JP2586703Y2 - ツマミ機構 - Google Patents

ツマミ機構

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JP2586703Y2
JP2586703Y2 JP1991005514U JP551491U JP2586703Y2 JP 2586703 Y2 JP2586703 Y2 JP 2586703Y2 JP 1991005514 U JP1991005514 U JP 1991005514U JP 551491 U JP551491 U JP 551491U JP 2586703 Y2 JP2586703 Y2 JP 2586703Y2
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誠 三浦
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は電子機器のパネルに設
けたシーソー式ツマミの機構に関する。
【0002】
【従来技術】従来、シーソー式ツマミは図5及び図6に
示す様なツマミ機構が提供されていた。
【0003】図において、11は電子機器前面のパネル、
11a はツマミ用にパネル11に設けた孔、11b はパネル11
に2つ設けた軸の支持部、11c はパネルの表面部、12は
操作用のシーソー式のツマミ、12a はツマミ12の目隠し
用ツバ、12b はツマミ12の背面部、12c はツマミ12の背
面部12b の中央に設けた軸受部、12d ,12e は背面部12
b の両端にスイッチを作動する様に設けた突起部、13は
ツマミ12の回動支点となる軸、14はプリント基板、15,
16はプリント基板14にマウントされ突起部12dまたは12c
に押圧されて動作するスイッチである。
【0004】図5及び図6に示す様に、従来のツマミ機
構では、パネル11の支持部11b ,11b によって、ツマミ
12の回動支点となる軸13を支持し、この軸13にパネル11
の表面部11c から、ツマミ12の突起部12d ,12e を挿入
し、ツマミ12を押して軸受部12c の開き部から軸13を嵌
め込む。
【0005】これによりツマミ12は矢印X方向に回動す
る。例えば、ツマミ12の端部12f を押すとツマミ12は反
時計方向に回動し、突起部12d がスイッチ15を作動す
る。ツマミ12の端部12g を押すと、前記と同様にしてス
イッチ16が作動される。
【0006】なお、ツマミ12は左右のどちらに傾いて
も、元の姿勢に戻る様に図示していないクッション部材
で水平位置に付勢されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のツマミ機構は、ツマミを他のツマミ類とは違って、パ
ネルの表側から孔に挿通する機構になっているため、組
立工程が別工程となり作業性が悪かった。
【0008】また、パネル表面に傷をつけない様に十分
注意しなければならず、このことからも作業能率が悪く
なっていた。
【0009】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、組立作業性のよいツマミ機構を提供するところにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】開口部を有するパネルを
備え、このパネルの開口部を挿通して回動自在にシーソ
ーツマミを設けると共にこのシーソーツマミを回動自在
に支持する支持部材を設け、このパネルの背面にはプリ
ント基板を設置し、このプリント基板上にシーソーツマ
ミの先端部が当接するスイッチを配置した電子機器のツ
マミ機構において、略長方形の開口部1aを有しこの開
口部の裏面に突設したボス1dと、この開口部1a長手
方向の略中央裏面に凹部1cとを設けたパネル1と、前
記パネルの略長方形の開口部1aに挿通し両端の背面部
に夫々突出した突起部2e、2fと、長手方向の両側面
略中央部に夫々前記パネル1の凹部1cと係合するよう
に突出した第1の凸部2cと、背面部2aの略中央部に
第2の凸部2gとを設けたツマミ2と、前記ツマミ2の
突起部2e、2fが貫通する孔3aと、第2の凸部2g
が遊挿する孔3bとを有し、且つ、前記ツマミ2の背面
