JPH074742Y2 - プッシュスイッチ機構 - Google Patents

プッシュスイッチ機構

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JPH074742Y2
JPH074742Y2 JP1988144948U JP14494888U JPH074742Y2 JP H074742 Y2 JPH074742 Y2 JP H074742Y2 JP 1988144948 U JP1988144948 U JP 1988144948U JP 14494888 U JP14494888 U JP 14494888U JP H074742 Y2 JPH074742 Y2 JP H074742Y2
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JP
Japan
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knob
frame
circuit board
printed circuit
push switch
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JP1988144948U
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English (en)
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JPH0265827U (ja
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重臣 仁平
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案はプッシュツマミとプッシュスイッチで構成し
たプッシュスイッチ機構に係り、特に小型無線機器など
のPTTスイッチ機構に好適なプシュスイッチ機構に関す
る。
(ロ)従来技術・考案が解決しようとする問題点 従来からプッシュスイッチ機構は第3図に示す断面図の
ものが提供されていた。
図において、10はゴムなどの弾力性部材を使用したツマ
ミ、11はツマミ10を内側より押えて固定する押え金具、
12はプッシュスイッチ5を取り付けるプリント基板、13
は電子機器本体に取り付けられたマザー基板で、上記プ
ッシュスイッチ5を取り付けたプリント基板12を固定し
ている。14はケース、15は取り付け用ネジである。
複数のプッシュスイッチ5(例えば第3図では3個)を
プリント基板12の所定の位置にハンダ付けして取り付け
られ、ツマミ10の押圧部10bが、このプッシュスイッチ
5のスイッチ部5aに合致して、ツマミ10が取り付けられ
る。
ツマミ10をケース14の内部からスイッチ開放穴14aに差
し込み、ツマミ10の外周部に設けられたフランジ部10a
の上から押え金具11を乗せ、ツマミ10のフランジ部10a
をケース14と押え金具11の間に挟み込んで、ケース14の
外側より取り付けネジ15でケース14と押え金具11を固定
してツマミ10を取り付ける。
このように取り付けられたプッシュスイッチ機構は、ツ
マミ10の所定の位置を押圧し、目的とするプッシュスイ
ッチ5を操作することができる。しかし、上記した従来
のプッシュスイッチ機構では、プッシュスイッチ5が電
子機器本体のマザー基板13に取り付けられたプリント基
板12に装着し、一方、ツマミ10はケース14に取り付けら
れているので、両者の位置関係は部品の精度、部品組立
の精度などによって大きな誤差やバラツキが生ずること
があり、ツマミ10の押圧した時の感触不良や、プッシュ
スイッチ5の動作不良になりやすいという欠点があっ
た。
またツマミ10の取り付けネジ15が外部に出るため、外観
が損なわれるという欠点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは従来例の欠点を解消したプッシュ
スイッチ機構を提供するところにある。
(ハ)問題を解決するための手段 この考案のプッシュスイッチ機構は、プリント基板に取
り付けた複数のスイッチを、弾力性部材を使用したツマ
ミで操作するプッシュスイッチ機構において、複数のプ
ッシュスイッチを装着し、一方の端部に係止部を設けた
プリント基板と、このプリント基板の係止部に係合する
突出部を一方の側面に設け、他の一方の側面に取り付け
ネジ穴を備え、略中央部にプリント基板のスイッチを遊
挿するスイッチ開放穴を設けたフレームで、このフレー
ムの上端部にケースの端部を装着する略Uの字形の嵌合
部と、下端部にケースの端部を装着する略逆Uの字形の
嵌合部とを周設してなり、 更に、前記スイッチの操作部軸上と合致する押圧部を設
け、押圧部と同一方向に前記開放穴に圧入して嵌合する
嵌入部と、嵌入部の先端に抜け防止の爪を設け、更に前
記嵌入部と同一方向に設けた突起部が前記フレームの上
端部、及び下端部に周設した嵌合部を冠着し、前記嵌合
部に挿入したケースの端部とケースの端部を押しつけて
固定するようにしたツマミとを備えて構成したものであ
る。
(ニ)作用 フレームの側端部に設けられた突出部はプッシュスイッ
チを装着したプリント基板の側端部の係止部に係合し、
フレームの一方の他の側端部は取り付けネジでプリント
基板の他の側端部と固定される。
またフレームのスイッチ開放穴にツマミの全周部分に設
けられた嵌入部が嵌入し、更にフロントケース及びリア
ケースのリブがフレームの上下部に設けられた略Uの字
及び略逆Uの字形嵌合部に嵌め込まれ、ツマミの上下部
に設けられた突起部で、フロント及びリアケースのリブ
が強く内側に押し付けられて取り付けられる。
すなわち、フレームにプッシュスイッチを装着したプリ
ント基板、弾力性部材でできたツマミを取り付けたサブ
アッセンブリがフロントケース、リアケースそれぞれに
取り付けられる構造になっている。
(ホ)実施例 この考案に係るプッシュスイッチ機構の実施例を第1図
及び第2図に基づいて説明する。
第1図はプッシュスイッチ機構を分解した斜視図であ
り、第2図(A)はプッシュスイッチ機構を組み立てた
状態の上面から見た断面図、第2図(B)は側面から見
た断面図である。
図において、1はゴムなどの弾力性部材で作られたツマ
ミ、1aはツマミ1の内側の全周に形成した嵌入部、1bは
ツマミ1の上下部分に設けられた突起部、1cはツマミ1
の押圧部でプッシュスイッチを駆動する。
2はツマミ1及びプッシュスイッチを装着したプリント
基板を取り付けて保持するフレーム、2aはフレーム2の
側面に設けられた突起部でプリント基板の係止部と係合
する。2bはフレーム2の他の側面に設けられた取り付け
ネジ穴、2cはフレーム2の上下端部に設けられた略Uの
字及び略逆Uの字形の嵌合部で、フロントケース及びリ
アケースのリブが挿着する。2dはフレーム2の略中央に
開けたプッシュスイッチ開放穴である。
3はプッシュスイッチを装着したプリント基板、3aはプ
リント基板3の側端部に設けた係止部で、フレーム2の
突出部2aと係合して取り付けられる。3bはプリント基板
3の他の側端部に設けられた取り付け用ネジ穴、4は取
り付けネジ、5はプリント基板3に取り付けられたプッ
シュスイッチである。
6はフロントケース、6aはフロントケース6のリブでフ
レーム2の嵌合部2cに挿着する。7はリアケース、7aは
リアケース7のリブでフレーム2の嵌合部2cに挿着され
る。
複数のプッシュスイッチ5(例えば第1図では3個)を
プリント基板3の所定の位置にハンダ付けして装着し、
このプリント基板3をフレーム2に取り付ける。
フレーム2の側端部に設けられた図のような突出部2a
は、プリント基板3の係止部3aに嵌め込まれて固定さ
れ、フレーム2の他の側端部に設けられた取り付けネジ
穴2bに、取り付けネジ4をプリント基板3の取り付けネ
ジ穴3bを介して締め付けられ、プリント基板3は所定の
位置取りをしてフレーム2に取り付けられる。
フレーム2の略中央部に設けられた大きなスイッチ開放
穴2dには、3個のプッシュスイッチ5のスイッチ軸が貫
通した形で現われる。
フレーム2のスイッチ開放穴2dは大きな四角形をなし、
このスイッチ開放穴2dにツマミ1の嵌入部1aが嵌入し
て、ツマミ1をフレーム2に取り付ける。
このツマミ1の嵌入部1aは第2図(A),(B)のよう
に抜け止めの爪が形成されていて、しかもツマミ1の全
周に渡って形成され、スイッチ開放穴2dの内側より嵌入
して爪で固定される。このように例えば弾力性のある便
質ゴムなどでできたツマミ1の嵌入部1aが、スイッチ開
放穴2dの全周に嵌入するので、ツマミ1は強く、しっか
りと取り付けられる。
ツマミ1の押圧部1cはプッシュスイッチ5のスイッチ軸
上に来るように設計されている。第1図の実施例ではツ
マミ1のパネル側から見て右(第1図では手前)のツマ
ミ1の押圧部1cは大きく作られていて、例えば、小型無
線機などの使用頻度の大きいPTTツマミなどに好適なよ
うになっている。すなわち押圧する部分が大きく、完全
にしかも容易にスイッチ操作を行うことができるように
なっている。
第2図(B)の断面図はフレーム2の上部の略コ字形の
嵌合部2cにフロントケース6のリブ6aが勘合し、下部の
嵌合部2cにリアケース7のリブ7aが勘合して取り付けら
れる。嵌合部2cの略コ字形寸法巾は上記リブ6a,7aの寸
法より大きくなっていて、リブ6a,7aは嵌合部2cに容易
に挿着することができる。この状態で、上記ツマミ1の
嵌入部1aがスイッチ開放穴2dに嵌入することによって、
ツマミ1の上下に設けられた突起部1bがフロントケース
6及びリアケース7のリブ6a,7aを前面より強く押し付
けて、フロントケース6及びリアケース7にフレーム2
の略コ字形の嵌合部2cを固定することができる。
またフロントケース6及びリアケース7は、第2図
(A)のようにフロントケース6のリブ6b及びリアケー
ス7のリブ7bを、フレーム2とツマミ1で挾着して固定
