JPH0543429U - スイツチカバーの取付構造 - Google Patents
スイツチカバーの取付構造Info
- Publication number
- JPH0543429U JPH0543429U JP9038091U JP9038091U JPH0543429U JP H0543429 U JPH0543429 U JP H0543429U JP 9038091 U JP9038091 U JP 9038091U JP 9038091 U JP9038091 U JP 9038091U JP H0543429 U JPH0543429 U JP H0543429U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- housing
- cover
- switch cover
- hole
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】筐体内に設けられたプッシュスイッチを、別段
の押圧具を使用することなく、容易に押圧できるスイッ
チカバーの取付構造の提供。 【構成】筐体1内に設けられたプッシュスイッチ7を筐
体1外部から押圧できるように筐体1に形成された穴部
3aを覆うスイッチカバー21の取付構造において、スイッ
チカバー21は軸26を介して回転自在に一端側が筐体1外
面に取り付けられ、他端側には筐体1から離間する方向
に向けてスイッチ押圧部23a が突出させられ、中途部24
が折り曲げ自在とされ、かつ、スイッチ押圧部23a はス
イッチカバー21を軸26を中心に所定角度回転して中途部
24で折り曲げたときに穴部3aに挿入し得るように配置さ
れている。
の押圧具を使用することなく、容易に押圧できるスイッ
チカバーの取付構造の提供。 【構成】筐体1内に設けられたプッシュスイッチ7を筐
体1外部から押圧できるように筐体1に形成された穴部
3aを覆うスイッチカバー21の取付構造において、スイッ
チカバー21は軸26を介して回転自在に一端側が筐体1外
面に取り付けられ、他端側には筐体1から離間する方向
に向けてスイッチ押圧部23a が突出させられ、中途部24
が折り曲げ自在とされ、かつ、スイッチ押圧部23a はス
イッチカバー21を軸26を中心に所定角度回転して中途部
24で折り曲げたときに穴部3aに挿入し得るように配置さ
れている。
Description
【0001】
本考案は、筐体内に設けられたプッシュスイッチを筐体外部から押圧できるよ うに筐体に形成された穴部を覆うべく筐体外面に取り付けられるスイッチカバー の取付構造に関する。
【0002】
図5及び図6に従来の電子機器を示す。
【0003】 この電子機器の筐体1は、図5に示す如く、筐体本体2とパネル3とで構成さ れており、筐体本体2内に電子回路パッケージ5が多数収納され、この電子回路 パッケージ5を覆う状態にパネル3が筐体本体2にねじ止めされて電子機器が構 成されている。
【0004】 ところで、この種の電子機器では緊急時や保守時にのみ用いられるスイッチ( 例えば、リセットボタンや現用機と予備機の切換スイッチ)を設ける必要がある が、この種のスイッチは通常時に誤って操作されないようにする必要がある。そ のため、従来は、保守時等に使用されるプッシュスイッチ7を電子回路パッケー ジ5に取り付けると共に、パネル3側にはこのプッシュスイッチ7のスイッチボ タン7aを筐体1外部から押圧できるよう穴部3aを設け、また、パネル3の外面に はスイッチカバー9をねじ(軸)10を用いて取り付けて通常時には穴部3aを覆う 構成としていた。そして、プッシュスイッチ7を操作する場合には、図6に示す 如く、軸10を中心としてスイッチカバー9を回転して穴部3aを露出させ、この穴 部3aから指等を挿入してスイッチボタン7aを押圧していた。
【0005】 ところが従来の電子機器では、電子回路パッケージ5の実装ピッチが狭い場合 、或いは電子回路パッケージ5,5の間にシールド板12が取り付けられている場 合等の理由で筐体1内に指を差し入れられる隙間が形成されてない場合がある。 このような場合には、プッシュスイッチ7を指で操作することができないため、 ペン先、治工具等の狭い隙間から差し入れられる押圧具を用いてスイッチボタン 7aを押圧せざるを得ないが、緊急時にこのような押圧具がない場合は、プッシュ スイッチ7の操作を行えないという不具合が生じていた。
【0006】
上述の如く、従来の電子機器では、筐体内に設けられたプッシュスイッチの周 囲に指を差し入れる隙間が確保されてない場合は、専用の押圧具を筐体の穴部に 挿入してプッシュスイッチのスイッチボタンを押圧する必要があり、緊急時にこ のような押圧具がない場合は、プッシュスイッチの操作を行えないという不具合 があった。
【0007】 本考案はこのような従来の欠点を解決するべくなされたものであり、筐体内に 設けられたプッシュスイッチを、別段の押圧具を用意することなく、容易に操作 できるスイッチカバーの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
