JP2505827Y2 - 押しボタン装置 - Google Patents
押しボタン装置Info
- Publication number
- JP2505827Y2 JP2505827Y2 JP10623390U JP10623390U JP2505827Y2 JP 2505827 Y2 JP2505827 Y2 JP 2505827Y2 JP 10623390 U JP10623390 U JP 10623390U JP 10623390 U JP10623390 U JP 10623390U JP 2505827 Y2 JP2505827 Y2 JP 2505827Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- hook
- leaf spring
- electric device
- button device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、電気機器などに用いられる押しボタン装置
に関する。
に関する。
(ロ) 従来の技術 実開昭62-34725号公報(HO1H 13/14)に開示されてい
る従来の押しボタン装置を第5図に示す。フロントパネ
ル(1)に設けられた開口部(2)にはつば部(3)が
形成されており、つば部(3)に係合するようにフック
(4)により押しボタン(5)が取り付けられている。
また、押しボタン(5)の操作部(6)を押圧したとき
押しボタン(5)の裏面に形成されている押圧部(7)
が弾性を有するスイッチ操作片(8)を押圧し、スイッ
チ操作片(8)はプリント基板(9)上に設置されてい
るスイッチ(10)を押圧し、スイッチ(10)を操作す
る。この時、押しボタン(5)のストローク幅を規制す
るための規制片(11)が形成されている。
る従来の押しボタン装置を第5図に示す。フロントパネ
ル(1)に設けられた開口部(2)にはつば部(3)が
形成されており、つば部(3)に係合するようにフック
(4)により押しボタン(5)が取り付けられている。
また、押しボタン(5)の操作部(6)を押圧したとき
押しボタン(5)の裏面に形成されている押圧部(7)
が弾性を有するスイッチ操作片(8)を押圧し、スイッ
チ操作片(8)はプリント基板(9)上に設置されてい
るスイッチ(10)を押圧し、スイッチ(10)を操作す
る。この時、押しボタン(5)のストローク幅を規制す
るための規制片(11)が形成されている。
以上の構成により、押しボタン(5)を押圧すること
によりスイッチ(10)を操作する。
によりスイッチ(10)を操作する。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 上記従来技術では、押しボタンがフロントパネルから
外れてしまうことを防ぐために、フックを大きくして外
れにくくしているが、フックを大きくすると押しボタン
がフロントパネルにはめにくくフックのヒンジ部分が変
形し易くなるといった問題が生じる。
外れてしまうことを防ぐために、フックを大きくして外
れにくくしているが、フックを大きくすると押しボタン
がフロントパネルにはめにくくフックのヒンジ部分が変
形し易くなるといった問題が生じる。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、上記課題に鑑みなされたもので、電気機器
などに取り付けられている押しボタン装置において、操
作部と、電気機器本体に設けられた開口部に係合するフ
ックを有する押しボタンが、電気機器本体に対して板バ
ネにより弾性支持されており、板バネの一部がフックの
背面に位置し、フックの変形を規制している構成とす
る。
などに取り付けられている押しボタン装置において、操
作部と、電気機器本体に設けられた開口部に係合するフ
ックを有する押しボタンが、電気機器本体に対して板バ
ネにより弾性支持されており、板バネの一部がフックの
背面に位置し、フックの変形を規制している構成とす
る。
(ホ) 作用 押しボタンを電気機器本体に係合させるフックの背面
に押しボタンを固定する板バネの一部が位置するといっ
た簡単な構成により押しボタンが電気機器本体から外れ
ることを防止する。
に押しボタンを固定する板バネの一部が位置するといっ
た簡単な構成により押しボタンが電気機器本体から外れ
ることを防止する。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面を用いて説明する。また同一部
品は同一符号を付し説明は省略する。第1図から第4図
は本考案の実施例を説明するための図であり、第1図は
分解斜視図、第2図は組立図、第3図は断面図、第4図
は押しボタン押圧時の断面図である。
品は同一符号を付し説明は省略する。第1図から第4図
は本考案の実施例を説明するための図であり、第1図は
分解斜視図、第2図は組立図、第3図は断面図、第4図
は押しボタン押圧時の断面図である。
フロントパネル(1)の開口部(2)に押しボタン
(5)を挿入し、押しボタン(5)に設けられているフ
ック(4)をフロントパネル(1)の凹部(1a)に形成
された係合部(1b)(1c)に係合させ、押しボタン
(5)をフロントパネル(1)に取り付ける。この時押
しボタン(5)に設けられた回転支点用リブ(5a)はフ
ロントパネル(1)の凹部(1a)に形成されている突起
(12)により位置決めされている。次に。位置決め孔
(13a)を有する板バネ(13)を位置決め突起(14)に
係合させ、凹部(1a)に融着固定する。板バネ(13)は
固定部(13b)、バネ部(13c)、L字片(13d)からな
っており、第2図に示すように板バネ(13)のL字片
(13d)はフック(4)の背面に位置し、フック(4)
の矢印A方向への変形を規制している。よって押しボタ
ン(5)は矢印B方向に抜けなくなる。また、押しボタ
ン(5)の操作部(6)が押圧されたときは、スイッチ
(図示せず)をON/OFFさせるスイッチ操作用ボス(15)
に設けられたリブ(15a)の押圧により板バネ(13)は
弾性変形する。
(5)を挿入し、押しボタン(5)に設けられているフ
ック(4)をフロントパネル(1)の凹部(1a)に形成
された係合部(1b)(1c)に係合させ、押しボタン
(5)をフロントパネル(1)に取り付ける。この時押
しボタン(5)に設けられた回転支点用リブ(5a)はフ
ロントパネル(1)の凹部(1a)に形成されている突起
(12)により位置決めされている。次に。位置決め孔
(13a)を有する板バネ(13)を位置決め突起(14)に
係合させ、凹部(1a)に融着固定する。板バネ(13)は
固定部(13b)、バネ部(13c)、L字片(13d)からな
っており、第2図に示すように板バネ(13)のL字片
(13d)はフック(4)の背面に位置し、フック(4)
の矢印A方向への変形を規制している。よって押しボタ
ン(5)は矢印B方向に抜けなくなる。また、押しボタ
ン(5)の操作部(6)が押圧されたときは、スイッチ
(図示せず)をON/OFFさせるスイッチ操作用ボス(15)
に設けられたリブ(15a)の押圧により板バネ(13)は
弾性変形する。
以上の構成により押しボタン(5)の操作部(6)を
押圧すると、押しボタン(5)は回動支点用リブ(5a)
を中心に回動し、押しボタン(5)に設けられたリブ
(15a)の押圧により板バネ(13)が弾性変形し、スイ
ッチ操作用ボス(15)がスイッチを押圧し、スイッチを
ON/OFFする。
押圧すると、押しボタン(5)は回動支点用リブ(5a)
を中心に回動し、押しボタン(5)に設けられたリブ
(15a)の押圧により板バネ(13)が弾性変形し、スイ
ッチ操作用ボス(15)がスイッチを押圧し、スイッチを
ON/OFFする。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、押しボタンを電気機器本体に係合さ
せるフックの背面に板バネの一部を位置させるといった
簡単な構成により、フックの変形を規制し、押しボタン
が外れることを防止できる。
せるフックの背面に板バネの一部を位置させるといった
簡単な構成により、フックの変形を規制し、押しボタン
が外れることを防止できる。
第1図乃至第4図は本考案の実施例を説明するための図
であり、第1図は分解斜視図、第2図は組立図、第3図
は断面図、第4図は押しボタン押圧時の断面図であり、
第5図は従来技術を説明するための図である。 (1)……フロントパネル(電気機器本体)、(2)…
…開口部、(4)……フック、(5)……押しボタン、
(6)……操作部、(13)……板バネ。
であり、第1図は分解斜視図、第2図は組立図、第3図
は断面図、第4図は押しボタン押圧時の断面図であり、
第5図は従来技術を説明するための図である。 (1)……フロントパネル(電気機器本体)、(2)…
…開口部、(4)……フック、(5)……押しボタン、
(6)……操作部、(13)……板バネ。
Claims (1)
- 【請求項1】電気機器などに取り付けられている押しボ
タン装置において、操作部と、前記電気機器本体に設け
られた開口部に係合するフックを有する押しボタンが、
前記電気機器本体に対して板バネにより弾性支持されて
おり、前記板バネの一部が前記フックの背面に位置し、
前記フックの変形を規制していることを特徴とする押し
ボタン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10623390U JP2505827Y2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 押しボタン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10623390U JP2505827Y2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 押しボタン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0463520U JPH0463520U (ja) | 1992-05-29 |
JP2505827Y2 true JP2505827Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=31852240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10623390U Expired - Fee Related JP2505827Y2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 押しボタン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505827Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-09 JP JP10623390U patent/JP2505827Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0463520U (ja) | 1992-05-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |