JPH0249625Y2 - - Google Patents

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JPH0249625Y2
JPH0249625Y2 JP1985055806U JP5580685U JPH0249625Y2 JP H0249625 Y2 JPH0249625 Y2 JP H0249625Y2 JP 1985055806 U JP1985055806 U JP 1985055806U JP 5580685 U JP5580685 U JP 5580685U JP H0249625 Y2 JPH0249625 Y2 JP H0249625Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機等の電気機器に使
用される押ボタン装置に関する。
(ロ) 従来の技術 キースイツチやプツシユロツク型スイツチを別
体として設けられた押ボタンによつて、オンオフ
駆動させる押ボタン機構における押ボタン本体と
スイツチのスイツチ片との関係は、(A)実開昭57−
25428号公報に記載されている如くスイツチ片と
押ボタンとを嵌合により完全に結合させてしまう
か、(B)実開昭59−33635号公報に記載されている
如くスイツチ片の端面に押ボタンを接触させるよ
うにするかのいずれかの構成が考えられる。
ところで、押ボタン装置を押ボタンの押圧方向
とスイツチの作動軸方向(スイツチ片が押し込ま
れる方向)が直交するような構造に構成する場
合、上記(A)(B)に記載した押ボタン本体とスイツチ
のスイツチ片との関連で次のような問題を惹起す
る。
すなわち、(A)の場合、作動軸(スイツチ片)に
押ボタンを完全に嵌め込んでいるので、押ボタン
を押圧したときにスイツチの作動軸に加わる力の
方向は押ボタンの支点を中心とした円運動である
のに対し、作動軸がスイツチをオンオフ駆動させ
るのは直線運動であるため、これら2つの運動の
軌跡の交点付近に別途支点状の連結部分を必要と
し、このため構造が複雑となるとともにコスト高
となる欠点がある。
一方、(B)の場合、押ボタンとスイツチ片の端面
が単に当接しているだけであるため、上記問題点
は解消されるが、常時押ボタンがスイツチ片の端
面に当接しておくようにするためには、押ボタン
の支点位置を充分考慮し、押ボタンの自重によつ
てスイツチ片の端面に当接するような方法を採ら
なければならず、設計が大変困難である。
また、押ボタンがスイツチ片に軽く当接してい
るだけの場合、その近くにスピーカやトランス等
の振動発生源があると、押ボタンとスイツチ片と
の間で共振音が発生する虞れもあるので、スピー
カやトランスの位置を規制する必要が生じ、部品
配置に制約を生じる。
更に、上記(A)(B)いずれの場合にも、押ボタンの
押圧方向とスイツチの作動軸方向が直交するよう
な構造の押ボタン装置において、押ボタンが複数
個並設される場合、従来スイツチの前後方向の傾
きや位置のバラツキが、押ボタンの押圧部の凸凹
となつて外観に現われ、美観を著しく損なうとい
う欠点がある。特に、各押ボタンに対応して複数
個並設されたスイツチのうち、1個が電源スイツ
チ等に使用されるプツシユロツク型スイツチで、
他のスイツチが選局のアツプダウンスイツチ等に
使用されるようなロツク機構のないスイツチの場
合、プツシユロツク型スイツチがオン状態にある
とき、それに係る押ボタンは他の押ボタンよりス
イツチのロツクストローク分だけ凹んだ状態にあ
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は押ボタンの押圧方向とスイツチの作動
軸方向が直交するような構造の押ボタン装置を、
上記欠点を招来することなく好適に構成するよう
にしたものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、押ボタン本体4の押圧部6の押圧方
向Aに対して、スイツチ16のスイツチ片23の
押し込み方向Bが直交する押ボタン装置に於い
て、 前記押ボタン本体4に設けられ、支軸7,7を
有し前記押圧部6と結ばれた一対の腕部8,8
と、 前記押ボタン本体4に設けられ、この一対の腕
部8,8より延びる一対の脚部12,12と、 前記押ボタン本体4の前記一対の脚部12,1
2を連結して形成され前記スイツチ片23に当接
する当接部13と、 前記一対の腕部8,8内で且つ前記支軸7,7
と前記押圧部6との間の前記押ボタン本体4に設
