JP6729849B2 - 操作ユニットの組み付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、操作部の組み付け構造に関する。
ユーザが電子機器を操作するための操作部としては、押しボタンスイッチや、シーソースイッチ、レバー、ボリューム(可変抵抗器)など、種々のものが知られている。例えば、押しボタンスイッチの場合、ユーザによって操作されるボタン部と、ユーザによる押し動作(操作)によって接点の開閉を行う機構部とを備えている。
このような操作部を備えた電子機器では、基板や押しボタンスイッチの機構部を保護するため、或は美感を高めるために、基板や機構部をカバーで覆い、押しボタンスイッチのうち、ユーザによって操作される部分(以下、被操作部分とも称す)を前記カバーに設けた開口から露出するように構成されることが多い。
特開2013−4237号公報 特開平6−30098号公報
上記のように、カバーの開口から操作部の被操作部分を露出させて構成する場合、カバーの開口の位置と、操作部の被操作部分の位置とが一致していなければならず、高い位置精度が求められる。ここで、電子機器に対する操作部の取り付けと、カバーの取り付けを一貫して行う場合には、カバーの開口の位置に応じて操作部の取り付け位置を調整するなど、位置精度を確保するための調整等を行い易い。しかしながら、電子機器に操作部を取り付けるメーカと、この電子機器にカバーを装着するメーカとが異なる場合、位置精度を出しにくいという問題がある。
例えば、電子機器が、車両に搭載するオーディオやナビゲーション装置であった場合、電子機器を製造するメーカが、カバーの無い状態の電子機器を製造して車両メーカへ出荷し、車両メーカが、この電子機器を車両に設置してカバーを装着することがある。この場合、電子機器とカバーが別々に組み立てられるので、電子機器の操作部とカバーの開口の位置精度を確保しにくい。
位置精度が確保できないと、操作部とカバーの開口部とのクリアランス(隙間)を大きく設定しておかなければならないが、隙間が大きいと、製品の美観が損なわれるという問題がある。特に、ボタンやつまみの周囲の隙間が上下左右方向で不均一になっていると(つまり、ボタンやつまみの中心とカバーの開口の中心がずれていると)美観への悪影響が顕著である。
そこで本発明は、操作部の位置を調整可能とする技術の提供を課題とする。
本発明の組み付け構造は、上述した課題を解決するため、
操作部を備える操作ユニットと、
前記操作ユニットを支持する支持体と、
前記操作ユニットと前記支持体の間に、挟持される弾性部材と、
を備え、
前記弾性部材の弾性力により前記操作ユニットが前記支持体に圧接されることで、前記操作ユニットが前記支持体に対して摺動可能に組み付けられる。
上記構成により、操作ユニットの位置を調整することができ、カバーの組み付けが容易となる。例えば、カバーの開口の操作部の一部を挿通させるようにカバーを取り付ける場合に、当該開口の位置精度が低い場合でも、開口の位置に合わせて操作ユニットの位置を調整できるので、カバーを容易に取り付けることができる。
本発明によれば、操作部の位置を調整可能とする技術を提供できる。
図1は、操作ユニットの組み付け構造を斜め前方から視た分解斜視図である。 図2は、操作ユニットの組み付け構造を斜め後方から視た分解斜視図である。 図3は、操作部の組み付け構造を示す図である。 図4は、弾性部材とパネルフレームとの当接部を示す図である。 図5は、弾性シート部材の構成を示す図である。 図6は、弾性シート部材の突部を示す図である。 図7は、位置調整時の突部の状態を示す図である。 図8は、比較例における位置調整時の突部の状態を示す図である。 図9は、比較例における衝突の発生を示す図である。 図10は、変形例1の突部周辺を示す図である。 図11は、変形例2の突部周辺を示す図である。 図12は、実施形態2に係る操作ユニットの組み付け構造を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
〈実施形態1〉
《全体構成》
