JPH07235242A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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Publication number
JPH07235242A
JPH07235242A JP6022763A JP2276394A JPH07235242A JP H07235242 A JPH07235242 A JP H07235242A JP 6022763 A JP6022763 A JP 6022763A JP 2276394 A JP2276394 A JP 2276394A JP H07235242 A JPH07235242 A JP H07235242A
Authority
JP
Japan
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operation knob
fulcrum
switch
boss
operating
Prior art date
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Pending
Application number
JP6022763A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Watanabe
渉 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
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Publication of JPH07235242A publication Critical patent/JPH07235242A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls

Landscapes

  • Tumbler Switches (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】容易に組み立てられ操作時に誤動作を生ずるこ
とが無いスイッチ装置を提供する。 【構成】操作ノブ2にボス3a,3bと平板状の支点7
を形成する。操作ノブ2とフレーム5の間にヒンジ4
a,4bを形成する。ガイド22の頂部に略V字の断面
を持つ溝状の支点受け24を形成する。基板33にスイ
ッチ34a,34bを取り付ける。操作部1の爪6とガ
イド部21の爪25を基板孔37,38に挿嵌して基板
33に取り付ける。基板33のスイッチ34a,34b
の頂部35a,35bに、ボス3a,3bの先端部を所
定の間隔で対向させ、例えば、操作表示部2a側を押す
と、支点7と支点受け24の当接部を中心として操作ノ
ブ2が回動し、ボス3aで頂部35aが押圧されてスイ
ッチ34aはオン状態となる。ヒンジ4aは屈曲しヒン
ジ4bは伸長する。操作表示部2a側を押すのをやめる
と、ヒンジ4a,4bの復元力によって、元の状態に復
帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば電子機器の動
作等を切り換えるために用いて好適なスイッチ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器のボリューム調整などを
行うためにシーソー状に動く操作スイッチが知られてい
る。この操作スイッチの構成は、例えば、基板上にタク
トスイッチを設け、操作ノブにボスを突設し、操作ノブ
が操作されることで操作ノブに設けたボスがタクトスイ
ッチを押すという構成が採られていた。図6は従来の操
作スイッチの構成を示している。
【0003】図6において、15は操作ノブである。こ
の操作ノブ15の内面中央部には3本のボス3a,3
b,3cが所定の間隔をもってほぼ一直線状に突設され
ている。操作ノブ15の両端面には操作ノブ15を取り
付けるための爪6が形成されている。
【0004】機器の操作面のパネル30には、操作ノブ
15のボス3a,3b,3cが貫通するボス用孔41が
形成されると共に、操作ノブ15の爪6を嵌合させるた
めの爪用孔40が形成されている。パネル30には、爪
用孔40、ボス用孔41を操作ノブ15のボス3a,3
b,3cおよび爪6が貫通するように操作ノブ15が挿
嵌されて、パネル30から外れないように取り付けられ
ている。なお、操作ノブ15とパネル30の間には、コ
イルバネ16が圧縮された状態で介在されており、この
コイルバネ16の中心部をボス3cが貫通している。こ
のため、操作ノブ15が付勢された状態とされる。
【0005】基板33には、機器を操作するためのタク
トスイッチ34a,34bが取り付けられている。この
タクトスイッチ34a,34bは、頂部35a,35b
が押されている間だけスイッチがオン状態とされる。
【0006】操作ノブ15が取り付けられたパネル30
には、操作ノブ15のボス3a,3bの先端部が基板3
3のタクトスイッチ34a,34bの頂部35a,35
bと所定の間隔を持って対向するように基板33が取り
付けられる。
【0007】このように構成されたスイッチ装置におい
て、操作ノブ15のボス3a側が押された場合、操作ノ
ブ15はバネ力が加わるボス3c部を支点として回動さ
れる。この回動によって、ボス3aの先端部がタクトス
イッチ34aの頂部35aを押圧して、タクトスイッチ
34aはオン状態とされる。なお、操作ノブ15のボス
3bはタクトスイッチ34bの頂部35bを押圧せず、
タクトスイッチ34bはオフ状態が保持される。次に、
操作ノブ15のボス3b側が押された場合、ボス3a側
が押された場合と同様に、ボス3bの先端部がタクトス
イッチ34bの頂部35bを押圧して、タクトスイッチ
34bはオン状態とされ、操作ノブ15のボス3aはタ
クトスイッチ34aの頂部35aを押圧せず、タクトス
イッチ34aはオフ状態が保持される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスイッ
チ装置において、操作ノブ15の略中央部が押された場
合、操作ノブ15のボス3c部に取り付けられたコイル
バネ16が圧縮されるため、操作ノブ15はボス3c部
を支点とする回動が行われない。このため、ボス3aの
先端部がタクトスイッチ34aの頂部35aを押圧する
と共に、ボス3bの先端部がタクトスイッチ34bの頂
部35bを押圧し、タクトスイッチ34aとタクトスイ
ッチ34bの2つのスイッチがオン状態とされてしま
う。
【0009】また、この装置の組立時において、操作ノ
ブ15とパネル30の間にコイルバネ16を圧縮した状
態で介在させるため、組立が煩雑であった。
【0010】そこで、この発明ではスイッチを容易に組
み立てることができると共に、スイッチの操作時に誤動
作を生ずることが無いスイッチ装置を提供するものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスイッチ
装置は、複数のスイッチを有するスイッチ手段と、スイ
ッチ手段のスイッチを選択的に操作すると共に支点部を
有する押圧部並びにこの押圧部を弾性部を介して弾性的
に保持する保持部からなる操作手段と、操作手段の支点
部を支持する支持部を有する支持手段とを有し、操作手
段の押圧部を押圧するとき、この押圧部は支点部を中心
に回動して押圧位置に対応するスイッチ手段のスイッチ
を操作すると共に、押圧を止めたとき押圧部は弾性部の
弾性によって元の位置に復帰するものである。
【0012】請求項2記載のスイッチ装置は、操作手段
が2つの押圧部を有し、操作手段の支点部と支持手段の
支持部が線状に当接するよう操作手段の支点部と支持手
段の支持部の一方を凸状とし他方を凹状に形成するもの
である。
【0013】
【作用】請求項1の発明においては、操作手段の押圧部
が保持部で弾性的に保持された状態で支点部を中心とし
て回動しスイッチ操作が行われる。そのため、操作手段
を押すことにより確実にスイッチを操作できると共に、
操作手段の支点部を押しても支点部を中心に設けられた
複数のスイッチが同時に操作されることがない。また、
操作手段を押すことを止めると保持部の弾性力によって
操作を停止することが可能となり、さらに、支点部と操
作部と保持部が一体形成されているためにバネを必要と
しないことから容易に組立が可能となる。
【0014】請求項2の発明においては、支点部と支持
部が線状に当接するものであり、支点部と支持部の当接
する部分を中心として操作手段の操作部が回動される。
このため、操作手段の支点部を押しても支点部を中心に
設けられた複数のスイッチが同時に操作されることを防
止することが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、図1参照しながら、この発明に係るス
イッチ装置の第1実施例について説明する。この図にお
いて、図6と対応する部分については同一符号を付し、
その詳細な説明は省略する。
【0016】第1実施例のスイッチ装置は図1に示すよ
うに、操作部1とガイド部21が基板33に取り付けら
れることで一体となって構成されるものである。
【0017】まず、1の操作部について説明する。操作
部1は例えばABS樹脂などで一体形成される。操作部
1の操作ノブ2の内面両端部には2本のボス3a,3b
が突設され、中央部には平板状の支点7が形成される。
この支点7は、後述するように操作ノブ2が操作部1の
支点7とガイド部21の支点受け24の当接部を中心と
して回動できるように、先端部が丸くあるいはくさび状
に形成されている。操作ノブ2の両端面とフレーム5の
間には曲げをもつ薄い平板状のヒンジ4a,4bが形成
されており、フレーム5が固定されても操作ノブ2が図
の矢印a方向に移動できるものとされる。フレーム5の
ヒンジ4a,4bが形成された面の外側面にはフレーム
5を取り付けるための爪6が形成される。なお、操作ノ
ブ2の操作面には、光が透過できる操作表示部2a,2
bが形成される。
【0018】次にガイド部21について説明する。ガイ
ド部21も操作部1と同様にABS樹脂等で一体形成さ
れる。このガイド部21は、角柱状のガイド22の対向
する2つの側面に円筒状の照明カバー23a,23bが
形成されると共に、他の2つの側面にガイド部21を取
り付けるための爪25が張り出して形成される。また、
ガイド22の頂部には、操作ノブ2が回動できるように
支点7に対応して略V字の断面を持つ溝状の支点受け2
4が形成される。
【0019】このように形成された操作部1とガイド部
21が取り付けられる基板33には、後述するように、
操作ノブ2が操作されて支点7と支点受け24の当接部
を中心として回動した場合、ボス3a,3bが位置ずれ
することなくタクトスイッチ34a,34bの頂部35
a,35bを押圧できるように、操作ノブ2のボス3a
とボス3bが成す間隔より僅かに幅広い間隔でタクトス
イッチ34a,34bが取り付けられる。また、ガイド
部21の照明カバー23a,23bの間隔と等しい間隔
で、例えばLEDやランプ等の照明装置36a,36b
が取り付けられる。なお、この照明装置は、機器の電源
がオン状態とされたとき発光したり、機器がリモコン装
置で操作されたときに操作に関係付けられて点滅等する
ものである。
【0020】さらに、基板33には操作部1の爪6とガ
イド部21の爪25に対応して基板孔37,38が形成
される。
【0021】基板33には、ガイド部21の爪25が基
板33の基板孔38に挿嵌されてガイド部21が取り付
けられる。このとき、ガイド22の底面が基板33の上
面に当接された状態とされるので、ガイド部22はがた
つき無く基板33に固定される。またこのとき、基板3
3の照明装置36a,36bは、それぞれ円筒状の照明
カバー23a,23bの内部に位置される。
【0022】さらに、この基板33には、操作部1の爪
6が基板33の基板孔37に挿嵌されて操作部1が取り
付けられる。このとき、フレーム5の底面が基板33の
上面に当接された状態とされるので、操作部1はがたつ
き無く基板33に固定される。また、基板33のタクト
スイッチ34a,34bの頂部35a,35bは、それ
ぞれ操作ノブ2のボス3a,3bの先端部と所定の間隔
をもって略対向するものとされる。
【0023】このように基板33に操作部1とガイド部
21が取り付けられた状態では、ガイド部21の支点受
け24のほぼV字の溝に、操作部1の操作ノブ2の内面
に形成された平板状の支点7が合わせられて、支点7の
先端部が支点受け24の溝に当接する状態とされると共
に、ガイド部21の照明カバー23a,23bの上部端
面が操作ノブ2の内面に近接し、さらに照明カバー23
a,23bの円筒の開口部がそれぞれ操作部1の操作ノ
ブ2に形成された操作表示部2a,2bと対向するもの
とされる。
【0024】この操作部1とガイド部21が取り付けら
れた基板33は、操作部1の操作ノブ2がパネル30に
設けられた操作ノブ2よりも広い開口部31にはめ込ま
れ、図示しない取付手段でパネル30に取り付けられ
る。
【0025】第1実施例は以上のように構成される。図
2は操作ノブ2が操作された場合の位置関係を示してい
る。
【0026】図2Aは操作ノブ2が操作されていない状
態を示す。操作ノブ2が操作されていない状態では、ヒ
ンジ4a,4bによって操作ノブ2のボス3a,3bが
タクトスイッチ34a,34bの頂部35a,35bを
押圧しない状態で保持される。また、照明カバー23
a,23bの内部に照明装置36a,36bが位置され
るため、照明装置36a,36bから放射される光は、
操作表示部2a,2bに照射されると共に、操作表示部
2a,2b以外の部分には殆ど照射されることがない。
上述せずも、8は支点7が曲がることの無いように補強
するために設けられた支点補強であり、支点受け24と
当接しないように形成されている。
【0027】図2Bは操作ノブ2が操作された状態を示
す。操作ノブ2の操作表示部2a側が押されると、支点
7と支点受け24の当接部を中心として操作ノブ2が回
動される。この回動によって、操作ノブ2のボス3aの
先端部がタクトスイッチ34aの頂部35aを押圧し、
タクトスイッチ34aはオン状態とされる。また、この
回動によって、操作ノブ2のボス3bの先端部はタクト