けられ前記押圧部6に連結される阻止片10と、 前記阻止片10よりこの阻止片10に対して直
角方向に延びる弾性舌片11と、 基板上に固定され、前記支軸7,7を枢支する
ボタン取付台15と、 このボタン取付台15に設けられ、前記、弾性
舌片11に弾性的に当接して押ボタン本体4を上
方へ回動付勢する突起20と、 前記ボタン取付台15に設けられ、前記押ボタ
ン本体4の押圧部6を押下しない状態においては
前記当接部13とスイツチ片23との間に少許〓
間を有するように前記押ボタン本体4の上方への
回動位置を規制する位置決め片21と、を備え
る。
(ホ) 作用 ボタン取付台に枢支された押ボタン本体の押圧
部を押下しない状態においては、弾性舌片の弾性
力によつて位置決め片による規制位置で上方へ回
動が阻止されて当接部とスイツチ片の端面との間
に少許隙間が形成され、押ボタン本体の押圧部を
押下したとき当接部が、押圧部の押圧方向に対し
直角方向の押し込みにより前記スイツチ片が付勢
されて、スイツチが駆動される。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を第1図乃至第7図を参照し
つつ説明する。
第3図は本考案の押ボタン装置が実施されたテ
レビジヨン受像機の外観斜視図を示しており、キ
ヤビネツト1の前枠2の前面操作パネル部3には
複数の操作ボタンが設けられている。
第1図は、上記テレビジヨン受像機を前面操作
パネル部3付近で断面して押ボタン装置の構造を
示す図、第2図はその動作説明のための図、第4
図は押ボタン装置を前方から見た斜視図であつて
押ボタン本体4には、第5図乃至第7図にも示さ
れるように前面操作パネル部3の透孔5に対応し
て配置される押圧部6と、支軸7,7を有する一
対の腕部8,8と、前記腕部8,8の連結部9に
繋がる阻止片10と、該阻止片10に対し直角方
向に延びる弾性舌片11と、前記各腕部8,8か
ら二叉状に延びる脚部12,12と、該一対の脚
部12,12を連結する当接部13とが合成樹脂
により形成されている。
一方、キヤビネツト1内部に取付けられたプリ
ント基板14には、合成樹脂により成型されたボ
タン取付台15、及びブツシユロツク型スイツチ
16がネジ17や半田付け等の手段により固定さ
れている。前記ボタン取付台15の前板18には
前記支軸7を受け入れ押ボタン本体4を枢支する
軸受け部19と、前記弾性舌片11に弾性的に当
接して押ボタン本体4を常時上方へ回動付勢する
突起20と、前記阻止片10との当接によつて押
ボタン本体4の上方への回動位置を規制する位置
決め片21と、前記当接部13の進入を許す窓部
22が一体的に形成されている。
そして、押ボタン本体4の押圧部6を押下しな
い状態においては、第1図の如く弾性舌片11と
突起20との当接によつて上方〔支軸7を中心と
して時計回り方向〕に回動付勢された押ボタン本
体4は阻止片10と位置決め片21との当接によ
つて、押圧部6が前面操作パネル部3の所定の位
置に露出した状態で保持される。この状態におい
ては、プツシユロツク型スイツチ16のスイツチ
片23〔スイツチの作動軸〕の先端面24と当接
部13とは少許隙間lを有するように構成され
る。従つて、近くにスピーカやトランス等の振動
源があつても、耳障りな共振音が発生する虞れが
ない。
次に、弾性舌片11の弾性力に抗して押圧部6
を矢印A方向に押下すると押ボタン本体4は下方
〔支軸7を中心として反時計回り方向〕に回動付
勢され、これによつて当接部13は第2図に示す
ように押圧部6の押圧方向(矢印A)に対し、直
角方向(矢印B)にスイツチ片23を押し込ん
で、プツシユロツク型スイツチ16をオンまたは
オフ状態にする。そして、押圧部6の押圧を解除
すると弾性舌片11の弾性復帰力によつて第1図
の如き状態に戻る訳である。
このように、押圧部6を押下せしめない状態に
おいては押ボタン本体4とスイツチ16とは独立
した状態におかれるように、当接部13とスイツ
チ片23の先端面24との間に隙間lを設けてい
るので、スイツチ16の取付け位置の多少の傾き
や前後方向へのバラツキ、もしくはボタン取付台
15の取付け位置のバラツキを吸収でき、組立作
業に高い精度を要求しなくても済む。また、位置
決め片21によつて押ボタン本体4の回動位置が
規制されるので、押ボタン本体4が複数個揃列さ
れた場合においても各押ボタン本体4の押圧部6
を凸凹にさせることなく面一になるように配設で
きる。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案によれば、押ボタンの押圧
