JPH0342592Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342592Y2 JPH0342592Y2 JP16159985U JP16159985U JPH0342592Y2 JP H0342592 Y2 JPH0342592 Y2 JP H0342592Y2 JP 16159985 U JP16159985 U JP 16159985U JP 16159985 U JP16159985 U JP 16159985U JP H0342592 Y2 JPH0342592 Y2 JP H0342592Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation button
- pressing
- opening
- button
- tapered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、電子機器に用いて好適な操作釦装置
に関する。
に関する。
(ロ) 従来の技術
従来、電子機器の操作釦装置には、押圧操作を
為す操作部をヒンジ部を介して基体に一体成形
し、この基体をフロントパネル裏面に融着固定し
て、操作部押圧時にヒンジ部を弾性変形せしめ、
押圧解除時にこの弾性力により、操作部を元の位
置に復帰せしめるものが賞用され、また実願昭59
−54902号にもその一例が開示されている。
為す操作部をヒンジ部を介して基体に一体成形
し、この基体をフロントパネル裏面に融着固定し
て、操作部押圧時にヒンジ部を弾性変形せしめ、
押圧解除時にこの弾性力により、操作部を元の位
置に復帰せしめるものが賞用され、また実願昭59
−54902号にもその一例が開示されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
前記先願技術によると、ヒンジ部に十分な弾性
変形を生ぜしめるために基体をフロントパネル裏
面に固着しなければならず、取付作業性及び省ス
ペース化に不都合を生じる。また、頻繁な使用に
よるヒンジ部の変形に起因する弾性力の低下が生
じると、操作部の元の位置への復帰が困難とな
る。
変形を生ぜしめるために基体をフロントパネル裏
面に固着しなければならず、取付作業性及び省ス
ペース化に不都合を生じる。また、頻繁な使用に
よるヒンジ部の変形に起因する弾性力の低下が生
じると、操作部の元の位置への復帰が困難とな
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は操作釦装置であり、
開口部と、該開口部の下縁に配された屈曲部を
有するパネル基体と、押圧操作を為す操作部と、
前記操作部裏面より内方に突出し押釦の押圧を為
す押圧部と、前記操作部の下端より内方に延び先
端が前記屈曲部と当接するテーパー状部と、前記
開口部周縁と係合して外方への位置規制を為す係
止部を有し重心が前記テーパー状部より外方にあ
る操作釦とから成り、前記操作部押圧時に前記テ
ーパー状部と前記屈曲部との当接点を支点に回動
することを特徴とする。
有するパネル基体と、押圧操作を為す操作部と、
前記操作部裏面より内方に突出し押釦の押圧を為
す押圧部と、前記操作部の下端より内方に延び先
端が前記屈曲部と当接するテーパー状部と、前記
開口部周縁と係合して外方への位置規制を為す係
止部を有し重心が前記テーパー状部より外方にあ
る操作釦とから成り、前記操作部押圧時に前記テ
ーパー状部と前記屈曲部との当接点を支点に回動
することを特徴とする。
(ホ) 作用
本考案は上述の様に構成したので、押圧時に操
作部はテーパー状部の先端を中心に回動し、押圧
解除時に操作釦自体の自重により元の位置に回動
復帰する。
作部はテーパー状部の先端を中心に回動し、押圧
解除時に操作釦自体の自重により元の位置に回動
復帰する。
(ヘ) 実施例
以下、図面に従い本考案の一実施例について説
明する。
明する。
第2図及び第3図は操作釦1の斜視図である。
1aは押圧操作を為すための斜面状の操作部
で、裏面には後述のタクトスイツチ押圧用の押圧
部1b,1bが突出し、上下端には前記押圧部1
bと平行にフツク部(係止部)1c,1c,1
c,1cが形成されている。また、下端のフツク
部1c,1c間には突出部1dが設けられ、この
突出部1dの先端には下方の突出量が多いテーパ
ー状部1eが形成されている。尚、前記操作釦1
の重心gは操作部1a部分にある。
で、裏面には後述のタクトスイツチ押圧用の押圧
部1b,1bが突出し、上下端には前記押圧部1
bと平行にフツク部(係止部)1c,1c,1
c,1cが形成されている。また、下端のフツク
部1c,1c間には突出部1dが設けられ、この
突出部1dの先端には下方の突出量が多いテーパ
ー状部1eが形成されている。尚、前記操作釦1
の重心gは操作部1a部分にある。
フロントパネル(パネル基体)2の所定位置に
は開口部3が設けられている。この開口部3の下
縁には、第4図に示す如く屈曲部4,4が形成さ
れ、この屈曲部4,4は上縁から延びる連結板5
と結合されている。この連結板5には透孔6,
6,6,6が形成されている。
は開口部3が設けられている。この開口部3の下
縁には、第4図に示す如く屈曲部4,4が形成さ
れ、この屈曲部4,4は上縁から延びる連結板5
と結合されている。この連結板5には透孔6,
6,6,6が形成されている。
押圧部1b,1bを透孔6,6内に挿入し、フ
ツク部1c,1c,1c,1cを屈曲部4両端及
び連結板5の切欠部7,7にてフロントパネル2
の裏面と係合させ、操作釦1の外方への位置規制
を為すことにより、第5図の如く操作釦1のフロ
ントパネル2への取付けが完了する。この取付け
完了時において、第6図、第7図の様にテーパー
状部1eは屈曲部4と当接状態にあり、押圧部1
b,1bはフロントパネル2の内部に装着されて
いるプリント基板8上のタクトスイツチ(押釦)
9と対向している。尚、操作部1の上内端面1f
と連結板5間には十分な間隔が設けられている。