スイッチ34bの頂部35bから離れるように移動さ
れ、タクトスイッチ34bはオフ状態が保持される。こ
のとき、ヒンジ4aは屈曲されると共にヒンジ4bは伸
長される。なお、照明カバー23aは、操作ノブ2より
も低く形成されているため、操作ノブ2が回動されても
操作ノブ2に当接することがない。
【0028】操作ノブ2の操作表示部2a側が押されな
くなると、屈曲されたヒンジ4aと伸長されたヒンジ4
bの復元力によって、操作ノブ2は図2Aの操作されて
いない状態に戻されて、タクトスイッチ34aはオフ状
態とされる。
【0029】なお、図には示されていないが、操作ノブ
2の操作表示部2b側が押される場合も操作表示部2a
が押される場合と同様であり、操作ノブ2の回動によっ
て操作ノブ2のボス3bの先端部がタクトスイッチ34
bの頂部35bを押圧し、タクトスイッチ34bはオン
状態とされ、ボス3aの先端部はタクトスイッチ34a
の頂部35aから離れるように移動されてタクトスイッ
チ34aはオフ状態が保持される。操作ノブ2の操作表
示部2b側が押されなくなると、伸長されたヒンジ4a
と屈曲されたヒンジ4bの復元力によって、操作ノブ2
は図2Aの操作されていない状態に戻されて、タクトス
イッチ34bはオフ状態とされる。
【0030】このように、第1実施例においては、支点
7と支点受け24の当接部を中心として操作ノブ2が回
動されるため、例えば操作ノブ2の中央部を押してもタ
クトスイッチ34aとタクトスイッチ34bが同時にオ
ン状態とされることがなく、誤動作を防止できると共
に、操作ノブ2がヒンジ4a,4bによって弾性的に保
持されているため、コイルバネ等が必要ない。また、ガ
イド部21に照明カバー23a,23bを形成すること
で、照明装置36a,36bから放射される光が、操作
表示部2a,2b以外の部分には殆ど照射されることが
ない。なお、照明カバーは操作ノブ側に一体形成しても
よい。
【0031】さらに、コイルバネが必要とされず、ヒン
ジが操作ノブと一体形成されると共に、照明カバーがガ
イド部に一体形成されているので、組立が容易である。
【0032】次に、図3を参照しながら、この発明に係
るスイッチ装置の第2実施例について説明する。この第
2実施例は第1実施例と同様に操作部1とガイド部21
が基板33に取り付けられることで一体となって構成さ
れるものであり、4つのタクトスイッチを操作できるも
のである。
【0033】操作部1の操作ノブ20は四角形状のベー
ス部20aの中央に円柱状のノブ部20bを載せたよう
な形状とされる。操作ノブ20のノブ部20bの内面中
央部には先端を略円錐状とした支点13が突設され、ベ
ース部20aの4辺の中央部にはボス3a,3b,3
d,3eが突設されている。操作ノブ20のベース部2
0aの側面とフレーム5の間には、略U字状のヒンジ1
2a,12b,12c,12dが形成されており、フレ
ーム5が固定されても操作ノブ20が移動できるものと
される。フレーム5のヒンジ12a,12b,12c,
12dが形成された面の外側面にはフレーム5を取り付
けるための爪6が形成される。
【0034】次にガイド部21について説明する。この
ガイド部21の円柱状のガイド12の側面には、対向し
てガイド部21を取り付けるための爪25が張り出して
形成される。また、ガイド26の頂部にはすり鉢状の支
点受け27が形成される。なお、すり鉢状の支点受け2
7よりも操作ノブ20の支点13の先端部は鋭角的な円
錐状に形成されており、支点13が支点受け27に当接
した状態で、支点13が回動できるものとされている。
【0035】このように形成された操作部1とガイド部
21が取り付けられる基板33には、第1実施例の場合
と同様の理由から、タクトスイッチ34a,34b,3
4d,34eが操作ノブ20のボス3a,3b,3d,
3eの位置より支点13の位置を中心として僅かに外側
に取り付けられている。さらに、操作部1の爪6とガイ
ド部21の爪25に対応して基板孔37,38が形成さ
れる。
【0036】基板33には、第1実施例と同様に、ガイ
ド部21の爪25が基板33の基板孔38に挿嵌されて
ガイド部21が固定され、操作部1の爪6が基板33の
基板孔37に挿嵌されて操作部1が固定される。このと
き、基板33のタクトスイッチ34a,34b,34
d,34eの頂部35a,35b,35d,35eはそ
れぞれ操作ノブ20のボス3a,3b,3d,3eの先
端部と所定の間隔をもって略対向するものとされる。
【0037】このように基板33に操作部1とガイド部
21が取り付けられた状態では、ガイド部21のすり鉢
状の支点受け27には、操作部1の操作ノブ20の内面
に形成された支点13の円錐状の先端部が当接される状
態とされる。
【0038】この操作部1とガイド部21が取り付けら