方向とスイツチの作動軸方向に直交するような構
成の押ボタン装置において、プリント基板上に固
定されるスイツチ、ボタン取付台の位置に多少の
バラツキがあつても、スイツチを確実に駆動でき
るものが得られる。
更に、押圧力の加わる押圧部6の近傍に弾性舌
片11を配して、不要な応力が支軸等に作用する
のを抑圧している。更に、この弾性舌片11を形
成するための一部を阻止片10として兼用し、且
つ、これらの押圧部6弾性舌片11阻止片10を
一対の腕部8,8内に設けているので、小型化が
図れる。本願では、構造が簡単で少ない作業工数
で組立てることができ、安価に構成できる。ま
た、押ボタンを複数個揃列させた場合においても
押圧部を凸凹なく配置することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案に関するものであつて、
第1図は本考案の押ボタン装置の構造を断面して
示す図、第2図はその動作説明図、第3図は本考
案が実施されたテレビジヨン受像機の外観斜視
図、第4図は本考案の要部斜視図、第5図は本考
案で使用される押ボタン本体を一部破断して示す
斜視図、第6図はその正面図、第7図はその側面
図である。 4……押ボタン本体、6……押圧部、7……支
軸、11……弾性舌片、13……当接部、14…
…プリント基板、15……ボタン取付台、16…
…プツシユロツク型スイツチ、19……軸受部、
20……突起、21……位置決め片、23……ス
イツチ片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 押ボタン本体4の押圧部6の押圧方方向Aに対
    して、スイツチ16のスイツチ片23の押し込み
    方向Bが直交する押ボタン装置に於いて、 前記押ボタン本体4に設けられ、支軸7,7を
    有し前記押圧部6と結ばれた一対の腕部8,8
    と、 前記押ボタン本体4に設けられ、この一対の腕
    部8,8より延びる一対の脚部12,12と、 前記押ボタン本体4の前記一対の脚部12,1
    2を連結して形成され前記スイツチ片23に当接
    する当接部13と、 前記一対の腕部8,8内で且つ前記支軸7,7
    と前記押圧部6との間の前記押ボタン本体4に設
    けられ前記押圧部6に連結される阻止片10と、 前記阻止片10よりこの阻止片10に対して直
    角方向に延びる弾性舌片11と、 基板上に固定され、前記支軸7,7を枢支する
    ボタン取付台15と、 このボタン取付台15に設けられ、前記、弾性
    舌片11に弾性的に当接して押ボタン本体4を上
    方へ回動付勢する突起20と、 前記ボタン取付台15に設けられ、前記押ボタ
    ン本体4の押圧部6を押下しない状態においては
    前記当接部13とスイツチ片23との間に少許〓
    間を有するように前記押ボタン本体4の上方への
    回動位置を規制する位置決め片21と、 を備える押ボタン装置。
JP1985055806U 1985-04-15 1985-04-15 Expired JPH0249625Y2 (ja)

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JPS61171140U JPS61171140U (ja) 1986-10-23
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716136B2 (ja) * 1972-01-03 1982-04-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716136U (ja) * 1980-06-25 1982-01-27
JPS5797332U (ja) * 1980-12-05 1982-06-15
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Patent Citations (1)

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JPS5716136B2 (ja) * 1972-01-03 1982-04-03

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JPS61171140U (ja) 1986-10-23

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