JP2537660Y2 - つまみ取付装置 - Google Patents

つまみ取付装置

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JP2537660Y2
JP2537660Y2 JP1988155244U JP15524488U JP2537660Y2 JP 2537660 Y2 JP2537660 Y2 JP 2537660Y2 JP 1988155244 U JP1988155244 U JP 1988155244U JP 15524488 U JP15524488 U JP 15524488U JP 2537660 Y2 JP2537660 Y2 JP 2537660Y2
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knob
wiring board
printed wiring
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front cabinet
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孝善 山崎
正裕 神取
高志 鳥居
欣吾 西川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ラジオ受信機やテープレコーダ等の音響機
器におけるつまみ取付装置に関するものである。
従来の技術 一般に、押釦方式のつまみ取付装置は、キャビネット
の孔より突出するようにつまみを配置し、プリント配線
基板上のスイッチを操作するように構成していた。
第6図に従来のつまみ取付装置を示す。第6図におい
て、1はつまみ、2は上記つまみと一体成形で形成され
たつまみ取付部材、3は前キャビネット、4はプリント
配線基板、5は上記プリント配線基板に挿入されたスイ
ッチ、6は上記プリント配線基板を上記前キャビネット
に取付ける為のビス、3aは前キャビネットに一体成形さ
れたボス、3bは2のつまみ部材を取付る為のリブであ
る。
上記つまみ1は、一体成形で形成されたつまみ取付部
材2を上記前キャビネット3に有するリブ3bに取付ける
ことにより、取着されている。そして、つまみで操作す
るスイッチ5は、プリント配線基板4に配置され、その
プリント配線基板4はビス6により前キャビネット3に
取付けている。したがって、つまみ1に対向してプリン
ト配線基板1上に取付けたスイッチ5はつまみ1を押す
事により操作される。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来のつまみ取付装置では、つまみ1
は前キャビネット3の内面に、スイッチ5はプリント配
線基板4に各々配置されており、前キャビネット3とプ
リント配線基板4の位置決め固定は、前キャビネット3
のボス3aとビス6で成されている。そのため、つまみ
1、スイッチ5の直近にボス3aを設け、そのボス3aにプ
リント配線基板4を固定しないと、スイッチ5のプリン
ト配線基板4に対する位置決め精度、プリント配線基板
4のボス3aに対する位置決め精度、つまみ1の前キャビ
ネット3に対する位置決め精度によりつまみ1とスイッ
チ5の位置決め精度が悪くなる。特に、プリント配線基
板4のそれはそのままつまみ1とスイッチ5の接近また
は分離となり、つまみ1の操作ストロークが安定せず、
押圧されたまま、または押圧できないというスイッチ1
の動作不良が発生しやすい欠点を有していた。しかも、
複数のスイッチ5を1枚のプリント配線基板4に並べ、
それに対応して同数のつまみ1を1つの前キャビネット
3に設置する場合、位置決めの為に組立精度、加工精度
をより厳しくなければいけないという問題を有してい
た。
また、つまみ1をスイッチ5と共にプリント配線基板
4に取り付けた場合(図示せず)には、つまみ1が前キ
ャビネット3と間接的にしか位置規制されないため、つ
まみ1がずれて傾きを有したり、前キャビネット3と当
接してしまうという問題を有していた。
本考案は上記問題点を解決し、簡単な構成で、組立精
度を向上させ、スイッチの動作不良,つまみの傾きをな
くすことができるつまみ取付装置を提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案のつまみ取付装置
は、プリント配線基板上に取付けたスイッチと、前キャ
ビネットに設けたつまみ透過孔に挿入されスイッチを押
圧操作するつまみと、つまみが弾性片を介して連結さ
れ、弾性ツメと位置決め孔とを有して一体成形で形成さ
れたつまみ取付部材と、前キャビネットに一体成形で形
成された位置決めピンとを備え、弾性ツメはプリント配
線基板と平行な平面上の一方向に弾性変形可能な構造で
あって、先端部にはプリント配線基板に形成された弾性
ツメ取付け用の孔で保持する抜落ち防止機構を有し、位
置決め孔は、つまみ透過孔の近傍に配設された位置決め
ピンに挿入するように構成したことを特徴とするもので
ある。
作用 本考案は上記した構成によって、まず、つまみ取付部