れた基板33は、操作部1の操作ノブ20がパネル30
に設けられた操作ノブ20よりも広い開口部31にはめ
込まれ、図示しない取付手段でパネル30に取り付けら
れる。
【0039】第2実施例は以上のように構成される。図
4は第2実施例の操作ノブ20が操作されたときの動作
を示している。
【0040】図4Aは操作ノブ20が操作されていない
状態を示す。操作ノブ20が操作されていない状態で
は、ヒンジ12a、12b,12c,12dによって操
作ノブ20のボス3a,3b,3d,3eはそれぞれタ
クトスイッチの頂部35a,35b,35c,35dを
押圧しない状態で保持される。
【0041】図4Bは操作ノブ20のボス3b側が操作
されている状態を示す。操作ノブ20のボス3b側が押
されると、支点受け27に当接した支点13を中心とし
て操作ノブ20が回動される。
【0042】このとき図4Cの側面図に示すように、操
作ノブ20のボス3bの先端部は、タクトスイッチ34
bの頂部35bを押圧して、タクトスイッチ34bはオ
ン状態とされると共に、操作ノブ20のボス3aの先端
部は、タクトスイッチ34aの頂部35aから離れるよ
うに移動されて、タクトスイッチ34aはオフ状態が保
持される。また、ボス3d,3eの先端部は、ボス3
d,3eが僅かに傾くために、タクトスイッチ34d,
34eの頂部35d,35eよりタクトスイッチ34a
側に移動されるが、ボス3d,3eの先端部がタクトス
イッチ34d,34eの頂部35d,35eを押圧する
ことはなく、タクトスイッチ34d,34eはオフ状態
が保持される。
【0043】上述したように操作ノブ20のボス3b側
が押された場合、図4Bに示すように、ヒンジ12a,
12cの操作ノブ20側は操作されていない状態よりも
図の上側に移動され、また、ヒンジ12b,12dの操
作ノブ20側は操作されていない状態よりも図の下側に
移動されて、ヒンジ12a,12b,12d,12eの
それぞれにねじりが加えられる。
【0044】操作ノブ20のボス3b側が押されなくな
ると、ねじりが加えられたヒンジ12a,12b,12
d,12eの復元力によって、操作ノブ20は図4Aの
操作されていない状態に戻される。
【0045】操作ノブ20のボス3a側が押された場合
も同様に、支点受け27に当接した支点13を中心とし
て操作ノブ20が回動されて、ボス3aの先端部がタク
トスイッチ34aの頂部35aを押圧して、タクトスイ
ッチ34aはオン状態とされる。ボス3a側が押されな
くなると、ねじりが加えられたヒンジ12a,12b,
12d,12eの復元力によって、操作ノブ20は図4
Aの操作されていない状態に戻される。
【0046】図4Dは操作ノブ20のボス3e側が操作
されている状態を示す。操作ノブ20のボス3e側が押
されると、操作ノブ20のボス3b側が操作された場合
と同様に、支点13を中心として操作ノブ20が回動さ
れる。このとき、操作ノブ20のボス3eでタクトスイ
ッチ34eがオン状態とされ、操作ノブ20のボス3
a,3b,3dがタクトスイッチ34a,34b,34
dの頂部35a,35b,35dを押圧しないため、タ
クトスイッチ34a,34b,34dはオフ状態が保持
される。
【0047】この操作ノブ20のボス3e側が押された
場合、図4Dに示すように、ヒンジ12a,12bの操
作ノブ20側は操作されていない状態よりも図の上側に
移動され、また、ヒンジ12c,12dの操作ノブ20
側は操作されていない状態よりも図の下側に移動され
て、ヒンジ12a,12b,12d,12eのそれぞれ
にねじりが加えられる。
【0048】操作ノブ20のボス3e側が押されなくな
ると、ねじりが加えられたヒンジ12a,12b,12
d,12eの復元力によって、操作ノブ20は図4Aの
操作されていない状態に戻される。
【0049】操作ノブ20のボス3d側が押された場合
も同様に、支点13を中心として操作ノブ20が回動さ
れて、ボス3dでタクトスイッチ34dがオン状態とさ
れる。ボス3d側が押されなくなると、ねじりが加えら
れたヒンジ12a,12b,12d,12eの復元力に
よって、操作ノブ20は図4Aの操作されていない状態
に戻される。
【0050】なお、上述した第2実施例では、照明装置
や照明カバーおよび操作表示部に関しては記載していな
いが、第1実施例と同様に操作表示部に対応して照明装
置や照明カバーを設けることで同様の作用効果を得られ
ることは勿論である。
【0051】このように、第2実施例においては、円錐
状の支点13とすり鉢状の支点受け27の当接部を中心
とすることで、多方向に操作ノブ20が回動される。こ
のため、タクトスイッチは4つに限られるものではなく
支点13を中心として自由な方向に複数のスイッチを配
置できると共に、良好な操作感を得ることができる。さ