図1は、操作ユニットの組み付け構造を斜め前方から視た分解斜視図、図2は、操作ユニットの組み付け構造を斜め後方から視た分解斜視図、図3は、操作部の組み付け構造を示す図、図4は、弾性部材とパネルフレームとの当接部を示す図、図5は、弾性シート部材の構成を示す図、図6は、弾性シート部材の突部を示す図である。なお、以下の説明では、Y軸方向が、電子機器の前後方向であり、カバー10を取り付ける側が前、カバー10と反対側が後ろである。また、X軸方向が、電子機器の左右方向、Z軸方向が、電子機器の上下方向である。これらの方向は一例であり、この方向に限定されるものではない。
図1、図2に示されるように、本例の組み付け構造は、ボタンホルダ20、パネルフレーム30、弾性シート部材40、基板50を備え、パネルフレーム30に対してカバー10が取り付けられる。このうち、ボタンホルダ20、弾性シート部材40、基板50が、操作ユニット60を構成する。
ボタンホルダ20は、操作ボタン等のユーザによって操作される被操作部材を当該操作
による移動を可能に保持する部材である。例えば、ボタンホルダ20は、板状のホルダ部21に、複数の押圧操作部(被操作部材)22が前後方向(Y軸方向)へ進退可能に保持されている。また、ボタンホルダ20は、ホルダ部21に、円板状の回転操作部(被操作部材)23がY軸方向を軸に回転可能に保持されている。ボタンホルダ20は、パネルフレーム30の表面側に配置されるフロント部材の一形態である。
パネルフレーム30は、電子機器の前方部に固定され、操作ユニット60を支持する支持体である。
弾性シート部材40は、複数の接点の間の導通又は非導通を切り替えるドーム状のコンタクト部42が形成されている。また、弾性シート部材40は、その一部を隆起させて突部41が形成されている。
基板50は、操作部を構成する素子や、複数の接点等の回路パターン(不図示)が形成されている。基板50は、パネルフレーム30を挟んでボタンホルダ20に固定され、パネルフレーム30の裏面側に配置されるリア部材の一形態である。
《組み付け》
次に、図3を用い、パネルフレーム30に対する操作ユニット60の組み付けについて説明する。なお、図3は、操作ユニット60とパネルフレーム30との間で挟持する突部(弾性部材)41の周辺を主に示し、途中部を省略している。
ボタンホルダ20は、パネルフレーム30の所定の取付位置に設けられた開口31を表面側から塞ぎ、ボタンホルダ20の裏面20aの周縁が、パネルフレーム30の表面30aと接するように配置される。このとき、ボタンホルダ20の裏面20aに立設されたネジ受け部24が、パネルフレーム30の開口31を介して後側に突出する。
そして、基板50の表面に弾性シート部材40を重ねた状態でパネルフレーム30の裏面側に配置し、ネジ穴59を介してネジ61をネジ受け部24に螺合させることで、基板50がボタンホルダ20に対して略平行に所定の距離を隔てて固定される。
このとき弾性シート部材40の表面に設けられた突部(弾性部材)41が、基板50とパネルフレーム30との間に挟持される。具体的には、図3、図4に示されるように、パネルフレーム30の裏面に、基板50側へ突出したリブ33が設けられており、このリブ33の後面と基板50の表面との間で前記突部41が挟持される。
突部41は、前後方向(Y軸方向)の長さL1が、基板50の表面とリブ33の後端との間隔L2よりも長く形成されているため、基板50とリブ33の間で押し縮められた状態で挟持されており、その弾性力によってボタンホルダ20の裏面がパネルフレーム30の表面に圧接される。
このように、操作ユニット60は、ネジ等で固定されたものではなく、パネルフレーム30に対する圧接力によって保持されるので、操作ユニット60をパネルフレーム30との圧接面に沿う方向、即ち本実施形態ではX−Z面内の方向の力が加えられると、パネルフレーム30との圧接面に沿って摺動する。即ち、X−Z面に沿った方向(二次元方向)への位置調整が可能である。
また、リブ33は、パネルフレーム30の裏面に沿う方向、図4の例ではZ軸方向へ長手に形成され、弾性シート部材40の突部41がパネルフレーム30の裏面に沿う方向、図4の例ではX軸方向へ長手に形成され、突部41の長手方向とリブ33の長手方向が直
