JPS6110271Y2 - - Google Patents

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JPS6110271Y2
JPS6110271Y2 JP10037381U JP10037381U JPS6110271Y2 JP S6110271 Y2 JPS6110271 Y2 JP S6110271Y2 JP 10037381 U JP10037381 U JP 10037381U JP 10037381 U JP10037381 U JP 10037381U JP S6110271 Y2 JPS6110271 Y2 JP S6110271Y2
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JP10037381U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は各種電気機器に装着される押釦スイ
ツチ装置に関する。
従来から、チユーナ、アンプ等の電気機器に組
込まれるこの種の押釦スイツチ装置としては種々
の提案がなされており、その一例として実開昭53
−156061号公報に開示された押釦スイツチ装置が
知られている。しかし、この押釦スイツチ装置
は、操作子を案内体によつて前後方向移動自在に
案内、保持し、操作子の係合孔にスイツチアツセ
ンブリの作動子を係合させ、前記操作子をスプリ
ングで前記作動子に常時圧接しているため、スプ
リングの組込みが面倒で、部品点数が増加すると
いう不都合があつた。
また、操作子と枠部材とをヒンジで連結したも
のも知られているが、この場合にはヒンジ部を回
動支点として操作子が押圧回動されるため、操作
子と枠部材とのクリアランスを大きく設定する必
要があり、外観上問題があるほか操作フイーリン
グが悪い。また、ヒンジ部の疲労によるトラブル
が多く、耐久性に欠けるなどの不都合があつた。
この考案は上述したような点に鑑みなされたも
ので、スイツチを作動させるアクチユエータを一
体に備えた操作釦を釦収納ケースによつて前後方
向に移動自在に案内、保持し、釦収納ケースに一
体に設けた、後方に延在する左右一対の基部と、
これら基部の後端より折曲げられた左右一対の垂
直片と、これら垂直片の端部に連結する水平片と
からなる弾性片によつて前記操作釦に設けたアク
チユエータを該釦の突出方向に付勢するという極
めて簡単な構成により、従来必要とされていたス
プリングを除去して部品点数の削減を計ると共に
組立作業を容易に行い得るようにした押釦スイツ
チ装置を提供するものである。
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図はこの考案に係る押釦スイツチ装置を組
込んだチユーナの一実施例を示す外観斜視図、第
2図は同装置の分解斜視図、第3図は同装置の一
部破断平面図である。第1図において、チユーナ
1の前面パネル2にはこの考案の要旨をなす複数
個の押釦スイツチ装置3をはじめ、電源スイツチ
4、ミユーテイングスイツチ5が組込まれると共
にチユーニングインジケータ部6が設けられてい
る。
前記押釦スイツチ装置3は第2図および第3図
に示すように操作釦7と、この操作釦7を前後方
向に移動自在に案内、保持する釦収納ケース8
と、前記操作釦7によつて切換えられるプツシユ
スイツチ9とで構成されている。前記操作釦7は
合成樹脂によつて一体に形成されることにより、
矩形板状体からなり、操作時にその表面が指によ
つて押圧される釦部7Aと、この釦部7Aの裏面
周縁部に一体に突設された枠状のガイド部7B
と、このガイド部7Bの夫々の角部に後方に向つ
てそれぞれ突設された4個の弾性係合片7cと、
前記釦部7Aの裏面中央部に後方に向つて突設さ
れた円筒状のアクチユエータ7Dとで構成されて
いる。前記4個の弾性係合片7Cの後端部にはそ
れぞれ略駒形の係合爪70が一体に設けられてお
り、この係合爪70が釦収納ケース8の後端面に
係合することにより前記操作釦7の釦収納ケース
8からの抜けを防止している。前記アクチユエー
タ7Dの後端面には割り溝10が直径方向に形成
され、また外周面には該アクチユエータ7Dの側
方に張り出す左右一対の突条体11a,11bが
前記釦部7Aの裏面から前記割り溝10にかけて
突設されている。
前記釦収納ケース8は合成樹脂によつて、第2
図に示す如き形状に一体に形成されるもので、ケ
ース本体8Aを備えている。このケース本体8A
は前記操作釦7がその前面開口部12から摺動自
在に挿入され得る大きさの箱形に形成されて、後
面も開放している。前記ケース本体8Aの前端面
には薄肉形成された嵌合枠13が一体に突設され
ており、この嵌合枠13は前記前面パネル2に設
けられた取付窓14に該パネル2の裏面側から嵌
合され、かつ、両面接着テープあるいは接着剤等
によつて固定されている。