本考案では、内部にプッシュスイッチが設けられこのプッシュスイッチのスイ ッチボタンと対向する部分に穴部が形成された電子機器の筐体と、前記穴部を覆 う状態に前記筐体の外面に取り付けられるスイッチカバーとを具備するスイッチ カバーの取付構造において、前記スイッチカバーは一端側が前記筐体に軸を介し て回動自在に取り付けられ、他端側には前記筐体から離間する方向に向けてスイ ッチ押圧部が突出させられ、中途部が折り曲げ自在とされ、かつ、前記スイッチ 押圧部は前記スイッチカバーを前記軸を中心として所定角度回転した状態で前記 スイッチカバーを折り曲げたときに前記穴部に挿入され得るように配置された構 成となっている。
【0009】 また、筐体に向けて突出させられたスイッチ押圧部をスイッチカバーに設け、 このスイッチ押圧部を筐体穴部に挿入し得る位置までスライドし得る状態でスイ ッチカバーを筐体外面に取り付ける構成としても良い。
【0010】
本考案では、筐体内に設けられたプッシュスイッチを操作する場合には、筐体 の穴部を覆う状態に取り付けられているスイッチカバーを動かしてこのスイッチ カバーに設けられているスイッチ押圧部を穴部に挿入し、このスイッチ押圧部で スイッチボタンを押圧する。
【0011】
以下、本考案の実施例を図1乃至図4を参照して詳述する。
【0012】 図1乃至図3は第1の実施例を説明する図であり、図1(a) は図3(a) のA− A線断面図、図1(b) は図3(b) のB−B線断面図、図2はスイッチカバーの取 付けを示す分解斜視図、図3(a) はスイッチカバーで筐体穴部を覆った状態の正 面図、図3(b) はスイッチカバーのスイッチ押圧部が筐体穴部に挿入された状態 の正面図である。
【0013】 本考案に係るスイッチカバー21は、図2に示す如く、取付板22、カバー本体23 及び取付板22とカバー本体23を連結する蝶番24とで構成されており、取付板22に は皿ネジ(軸)26挿入用の穴部22a が形成され、カバー本体23の下端にはスイッ チ押圧部23a が立設されている。
【0014】 このスイッチカバー21は、図5に示す電子機器の筐体1のパネル3の外面に皿 ネジ26を用いて取り付けられ、パネル3の穴部3aは図1(a) 及び図3(a) に示す 如く、カバー本体23で覆われた状態とされる。また、取付板22の穴部22a は皿ネ ジ26の頭部26a よりも若干大きくされており、スイッチカバー21はこの皿ネジ26 を中心として回転自在とされている。そして、図3(a) に示す位置から矢印a方 向へ回動して一点鎖線で示す状態にスイッチカバー21を位置付け、図1(b) に示 す矢印b方向へカバー本体23を回動すると、カバー本体23のスイッチ押圧部23a が穴部3aに挿入され、スイッチ押圧部23a の先端はプッシュスイッチ7のスイッ チボタン7aと当接する状態に位置付けられる。従って、カバー本体23を押圧しス イッチ押圧部23a を矢印c方向へ移動させるだけで容易にスイッチボタン7aを押 圧することができるものである。
【0015】 このように本例の取付構造では、パネル3の穴部3aを覆っているスイッチカバ ー21に設けられているスイッチ押圧部23a を用いてスイッチボタン7aを押圧する 構成となっているので、例えば電子回路パッケージ5,5間のピッチが狭く指を 挿入できない場合であっても、別段の押圧具を用意しなくともプッシュスイッチ 7の操作を行える。
【0016】 図4は本考案の第2の実施例を説明する図である。
【0017】 本例に係るスイッチカバー28は若干弾性を有する材質で形成されており、上端 側はねじ29で筐体1のパネル3に取り付けられ、下端側にはパネル3に向けてス イッチ押圧部31が突出させられている。また、スイッチカバー28の上端側に形成 されたねじ挿入用の穴部33は上下方向に長くされた長穴となっている。そして、 スイッチカバー28を下方へ移動させた状態では、スイッチカバー28は一点鎖線で 示された位置に位置付けられ、パネル3の穴部3aはスイッチカバー28で覆われた 状態となる。また、スイッチカバー28を上方へ移動させスイッチカバー28を実線 で示す位置に位置付けた状態では、スイッチ押圧部31は穴部3aに挿入されてその 先端はプッシュスイッチ7のスイッチボタン7aと当接する。従って、スイッチカ バー28を押圧し、スイッチ押圧部28を矢印e方向へ移動させることにより、スイ ッチボタン7aを容易に押圧できる。 図4の実施例においてカバー28に弾性を有する材質で形成したが、これに限定 されず、カバー28の中途部を折曲げ自在にすればカバー28は弾性を有さない材質 でもよい。
【0018】
【考案の効果】 以上説明したように本考案のスイッチカバーの取付構造では、筐体の穴部を覆 う状態に取り付られているスイッチカバーを動かしてこのスイッチカバーに設け られているスイッチ押圧部を穴部に挿入することにより、このスイッチ押圧部を 用いて筐体内のプッシュスイッチのスイッチボタンの押圧を行えるので、筐体内 に指を挿入する隙間がない場合であっても、プッシュスイッチの操作を行える。 さらに、スイッチの押圧機能をスイッチカバーに兼用させているので別段の押圧 具を必要とせずいかなるときでもスイッチ操作を行える。
【図1】本考案の第1の実施例の作用を説明する図であ
り、(a) は図3(a) のA−A線断面図、(b) は図3(b)
のB−B線断面図である。
り、(a) は図3(a) のA−A線断面図、(b) は図3(b)
