JPH1027114A - エラー検出回路 - Google Patents

エラー検出回路

Info

Publication number
JPH1027114A
JPH1027114A JP8201227A JP20122796A JPH1027114A JP H1027114 A JPH1027114 A JP H1027114A JP 8201227 A JP8201227 A JP 8201227A JP 20122796 A JP20122796 A JP 20122796A JP H1027114 A JPH1027114 A JP H1027114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
bus
information
signal
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8201227A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasukazu Watanabe
辺 能 一 渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP8201227A priority Critical patent/JPH1027114A/ja
Publication of JPH1027114A publication Critical patent/JPH1027114A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】拡張性に富み、高信頼性及び高効率なエラー検
出を可能とする。 【解決手段】バス構造を有する情報処理システムにおい
て、その共通バスに接続され、バスに出力されるデータ
のパリティのチェック及びバスに発行されるコマンドに
対する応答がない場合のバスタイムアウトエラーの検出
を行い、前記共通バス上の情報と、システムの初期化時
に設定されるアドレスマッブ情報からエラーとなる対象
を認識してそのエラー情報を記憶しておき、エラー発生
時にCPUに対しての割り込み信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エラー検出回路に
関し、特にバス構造を有する情報処理システムのエラー
検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5には、従来技術として、特開平4−
309137号公報に開示されているエラー検出回路が
示されている。図5において、CPU101は、本シス
テムを制御する中央処理装置であり、メインメモリ10
2に格納されているプログラムを実行する。メモリ制御
部103はメインメモリ102を制御する。リードオン
リーメモリ(以下ROMと称する)104は、電源ON
時に外部記憶媒体からメインメモリ102へデータ(ブ
ログラム)を転送するための立ち上げブログラムと、入
出力装置をコントロールするためのBIOSブログラム
を格納している。周辺メモリ105には、入出力装置の
データが格納されている。
【0003】キャッシユメモリ106は、ブログラム実
行を早くするための小容量高速メモリであり、キャッシ
ユメモリ制御部107はキャッシュメモリ106を制御
する。パリティチェック部108は、各メモリとのデー
タ転送に伴うエラー検出を行う。割り込み制御部109
は、パリティチェック部108でのパリティエラー検出
時にCPU101に対して割り込みをかける。メインメ
モリチェック部122は、メインメモリ102からデー
タ出力時にメインメモリに固有のnビットのチェックビ
ットを生成する。同様にR0Mチェック部123は、R
OM104の、周辺メモリチェック部124は周辺メモ
リ105の、そして、キャッシユメモリチェック部12
1はキャッシュメモリ106のそれぞれのメモリに対応
したnビットの固有のチェックビットを生成する。チェ
ックバス131は、各メモリのチェックビット転送専用
のバスであり、チェツクレジスタ110は、各チェック
ビットを格納する専用のレジスタである。
【0004】図5を参照して従来のエラー検出回路の動
作を説明する。先ず、電源ON時にROM104中の立
ち上げプログラムにより外部記憶媒体からメインメモリ
102にプログラムが格納される。CPU101は、メ
インメモリ102中の通常ブログラム実行中に、R0M
4よりBIOSプログラムの一部をメインメモリ102
の該当番地にコピーし処理速度の向上を図る。又、プロ
グラム実行中キャッシユメモリ106には、メモリアド
レスの内最も最近リードされたアドレスのデータが格納
されている。
【0005】CPU101より特定アドレスに対してリ
ード命令が実行される場合、キャッシュメモリ106、
メインメモリ102、ROM104、又は周辺メモリ1
05の順でアクセスが行われ、この時、実際に該アドレ
スのリードが実行されたメモリ部におけるチェックビッ
トを生成するチェック部121、122、123、12
4により、データのバスへの転送とともに該ビット情報
が生成され、専用のチェックバス131を介して直接チ
ェックビット専用のチェックレジスタ110に格納さ
れ、内容を更新する。ここで、それぞれメモリに対する
4つのチェック部121〜124は、例えば、チェック
ビットを2ビットのパターン、00、01、10、11