材は、弾性ツメの先端部をプリント配線基板の弾性ツメ
取付け用の孔に挿入し、プリント配線基板と平行な平面
に対して垂直方向には保持し、プリント配線基板と平行
な平面上の一方向には弾性的に自由度を持たせた取付を
行なうことができ、つまみの操作ストロークを安定させ
ることができる。そして、前キャビネットを組立ると同
時に、上記つまみ取付部材に設けた位置決め孔に上記前
キャビネットに設けた位置決めピンが挿入され、プリン
ト配線基板と平行な平面上の一方向の位置合わせを行う
ことができる。
実施例 以下本考案の一実施例のつまみ取付装置について図面
を参照しながら説明する。
第5図は本考案の実施例におけるつまみ取付装置の正面
図である。第1図〜第4図はその断面図であり、第1図
はA−A断面図、第2図はB−B断面図、第3図はC−
C断面図、第4図はD−D断面図である。
第1図〜第5図において、1はつまみ、2はつまみ取
付部材、2aは弾性ツメ、2bは位置決め孔である。つまみ
取付部材2は弾性ツメ2a、位置決め孔2b、弾性片1aで連
結したつまみ1とが一体成形で形成される。ここで、つ
まみ取付部材2は、第5図に示すように、略ロ字状に形
成され、その略ロ字状の中央部にはつまみ1を弾性片1a
を介して配設され、つまみ取付部材2の略ロ字状の形状
の外側部には相対する位置に一対の弾性ツメ2aが配設さ
れ、弾性ツメ2aの近傍には位置決め孔2bが配設されてい
る。
3aはボス、3cは位置決めピン、3dはつまみ透過孔であ
り、これらは前キャビネット3に一体成形で形成され
る。位置決めピン3cはつまみ透過孔3dの近傍に配設さ
れ、つまみ取付部材2の位置決め孔2bに相対して挿入可
能となっている。つまみ透過孔3dは、前キャビネット3
の取付時に当該つまみ1が挿入されるものである。
4はプリント配線基板、5はプリント配線基板4上に
取付けたスイッチであでる。プリント配線基板4はビス
6により前キャビネット3のボス3aに取付け固定されて
いる。4aはプリント配線基板4に形成した弾性ツメ取付
け用の孔であり、弾性ツメ2aを挿入すると、弾性ツメ2a
の先端部に抜落ち防止機構を構成する突起部が形成され
ているので、プリント配線基板の弾性ツメ取付け用の孔
4aを突起部が通過後は、弾性ツメ2aの突起部がプリント
配線基板4のプリント面に引っかかり、弾性ツメ2aの抜
落ちを防止し、つまみ取付部材2をプリント配線基板4
と平行な平面に対して垂直方向に保持させる。したがっ
て、つまみ取付部材2を介してつまみ1をプリント配線
基板4に保持させるものである。ここで、弾性ツメ2a
は、つまみ取付部材2を保持すると共に、その先端が図
1及び図5における左右の方向、すなわち、プリント配
線基板4と平行な平面上の一方向に弾性変形可能であ
り、従ってその弾性ツメ2aの先端が位置決め孔2bの軸心
に対して相対的に移動可能に構成してある。
スイッチ5はプリント配線基板4上に取付けられ、プ
リント配線基板4と平行な平面に対して垂直方向に保持
されたつまみ取付部材2から弾性片1aを介して連結され
たつまみ1と対向する位置に取付けられており、つまみ
1をプリント配線基板4と平行な平面に対して垂直方向
に押すことによりスイッチ5の動作を行う。
以上のように構成されたつまみ取付装置について以下
その組立てを説明する。
まず、プリント配線基板4上にスイッチ5が取付けら
れ、つまみ取付部材2に設けた弾性ツメ2aをプリント配
線基板4の弾性ツメ取付け用の孔4aに、弾性ツメ2aの抜
落ち防止機構の突起部を通過させて挿入すると、抜落ち
防止機構が作用し、弾性ツメ2aはプリント配線基板4に
保持され、つまみ1が一体に形成されたつまみ取付部材
2はプリント配線基板4に取付けられる。これにより、
つまみ取付部材2およびつまみ1は、プリント配線基板
4およびスイッチ5に対し、弾性ツメ2aの弾性変形可能
な範囲において相対的に移動可能に保持される。従っ
て、プリント配線基板4の基板面に平行な平面上の一方
向(図1,5における左右方向)には弾性的に変形可能な
自由度を持たせた取付けがなされ、プリント配線基板4
と平行な平面に対して垂直方向には保持して取付けられ
ることとなる。ここで、つまみ1は、つまみ取付部材2
を介してプリント配線基板4に対し取付けられているた
め、プリント配線基板4上に取付けたスイッチ5とプリ
ント配線基板4の基板面に平行な平面に対して垂直方向
の相対位置が一定となり、当該つまみ1によるスイッチ
5の押圧ストロークは一定に保持されることとなる。そ
して、前キャビネット3を組み込む時、上記つまみ取付
部材2に設けた位置決め孔2bに前キャビネット3からの
位置決めピン3cを挿入する事により、上記つまみ取付部
材2はスイッチ5に対し、プリント配線基板4の基板面
に平行な平面上の一方向の位置合わせが出来、したがっ
て、つまみ取付部材2と一体のつまみ1は、前キャビネ
ット3と当該キャビネット3面に対し、プリント配線基
板4の基板面に平行な平面上の一方向(図1,5における
左右方向)の位置が規制され、つまみ透過孔3dとの位置