のB−B線断面図である。
【図2】本考案の第1の実施例に係るスイッチカバーの
取付けを示す分解斜視図。
取付けを示す分解斜視図。
【図3】上記スイッチカバーが筐体に取付けられた状態
の正面図であり、(a) は穴部を覆った状態、(b) はスイ
ッチ押圧部が穴部に挿入された状態を示す図。
の正面図であり、(a) は穴部を覆った状態、(b) はスイ
ッチ押圧部が穴部に挿入された状態を示す図。
【図4】本考案の第2の実施例に係るスイッチカバーの
取付構造を示す図であり、(a)は正面図、(b) は(a) の
C−C線断面図。
取付構造を示す図であり、(a)は正面図、(b) は(a) の
C−C線断面図。
【図5】従来の電子機器筐体の分解斜視図。
【図6】上記筐体に取り付けられたスイッチカバーを説
明する図であり、(a) は正面図、(b) は(a) のD−D線
断面図。
明する図であり、(a) は正面図、(b) は(a) のD−D線
断面図。
1 筐体 3a 穴部 7 プッシュスイッチ 7a スイッチボタ
ン 21 スイッチカバー 23a スイッチ押圧
部 24 蝶番 26 軸
ン 21 スイッチカバー 23a スイッチ押圧
部 24 蝶番 26 軸
Claims (2)
- 【請求項1】 電子機器内部にプッシュスイッチが設け
られこのプッシュスイッチのスイッチボタンと対向する
部分に穴部が形成された電子機器の筐体と、前記穴部を
覆う状態に前記筐体の外面に取り付けられるスイッチカ
バーとを具備するスイッチカバーの取付構造において、
前記スイッチカバーは一端側が前記筐体に軸を介して回
動自在に取り付けられ、他端側には前記筐体から離間す
る方向に向けてスイッチ押圧部が突出させられ、中途部
が折り曲げ自在とされ、かつ、前記スイッチ押圧部は前
記スイッチカバーを前記軸を中心として所定角度回転し
た状態で前記スイッチカバーを折り曲げたときに前記穴
部に挿入され得るように配置されていることを特徴とす
るスイッチカバーの取付構造。 - 【請求項2】 電子機器内部にプッシュスイッチが設け
られこのプッシュスイッチのスイッチボタンと対向する
部分に穴部が形成された電子機器の筐体と、前記穴部を
覆う状態に前記筐体の外面に取り付けられるスイッチカ
バーとを具備するスイッチカバーの取付構造において、
前記スイッチカバーは前記筐体に向けてスイッチ押圧部
が突出させられ、かつ、このスイッチ押圧部を前記穴部
に挿入し得る位置までスライドし得る状態で前記筐体に
取り付けられていることを特徴とするスイッチカバーの
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9038091U JPH0543429U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | スイツチカバーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9038091U JPH0543429U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | スイツチカバーの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543429U true JPH0543429U (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=13996967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9038091U Withdrawn JPH0543429U (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | スイツチカバーの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0543429U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010278270A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Chino Corp | 扉支点構造 |
JP2012200562A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機用制御基板の検査準備装置 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP9038091U patent/JPH0543429U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010278270A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Chino Corp | 扉支点構造 |
JP2012200562A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機用制御基板の検査準備装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960208 |