JP2751736B2 - 電子機器の筺体に対する押釦の保持構造 - Google Patents
電子機器の筺体に対する押釦の保持構造Info
- Publication number
- JP2751736B2 JP2751736B2 JP4142453A JP14245392A JP2751736B2 JP 2751736 B2 JP2751736 B2 JP 2751736B2 JP 4142453 A JP4142453 A JP 4142453A JP 14245392 A JP14245392 A JP 14245392A JP 2751736 B2 JP2751736 B2 JP 2751736B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- housing
- push
- fitting
- locking
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的接続のためのプ
ッシュ式スイッチを内部に設けた電子機器の筐体に、該
プッシュ式スイッチをオン/オフ動作する押釦を保持す
るための、電子機器の筐体に対する押釦の保持構造に関
する。
ッシュ式スイッチを内部に設けた電子機器の筐体に、該
プッシュ式スイッチをオン/オフ動作する押釦を保持す
るための、電子機器の筐体に対する押釦の保持構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器の筐体に対して押釦を保
持する場合は、前記筐体にその内部から前記押釦を取り
付け、該押釦の突部に合致する位置にプッシュ式スイッ
チを配置し、前記押釦が前記筐体から脱落しないように
合成樹脂成形品同志の溶着などにより保持していた。
持する場合は、前記筐体にその内部から前記押釦を取り
付け、該押釦の突部に合致する位置にプッシュ式スイッ
チを配置し、前記押釦が前記筐体から脱落しないように
合成樹脂成形品同志の溶着などにより保持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の保持構造
では、前記押釦を保持するための複雑作業、または部材
が必要であり、しかも前記筐体外部から押圧により前記
プッシュ式スイッチに過度の応力が加わらないようにす
るためのみならず、前記押釦が前記筐体外部へ突出しな
いようにするため、前記押釦の周囲にフランジ部を設け
る必要があり、そのために前記押釦より更に大きいスペ
ースを前記筐体の内部に確保する必要があるという問題
点があった。
では、前記押釦を保持するための複雑作業、または部材
が必要であり、しかも前記筐体外部から押圧により前記
プッシュ式スイッチに過度の応力が加わらないようにす
るためのみならず、前記押釦が前記筐体外部へ突出しな
いようにするため、前記押釦の周囲にフランジ部を設け
る必要があり、そのために前記押釦より更に大きいスペ
ースを前記筐体の内部に確保する必要があるという問題
点があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、筐体に対して押釦を保持する
ための複雑な作業、または部材を必要とせず、しかも筐
体内部に押釦より更に大きいスペースを確保する必要の
ない電子機器の筐体に対する押釦の保持構造を提供する
ことにある。
その目的とするところは、筐体に対して押釦を保持する
ための複雑な作業、または部材を必要とせず、しかも筐
体内部に押釦より更に大きいスペースを確保する必要の
ない電子機器の筐体に対する押釦の保持構造を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、電気的接続のためのプッシュ式スイッチを
内部に設けた電子機器の筐体に、該プッシュ式スイッチ
をオン/オフ動作する押釦を保持するための、電子機器
の筐体に対する押釦の保持構造であって、前記押釦は、
押釦本体の内面に小径軸部を突設すると共に該軸部の先
端部にフランジ部と突起部を設けて成り、且つ前記筐体
は、前記押釦本体が外部から嵌合される嵌合部と、前記
押釦本体が嵌合される方向の長孔より成り、この長孔に
前記軸部が嵌合されることにより該軸部の先端を前記プ
ッシュ式スイッチと対応合致する位置に位置決めするガ
イド部と、前記押釦本体を係止する係止部とを具備して
成り、前記押釦本体を前記嵌合部に嵌合すると共に前記
係止部に係止且つ前記軸部を前記ガイド部に嵌合するこ
とにより、前記筐体に対して前記押釦を保持し、更に前
記フランジ部が前記ガイド部周囲に当接し、前記突起部
が前記係止部に嵌合係止することにより、前記押釦が前
記筐体外部へ突出するのを防止することを特徴とするも
のである。
め本発明は、電気的接続のためのプッシュ式スイッチを
内部に設けた電子機器の筐体に、該プッシュ式スイッチ
をオン/オフ動作する押釦を保持するための、電子機器
の筐体に対する押釦の保持構造であって、前記押釦は、
押釦本体の内面に小径軸部を突設すると共に該軸部の先
端部にフランジ部と突起部を設けて成り、且つ前記筐体
は、前記押釦本体が外部から嵌合される嵌合部と、前記
押釦本体が嵌合される方向の長孔より成り、この長孔に