また、前記釦収納ケース8はケース本体8Aの
上下面中央からそれぞれ後方に向つて延在する上
下一対のアクチユエータ保持部15A,15Bを
備えている。これら一対のアクチユエータ保持部
15A,15Bの相対向する内側面には前記アク
チユエータ7Dを摺動自在に案内、保持する半円
形の受部16a,16bが相対向して設けられて
いる。前記受部16a,16bの前端部はそれぞ
れテーパ状に形成されることにより前記アクチユ
エータ7Dの案内面17を構成している。前記一
対のアクチユエータ保持部15A,15Bの後端
部は互いに対向するようにそれぞれ下方および上
方に折曲されることにより前記一対の受部16
a,16bの後端部を構成し、またその折曲部
イ,ロには前記受部16a,16bの外径よりも
若干大きい円弧状の係合凹部18a,18bが形
成されている。
さらに前記釦収納ケース8には前記操作釦7を
常時前方、すなわち該ケース8から突出する方向
に付勢する弾性片19を備えている。この弾性片
19はケース本体8Aの上面20から後方に前記
アクチユエータ保持部15Aの両側面に沿つて延
在する左右一対の基部19a,19bと、これら
基部19a,19bの後端よりそれぞれ下方に折
り曲げられた左右一対の垂直片19c,19d
と、前記一対の垂直片19c,19dの下端部を
連結して前記一対の受部16a,16b間に位置
する水平片19eとで構成され、この水平片19
eがアクチユエータ7Dの割り溝10に挿入され
る。前記ケース本体8Aの上面20には夫々一対
の切欠き溝21が前記基部19a,19bの両側
にそれぞれ設けらている。
前記釦収納ケース8の後方には第3図に示すよ
うにプリント基板22が前面パネル2と平行に配
設されており、その表面側には操作釦7のアクチ
ユエータ7Dに対応してプツシユスイツチ9が固
定されている。このプツシユスイツチ9は前記プ
リント基板22に固定されたスイツチ本体9A
と、このスイツチ本体9Aに前後移動自在に配設
され、前端部が前記アクチユエータ保持部15
A,15Bの係合凹部18a,18bに挿入され
た作動子9Bと、前記スイツチ本体9A内に収納
され、前記作動子9Bを常時前方に付勢する復帰
用スプリング(図示せず)とからなる従来周知の
もので、通常状態において前記作動子9Bをアク
チユエータ7Dが押圧すると、この作動子9Bが
スプリングに抗して後方に移動して、スイツチ本
体9Aを閉成し、前記押圧状態を解除するとスプ
リングの力により元の位置に復帰し、スイツチ本
体9Aを開成するように構成されている。
このような構成からなる押釦スイツチ装置3の
組立てに際して、釦収納ケース8の前面開口部1
2から操作釦7を挿入すると、4個の弾性係合片
7Cの係合爪70がケース本体8Aの後面開口部
から突出して後端面にそれぞれ係合し、この係合
によつて操作釦7の釦収納ケース8からの抜けを
防止される。前記操作釦7の挿入に伴つて、アク
チユエータ7Dの後端部は一対の受部16a,1
6b間に挿入される。この時、弾性片19の水平
片19Cはアクチユエータ7Dの後端面に形成さ
れた割り溝10に挿入されて該溝10の底面およ
び一対の突条体11a,11bの後端面に軽く当
接する。このため、操作釦7は常時前方に付勢さ
れ、釦部7Aが前面パネル2の前方に通常突出す
る。また、前記操作釦7が釦収納ケース8に挿入
されると、アクチユエータ7Dの後端面は第3図
に示すようにプツシユスイツチ9の操作子9Bと
近接対向もしくは軽く接触する。したがつて、操
作釦7の釦部7Aを指で押圧すると、アクチユエ
ータ7Dが操作釦7と一体に後方に移動して操作
子9Bを押し込み、スイツチ本体9Aを閉成させ
る。この時、弾性片19はその水平片19eが割
り溝10の底面によつて押圧されるため弾性変形
する。そして、操作釦7から外力を取り除くと、
弾性片19の弾性復帰により、操作釦7は前方に
押圧されて元の位置に復帰する。
かくして、このような構成からなる押釦スイツ
チ装置3によれば、操作釦7を付勢する弾性片1
9を釦収納ケース8に一体に設けているので、従
来必要とされていたスプリングを除去することが
できる。そのため、スプリングの分だけ部品点数
が少なく、組立作業が容易である。弾性片19
は、左右一対の基部と、これら基部の後端より折
曲げられた左右一対の垂直片と、これら垂直片の
端部を連結する水平片とで構成され、これら3部
分の撓みにて弾性力を発生するので、その変形許
容幅が極めて大きく、操作釦7の動作ストローク
を大きく設定し得る。また、操作釦7は前面パネ
ル2の前方から釦収納ケース8に嵌め込まれる
と、アクチユエータ17が弾性片19に当接して
必要な復帰習性を付与され、同時に弾性係合片7
Cにより前方への抜けを防止されるので、ワンタ
ツチで組立てることができ、組立作業性を向上さ
せる上、操作釦7は弾性片19に抗して押圧操作
されるため操作フイーリングが良好である。
第4図はこの考案の他の実施例を示す釦収納ケ
ース構成体の背面図、第5図は第4図A−A線断
面図である。この実施例は釦収納ケース構成体3
0に複数個の釦収納ケース31を一体に形成し、
これらの釦収納ケース31に上記実施例において
使用した操作釦7をそれぞれ嵌め込むようにした
ものである。この場合、収納ケース31の主要部
は第2図および第3図に示した釦収納ケース8と
同一に形成される。そして、釦収納ケース構成体
30には該構成体30を前面パネルの裏面に止め
ねじによつて固定するための複数個の取付孔32
が形成されると共に基板取付孔33が形成され
る。なお、釦収納ケース31の構成については重
複を避けるためその説明を省略する。
以上述べたようにこの考案に係る押釦スイツチ
装置は、アクチユエータを一体に有する操作釦
と、この操作釦を前後移動自在に案内、保持する
釦収納ケースと、前記アクチユエータによつて作
動されるスイツチとを備え、前記釦収納ケースに
操作釦を復帰させる弾性片を一体に設けたので、
従来別個に組込んでいた操作釦用スプリングを除
去することができる。そのため、部品点数が少な
く、組立作業が容易であるばかりか、弾性片は後
方に延在する一対の基部と、これら基部の後端よ
り折曲げられた左右一対の垂直片と、これら垂直
片の端部を連結する水平片とで構成され、前記水
平片で操作釦のアクチユエータを前方に付勢して
いるので、変形許容幅が極めて大きく、操作釦の
操作ストロークを大きく設定でき、しかも操作釦
は押し込まれるため、操作フイーリングが良好
で、釦収納ケースとのクリアランスを小さく設定
でき、外観美を向上させるなど、その実用的効果
は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る押釦スイツチ装置をチ
ユーナに組込んだ場合の一実施例を示す外観斜視
図、第2図は同装置の分解斜視図、第3図は同装
置の一部破断平面図、第4図はこの考案の他の実
施例を示す釦収納ケース構成体の一実施例を示す
背面図、第5図は第4図A−A線断面図である。 3……押釦スイツチ装置、7……操作釦、7C
……弾性係合片、7D……アクチユエータ、8…
…釦収納ケース、9……プツシユスイツチ、19
……弾性片、19a,19b……基部、19c,
19d……垂直片、19e……水平片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 操作釦と、この操作鉛を前後方向に移動自在に
    案内、保持する釦収納ケースと、この釦収納ケー
    スの背部に前記操作釦に対応して配設されたスイ
    ツチとを具備してなり、 前記操作釦に、前記スイツチを動作させるアク
    チユエータ、および前記釦収納ケースに前方から
    挿入され該ケースと係合して該操作釦の前方への
    抜けを防止する弾性係合片を一体の設け、 前記釦収納ケースに、該ケースから後方に延在
    する左右一対の基部とこれら基部の後端より折曲
    げられた左右一対の垂直片と、これら垂直片の端
    部を連結する水平片とからなる弾性片を一体に設
    け、この弾性片の水平片で前記アクチユエータの
    後端部を前方に付勢するように構成したことを特
    徴とする押釦スイツチ装置。
JP10037381U 1981-07-06 1981-07-06 押釦スイツチ装置 Granted JPS586334U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10037381U JPS586334U (ja) 1981-07-06 1981-07-06 押釦スイツチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10037381U JPS586334U (ja) 1981-07-06 1981-07-06 押釦スイツチ装置

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Publication Number Publication Date
JPS586334U JPS586334U (ja) 1983-01-17
JPS6110271Y2 true JPS6110271Y2 (ja) 1986-04-02

Family

ID=29895065

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10037381U Granted JPS586334U (ja) 1981-07-06 1981-07-06 押釦スイツチ装置

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JPS586334U (ja) 1983-01-17

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