交するように前記突部41と前記リブ33とが当接して配置されている。
このように、本実施形態では、突部41とリブ33とが当接する構成としたが、リブ33は、必須の構成ではなく、リブ33を省略して、突部41がパネルフレーム30の裏面に当接する構成でも良い。しかし、突部41がリブ33に対してパネルフレーム30の裏面に当接する構成とすると、突部41とパネルフレーム30との接触面積が大きく、摺動時の抵抗が大きくなる。これに対し、突部41の長手方向とリブ33の長手方向が直交するように前記突部41と前記リブ33とが当接する構成では、突部41とリブ33とが交わる限られた面積で点状に当接するので、摺動時の抵抗が小さくなり、操作ユニット60の位置調整を容易にすることができる。
上記のようにボタンホルダ20、弾性シート部材40、基板50が組み付けられることで、基板50の表面に形成された複数の端子(不図示)と、弾性シート部材40のコンタクト部42と、押圧操作部22とがY軸上に並んで配置される。このため、ユーザによって押圧操作部22が、後側へ押されると、押圧操作部22の後端が、ドーム状のコンタクト部42を押しつぶし、コンタクト部42のドーム内に形成されている導電部(不図示)が基板50上の複数の端子と接触して、当該複数の端子間を導通させる。また、ユーザが押圧を止め、押圧操作部22が前側へ戻されると、コンタクト部42の導電部が前記複数の端子から離れて、端子間が非導通とされる。即ち、操作ユニット60における、押圧操作部22、コンタクト部42、基板50上の端子が、押しボタンスイッチ(操作部)を形成している。
また、基板50上には、回転操作に応じた電気信号を生成する素子51が設けられ、操作ユニット60が組み付けられた状態では、回転軸51aの前端が回転操作部23の裏面に設けられた嵌合凹部(図2)23aと嵌合している。このため、ユーザによって、回転操作部23が回転操作されると、素子51は、この回転操作に応じた電気信号を生成する。即ち、回転操作部23及び素子51が操作部を形成している。素子51はたとえば可変抵抗器であったりロータリーエンコーダである。回転操作部23はユーザによる回転操作により例えば、音楽の音量(ボリューム)調整つまみとして使用されたり、ラジオの選局ダイヤル等として使用される。
そして 、操作ユニット60をパネルフレーム30に組み付けた状態で、カバー10が
パネルフレーム30の前側に取り付けられる。このとき、押圧操作部22や回転操作部23がカバー10に設けられた開口12,13に挿通され、ユーザによって操作される被操作部分が前方に露出される。このとき、カバー10の裏面から後方へ向けて突出させた係合凸部11が、ホルダ部21に設けられた穴25に嵌合することで、操作ユニット60がカバー10に対して位置決めされる。つまり、操作ユニット60がパネルフレームに摺動可能に取り付けられているため、カバー10とパネルフレーム30との組み付け誤差を、この摺動により吸収し、カバー10の係合凸部11と、ホルダ部21に設けられた穴25とによる位置決めだけで、押圧操作部22や回転操作部23と、カバー10に設けられた開口12,13との位置決めが可能となる。
《弾性部材の形状》
次に、図5〜図8を用いて、突部41の形状を詳細に説明する。突部41は、弾性シート部材40において、ドーム状のコンタクト部42の基部である平面部分を前側へ隆起させて設けられている。突部41の数は、特に限定されるものではないが、複数設けるのが望ましい。図5(a)の例では、操作部を形成するコンタクト部42及び操作部を形成する素子51が位置する開口49よりも外側に、複数(三つ)の突部41が設けられている。
図5(b)は、図5(a)の突部41付近を拡大して示した図であり、図6は、図5(b)のA−A断面図である。図5(b)、図6に示すように、X−Z面において、突部41の長手方向(X軸方向)と直交する方向(Z軸方向)で突部41と隣接する位置には、凹部41aが突部41の長手方向に沿って溝状に設けられている。これは、図7に示されるように操作ユニット60がZ軸方向へ移動された場合に、突部41の前端がリブ33との摩擦力によって移動方向後側へ傾斜することになるため、凹部41aを設け、この凹部41aを傾斜時の逃げとすることで、突部41が無理なく傾斜できるようにしている。