前記軸部が嵌合されることにより該軸部の先端を前記プ
ッシュ式スイッチと対応合致する位置に位置決めするガ
イド部と、前記押釦本体を係止する係止部とを具備して
成り、前記押釦本体を前記嵌合部に嵌合すると共に前記
係止部に係止且つ前記軸部を前記ガイド部に嵌合するこ
とにより、前記筐体に対して前記押釦を保持し、更に前
記フランジ部が前記ガイド部周囲に当接し、前記突起部
が前記係止部に嵌合係止することにより、前記押釦が前
記筐体外部へ突出するのを防止することを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】押釦本体を嵌合部に嵌合すると共に係止部に係
止し且つ軸部を嵌合することにより、筐体に対して押釦
が保持されるので、筐体に対して押釦が保持するために
従来必要としていた複雑な作業、または部材が不要とな
る。また、軸部先端のフランジ部がガイド部周囲に当接
することにより、押釦が筐体外部へ突出しないで、筐体
内部に押釦より更に大きなペースを保持する必要がな
い。
止し且つ軸部を嵌合することにより、筐体に対して押釦
が保持されるので、筐体に対して押釦が保持するために
従来必要としていた複雑な作業、または部材が不要とな
る。また、軸部先端のフランジ部がガイド部周囲に当接
することにより、押釦が筐体外部へ突出しないで、筐体
内部に押釦より更に大きなペースを保持する必要がな
い。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
【0008】(第1実施例)図1は本発明の第1実施例
に係わる電子機器の筐体に対する押釦の保持構造を示す
分解斜視図であり、同図中1は電子機器の筐体で、下面
が開口する平面長方形状をなし、該下面には蓋2が装着
される。筐体1の長さ方向略中間部に位置して、その上
面壁から前面壁に亘って切欠状の嵌合部3が形成されて
いる。この嵌合部3内に位置して筐体1内部には前面壁
側に向かって水平に突出壁4が一体に突設されている。
に係わる電子機器の筐体に対する押釦の保持構造を示す
分解斜視図であり、同図中1は電子機器の筐体で、下面
が開口する平面長方形状をなし、該下面には蓋2が装着
される。筐体1の長さ方向略中間部に位置して、その上
面壁から前面壁に亘って切欠状の嵌合部3が形成されて
いる。この嵌合部3内に位置して筐体1内部には前面壁
側に向かって水平に突出壁4が一体に突設されている。
【0009】この突出壁4には、その突出端側から基端
側に向かって長孔より成るガイド部5が形成されてい
る。
側に向かって長孔より成るガイド部5が形成されてい
る。
【0010】筐体1内には、電気的接続のためのプッシ
ュ式スイッチ7が設けられている。このプッシュ式スイ
ッチ7は、プリント基盤8の上面略中央部に固定されて
筐体1内に収納され、その押圧子7aを操作することに
よりオン/オフ動作するものである。
ュ式スイッチ7が設けられている。このプッシュ式スイ
ッチ7は、プリント基盤8の上面略中央部に固定されて
筐体1内に収納され、その押圧子7aを操作することに
よりオン/オフ動作するものである。
【0011】プッシュ式スイッチ7は押釦9によりオン
/オフ動作される。この押釦9は、水平壁10aと垂直
壁10bとから成る押釦本体10を有している。この押
釦本体10の水平壁10aの内面略中央部には小径軸部
11が一体に突設され、該軸部11の先端部にはフラン
ジ部12が一体形成されている。
/オフ動作される。この押釦9は、水平壁10aと垂直
壁10bとから成る押釦本体10を有している。この押
釦本体10の水平壁10aの内面略中央部には小径軸部
11が一体に突設され、該軸部11の先端部にはフラン
ジ部12が一体形成されている。
【0012】このような構成の押釦9は、次のように筐
体1に保持される。即ち、押釦本体10を筐体1の嵌合
部3内に、その外部から矢印方向に挿入して嵌合する
と、軸部11がガイド部5内に嵌合し、突出壁4の基端
部に設けた小径孔より成る係止部13に突起14が嵌合
係止し、軸部11の先端がプッシュ式スイッチ7の押圧
子7aと対応合致する位置に位置決めされる。該嵌合後
は、突起部14が係止部13に嵌合していることによっ
て、押釦9が筐体1に対して側方に抜け外れないように
係止される。
体1に保持される。即ち、押釦本体10を筐体1の嵌合
部3内に、その外部から矢印方向に挿入して嵌合する
と、軸部11がガイド部5内に嵌合し、突出壁4の基端
部に設けた小径孔より成る係止部13に突起14が嵌合
係止し、軸部11の先端がプッシュ式スイッチ7の押圧
子7aと対応合致する位置に位置決めされる。該嵌合後
は、突起部14が係止部13に嵌合していることによっ
て、押釦9が筐体1に対して側方に抜け外れないように
係止される。
【0013】このようにして押釦9が筐体1に保持さ
れ、該保持状態においては、押釦9が上方へ浮き上がろ
うとしたとき、フランジ部12がガイド部5の周囲に突
出壁4の下面に当設することにより該押釦9が筐体1の
外部上方へ突出しない(浮き上がらない)。
れ、該保持状態においては、押釦9が上方へ浮き上がろ
うとしたとき、フランジ部12がガイド部5の周囲に突
出壁4の下面に当設することにより該押釦9が筐体1の
