JPH0636654A - ノブの取付構造 - Google Patents
ノブの取付構造Info
- Publication number
- JPH0636654A JPH0636654A JP21564092A JP21564092A JPH0636654A JP H0636654 A JPH0636654 A JP H0636654A JP 21564092 A JP21564092 A JP 21564092A JP 21564092 A JP21564092 A JP 21564092A JP H0636654 A JPH0636654 A JP H0636654A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knob
- casing
- hole
- stopper
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ノブの取付構造に関し、ノブをケ
ーシングの外側から取り付けるようにすることにより、
ノブの取り付けの簡素化を図ると共に、ライン工程前の
作業準備を皆無とし、かつノブの不良による交換性を良
好にするノブの取付構造を提供することを目的とする。 【構成】 ノブ７に円形フック１１、復帰ポスト１２、
ストッパフック１３を一体形成する一方、ノブ嵌合穴２
の周縁に沿ったケーシング１の内面に設けた周壁３に、
円形フックと係合する支点穴４、復帰ポストを弾力的に
支持する発条片５及びストッパフックと係合するストッ
パ穴６を設ける。
ーシングの外側から取り付けるようにすることにより、
ノブの取り付けの簡素化を図ると共に、ライン工程前の
作業準備を皆無とし、かつノブの不良による交換性を良
好にするノブの取付構造を提供することを目的とする。 【構成】 ノブ７に円形フック１１、復帰ポスト１２、
ストッパフック１３を一体形成する一方、ノブ嵌合穴２
の周縁に沿ったケーシング１の内面に設けた周壁３に、
円形フックと係合する支点穴４、復帰ポストを弾力的に
支持する発条片５及びストッパフックと係合するストッ
パ穴６を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器のノブの取付
構造に関する。
構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＡＢＳ等の合成樹脂からなるケー
シングのノブの嵌合穴に遊嵌される同様の形状の合成樹
脂からなるノブはケーシングの内側に突設したピンにピ
ン穴を介して嵌め込み、ピンの先端部を溶融して取り付
けたり、あるいはケーシングとＰＣＢ（プリント配線
板）との挟み込みによって取り付ける構造となってい
る。
シングのノブの嵌合穴に遊嵌される同様の形状の合成樹
脂からなるノブはケーシングの内側に突設したピンにピ
ン穴を介して嵌め込み、ピンの先端部を溶融して取り付
けたり、あるいはケーシングとＰＣＢ（プリント配線
板）との挟み込みによって取り付ける構造となってい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のノブの取付構造では、ライン工程前の作業準備が必
要となり、また、熔着のノブが不要になると、その交換
が困難となり、かつケーシングも不良になり、大幅なコ
ストがかかる不具合がある。そこで、本発明は、ノブを
ケーシングの外側から取り付けるようにすることによ
り、ノブの取付の簡素化を図ると共に、ライン工程前の
作業準備を皆無とし、かつノブの不良による交換性を良
好にし得るノブの取付構造を提供することを目的とす
る。
来のノブの取付構造では、ライン工程前の作業準備が必
要となり、また、熔着のノブが不要になると、その交換
が困難となり、かつケーシングも不良になり、大幅なコ
ストがかかる不具合がある。そこで、本発明は、ノブを
ケーシングの外側から取り付けるようにすることによ
り、ノブの取付の簡素化を図ると共に、ライン工程前の
作業準備を皆無とし、かつノブの不良による交換性を良
好にし得るノブの取付構造を提供することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、矩形状のノブ
嵌合穴の周縁に沿ったケーシングの内側に周壁が形成さ
れ、前記周壁の一端両側壁に支点穴が形成されると共
に、周壁の一端壁から他端壁に向かって発条片が形成さ
れ、かつ周壁の他端壁にストッパ穴が形成され、一方、
前記ノブ嵌合穴にケーシングの外側から遊嵌され、かつ
ケーシング内のタクトスイッチを押圧可能な押圧ポスト
を内面に突設した直方体状のノブが、一端両側部に形成
した円形フックを全支点穴に係合して揺動可能に枢支さ
れると共に、内面に突設した復帰ポストの端部を前記発
条片の端部と当接して弾力的に支持され、かつ他端部に
形成したストッパフックを全ストッパ穴に係合して係止
されていることを特徴とする。
嵌合穴の周縁に沿ったケーシングの内側に周壁が形成さ
れ、前記周壁の一端両側壁に支点穴が形成されると共
に、周壁の一端壁から他端壁に向かって発条片が形成さ
れ、かつ周壁の他端壁にストッパ穴が形成され、一方、
前記ノブ嵌合穴にケーシングの外側から遊嵌され、かつ
ケーシング内のタクトスイッチを押圧可能な押圧ポスト
を内面に突設した直方体状のノブが、一端両側部に形成
した円形フックを全支点穴に係合して揺動可能に枢支さ
れると共に、内面に突設した復帰ポストの端部を前記発
条片の端部と当接して弾力的に支持され、かつ他端部に
形成したストッパフックを全ストッパ穴に係合して係止
されていることを特徴とする。
【０００５】
【作用】本発明においては、ケーシングのノブ嵌合穴に
にノブをケーシングの外側から押し込むことにより、ノ
ブがケーシングに外側から取り付けられる。
にノブをケーシングの外側から押し込むことにより、ノ
ブがケーシングに外側から取り付けられる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明のノブの取付構造の実施例を図
面を参照して説明する。図１、図２及び図３は本発明の
ノブの取付構造の一実施例を示す正面図、平面断面図及
び側面断面図である。ＡＢＳ等の合成樹脂からなるフロ
ントケーシング１には、矩形状のノブ嵌合穴２が設けら
れており、このノブ嵌合穴２の周縁に沿ったフロントケ
ーシング１の内側には、周壁３が一体形成されている。
周壁３の一端両側壁（図１においては右端上下壁）に
は、外縁側（図２においては下縁側）を半円形となした
支点穴４がそれぞれ形成されていると共に、周壁３の内
縁側（図２においては上縁側）には、一端壁（図１にお
いては右端壁から他端壁（図１においては左端壁）に向
かう発条片５が形成されており、かつ周壁３の他端壁に
はストッパ６が形成されている。
面を参照して説明する。図１、図２及び図３は本発明の
ノブの取付構造の一実施例を示す正面図、平面断面図及
び側面断面図である。ＡＢＳ等の合成樹脂からなるフロ
ントケーシング１には、矩形状のノブ嵌合穴２が設けら
れており、このノブ嵌合穴２の周縁に沿ったフロントケ
ーシング１の内側には、周壁３が一体形成されている。
周壁３の一端両側壁（図１においては右端上下壁）に
は、外縁側（図２においては下縁側）を半円形となした
支点穴４がそれぞれ形成されていると共に、周壁３の内
縁側（図２においては上縁側）には、一端壁（図１にお
いては右端壁から他端壁（図１においては左端壁）に向
かう発条片５が形成されており、かつ周壁３の他端壁に
はストッパ６が形成されている。
【０００７】一方、ノブ嵌合穴２にフロントケーシング
１の外側から遊嵌される直方体状のノブ７の内面（図２
においては上面）には、フロントケーシング１内に配設
されるＰＣＢ（プリント配線坂）８に取り付けたタクト
スイッチ９を押圧可能な円筒状の押圧ポスト１０が一体
形成されている。ノブ７は、フロントケーシング１と同
様にＡＢＳ等の合成樹脂からなるもので、その一端両側
部（図１においては右端上下側）には、前記各支点穴４
と係合可能な円形フック１１が形成されていると共に、
その内面には、前記発条片５の端部と端部を介して当接
可能な復帰ポスト１２が形成されており、かつその他端
部（図１においては左端部には、前記ストッパ穴６と係
合可能なストッパフック１３が形成されている。
１の外側から遊嵌される直方体状のノブ７の内面（図２
においては上面）には、フロントケーシング１内に配設
されるＰＣＢ（プリント配線坂）８に取り付けたタクト
スイッチ９を押圧可能な円筒状の押圧ポスト１０が一体
形成されている。ノブ７は、フロントケーシング１と同
様にＡＢＳ等の合成樹脂からなるもので、その一端両側
部（図１においては右端上下側）には、前記各支点穴４
と係合可能な円形フック１１が形成されていると共に、
その内面には、前記発条片５の端部と端部を介して当接
可能な復帰ポスト１２が形成されており、かつその他端
部（図１においては左端部には、前記ストッパ穴６と係
合可能なストッパフック１３が形成されている。
【０００８】上記ノブ７をフロントケーシング１のノブ
嵌合穴２に取り付けるには、図４、図５に示すように、
ノブ７をその押圧ポスト１０等がノブ嵌合穴２と対向す
るようにしてノブ嵌合穴２上に持ち来たし、ノブ７をノ
ブ嵌合穴２に押し込むと、両円形フック１１がそれぞれ
の支点穴４に係合して揺動可能に枢支されると共に、ス
トッパフック１３がストッパ穴６に係合してノブ７が係
止され、かつ復帰ポスト１０の端部が発条片５の端部と
当接して弾力的に支持される。そして、図６に示すよう
に、ノブ７の他端部を押すと、ノブ７は円形フック１１
の端部を支点として右回りに揺動され、押圧ポスト１０
の端部がタクトスイッチ９を押して作動させる一方、ノ
ブ７を離すと、ノブ７が発条片５に復帰ポスト１０を介
して復帰移動される。この状態でストッパフック１３が
ストッパ穴６と係合してノブ７の浮き出しが防止され
る。
嵌合穴２に取り付けるには、図４、図５に示すように、
ノブ７をその押圧ポスト１０等がノブ嵌合穴２と対向す
るようにしてノブ嵌合穴２上に持ち来たし、ノブ７をノ
ブ嵌合穴２に押し込むと、両円形フック１１がそれぞれ
の支点穴４に係合して揺動可能に枢支されると共に、ス
トッパフック１３がストッパ穴６に係合してノブ７が係
止され、かつ復帰ポスト１０の端部が発条片５の端部と
当接して弾力的に支持される。そして、図６に示すよう
に、ノブ７の他端部を押すと、ノブ７は円形フック１１
の端部を支点として右回りに揺動され、押圧ポスト１０
の端部がタクトスイッチ９を押して作動させる一方、ノ
ブ７を離すと、ノブ７が発条片５に復帰ポスト１０を介
して復帰移動される。この状態でストッパフック１３が
ストッパ穴６と係合してノブ７の浮き出しが防止され
る。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、ケーシングのノブ嵌合
穴にノブをケーシングの外側から押し込むことにより、
ノブがケーシングに外側から取り付けられるので、従来
のように、ライン工程前の作業準備を行う必要がなくな
ると共に、ノブの不良による交換性を良好にすることが
でき、かつノブ取付作業を簡素にすることができる。
穴にノブをケーシングの外側から押し込むことにより、
ノブがケーシングに外側から取り付けられるので、従来
のように、ライン工程前の作業準備を行う必要がなくな
ると共に、ノブの不良による交換性を良好にすることが
でき、かつノブ取付作業を簡素にすることができる。
【図１】本発明に係るノブの取付構造の一実施例を示す
正面図である。
正面図である。
【図２】図１に示すノブの取付構造の平面断面図であ
る。
る。
【図３】図１に示すノブの取付構造の側面断面図であ
る。
る。
【図４】図１に示すノブの取付構造の分解平面断面図で
ある。
ある。
【図５】図１に示すノブの取付構造の分解正面図であ
る。
る。
【図６】図１に示すノブの取付構造の作用を表わした平
面断面図である。
面断面図である。
１ フロントケーシング ２ ノブ嵌合穴 ３ 周壁 ４ 支点穴 ５ 発条片 ６ ストッパ穴 ７ ノブ ８ ＰＣＢ ９ タクトスイッチ １０ 押圧ポスト １１ 円形フック １２ 復帰ポスト １３ ストッパフック
Claims (1)
- 【請求項１】 矩形状のノブ嵌合穴の周縁に沿ったケー
シングの内側に周壁が形成され、前記周壁の一端両側壁
に支点穴が形成されると共に、周壁の一端壁から他端壁
に向かって発条片が形成され、かつ周壁の他端壁にスト
ッパ穴が形成され、一方、前記ノブ嵌合穴にケーシング
の外側から遊嵌され、かつケーシング内のタクトスイッ
チを押圧可能な押圧ポストを内面に突設した直方体状の
ノブが、一端両側部に形成した円形フックを前記支点穴
に係合して揺動可能に枢支されると共に、内面に突設し
た復帰ポストの端部を前記発条片の端部と当接して弾力
的に支持され、かつ他端部に形成したストッパフックを
前記ストッパ穴に係合して係止されていることを特徴と
するノブの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21564092A JPH0636654A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | ノブの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21564092A JPH0636654A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | ノブの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636654A true JPH0636654A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16675756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21564092A Pending JPH0636654A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | ノブの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636654A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8760590B2 (en) | 2008-08-20 | 2014-06-24 | Funai Electric Co., Ltd. | Attachment structure for control key unit |
| KR101409864B1 (ko) * | 2012-08-27 | 2014-06-27 | 코원에너지서비스 주식회사 | 가스 정압 시설을 원격 모니터링하는 원격 모니터링 시스템 |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP21564092A patent/JPH0636654A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8760590B2 (en) | 2008-08-20 | 2014-06-24 | Funai Electric Co., Ltd. | Attachment structure for control key unit |
| KR101409864B1 (ko) * | 2012-08-27 | 2014-06-27 | 코원에너지서비스 주식회사 | 가스 정압 시설을 원격 모니터링하는 원격 모니터링 시스템 |
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