らに、ヒンジを4箇所設けているために操作ノブの安定
性がよく、ヒンジは操作ノブ等と一体形成されているの
で組立も容易である。
【0052】また、支点受け27に支点13の動きを規
制する手段を設けることで、複数のタクトスイッチが同
時に操作されてしまうことを防止できる。例えば、第2
実施例において、ガイド部21の支点受け27を図5に
示すように中心が窪まった十字の溝状としタクトスイッ
チに十字の向きを合わせると、十字方向以外への支点1
3の動きが規制される。そのため、図3に示す操作ノブ
20のボス3b側が押された場合には確実にタクトスイ
ッチ34bの頂部35bが押圧されてオン状態とされる
と共に、操作ノブ20のボス3b側とボス3e側の中間
部が押された場合には支点13の動きが規制されてタク
トスイッチ34b,34eの頂部35b,35eが同時
に押圧されてしまうことがない。
【0053】なお、第1実施例および第2実施例では、
操作部1側に凸状部を設けガイド部21側に凹状部を設
けたが、操作部1側に凹状部を設けガイド部21側に凸
状部を設けても同様の作用効果を得ることができるのは
勿論である。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、操作手段の押
圧部が保持部で弾性的に保持された状態で支点部を中心
として回動しスイッチ操作が行われる。そのため、操作
手段を押すことにより確実にスイッチを操作できると共
に、操作手段の支点部を押しても支点部を中心に設けら
れた複数のスイッチが同時に操作されることがない。ま
た、操作手段を押すことを止めると保持部の弾性力によ
って操作を停止することができ、さらに、支点部と操作
部と保持部が一体形成されているためにバネを必要とし
ないことから容易に組立ができる。
【0055】請求項2の発明によれば、支点部と支持部
が線状に当接するものであり、支点部と支持部の当接す
る部分を中心として操作手段の操作部が回動される。こ
のため、操作手段の支点部を押しても支点部を中心に設
けられた複数のスイッチが同時に操作されることを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスイッチ装置の第1実施例の構
成を示す斜視図である。
【図2】第1実施例の動作状態を示す図である。
【図3】この発明に係るスイッチ装置の第2実施例の構
成を示す斜視図である。
【図4】第2実施例の操作時におけるヒンジの状態を示
す斜視図である。
【図5】第2実施例の支点受けの他の例の構成を示す斜
視図である。
【図6】従来のスイッチ装置の構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 操作部 2,10,15 操作ノブ 3a,3b,3c,3d,3e,11 ボス 4a,4b,12a,12b,12c,12d ヒンジ 5 フレーム 7,13 支点 21 ガイド部 22,26 ガイド 24,27 支点受け 33 基板 34,34a,34b,34d,34e タクトスイッ
チ 35,35a,35b,35d,35e 頂部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスイッチを有するスイッチ手段
    と、 上記スイッチ手段のスイッチを選択的に操作すると共に
    支点部を有する押圧部並びにこの押圧部を弾性部を介し
    て弾性的に保持する保持部からなる操作手段と、 上記操作手段の支点部を支持する支持部を有する支持手
    段とを有し、 上記操作手段の押圧部を押圧するとき、この押圧部は上
    記支点部を中心に回動して押圧位置に対応する上記スイ
    ッチ手段のスイッチを操作すると共に、上記押圧を止め
    たとき上記押圧部は上記弾性部の弾性によって元の位置
    に復帰することを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 上記操作手段は2つの押圧部を有し、上
    記操作手段の支点部と上記支持手段の支持部が線状に当
    接するよう上記操作手段の支点部と上記支持手段の支持
    部の一方を凸状とし他方を凹状に形成することを特徴と
    する請求項1記載のスイッチ装置。
JP6022763A 1994-02-21 1994-02-21 スイッチ装置 Pending JPH07235242A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030055052A (ko) * 2001-12-26 2003-07-02 주식회사 엘지이아이 공기조화기의 운전조작기구
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