JPH0613030U - 押釦装置 - Google Patents

押釦装置

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JPH0613030U
JPH0613030U JP3821591U JP3821591U JPH0613030U JP H0613030 U JPH0613030 U JP H0613030U JP 3821591 U JP3821591 U JP 3821591U JP 3821591 U JP3821591 U JP 3821591U JP H0613030 U JPH0613030 U JP H0613030U
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JP
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Application number
JP3821591U
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English (en)
Inventor
弘幸 小泉
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
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Publication of JPH0613030U publication Critical patent/JPH0613030U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の小型化に対応できるとともに組立が容
易な押釦装置を得る。 【構成】 筐体12に設けられた機器操作面12Aに内
部から装着される押釦装置11であって、回動の支軸と
なる支点部13とスイッチ21を押圧する押圧部14と
を有する操作釦16と、前記押圧部14が挿入され、前
記操作釦16の回動動作により弾性変形する筒状の突出
部17を有する弾性部材18と、前記支点部13を操作
面12Aの裏側の部分との間で回動自在に挟持する支持
部19を有する中間部材20が設けられている。さらに
スイッチ21を有する基板22は中間部材20の突出部
20Aにより位置決めされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器例えば車載用音響機器等の押釦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の音響機器等(電子機器)の操作面においては、各種スイッチの操作のた めに、筐体の内部から装着される押釦装置が多く用いられている。図4はその一 例を示すものであり、図中に示す押釦装置1は、前記筐体2ヘの取付部3、キャ ップ5が取付けられる穴部4、他の部分より薄く形成され弾性を有するヒンジ部 6、ならびにスイッチ10Aを押下する押下部7とを有する釦部材8と、前記穴 部4に装着可能な溶着用ノックピン9を有するキャップ5とを備えている。この 押釦装置1は、前記穴部4に前記溶着用ノックピン9を挿入して溶着し、前記取 付部3に設けられた取付穴部3Aに筐体2の取付突部2Aを挿入して溶着するこ とにより筐体2の内部に装備される。キャップ5が指で押されると、ヒンジ部6 の変形により釦部材8が内方へ移動し、押下部7が基板10に設けられたスイッ チ10Aを押下する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した押釦装置1では、前記釦部材8に取付部3、キャップ 5、取付用の穴部4、ヒンジ部6等を形成しなくてはならず、釦部材8が図示上 下方向に大きくなり装置の小型化に対応できない。また、筐体2と釦部材8との 取付、キャップ5と釦部材8との取付も溶着等の作業をしなくてはならず組立工 程が複雑なものになる。
【0004】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、装置の小型化に対応できる とともに組立が容易な押釦装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案による押釦装置は、機器の操作面に形成された穴に対し内側から挿入さ れる操作釦と、この操作釦の内側に配置され前記操作釦により押圧されるスイッ チが装備された基板と、が設けられている押釦装置において、前記操作釦の一端 には回動支点となる支点部が形成されこの支点部が操作面の内側に回動自在に設 置されており、操作面の内側と前記基板との間には、前記支点部を内側から支持 する支持部および基板に当接して基板の位置決めをする支持部とが形成された中 間部材が配置されていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
上記構成の本考案によれば、操作釦を操作面の内側から穴に挿入し、照光部材 などを兼ねる中間部材の支持部により操作釦の支点部を内側から支持して操作釦 を回動自在に支持する。また中間部材の後方に突出する支持部にスイッチが設け られた基板を当接させて位置決めし、これによりスイッチを操作釦により操作可 能な位置に位置決めする。操作釦は支点部を中心として回動動作し、この操作釦 により後方のスイッチが動作させられる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案について図面を参照して説明する。 図1は本考案の押釦装置の一実施例の構成を示す分解斜視図、図2は操作釦の 回動前の状態を示す概略断面図、図3は操作釦の回動後の状態を示す概略断面図 である。 図1に示す押釦装置11は例えば車載用音響機器に設けられるものであり、大 別すると、操作釦16と弾性部材18と照光部材を兼ねた中間部材20とスイッ チ21を備えた基板22とにより構成されている。
【0008】 前記操作釦16には、回動の支軸となる支点部13と、基板22に取付けられ たスイッチ21を押圧する押圧部14と、操作面12Aの裏側に係止されるフラ ンジ部15と、表示部16Aとが形成されている。前記支点部13は、円柱状に 形成され、筐体(例えば車載用音響機器のノーズ部)12の操作面12Aの裏側 に形成された凹部12D(図2参照)と後述する中間部材20の支持部19によ って回動自在に支持されるようになっている。前記フランジ部15は、前記操作 面12Aに形成された孔部12Bの外周より大きく形成され、操作面12Aの裏 側に係止されるようになっている。前記表示部16Aは、光が導出されて照光し 、夜間に操作釦の種別を確認できるようになっている。
【0009】 前記弾性部材18は、一方の面に前記操作釦16の回動動作により弾性変形す る筒状の突出部17を有し、この突出部17が形成されていない側(平面側)か ら前記操作釦16の押圧部14に装着され、前記中間部材20が前記筐体12の 内部に固定されることにより、伸縮自在に変形するように保持される。なお、こ の弾性部材18は、弾性材料(例えばシリコンゴム等)により一体的に成形して もよいし、また、適宜ベース板に前記突出部17を弾性材料(例えばシリコンゴ ム等)により、別途設けた構成にしてもよい。さらに、弾性部材18についても 、前記表示部16Aに光を伝達するために透光性を有する材料にて形成されるの が望ましい。