の様に出力を固定し、又その出力制御をそれぞれのメモ
リ部の出力制御と共用することにより比較的簡単に構成
できる。
【0006】リード命令実行時に、パリティチェック部
108によりデータ転送のエラーが検出された場合、C
PU101に割り込みがかけられ、CPU101はチェ
ックレジスタ110の内容を照合することによりエラー
発生の原因となったメモリ部を特定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のエ
ラー検出回路は、簡単なハードウエアの追加と、ソフト
ウエアの変更で、データ転送のエラ一発生時の対象メモ
リを特定させることができるが、次のような問題点を有
する。
【0008】先ず、従来のエラー検出回路においては、
メモリ等のリードデータのパリティチェックのみを実施
対象としているので、エラー対象としてはデータ読み出
しの対象しかエラー検出できない。例えば、CPUから
メモリに対するライトデータが既にエラーの場合、各メ
モリ部にライトデータのパリティチェック機構が無けれ
ばそのデータがリードされるまでエラーは検出されな
い。したがって、それまでの処理に無駄が生じる可能性
がある。又、仮に各メモリ部にメモリライトデータのパ
リティチェック機構があったとしても、それぞれ各メモ
リ部に搭載する必要があり、同じ回路をそれぞれに搭載
するためシステム全体としてのハードウェア量が増大し
て非効率的である。
【0009】更に、エラー発生時、エラー対象部のみの
情報しか残らないため、システムとしてその後のリカバ
リ動作の情報として、不足している。⇔
【0010】また、システム拡張時を考慮すると、新た
にパリティエラーの対象装置を増設する場合、ハードウ
ェア量的には少ないがその都度追加する必要が出てく
る。すなわち、システム拡張時に固有ビット情報生成
部、専用バスの拡張等の追加が必要になる。
【0011】そこで、本発明の目的は、拡張性に富み、
高信頼性及び高効率なエラー検出を可能とするエラー検
出回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め本発明によるエラー検出回路は、バス構造を有する情
報処理システムにおいて、その共通バスに接続され、バ
スに出力されるデータのパリティのチェック及びバスに
発行されるコマンドに対する応答がない場合のバスタイ
ムアウトエラーの検出を行い、前記共通バス上の情報
と、システムの初期化時に設定されるアドレスマッブ情
報からエラーとなる対象を認識してそのエラー情報を記
憶しておき、エラー発生時にCPUに対しての割り込み
信号を発生するように構成される。ここで、前記エラー
情報は、エラー時のアドレス、データ、コマンド種類ま
たはエラー対象情報とされる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明のエラー検出回路の
実施の形態を説明する。本発明では、従来のエラー検出
回路のもつ上述の問題点を解決するために以下の構成を
備える。
【0014】(1)バス上に出力される全てのデータ
(リード/ライト共)のパリティチェックを行うために
システムとしてバスに接続されるエラー検出装置を有す
る。バス上のエラーは全てこのエラー検出装置にて行わ
れる。エラー検出装置内には、パリティエラー検出部、
エラー対象認識部、エラー情報レジスタ、割り込み制御
部、及び、それら各部のタイミング制御とバスのI/F
制御を行う入出力制御部を有する。又エラー発生時に
は、CPUに対して割り込み制御を行う。
【0015】(2)エラー時の情報として、エラー対象
認識部にシステムのアドレスマップ情報を格納してお
き、バス上の各バスマスタのバス使用許可と、アドレス
マップ情報によりエラー対象を認識する。そしてそのエ
ラー対象情報とエラー時のアドレス、データ、コマンド
をエラ一情報レジスタに記憶しておく。エラー発生後、
CPUはエラー情報レジスタをリードすることにより、
エラー時に詳細な情報を確認できる。
【0016】(3)システム拡張を考慮して、本発明の
エラー検出装置は、バスのリソースを最大限活用し、
又、装置の増設に対しエラー対象認識のためのアドレス
マップ情報がCPUから書き換え可能になっている。こ
れによりシステム拡張時のハードウエアの追加は不要で
ある。
【0017】(4)エラー検出装置にはパリティチェッ
クにプラスしてバスタイムアウトエラーのチェック機構
も塔載される。これにより総合的なバスのエラー検出を
実現する。
【0018】図1は本発明によるエラー検出回路の実施
形態を示す構成図である。図1において、バスマスタ1
は、中央処理装置(CPU)である。バスマスタ2、及
び、バスマスタ3は本システムの共通バスの使用権を持
った装置である。メインメモリ4は、本システムの主記
憶装置であり、それぞれバス使用権を持ったバスマスタ
からアクセスされる。エラー検出装置5は、共通バス上
のエラーを監視する装置であり、共通バスに出力された
データのパリティエラー及びそれぞれのバスマスタから
のアクセスに対して、一定時間内に応答がない場合のバ
スタイムアウトエラーを検出し、バスマスタ1(CP
U)に割り込み信号11を通知する。
【0019】競合制御装置6(以下、アービタと称す
る)は、共通バスの使用者である、バスマスタ1(CP
U)、バスマスタ2、バスマスタ3のバス使用要求の調
停を行うものである。共通バスであるデータバス7は、
データ転送用のバスであり、リード動作及びライト動作
に関係なく、データバス7に出力されるデータには必ず
パリティビットが付与される。アドレスバス8は、アド
レス転送用のバスである。コマンド制御バス9は、メモ
リのリード/ライト及びその他共通バスに接続されてい
る装置内のレジスタ等のリード/ライトを制御するため
のリード信号、ライト信号とそれに対する応答信号とか
ら成る。競合制御バス10は、共通バスのバス使用権の
調停を制御するためのもので、それぞれのバス使用対象
(ここではバスマスタ1(CPU)、バスマスタ2、バ
スマスタ3を示す)から出力されるバス使用要求信号
と、アービタ6により調停され、バス使用権を許可され
たことを示すバス使用許可信号から成る。
【0020】図2は図1におけるエラー検出装置5の詳
細ブロツク図である。図2において、入出力制御部20
は、共通バスであるアドレスバス8からのアドレス及び
コマンド制御バス9からのリード信号33、ライト信号
34、応答信号35をそれぞれ入力し、共通バスを通じ
エラー検出装置5内部のレジスタアクセスの場合におけ
る応答信号35の出力制御と、データバス7へのデータ
入出力制御を行うためのデータ入出力制御信号36と、
エラー情報レジスタ26へエラー情報のセット、及び読
み出しするためのエラー情報制御信号37と、パリティ
エラーのチェックタイミングを示すパリティチェック制
御信号39、及びエラー対象認識都25に対して本シス
テムのアドレスマッブ情報をセットするためのアドレス
マップ情報セット信号40を制御し出力する。
【0021】データバッファ21は、入出力制御部20
からのデータ入出力制御信号36によりデータバス7か
らの入力データ及びエラー情報レジスタ26からデータ
バス7に出力するデータの入出力方向を制御する。
【0022】バスタイムアウトエラー検出部22は、リ
ード信号33、ライト信号34、応答信号35を入力
し、リード信号33及びライト信号34が入力されてか
らある一定期間以上たってもアクセス対象から応答信号
35がない場合、バスタイムアウトエラーとしてバスタ
イムアウトエラー信号41を出力する。
【0023】パリティエラー検出部23は、データバッ
ファ21を介して入力されるデータバス7上のデータの
パリティチェックを、入出力制御部21から出力される
パリティチェック制御信号39のタイミングにより行
い、パリティエラーを検出した場合、パリティエラー信
号42を出力する。
【0024】割り込み制御部24は、バスタイムアウト
エラー検出部22及びパリティエラー検出部23からそ
れぞれ出力されたバスタイムアウトエラー信号41、パ
リティエラー信号42を入力してバスマスタ1(CP
U)に対して割り込み信号11を出力する。
【0025】エラー対象認識部25は、競合制御バス1
0からのバスマスタ1(CPU)に対するバス使用許可
信号30、バスマスタbに対するバス使用許可信号3
1、バスマスタcに対するバス使用許可信号32と、ア
ドレスバス8からのアドレスと、コマンド制御バス9か
らのリード信号33、ライト信号34及び入出力制御部
20からのアドレスマップ情報セット信号40と、デー
タバッファ21を介してデータバス7からのデータを入
力して、本システムのアドレスマッブ情報を記億してお
き、共通バス上のアクセスに対してのパリティエラー、
バスタイムアウトエラーの対象となる装置を認識する。
この認識は、パリティエラーの場合、ライト動作であれ
ばデータを出力するのはライト信号34を発行するバス
マスタなので、競合制御バス10のバス使用許可信号か
ら行うことができる。
【0026】次に、リード動作であれば、データを出力
する対象はアドレスにて判断できるため、アドレスマッ
プ情報より認識可能である。バスタイムアウトエラーの
場合も、応答信号35を返却する対象はアドレスマップ
情報から判断できる。
【0027】以上の方法によりパリティエラー、バスタ
イムアウトエラーの対象装置を判断して、予め決められ
ている装置個別のコードをそれぞれのエラー種類の数
(ここでは2種額)エラー対象情報信号43として出力
する。
【0028】エラー情報レジスタ26は、アドレスバス
8よりアドレス、データバス7よりデータ、コマンド制
御バスからのリード信号33、ライト信号34、そして
入出力制御部20からエラー情報制御信号37、バスタ
イムアウトエラー検出部22からのバスタイムアウトエ
ラー信号41と、パリティエラー検出部23からのパリ
ティエラー信号42及びエラー対象認識部25からのエ
ラー対象情報信号43をそれぞれ入力して、それぞれの
エラー時の、エラー対象、アドレス、データ、コマン
ド、エラー種類、そしてエラーの有無の情報を記憶して
おくレジスタであり、又、共通バス上のバスマスタから
のリード要求があった場合、入出力制御部20からのエ
ラー情報制御信号37により本エラーレジスタの内容を
データバッファ20を介して共通バスであるデータバス
7へ出力することができる。
【0029】図3は図2で示されるエラー情報レジスタ
26に格納されるエラー情報の書式仕様を示す。
【0030】図4は本システムのアドレスマップ情報で
ある。図の様にメインメモリ空間、及びバスマスタ1
(CPU)、バスマスタ2、バスマスタ3、エラー検出
装置5のI/0空間に分割されている。
【0031】次に本発明の実施形態の動作を説明する。
図1において、システムの電源投入後、バスマスタ1
(CPU)は、初期設定としてエラー検出装置5に対し
て図4のアドレスマップ情報を共通バスを用いて設定す
る。共通バス上のライト動作により、エラー検出装置5
内部の入出力制御部20は、アドレスバス8からのアド
レスと、コマンド制御バス9からのライト信号34から
アドレスマップ情報の書き込み動作を認識して、アドレ
スマップ情報セット信号40を有効にする。これを受け
たエラー対象認識部25は、データバス7からのアドレ
スマップ情報を内部のレジスタに記憶させておく。ここ
で、アドレスマツプ情報とは、図4で示されるメインメ
モリ空間、及びバスマスタ1(CPU)、バスマスタ
2、バスマスタ3、エラー検出装置の各I/0空間の上
限と下限のアドレスである。
【0032】エラー検出の動作としては、例えば、バス
マスタ1(CPU)がメインメモリ4に対してリード動
作を行った場合を考える。先ずバスマスタ1(CPU)
は共通バスを使用するため競合制御バスにバス使用許可
信号を発行する。これはアービタ6で調停され、他にバ
ス使用要求が無ければバスマスタ1(CPU)にバス使
用許可信号30が返される。これによりバスマスタ1
(CPU)はコマンド制御バス9にリード信号、アドレ
スバス8にアドレスを出力する。
【0033】ここで、エラー検出装置5の動作として
は、先ずエラー対象認識部25にてバスマスタ1(CP
U)のバス使用許可信号30とアドレスバス8からのア
ドレスと、リード信号33を認識してパリティエラーの
対象装置として、リード動作であることと、アドレスマ
ップ情報からメインメモリ4を対象として判断する。
又、バスタイムアウトエラーの対象として同じくアドレ
スマッブ情報からメインメモリ4と判断する。それによ
りエラー対象認識部25は、パリティエラー、及びバス
タイムアウトエラーの対象としてメインメモリ4を示す
コードをエラー対象情報信号43として出力する。
【0034】次に、エラー情報レジスタ26は、アドレ
スバス8からのアドレスと、リード信号33を入出力制
御部20からのエラー情報制御信号37により情報とし
て記憶する。そして、メインメモリ4からリードデー
タ、応答信号35がデータバス7、コマンド制御バス9
にそれぞれ出力されると、エラー検出装置5では、デー
タバッファ21を介して入力されたデータをパリティエ
ラー検出部23にて、入出力制御部20からのパリティ
チェック制御信号39によりパリティチェックを行い、
エラーがない場合はバリティエラー信号42が出力され
ないので、エラー情報レジスタ26では、図3で示され
るエラーVALlDフラグはセットされずに正常動作で
終了する。又、エラーがあった場合は、パリティエラー
検出部23よりパリティエラー信号42が出力され、エ
ラー情報レジスタ26では前に記憶されたアドレス、リ
ード信号33の情報に加え、更にデータ、エラー種類情
報(ここではパリティエラー)と、エラー対象認識部2
5からの、エラー対象情報信号43によりパリティエラ
ー対象であるメインメモリ4のコード情報が記憶され、
同時にエラーVALlDフラグがセットされる。
【0035】そして、割り込み制御部24では、入力さ
れたパリティエラー信号42により、割り込み信号11
をバスマスタ1(CPU)に出力する。これによりバス
マスタ1(CPU)は割り込み処理を開始する。そこで
バスマスタ1(CPU)はエラー検出装置5内のエラー
情報レジスタ26をリードすることにより障害内容、装
置を認識することができる。また、このリード動作によ
りエラー情報レジスタ26内のエラーVALlDフラグ
を入出力制御部20からのエラー情報制御信号37によ
りリセットする。
【0036】バスタイムアウトエラーの場合には、前述
のメモリリード動作において、バスマスタ1(CPU)
が発行したリード信号33をトリガにしてバスタイムア
ウトエラー検出部22にて、メインメモリ4からの応答
信号35が帰ってくるまでの時間をカウントする。そこ
で、予め決められていた時間内に応答信号35が帰って
こなければ、バスタイムアウトエラー信号41を出力す
る。そして、それを受けたエラー情報レジスタは、前に
記憶されていたアドレス、リード信号33の情報に加え
エラー情報種類(ここではバスタイムアウトエラー)
と、エラー対象認識部25からのエラー認識信号43に
よりバスタイムアウトエラー対象であるメインメモリ4
のコード情報が記憶され、同時にエラーVALlDフラ
グがセットされる。割り込み制御部24では、バスタイ
ムアウトエラー信号41により割り込み信号11を有効
にする。その後の処理は、前述のパリティエラーと同様
である。
【0037】次に、ライト動作時のパリティエラーの動
作を説明する。例えば、バスマスタ2からバスマスタ3
に対するライト動作を考える。先ず、バスマスタ2は競
合制御バス10にバス使用要求信号を出力する。これは
アービタ6によって調停されバスマスタ2のバス使用許
可信号31が有効となる。これを受け取ったバスマスタ
2はコマンド制御バス9にライト信号34と、アドレス
バス8、データバス7にそれぞれアドレスとデータを出
力する。そしてエラー検出装置5では、エラー対象認識
部25においてバスマスタ2のバス使用許可信号31
と、アドレスバス8からのバスマスタ2が出力したアド
レスと、コマンド制御バス9からのライト信号34を入
力して、パリティエラーの対象としてライト動作という
ことによりバス使用許可信号31からバス使用者である
バスマスタ2と判断する。又、バスタイムアウトエラー
の対象として、アドレスとアドレスマップ情報を比較し
てバスマスタ3と判断する。そして、認識した対象のコ
ードをエラー対象情報信号34として出力する。
【0038】一方、パリティエラー検出部23では、デ
ータバス7に出力された、バスマスタ2からバスマスタ
3に対するライトデータをデータバッファ21を介して
入力し、入出力制御部20からのパリティチェック制御
信号39のタイミングでパリティチェックを行う。そし
てチェックの結果エラーの場合は、パリティエラー信号
42を出力する。
【0039】エラー情報レジスタ26では、データバス
7に出力されたライトデータ、アドレスバス8上のアド
レス、及びコマンド制御バス9からのライト信号34を
入力し、入出力制御部20からのエラー情報制御信号3
7によりそれぞれ、アドレス、データ、ライト信号の各
情報を記憶しておく。そして前述したパリティエラー検
出部23からのパリティエラー信号42により、先ほど
の情報に加えて、エラー対象認識部25からのエラー対
象情報信号43のパリティエラー対象であるバスマスタ
2のコードを図3に示す書式で記憶し、同時にエラーv
alidフラグをたてる。
【0040】一方、割り込み制御部24では、パリティ
エラー信号42によりバスマスタ1(CPU)に対し
て、割り込み信号11を出力する。以降の処理は前述し
たリード時のパリティエラーと同様である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエラー検
出回路によれば、共通バスに発行される全てのデータの
チェック機能、及びバスタイムアウトエラーのチェック
機能と、エラー発生時の詳細なエラ一情報の収集機能、
又システム拡張時においては、ハードウェアの追加のい
らない優れたシステム拡張対応機能をバスに接続される
一つ装置により行うことで、拡張性に富んだ信頼性、効
率の高いエラー検出システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエラー検出回路の一実施の形態の
ブロック図である。
【図2】図1におけるエラー検出装置5の詳細ブロック
図である。
【図3】図2におけるエラー情報レジスタ26の仕様を
示す図である。
【図4】本発明の実施形態におけるアドレスマッブを示
す図である。
【図5】従来のエラー検出回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 バスマスタ(CPU 2,3 バスマスタ 4 メインメモリ 5 エラー検出装置 6 競合制御装置 7 データバス 8 アドレスバス 9 コマンド制御バス 10 競合制御バス 20 入出力制御部 21 データバッファ 22 バスタイムアウトエラー検出部 23 パリテイエラー検出部 24 割り込み制御部 25 エラー対象認識部 26 エラー情報レジスタ 101 CPU 102 バスマスタ 103 メモリ制御部 104 ROM 105 周辺メモリ 106 キャッシュメモリ 107 キャッシュメモリ制御部 108 パリティチェック部 109 割り込み制御部 110 チェックレジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バス構造を有する情報処理システムにおい
    て、その共通バスに接続され、バスに出力されるデータ
    のパリティのチェック及びバスに発行されるコマンドに
    対する応答がない場合のバスタイムアウトエラーの検出
    を行い、前記共通バス上の情報と、システムの初期化時
    に設定されるアドレスマッブ情報からエラーとなる対象
    を認識してそのエラー情報を記憶しておき、エラー発生
    時にCPUに対しての割り込み信号を発生することを特
    徴とするエラー検出回路。
  2. 【請求項2】前記エラー情報は、エラー時のアドレス、
    データ、コマンド種類またはエラー対象情報である請求
    項1に記載のエラー検出回路。
JP8201227A 1996-07-10 1996-07-10 エラー検出回路 Pending JPH1027114A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8201227A JPH1027114A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 エラー検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8201227A JPH1027114A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 エラー検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1027114A true JPH1027114A (ja) 1998-01-27

Family

ID=16437449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8201227A Pending JPH1027114A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 エラー検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1027114A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000060562A (ko) * 1999-03-17 2000-10-16 김충환 디바이스 인식방법

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61173428A (ja) * 1985-01-25 1986-08-05 松下電工株式会社 スイツチ装置
JPS61201224U (ja) * 1985-06-05 1986-12-17
JPH05325724A (ja) * 1992-05-26 1993-12-10 Matsushita Electric Works Ltd 接点切換表示機能付ピアノスイッチ
JPH0613030U (ja) * 1991-04-26 1994-02-18 アルパイン株式会社 押釦装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61173428A (ja) * 1985-01-25 1986-08-05 松下電工株式会社 スイツチ装置
JPS61201224U (ja) * 1985-06-05 1986-12-17
JPH0613030U (ja) * 1991-04-26 1994-02-18 アルパイン株式会社 押釦装置
JPH05325724A (ja) * 1992-05-26 1993-12-10 Matsushita Electric Works Ltd 接点切換表示機能付ピアノスイッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000060562A (ko) * 1999-03-17 2000-10-16 김충환 디바이스 인식방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2579435B2 (ja) マルチプル・バス・システムにおけるエラー検知及び回復機構とその方法
US5802269A (en) Method and apparatus for power management of distributed direct memory access (DDMA) devices
US4365294A (en) Modular terminal system using a common bus
CN100592271C (zh) 使用集成dma引擎进行高性能易失性磁盘驱动器存储器访问的装置和方法
USRE44270E1 (en) System for providing access of multiple data buffers to a data retaining and processing device
US5897663A (en) Host I2 C controller for selectively executing current address reads to I2 C EEPROMs
JP3302357B2 (ja) Cpuバス制御器
US5150467A (en) Method and apparatus for suspending and restarting a bus cycle
JP3251830B2 (ja) Pciパリティ・エラーに応答する構成を有するpci/isaブリッジ
JPH0727493B2 (ja) ライトスルーキャッシュおよびパイプラインスヌープサイクルを備えたメモリシステムを有するパーソナルコンピュータ
JPH07219913A (ja) マルチプロセッサシステムの制御方法及び装置
US6601165B2 (en) Apparatus and method for implementing fault resilient booting in a multi-processor system by using a flush command to control resetting of the processors and isolating failed processors
JPH08339346A (ja) バスアービタ
JPH0954746A (ja) コンピュータシステム
JPH0792782B2 (ja) 処理実行システム
JP3202700B2 (ja) 信号処理装置
JP2963426B2 (ja) バスブリッジ装置及びトランザクションフォワード方法
JPH11232214A (ja) 情報処理装置用プロセッサおよびその制御方法
JPH1027114A (ja) エラー検出回路
JP2011070372A (ja) Dma転送制御装置
JP3531368B2 (ja) コンピュータシステム及びバス間制御回路
US6230227B1 (en) Computer system with support for a subtractive agent on the secondary side of a PCI-to-PCI bridge
JP2003309564A (ja) マイクロコンピュータシステムおよびそれに使用されるトランシーバ
JPH1173330A (ja) コンピュータシステム
JP3141948B2 (ja) 計算機システム