また、突部41は、パネルフレーム30との当接面、即ち、リブ33との当接面が、パネルフレーム30に向かって凸の曲面で形成されている。これにより例えば、図8に示されるように、突部41のパネルフレーム30との当接面を平面とした場合と比べて、パネルフレーム30との接触抵抗を小さくでき、容易に位置調整を行えるようにしている。なお、本実施形態では、図4に示されるように、パネルフレーム側の当接面であるリブ33の下面も突部41側に向けて突の曲面として、更に接触抵抗を小さくしている。
更に、突部41は、図6に示されるように、突部41内に中空部41bを有しており、適切な弾性力となるように設定されている。例えば、この突部41における中空部41bに占める割合が大きければ弾性力が低くなり、突部41における中空部41bに占める割合が小さければ弾性力が高くなる。なお、高い弾性力を必要とする場合には、中空部41bを設けずに突部41を中実に形成しても良い。
《実施形態の効果》
以上のように、実施形態1では、操作部を備える操作ユニット60と、操作ユニット60を支持するパネルフレーム(支持体)30と、操作ユニットと前記支持体の間に、挟持される突部(弾性部材)41とを備え、突部41の弾性力により操作ユニット60のボタンホルダ20がパネルフレーム30に圧接されることで、操作ユニット60がパネルフレーム30に対して摺動可能に組み付けられる。
この構成により、カバー10を取り付ける場合に、カバー10に対する操作ユニット60の位置を調整でき、カバー10の組み付けが容易となる。具体的には、操作部の被操作部分が挿通されるカバー10の開口12,13の位置精度が低い場合でも、開口12,13の位置と、操作ユニット60の被操作部分の位置を調整できる。
なお、操作ユニット60をパネルフレーム30に対して押圧しつつ摺動させるのではなく、操作ユニット60から突部41を省略して、操作ユニット60をパネルフレーム30との間の自由な移動を可能にすることも考えられるが、この場合、図9に示されるように、突部41を省略した操作ユニット60Aの端部69がパネルフレーム30等と衝突して破損することや、衝突音(ノイズ)が発生することが考えられる。特に、車両に搭載される電子機器の場合、走行中の振動によって、ノイズが発生してしまう。
これに対し、本実施形態の組み付け構造では、突部41の弾性力により操作ユニット60のボタンホルダ20がパネルフレーム30に圧接され、操作ユニット60が特定の位置に保たれるため、衝突による破損や、車両走行時のノイズの発生を防止できる。
また、操作ユニット60は、パネルフレーム30の表面側に配置されるボタンホルダ(フロント部材)20と、パネルフレーム30の裏面側に配置される基板(リア部材)50とを備え、突部41が、パネルフレーム30と基板50との間に挟持されている。
これにより、ボタンホルダ20の裏面が、パネルフレーム30の表面に沿って摺動し、操作ユニット60の位置調整を可能としている。
また、本実施形態では、操作ユニット60に、複数の接点の間の導通又は非導通を切り替えるコンタクト部42が形成された弾性シート部材40が設けられ、突部(弾性部材)41が、弾性シート部材40の一部を隆起させて設けられている。
このように、操作部を構成する弾性シート部材40の一部を弾性部材として用いることで、新たな部品を追加することなく、操作ユニット60をパネルフレーム30設けられてへ圧接する構造をとることができる。即ち、簡易な構成で、操作ユニット60をパネルフレーム30に対して摺動可能に組み付けることができる。
本実施形態では、突部41におけるパネルフレーム30との当接面が、当該パネルフレーム30に向かって凸の曲面としている。
これにより、突部41のパネルフレーム30との接触抵抗を小さくでき、容易に位置調整を行えるようにしている。