ツク部1c,1c,1c,1cを屈曲部4両端及
び連結板5の切欠部7,7にてフロントパネル2
の裏面と係合させ、操作釦1の外方への位置規制
を為すことにより、第5図の如く操作釦1のフロ
ントパネル2への取付けが完了する。この取付け
完了時において、第6図、第7図の様にテーパー
状部1eは屈曲部4と当接状態にあり、押圧部1
b,1bはフロントパネル2の内部に装着されて
いるプリント基板8上のタクトスイツチ(押釦)
9と対向している。尚、操作部1の上内端面1f
と連結板5間には十分な間隔が設けられている。
この状態より操作部1に矢印A方向に押圧力を
加えると、テーパー状部1eと屈曲部4との当接
点(回動中心)pを支点に、第1図の如く操作部
1aが反時計方向に回動し、押圧部1b,1bの
タクトスイツチ9の押圧が為される。この位置に
おいて、操作部1aには重力Gが操作釦1の重心
gに作用し、この重力Gが時計方向の回転モーメ
ントMを生ぜしめる。ここでM=l×Gsinθ
(l:回動中心Pと重心gまでの距離、θ:重心
gと回動中心Pを結ぶ線分と垂直線との為す角)
となる。従つて、押圧を解除すると操作部1aは
時計方向に回動し、元の位置に復帰する。
加えると、テーパー状部1eと屈曲部4との当接
点(回動中心)pを支点に、第1図の如く操作部
1aが反時計方向に回動し、押圧部1b,1bの
タクトスイツチ9の押圧が為される。この位置に
おいて、操作部1aには重力Gが操作釦1の重心
gに作用し、この重力Gが時計方向の回転モーメ
ントMを生ぜしめる。ここでM=l×Gsinθ
(l:回動中心Pと重心gまでの距離、θ:重心
gと回動中心Pを結ぶ線分と垂直線との為す角)
となる。従つて、押圧を解除すると操作部1aは
時計方向に回動し、元の位置に復帰する。
尚、本実施例では操作釦をフロントパネルに配
したが、フロントパネルに代えて押釦を遮蔽する
開閉蓋に配し、閉塞時に押釦の押圧に利用するこ
とも可能である。
したが、フロントパネルに代えて押釦を遮蔽する
開閉蓋に配し、閉塞時に押釦の押圧に利用するこ
とも可能である。
(ト) 考案の効果
上述の如く本考案によれば、操作釦自体の重力
を利用して、操作釦の元の位置への復帰が実現で
き、従来例にみられる過度な使用に伴う復帰力の
低下の欠点が解消され、取付け作業性の向上及び
省スペースに効果があり実用的価値が高い。
を利用して、操作釦の元の位置への復帰が実現で
き、従来例にみられる過度な使用に伴う復帰力の
低下の欠点が解消され、取付け作業性の向上及び
省スペースに効果があり実用的価値が高い。
図面は全て本考案の一実施例に係り、第1図は
押圧時の断面図、第2図及び第3図は操作釦の斜
視図、第4図は操作釦未装着時のフロントパネル
の斜視図、第5図は操作釦装着時のフロントパネ
ルの斜視図、第6図は第5図のX−X′線断面図、
第7図はY−Y′線断面図である。 1……操作釦、1a……操作部、1b……押圧
部、1c……フツク部(係止部)、1e……テー
パー状部、2……フロントパネル(基体)、3…
…開口部、4……屈曲部、9……タクトスイツチ
(押釦)、g……重心。
押圧時の断面図、第2図及び第3図は操作釦の斜
視図、第4図は操作釦未装着時のフロントパネル
の斜視図、第5図は操作釦装着時のフロントパネ
ルの斜視図、第6図は第5図のX−X′線断面図、
第7図はY−Y′線断面図である。 1……操作釦、1a……操作部、1b……押圧
部、1c……フツク部(係止部)、1e……テー
パー状部、2……フロントパネル(基体)、3…
…開口部、4……屈曲部、9……タクトスイツチ
(押釦)、g……重心。
Claims (1)
- 開口部と、該開口部の下縁に配された屈曲部を
有する基体と、押圧操作を為す操作部と、前記操
作部裏面より内方に突出し押釦の押圧を為す押圧
部と、前記操作部の下端より内方に延び先端が前
記屈曲部と当接するテーパー状部と、前記開口部
周縁と係合して外方への位置規制を為す係止部を
有し重心が前記テーパー状部より外方にある操作
釦とから成り、前記操作部押圧時に前記テーパー
状部と前記屈曲部との当接点を支点に回動するこ
とを特徴とする操作釦装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16159985U JPH0342592Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16159985U JPH0342592Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6269348U JPS6269348U (ja) | 1987-05-01 |
JPH0342592Y2 true JPH0342592Y2 (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=31088059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16159985U Expired JPH0342592Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0342592Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011029157A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-02-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電子機器用押釦構造およびその構造を適用した火災警報器 |
-
1985
- 1985-10-22 JP JP16159985U patent/JPH0342592Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6269348U (ja) | 1987-05-01 |
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