ずれを生ずることなくすきまが均一になるよう組立てる
事が出来る。
考案の効果 以上のように本考案は、つまみが一体的に形成された
つまみ取付部材に形成した弾性ツメの作用で、つまみ取
付部材をプリント配線基板に対しプリント配線基板の基
板面に平行な平面上の一方向には弾性的に自由度をもた
せながら、プリント配線基板の基板面に平行な平面に対
して垂直方向には保持することによって、スイッチとつ
まみは共にプリント配線基板に取付けられることにな
り、つまみによるスイッチの押圧ストロークはほぼ一定
に保持され、スイッチの押圧操作性はほぼ均一になり、
スイッチの動作不良を防止できるものである。さらに、
つまみ取付部材に形成した位置決め孔に、前キャビネッ
トに形成した位置決めピンを挿入する作用で、前キャビ
ネット面に対しプリント配線基板の基板面に平行な平面
上の一方向で当該キャビネットに設けたつまみ透過孔に
対するつまみの相対位置を規制することにより、前キャ
ビネットに対するつまみの位置ずれを防止してすきまが
均一になり、偏りや傾きを防止することが出来るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案のつまみ取付装置の一実施例を
示し、第1図は第5図のA−A断面図、第2図は第5図
のB−B断面図、第3図は第5図のC−C断面図、第4
図は第5図のD−D断面図、第5図は同装置の正面図、
第6図は従来のつまみ取付装置を示す断面図である。 1……つまみ、3……前キャビネット、2……つまみ取
付部材、2a……弾性ツメ、2b……位置決め孔、3c……位
置決めピン、4……プリント配線基板、5……スイッ
チ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鳥居 高志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)考案者 西川 欣吾 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実願 昭61−152246号(実開 昭63− 58423号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭60−124505号(実開 昭62− 31822号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭59−86425号(実開 昭61− 1230号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭57−3498号(実開 昭58− 106825号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭61−147760号(実開 昭63− 55338号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭60−25480号(実開 昭61− 142341号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント配線基板上に取付けたスイッチ
    と、 前キャビネットに設けたつまみ透過孔に挿入され前記ス
    イッチを押圧操作するつまみと、 前記つまみが弾性片を介して連結され、弾性ツメと位置
    決め孔とを有して一体成形で形成されたつまみ取付部材
    と、 前キャビネットに一体成形で形成された位置決めピンと
    を備え、 前記弾性ツメは前記プリント配線基板と平行な平面上の
    一方向に弾性変形可能な構造であって、先端部には前記
    プリント配線基板に形成された弾性ツメ取付け用の孔で
    保持する抜落ち防止機構を有し、 前記つまみ取付部材は、前記弾性ツメの先端部を前記プ
    リント配線基板の弾性ツメ取付け用の孔に挿入し、前記
    プリント配線基板と平行な平面上の一方向には弾性的に
    自由度を持たせ、前記プリント配線基板と平行な平面に
    対して垂直方向には保持し、 前記位置決め孔は、前記つまみ透過孔の近傍に配設され
    た前記位置決めピンに挿入され、前記前キャビネットに
    設けた前記つまみ透過孔に対する前記つまみの前記プリ
    ント配線基板と平行な平面上の一方向の相対位置を規制
    するように構成したことを特徴とするつまみ取付け装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58106825U (ja) * 1982-01-14 1983-07-20 松下電器産業株式会社 操作釦装置
JPS611230U (ja) * 1984-06-11 1986-01-07 松下電工株式会社 押釦スイツチの操作器
JPS6231822U (ja) * 1985-08-12 1987-02-25
JPS6358423U (ja) * 1986-10-03 1988-04-19

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