なお、板ばね13は蓋体4側の蝶番金
具8に取付けるようにしてもよい。
明すれば、1は電気機器2を収納した金属製の箱
体であつて、該箱体1の開口部には合成樹脂材よ
りなる枠部3が設けられ、該枠部3には蓋体4が
施蓋される。5は枠部3に固着された箱体1側の
蝶番金具であつて、その両端にはピン挿通孔6付
きの腕部7が突設されている。8は蓋体4に固着
された蓋体4側の蝶番金具であつて、その両端に
突設された腕部9のピン挿通孔10を蝶番金具5
のピン挿通孔6の内側に位置させたうえ止め輪1
1付きのピン12を挿通させることによつて蓋体
4を箱体1の枠部3に枢着している。13は一方
の蝶番金具5の腕部7,7間に小ねじ14によつ
て取付けられた板ばねであつて、蓋体4の開放端
に向かつて開いた形状に屈曲されている。また板
ばね13の前面には球面状の係合部15が突設さ
れている。この係合部15は第3図に示すよう
に、蓋体4が所定角度(例えば90゜)開いたとき
に他方の蝶番金具8の外向きに屈曲された端部1
6が乗り越える位置に突設されたもので、その位
置でこの端部16と板ばね13の係合部15が係
合して蓋体4を所定角度開いた状態に保持するも
のである。なお、板ばね13は蓋体4側の蝶番金
具8に取付けるようにしてもよい。
このように構成されたものは、電気機器2を収
納した箱体1の枠部3と蓋体4とにそれぞれ固着
された蝶番金具5,8のピン12を中心として蓋
体4を開けば、蝶番金具5,8のいずれか一方に
取付けられた係合部15付きの板ばね13は他方
の蝶番金具8の端部16により押圧されて撓み、
蓋体4が第3図のように所定角度開いて蝶番金具
8の端部16が板ばね13の係合部15を乗り越
えると端部16が係合部15の下面に当接して蓋
体4をこの状態に保持することができるもので、
電気機器2の操作や保守作業に便利なものであ
る。しかして、閉蓋したい場合には第3図の状態
から蓋体4を強く下方に押せば、蝶番金具8の端
部16は板ばね13を撓ませつつ係合部15を乗
り越えて再び第2図のように蓋体4を閉じた状態
に戻すことができ、蓋体4の強制的な開閉以外の
一切の操作を必要とせずに蓋体4を開いた位置に
保持させたり閉じることができるものである。し
かも、板ばね13は蝶番金具5,8間においてい
ずれか一方の蝶番金具に取付けられていて外部に
露出する部分がほとんどないから、電気機器2の
操作や保守作業の邪魔になることもない。
納した箱体1の枠部3と蓋体4とにそれぞれ固着
された蝶番金具5,8のピン12を中心として蓋
体4を開けば、蝶番金具5,8のいずれか一方に
取付けられた係合部15付きの板ばね13は他方
の蝶番金具8の端部16により押圧されて撓み、
蓋体4が第3図のように所定角度開いて蝶番金具
8の端部16が板ばね13の係合部15を乗り越
えると端部16が係合部15の下面に当接して蓋
体4をこの状態に保持することができるもので、
電気機器2の操作や保守作業に便利なものであ
る。しかして、閉蓋したい場合には第3図の状態
から蓋体4を強く下方に押せば、蝶番金具8の端
部16は板ばね13を撓ませつつ係合部15を乗
り越えて再び第2図のように蓋体4を閉じた状態
に戻すことができ、蓋体4の強制的な開閉以外の
一切の操作を必要とせずに蓋体4を開いた位置に
保持させたり閉じることができるものである。し
かも、板ばね13は蝶番金具5,8間においてい
ずれか一方の蝶番金具に取付けられていて外部に
露出する部分がほとんどないから、電気機器2の
操作や保守作業の邪魔になることもない。
(考案の効果)
本考案は以上の説明からも明らかなように、特
別な操作を必要とせずに蓋体を開いた状態に保持
させることができて、しかも、電気機器の操作や
保守点検の邪魔になる部材のないものであつて、
1種の電気機器収納用箱を縦開き、横開きの2様
に使用することも可能となるもので、構造簡単に
して経済的にも優れた利点と相俟ち従来の電気機
器収納用箱の問題点を解消したものとして実用的
価値極めて大なものである。
別な操作を必要とせずに蓋体を開いた状態に保持
させることができて、しかも、電気機器の操作や
保守点検の邪魔になる部材のないものであつて、
1種の電気機器収納用箱を縦開き、横開きの2様
に使用することも可能となるもので、構造簡単に
して経済的にも優れた利点と相俟ち従来の電気機
器収納用箱の問題点を解消したものとして実用的
価値極めて大なものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
一部切欠斜視図、第2図は蓋体を閉じた状態にお
いて示す要部の断面図、第3図は蓋体を開いた状
態において示す要部の断面図、第4図は蝶番金具
及び板ばねの分解斜視図である。 1:箱体、2:電気機器、3:枠部、4:蓋
体、5:蝶番金具、7,9:腕、8:蝶番金具、
13:板ばね、15:係合部、16:端部。