本実施形態では、突部41が、パネルフレーム30との当接面に沿う方向(X軸方向)に長手の凸条であり、パネルフレーム30が、基板50側の面から基板50に向かって突出し、当該基板50側の面に沿う方向(Z軸方向)に長手のリブ33を備え、突部41の長手方向とリブ33の長手方向が直交するように前記突部41と前記リブ33とが当接して配置されている。
これにより、突部41とリブ33とが交わる限られた面積で点状に当接するので、摺動時の抵抗が小さくなり、操作ユニット60の位置調整が容易で、どの方向にも滑らかにスライドさせることができる。
本実施形態では、弾性シート部材40の突部41と隣接する位置に凹部41aを設けている。これにより、操作ユニット60を移動させ、突部41の前端がリブ33との摩擦力によって移動方向後側へ傾斜する場合に、この凹部41aを傾斜時の逃げとすることで、突部41が無理なく傾斜できるようにしている。このため、操作ユニット60の位置調整をスムーズに行うことができる。
〈変形例1〉
前述の実施形態1では、突部(弾性部材)41が操作ユニット60とパネルフレーム30との間で挟持され、操作ユニット60の移動に伴って突部41がパネルフレーム30に対して摺動する構成としたが、これに限定されるものではない。本変形例1では、突部41のパネルフレーム30との当接部をパネルフレーム30に固定した例を示す。なお、その他の構成は、前述の実施形態1と同じであるため、同一の要素に同符号を付す等して再度の説明を省略している。
図10は、変形例1の突部41A付近の構成を示す図であり、図10(a)は斜視図、図10(b)はB−B断面図を示す。本変形例1では、パネルフレーム30の裏面に突部410と嵌合する嵌合凹部34を設けている。また、突部410は、弾性シート部材40の一部を隆起させてドーム状に形成されている。
そして、操作ユニット60をパネルフレーム30に組み付けた際、この突部410の先端が、嵌合凹部34に嵌合する。突部410は、実施形態1と同様に操作ユニット60とパネルフレーム30との間で挟持され、弾性力により操作ユニット60をパネルフレーム30に圧接させている。
そして、操作ユニット60にX−Z面内の方向の力が加えられた場合、突部410が撓むことで、操作ユニット60がパネルフレーム30との圧接面に沿って摺動する。即ち、X−Z面に沿った方向(二次元方向)への位置調整を可能としている。
このように本変形例1では、パネルフレーム30の突部410を挟持する位置に、突部410が嵌合する嵌合凹部34を設けている。これにより、パネルフレーム30と突部410との当接位置を正確に位置決めすることができ、位置調整のセンターが正確に決まり、このセンターに対して均等な範囲で位置調整を行うことができる。
〈変形例2〉
前述の変形例1では、パネルフレーム30の裏面に嵌合凹部34を設けることにより、突部41の位置決めを行う構成としたが、これに限定されるものではなく、本変形例2では、パネルフレーム30の裏面に突起部を設けたことにより突部(弾性部材)の位置決めを行う例を示す。なお、その他の構成は、前述の変形例1と同じであるため、同一の要素に同符号を付す等して再度の説明を省略している。
図11は、変形例2の突部410A付近の構成を示す図である。本変形例2では、パネルフレーム30の裏面に突部410Aに嵌入する突起部35を設けている。また、突部410Aは、変形例1と同様に、弾性シート部材40の一部を隆起させてドーム状に形成され、前端に突起部35が嵌入される穴411が設けられている。
そして、操作ユニット60をパネルフレーム30に組み付けた際、この突起部35が、突部410Aの穴411に嵌入する。これにより、突部410Aは、変形例1と同様にパネルフレーム30に対して位置決めされる。
このように本変形例2では、パネルフレーム30の突部410Aを挟持する位置に、突起部35が設けている。これにより、パネルフレーム30と突部410Aとの当接位置を正確に位置決めすることができ、位置調整のセンターが正確に決まり、このセンターに対して均等な範囲で位置調整を行うことができる。
〈実施形態2〉
前述の実施形態1では、弾性シート部材40の一部(突部)を弾性部材として用いたが、これに限定されるものではなく、本実施形態2では、弾性シート部材を備えず、独立した弾性部材を操作ユニット60とパネルフレーム30との間で挟持する例を示す。なお、その他の構成は、前述の実施形態1と同じであるため、同一の要素に同符号を付す等して再度の説明を省略している。
図12は、本実施形態2に係る操作ユニットの組み付け構造を示す図である。図12(a)に示されるように、本実施形態2の操作ユニット60Bは、パネルフレーム30と基板50との間で弾性部材としてのゴムブロック41Cを挟持している。このゴムブロック41Cが、圧縮された状態で挟持され、弾性力によって、操作ユニット60Bにおけるボタンホルダ20の裏面をパネルフレーム30の表面に圧接させている。
このように、弾性シート部材を有しない構造でも、操作ユニット60Bとパネルフレーム30との間でゴムブロック41Cを挟持することで、操作ユニット60Bをパネルフレーム30に対して摺動可能に保持することができる。
なお、弾性部材は、ゴムブロック41Cに限らず、バネなど、他の弾性材料を用いたものでも良い。
また、図12(b)に示されるように、弾性部材41Cをパネルフレーム30とボタンホルダ20との間で保持し、基板50の表面をパネルフレーム30にの裏面に圧接させる構成としてもよい。この場合、基板50をパネルフレーム30に沿って摺動させることで、操作ユニット60の位置を調整することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
10 カバー
20 ボタンホルダ
21 ホルダ部
22 押圧操作部
23 回転操作部
30 パネルフレーム
31 開口
33 リブ
40 弾性シート部材
41,410,410A 突部(弾性部材)
41C ゴムブロック(弾性部材)
42 コンタクト部
49 開口
50 基板
51 素子
51a レバー
60,60A,60B 操作ユニット

Claims (8)

  1. 操作部を備える操作ユニットと、
    前記操作ユニットを支持する支持体と、
    前記操作ユニットと前記支持体の間に、挟持される弾性部材と、
    を備え、
    記操作ユニットが前記支持体の所定面当接し、前記所定面に沿って摺動可能に組み付けられると共に、前記弾性部材が、前記操作ユニットを前記所定面に押圧して前記操作ユニットの前記所定面に対する位置を保持する操作ユニットの組み付け構造。
  2. 前記操作ユニットが、
    前記支持体の表面側に配置されるフロント部材と、
    前記支持体の裏面側に配置されるリア部材と、
    を備え、
    前記弾性部材が、前記支持体と前記リア部材との間、又は前記フロント部材と前記支持体との間に挟持される請求項1に記載の操作ユニットの組み付け構造。
  3. 前記操作ユニットに、複数の接点の間の導通又は非導通を切り替えるコンタクト部が形成された弾性シート部材が設けられ、
    前記弾性部材が、前記弾性シート部材の一部を隆起させて設けられた突部である請求項2に記載の操作ユニットの組み付け構造。
  4. 前記突部における前記支持体との当接面が、前記支持体に向かって凸の曲面である請求項3に記載の操作ユニットの組み付け構造。
  5. 前記突部が前記支持体との当接面に沿う方向に長手の凸条であり、
    前記支持体が、前記リア部材側の面から前記リア部材に向かって突出し、当該リア部材側の面に沿う方向に長手のリブを備え、
    前記突部の長手方向と前記リブの長手方向が直交するように前記突部と前記リブとが当接して配置された請求項3又は4に記載の操作ユニットの組み付け構造。
  6. 前記弾性シート部材の前記突部と隣接する位置に凹部を設けた請求項3から5の何れか1項に記載の操作ユニットの組み付け構造。
  7. 前記支持体の前記弾性部材を挟持する位置に、前記弾性部材が嵌合する凹部を有する請求項1から6の何れか1項に記載の操作ユニットの組み付け構造。
  8. 前記支持体の前記弾性部材を挟持する位置に、前記弾性部材に嵌入する突起部を有する請求項1から6の何れか1項に記載の操作ユニットの組み付け構造。
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