【0010】 前記中間部材20は、前記操作釦16の支点部13を操作面12Aの裏側の凹 部12Dとの間で回動自在に挟持する支持部19と、前記押圧部14が挿通可能 な挿通孔19Aと、前記支点部13に対応する裏側の位置に前記基板22の位置 を規制する位置決め用の突出部20Aを有している。なお、この中間部材20は 照光部材を兼ねているものであり、前記表示部16Aに光を伝達するために透光 性を有する材料にて形成される。また中間部材20には後述の光源23が挿入さ れる凹部19Bが形成されている。 前記基板22には、スイッチ21,光源(発光ダイオード,電球等)23及び 図示しない電子部品が設けられている。
【0011】 上記構成の押釦装置11の組立て工程について説明する。 まず、前記筐体12の操作面12Aの裏側に形成された凹部12D(図2参照 )に前記操作釦16の支点部13を当接し、かつ、前記孔部12Bの縁部にフラ ンジ部15を係止し、前記操作釦16を内部から装着する。その後、前記突出部 17をその平面側から操作釦16の押圧部14に装着し弾性部材18を取付ける 。次に、前記中間部材20を筐体12の内部に設けられた複数の押え片12Cに 掛止する。中間部材20はその支持部19が支点部13に当接し且つ縁部が押え 片12Cに掛止されることにより、はめ込み固定される。
【0012】 その後、スイッチ21,光源(発光ダイオード,電球等)23及び図示しない 電子部品が設けられた前記基板22を取付け押釦装置11を組立てる。基板22 は中間部材20の後方に突出する突出部20Aにより位置決めされて筺体12に 掛止されるなどして固定される。操作面12Aの裏面と基板22との距離は中間 部材20を介在させることにより決められ、これにより操作釦16とスイッチ2 1との相対位置が決められる。
【0013】 次に上記構成の押釦装置11の動作について図2及び図3をも参照して説明す る。 まず操作者は、操作釦16に軽く触れる(図2参照)。そして、図3に示すよ うに、操作釦16を押下する。この時、操作釦16は支点部13を支軸に回動し 、突出部17を弾性変形させながらスイッチ21を押下する。そして、操作者が 前記操作釦16への押圧を止めると前記突出部17の復元力(弾性力)により元 の状態に戻る。 また光源23は自動車の予備ライト点灯操作により点灯し、この光により中間 部材20を介して表示部16Aが照光される。
【0014】 以上詳述したように、上記実施例によれば、上下方向に延在する部材がないの で押釦装置11全体の小型化に対応できる。また、操作釦16,弾性部材18, 中間部材20、及び基板22を順次組み込んでいくだけで溶着等の作業を必要と せずに容易に組立てることができる。また、中間部材20の支持部19と位置決 め用の突出部20Aとによって、支点部13の挟持と、基板22と操作面12A との位置決めが兼用できるという効果も生じる。
【0015】 以上実施例について説明したが、本考案は前記実施例に限定されるものではな く、その要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。 例えば、上記実施例では、弾性部材18を平面側から操作釦16の押圧部14 に装着するように説明したが、突出部17側から装着するようにしてもよい。ま た弾性部材18を設けず、スイッチ21の復帰力により操作釦16が戻るように してもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上詳述した本考案によれば、操作釦をその支点部を中心として回動自在に支 持しているため、従来のような薄肉のヒンジ部や溶着組立部が不要になり、装置 全体の小型化に対応できる。また中間部材により操作釦の支点部が支持され且つ 基板が位置決めされるので、これらを順次組みつければよく、溶着等の作業を必 要とせず組立が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の押釦装置の一実施例の構成を示す分解
斜視図である。
【図2】操作釦の回動前の状態を示す概略断面図であ
る。
【図3】操作釦の回動後の状態を示す概略断面図であ
る。
【図4】従来の押釦装置を示す概略断面図である。
【符号の説明】
11 押釦装置 12A 操作面 12B 孔部 13 支点部 14 押圧部 16 操作釦 18 弾性部材 19 支持部 20 中間部材 20A 突出部 21 スイッチ 22 基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の操作面に形成された穴に対し内側
    から挿入される操作釦と、この操作釦の内側に配置され
    前記操作釦により押圧されるスイッチが装備された基板
    と、が設けられている押釦装置において、前記操作釦の
    一端には回動支点となる支点部が形成されこの支点部が
    操作面の内側に回動自在に設置されており、操作面の内
    側と前記基板との間には、前記支点部を内側から支持す
    る支持部および基板に当接して基板の位置決めをする支
    持部とが形成された中間部材が配置されていることを特
    徴とする押釦装置。
JP3821591U 1991-04-26 1991-04-26 押釦装置 Pending JPH0613030U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3821591U JPH0613030U (ja) 1991-04-26 1991-04-26 押釦装置

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JP3821591U JPH0613030U (ja) 1991-04-26 1991-04-26 押釦装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1027114A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Nec Eng Ltd エラー検出回路
JP2014120206A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Panasonic Corp スイッチ装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60172390A (ja) * 1984-02-17 1985-09-05 Ebara Infilco Co Ltd 超純水の製造方法
JPS626631A (ja) * 1985-07-02 1987-01-13 Daiki Sangyo Kk 循環式乾燥機における椎茸乾燥法

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Effective date: 19970128