一部切欠斜視図、第2図は蓋体を閉じた状態にお
いて示す要部の断面図、第3図は蓋体を開いた状
態において示す要部の断面図、第4図は蝶番金具
及び板ばねの分解斜視図である。 1:箱体、2:電気機器、3:枠部、4:蓋
体、5:蝶番金具、7,9:腕、8:蝶番金具、
13:板ばね、15:係合部、16:端部。
Claims (1)
- 電気機器2を収納した箱体1の枠部3と蓋体4
間に脚部7,9付の蝶番金具5,8を取付け、一
方の蝶番金具8の端部16を外向きに屈曲させる
とともに、反対側の蝶番金具5との間には蓋体4
の開放端に向かつて開いた形状に屈曲させた板ば
ね13を設け、蓋体4を所定角度開いたときに前
記端部16が乗り越える板ばね13上の位置に係
合部15を突設したことを特徴とする電気機器収
納用箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12894983U JPS6037282U (ja) | 1983-08-20 | 1983-08-20 | 電気機器収納用箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12894983U JPS6037282U (ja) | 1983-08-20 | 1983-08-20 | 電気機器収納用箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6037282U JPS6037282U (ja) | 1985-03-14 |
JPH0215340Y2 true JPH0215340Y2 (ja) | 1990-04-25 |
Family
ID=30292346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12894983U Granted JPS6037282U (ja) | 1983-08-20 | 1983-08-20 | 電気機器収納用箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037282U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH039349Y2 (ja) * | 1986-12-04 | 1991-03-08 | ||
JPH0723986Y2 (ja) * | 1989-02-03 | 1995-05-31 | シャープ株式会社 | 蓋体の開閉装置 |
JP4629267B2 (ja) * | 2001-06-05 | 2011-02-09 | 三菱電機株式会社 | 開閉装置の収納箱 |
JP6292656B2 (ja) * | 2013-10-16 | 2018-03-14 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 支持構造および電子機器 |
-
1983
- 1983-08-20 JP JP12894983U patent/JPS6037282U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6037282U (ja) | 1985-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0215340Y2 (ja) | ||
JPS59154125U (ja) | 収納箱 | |
JPH0510117Y2 (ja) | ||
JP2000120318A (ja) | 家具等における扉の蝶番 | |
JPS5943231Y2 (ja) | 収納用容器 | |
JPS602314U (ja) | 閉鎖配電盤 | |
JPH0142377Y2 (ja) | ||
JPH02104682U (ja) | ||
JPH024995Y2 (ja) | ||
JPS61196583U (ja) | ||
JPH0128206Y2 (ja) | ||
JP2590904Y2 (ja) | シガレットケース | |
JPS582852Y2 (ja) | 家具の扉開閉装置 | |
JPS62141279A (ja) | 両開き扉 | |
JPH019898Y2 (ja) | ||
JPH049837Y2 (ja) | ||
JPS6311786Y2 (ja) | ||
JPS5985121U (ja) | 湯沸器の注口蓋開閉装置 | |
JPS5864763U (ja) | 出窓の開閉装置 | |
JPS5988622U (ja) | 操作蓋開閉装置 | |
JPH02130972U (ja) | ||
JPH0383973U (ja) | ||
JPH0341975U (ja) | ||
JPS58118780U (ja) | 電子機器モジユ−ルの開閉装置 | |
JPS59203174A (ja) | 扉の固定装置 |