部2aに重着しツマミ2を付勢する弾力を有するクッシ
ョン部材3と、前記クッション部材3の孔3aに対応し
て前記ツマミ2の突起部2e、2fが貫通する孔4a
と、前記クッション部材3を前記パネル1方向に押圧し
支持するように前記パネル1の裏面に突設した前記ボス
1dに対応して係止するようにした取り付け孔4bを設
けた支持部材とを備え、ツマミ2の略中央部を押して前
記第2の凸部2gと前記支持部材4とが当接した時前記
第2の凸部2gがツマミ2の回動支点となってスイッチ
を作動する様に構成したものである。
【0011】また、この支持部材は押さえ金具で構成し
たものである。
【0012】
【作用】この考案によれば、ツマミの端部を押すと、第
1の凸部を回動支点としてツマミは回動し、ツマミの背
面部に設けた突起部により、スイッチを押圧し作動す
る。この時ツマミ支持部材によって挾持されたクッショ
ンの弾力によって、押圧して傾斜したツマミは、押圧を
解除すると元の水平状態に戻る。
【0013】また、ツマミの中央部近傍を押されてツマ
ミがやや引っ込み、第2の凸部が支持部材に当接する
と、ツマミはこの第2の凸部を回動支点として、左右ど
ちらかに回動する。
【0014】
【実施例】この考案に係るツマミ機構の実施例を図1乃
至図4に基づき説明する。
【0015】なお、従来例と同一部分には同一符号を付
してその説明を省略する。
【0016】図において、1は電子機器の表面に設けた
パネル、1aはツマミ用の孔、1bは孔1aの周縁に設けたガ
イド部、1cはツマミの第1の凸部と係合しツマミを回動
自在に支持する様にガイド部1bの上下2箇所に設けた凹
部、1dはネジを螺合する孔を有したボス、2は操作用の
ツマミ、2aはツマミ2の背面部、2bは背面部2aに設けた
隙間隠しのツバ、2cはツマミ2の背面部2a中央に回動支
点となる様にツマミ2の側面部即ち図1の正面及び裏面
から突出させて設けた第1の凸部、2dは第1の凸部2cの
半円形状をした頂部、2e,2fはツマミ2の背面部2aの左
右両端にスイッチを作動する様に設けた突起部、2gはツ
マミ2の背面部2aの中央に位置し図1の正面から裏面の
方向で、且つ、ツマミ2の前面とは反対の向きに設けた
第2の凸部、2hは第2の凸部2gの半円形状をした頂部、
2i,2jはツマミ2前面の左端部及び右端部、2kは第1及
び第2の凸部2c,2gが3角形状をした頂部、3はツマミ
2の背面部2aを押圧しツマミ2をパネル1の方向へ付勢
しつつ姿勢を水平に支持するクッション、3aはツマミ2
の2つの突起部2e,2fの逃げ孔、3bはツマミ2の第2の
凸部2gの逃げ孔、4はクッション3を押圧し支持する支
持部材で本例では鋼板製の押え金具、4aはツマミ2の突
起部2e,2fの逃げ孔、4bはネジ用の孔、5はネジであ
る。
【0017】図1乃至図4に示す様に、本考案のツマミ
機構では、パネル1のガイド部1bの上面及び下面に設け
た凹部1c,1cに、パネル1の裏側からツマミ2を孔1aに
挿通しつつツマミ2に設けた第1の凸部2c,2cを係合す
る。次に、突起部2e,2fがクッション3の避け孔3a,3a
に挿通する様にして、クッション3を押え金具4とツマ
ミ2で挾み、押え金具4をパネル1にネジ5で固定す
る。
【0018】これにより、クッション3は圧縮され、ツ
マミ2をパネル1の表面方向に押圧しつつ回動自在に支
持する。
【0019】この様にしてツマミ2を取り付けたパネル
1を、図示していないフロントシャーシに取り付けてい
る。
【0020】図2に示す様に組み立てられたツマミ2の
左端部2iを押すと、ツマミ2は第1の凸部2c,2cを支点
として反時計方向に回動し、突起部2eがスイッチ15を押
圧し作動する。ツマミ2の右端部2jを押すと前記と同様
にしてスイッチ16が突起部2fにより作動される。
【0021】図3に示す様に、ツマミ2の中央部を押す
と、ツマミ2はやや引っ込み第2の凸部2gと押え金具4
とが当接する。この時、左右の突起部2e,2fと2つのス
イッチ15,16との隙間Lは適正に設けられているので、
2つのスイッチ15,16は作動されないが、図示した矢印
Pの様に少し右へ寄った位置を押すと、ツマミ2は第2
の凸部2gを支点として時計方向に回動しスイッチ16を作
動する。
【0022】ツマミ2は押されると左右どちらかに回動