外部上方へ突出しない(浮き上がらない)。
【0014】このようにして筐体1に保持された押釦9
を押圧操作することにより、その軸部11の先端で押圧
子7aが押圧されて、プッシュ式スイッチ7がオン/オ
フ動作するものである。
を押圧操作することにより、その軸部11の先端で押圧
子7aが押圧されて、プッシュ式スイッチ7がオン/オ
フ動作するものである。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明の電子機器の筐
体に対する押釦の保持構造によれば、押釦本体を嵌合部
に嵌合すると共に係止部に係止し且つ軸部を嵌合するこ
とにより、筐体に対して押釦が保持されるので、筐体に
対して押釦を保持するために従来必要としていた複雑な
作業、または部材が不要となる。また、軸部先端のフラ
ンジ部がガイド部周囲に当設することにより、押釦が筐
体外部へ突出しないで、筐体内部に押釦より更に大きな
ペースを保持する必要がない。
体に対する押釦の保持構造によれば、押釦本体を嵌合部
に嵌合すると共に係止部に係止し且つ軸部を嵌合するこ
とにより、筐体に対して押釦が保持されるので、筐体に
対して押釦を保持するために従来必要としていた複雑な
作業、または部材が不要となる。また、軸部先端のフラ
ンジ部がガイド部周囲に当設することにより、押釦が筐
体外部へ突出しないで、筐体内部に押釦より更に大きな
ペースを保持する必要がない。
【図1】本発明の実施例に係る電子機器の筐体に対する
押釦の保持構造を示す分解斜視図
押釦の保持構造を示す分解斜視図
【符号の説明】 1 筐体 3 嵌合部 5 ガイド部 7 プッシュ式スイッチ 9 押釦 10 押釦本体 11 軸部 12 フランジ部13 係止部 14 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 電気的接続のためのプッシュ式スイッチ
を内部に設けた電子機器の筐体に、該プッシュ式スイッ
チをオン/オフ動作する押釦を保持するための、電子機
器の筐体に対する押釦の保持構造であって、 前記押釦は、押釦本体の内面に小径軸部を突設すると共
に該軸部の先端部にフランジ部と突起部を設けて成り、
且つ前記筐体は、前記押釦本体が外部から嵌合される嵌
合部と、前記押釦本体が嵌合される方向の長孔より成
り、この長孔に前記軸部が嵌合されることにより該軸部
の先端を前記プッシュ式スイッチと対応合致する位置に
位置決めするガイド部と、前記押釦本体を係止する係止
部とを具備して成り、 前記押釦本体を前記嵌合部に嵌合すると共に前記係止部
に係止且つ前記軸部を前記ガイド部に嵌合することによ
り、前記筐体に対して前記押釦を保持し、更に前記フラ
ンジ部が前記ガイド部周囲に当接し、前記突起部が前記
係止部に嵌合係止することにより、前記押釦が前記筐体
外部へ突出するのを防止することを特徴とする電子機器
の筐体に対する押釦の保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142453A JP2751736B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 電子機器の筺体に対する押釦の保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142453A JP2751736B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 電子機器の筺体に対する押釦の保持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05342941A JPH05342941A (ja) | 1993-12-24 |
JP2751736B2 true JP2751736B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=15315668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4142453A Expired - Fee Related JP2751736B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 電子機器の筺体に対する押釦の保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2751736B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56106323U (ja) * | 1980-01-18 | 1981-08-19 |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP4142453A patent/JP2751736B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05342941A (ja) | 1993-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |