JPH0342588Y2 - - Google Patents

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JPH0342588Y2
JPH0342588Y2 JP1985109110U JP10911085U JPH0342588Y2 JP H0342588 Y2 JPH0342588 Y2 JP H0342588Y2 JP 1985109110 U JP1985109110 U JP 1985109110U JP 10911085 U JP10911085 U JP 10911085U JP H0342588 Y2 JPH0342588 Y2 JP H0342588Y2
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JP
Japan
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front panel
elastic
operation button
section
pressing
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JP1985109110U
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JPS6218935U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、電子機器に用いて好適な操作釦に関
する。
(ロ) 従来の技術 従来、電子機器の操作釦は、操作釦本体を弾性
を有するヒンジ部を介してフロントパネル裏面に
融着によつて取付け固定するものが賞用されてい
るが、このような操作釦では、取付けに際して融
着作業が必要となつて取付け及び取外し時の作業
性の低下を招き、同時に融着のためのスペースが
必要となり機器の小型化の妨げとなる。また、ス
ペース的な有利な操作釦として、例えば実開59−
12230号公報に開示されるものがある。
この従来技術は、操作釦をフロントパネルに設
けた支軸に揺動自在に取付け、裏面から操作釦と
は別部材の弾性部材によつて前面に付勢するとい
う構成になつている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記従来技術によると、弾性部材と操作釦とが
別部材であり、部品点数が増加し、また取付け作
業性が悪いという欠点がある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は操作釦であり、フロントパネルに一端
を軸支して揺動自在と為し、他端に押釦を押圧す
る押圧部と、先端がフロントパネルに配した係止
部に係止された弾性片を設けることを特徴とす
る。
(ホ) 作用 本考案は上述の如く構成したので、融着作業を
為さずに取付けた弾性片の弾性を利用して操作釦
の初期位置への復帰が可能となる。
(ヘ) 実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例について説
明する。
第2図に示す様に、操作釦1の操作部2内面の
一端の両側縁には、軸受部(回動支持部)3,3
が、また他端には両端が折曲された薄板状の弾性
片(弾性部)4が一体成形されている。また、5
は押圧ノブ(押圧部)で、操作部2内面の弾性片
4の近傍に一体成形され、操作部2を押圧した際
に、フロントパネル8に対向して内部に配設され
た基板6上に配設されたタクトスイツチ(押釦)
7の押圧を為す様に構成されている。
フロントパネル8の所定位置には、操作釦1露
出用の開口部9が設けられ、該開口部9の上側部
には支軸(支持部材)12を支持する突出片1
0,10がまた下方にはコ字状の係止部11が一
体成形されている。
第1図に示す如く、まず弾性片4の先端部4a
を係止部11に挿入し、弾性片4をフロントパネ
ル8の内面に沿つて配置せしめた後、フロントパ
ネル8の前方から軸受部3,3を支軸12に挿入
して、第3図の如く操作釦1を支軸12に揺動自
在に軸支する。この状態で、操作部2の下側を第
4図の様に押圧力Fにて前方より押圧すると、弾
性片が弾性変形し支軸12を中心に操作部2が時
計方向に回動し、押圧ノブ5がタクトスイツチ7
と当接し、押圧を為す。この押圧を解除すると、
弾性片4の弾性力により操作部2は反時計方向に
回動し、下端に配設した位置規制部2aが開口部
9の下縁に設けた段部9aと当接して第3図の状
態に復帰する。
尚、本実施例では、弾性片4の先端部4aの位
置規制は、フロントパネル8に一体的に設けられ
た係止部11にて為されているが、係止部11を
設けずに前記係止部11の配置位置にてフロント
パネル8を内方へ折曲し、フロントパネル8と基
板6にて弾性片4の先端部4aを挟持する事も可
能である。
また、第5図は操作釦1の他の実施例の構造を
示す図であり、第2図の実施例との相違は、操作
部2内面の一端に中央に円弧状の凹部30a,3
0a,30a,30aを設け、弾性を有する一対
の軸受腕30,30,30,30から成る一対の
第1軸受部31,31と、この第1軸受部31,
31の中間に配設された円弧状の湾曲部32aを
有する第2軸受部32とから軸受部3が構成さ
れ、更に操作部2の押圧時に極端に強い押力が加
わつた際に基板6と当接して、操作部2の押圧方
向へのストロークを規定し、過度の押力によるタ
クトスイツチ7の破損を防止するための突出片3
4,34が設けられている点にある。
この操作部1をフロントパネル8の支軸12に
取付ける場合、第6図の如く軸受腕30,30,
30,30間に支軸12を挿入して凹部30a,
30a,30a,30aに嵌合せしめ、第2軸受
部32の湾曲部32aに当接せしめる。これによ
り、第2図の実施例に比べ、第1軸受部31,3
1は各々弾性が増して支軸12が挿入しやすい
上、第2軸受部32により支軸12が矢印Pの押
圧力を受けることになり、軸受部3と支軸12の
ガタがなくなり安定な支持が可能となる。
(ト) 考案の効果 上述の如く本考案によれば、弾性部材を操作釦
と別部材とすることなく、また、融着等の2次工
程を為さずに、取外し可能で取付けが容易な操作
釦が実現でき実用的価値が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例に係り、第
1図は操作釦の斜視図、第2図は同分解斜視図、
第3図は非押圧時の側部断面図、第4図は押圧時
の側部断面図である。また、第5図、第6図は他
の実施例に係り、第5図は操作釦の斜視図、第6
図は要部側部断面図である。 1……操作釦、3,3……軸受部(回動支持
部)、4……弾性片(弾性部)、5……押圧ノブ
(押圧部)、7……タクトスイツチ(押釦)、8…
…フロントパネル、9……開口部、11……係止
部、12……支軸(支持部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作部の一端に配され、前記操作部がフロント
    パネルに対して回動自在となるように前記フロン
    トパネルの開口部の近傍に配された棒状支持部材
    に遊嵌される回動支持部材と、操作部の他端に配
    され、前記フロントパネルの内方に配設された押
    釦の押圧を為す押圧部と、前記フロントパネル内
    面に配設された係止部に先端が係止される弾性部
    とが前記操作部と一体成形されており、前記操作
    部に対する押圧が解除されると、前記弾性部の弾
    性力により押圧前の位置に操作部が復帰すること
    を特徴とする操作釦。
JP1985109110U 1985-07-17 1985-07-17 Expired JPH0342588Y2 (ja)

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JP1985109110U JPH0342588Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

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JP1985109110U JPH0342588Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

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JPS6218935U JPS6218935U (ja) 1987-02-04
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JP5468993B2 (ja) * 2010-05-26 2014-04-09 アイホン株式会社 通話機器の押しボタン装置

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JPS6218935U (ja) 1987-02-04

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