し傾斜するが、押圧を解除するとクッション3の弾力に
よって元の水平状態に戻る。
【0023】第1及び第2の凸部2c,2gの頂部2d,2hの
形状は両者共半円形であるが、図4に示す様に3角形状
の頂部にしてもよい。
【0024】
【考案の効果】この考案に係るツマミ機構によれば、上
述の様に構成したので、ツマミをパネルの孔に裏側か
ら、他のツマミ類と同様に挿通すればよいので、作業性
が非常によくなる。
【0025】また、パネルに傷をつける心配がなく、特
別な配慮が不要となり、このことからも作業能率がよく
なる。
【0026】しかも、ツマミをこのツマミの両側面略中
央部から突出させて設けた第1の凸部と、このツマミを
パネルに対して位置決めするようにパネルの裏面に設け
た凹部とが係合して回動自在で位置決めするので、取り
付けられたツマミが不揃いになることもなく均一に位置
決めができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の平面分解図である。
【図2】同平面断面図である。
【図3】同ツマミの第2の凸部と押え金具とが当接した
状態を示す平面断面図である。
【図4】同第1及び第2の凸部の頂部形状を示す拡大平
面図である。
【図5】従来例の平面断面図である。
【図6】同要部を示す背面図である。
【符号の説明】
1 パネル 1a 孔 1b ガイド部 1c 凹部 1d ボス 2 ツマミ 2a 背面部 2b ツバ 2c 第1の凸部 2g 第2の凸部 2d,2h 頂部 2e,2f 突起部 2i 左端部 2h 右端部 2k 3角形状の頂部 3 クッション 3a,3b 孔 4 押え金具 4a,4b 孔 5 ネジ 14 プリント基板 15,16 スイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有するパネルを備え、このパネ
    ルの開口部を挿通して回動自在にシーソーツマミを設け
    ると共にこのシーソーツマミを回動自在に支持する支持
    部材を設け、このパネルの背面にはプリント基板を設置
    し、このプリント基板上の2カ所にシーソーツマミの各
    先端部が当接するスイッチを配置した電子機器のツマミ
    機構において、 略長方形の開口部(1a)を有しこの開口部の裏面近傍
    に突設したボス(1d)と、この開口部(1a)の長手
    方向両側面略中央部裏面に夫々開口した凹部(1c、1
    c)とを設けたパネル(1)と、 前記パネルの略長方形の開口部(1a)に挿通し両端の
    背面部に夫々突出した突起部(2e、2f)と、長手方
    向の両側面略中央部に夫々前記パネル(1)の凹部(1
    c)と係合するように突出した第1の凸部(2c、2
    c)と、背面部(2a)の略中央部に第2の凸部(2
    g)とを設けたツマミ(2)と、 前記ツマミ(2)の突起部(2e、2f)が貫通する孔
    (3a、3a)と、第2の凸部(2g)が遊挿する孔
    (3b)とを有し、且つ、前記ツマミ(2)の背面部
    (2a)に重着しツマミ(2)を付勢する弾力を有する
    クッション部材(3)と、 前記クッション部材(3)の孔(3a、3a)に対応し
    て前記ツマミ(2)の突起部(2e、2f)が貫通する
    孔(4a、4a)と、前記クッション部材(3)を前記
    パネル(1)方向に押圧し支持するように前記パネル
    (1)の裏面に突設した前記ボス(1d)に対応して係
    止するようにした取り付け孔(4b)を設けた支持部材
    (4)とを備え、 ツマミ(2)の表面略中央部を押して前記第2の凸部
    (2g)と前記支持部材(4)とが当接した時前記第2
    の凸部(2g)がツマミ(2)の回動支点となってスイ
    ッチを作動する様に構成したことを特徴とするツマミ機
    構。
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JPH0242292U (ja) * 1988-09-19 1990-03-23
JPH02110136U (ja) * 1989-02-21 1990-09-04

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