することができる。
ツマミ1は弾性部材で作られているので、フロントケー
ス6及びリアケース7をツマミ1の全周部分で強く押し
て、取り付けガタを吸収して堅固に固定することができ
る。
(ヘ)考案の効果 この考案に係るプッシュスイッチ機構は、フレームにプ
ッシュスイッチを取り付けたプリント基板と、弾力性部
材で作られたツマミを直接取り付けるので、ツマミの押
圧部とプッシュスイッチのスイッチ軸寸法のバラツキが
非常に小さくなり、プッシュスイッチの動作不良やスイ
ッチ押圧の感触不良などを無くすことができるという効
果がある。
またツマミとフレームはリアケースとフロントケースに
挾着して取り付けるので、取り付けネジを必要とせず、
外観上も良くなる。更にフレーム及びツマミをフロント
ケースやリアケースで嵌み込んで固定するので、組立作
業性が良く、作業工数も少なくなる。またツマミが弾力
性部材で作られているため、取り付け上のガタがなくな
るなどの効果がある。
しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成するこ
とができるため実施も容易であるなどの優れた特長を有
している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案に係るプッシュスイッチ機
構の実施例を示し、第1図は構成部品を分解した時の斜
視図、第2図(A)はプッシュスイッチ機構を組み立て
た状態の上面からの断面図、第2図(B)は側面からの
断面図である。 第3図は従来例のプッシュスイッチ機構の上面からの断
面図である。 主な符号の説明 1:ツマミ 1a:ツマミの嵌入部 1b:ツマミの突起部 2:フレーム 2a:フレームの突出部 2b:フレームの取付ネジ穴 2c:フレームの略コの字形の嵌合部 2d:フレームのプッシュスイッチ開放穴 3:プリント基板 3a:プリント基板の係止部 3b:プリント基板の取付用ネジ穴 4:取付ネジ 5:プッシュスイッチ 6:フロントケース 6a:フロントケースのリブ 7:リアケース 7a:リアケースのリブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板に取り付けた複数のスイッチ
    を、弾力性部材を使用したツマミで操作するプッシュス
    イッチ機構において、 スイッチ(5)を装着し、一方の端部に係止部(3a)を
    設けたプリント基板(3)と、このプリント基板の係止
    部に係合する突出部(2a)を一方の側面に設け、他の一
    方の側面に取り付けネジ穴(2b)を備え、略中央部にプ
    リント基板(3)のスイッチ(5)を遊挿するスイッチ
    開放穴(2d)を設けたフレーム(2)で、このフレーム
    (2)の上端部にケース(6)の端部(6a)を装着する
    略Uの字形の嵌合部(2c)と、下端部にケース(7)の
    端部(7a)を装着する略逆Uの字形の嵌合部(2c)とを
    周設してなり、 更に、前記スイッチ(5)の操作部軸上と合致する押圧
    部(1c)を設け、押圧部(1c)と同一方向に前記開放穴
    (2d)に圧入して嵌合する嵌入部(1a)と、嵌入部(1
    a)の先端に抜け防止の爪を設け、更に前記嵌入部(1
    a)と同一方向に設けた突起部が前記フレーム(2)の
    上端部、及び下端部に周設した嵌合部(2c)を冠着し、
    前記嵌合部(2c)に挿入したケース(6)の端部(6a)
    とケース(7)の端部(7a)を押しつけて固定するよう
    にしたツマミとを備えて構成したことを特徴とするプッ
    シュスイッチ機構。
JP1988144948U 1988-11-08 1988-11-08 プッシュスイッチ機構 Expired - Lifetime JPH074742Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988144948U JPH074742Y2 (ja) 1988-11-08 1988-11-08 プッシュスイッチ機構

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JP1988144948U JPH074742Y2 (ja) 1988-11-08 1988-11-08 プッシュスイッチ機構

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Publication Number Publication Date
JPH0265827U JPH0265827U (ja) 1990-05-17
JPH074742Y2 true JPH074742Y2 (ja) 1995-02-01

Family

ID=31413106

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JP1988144948U Expired - Lifetime JPH074742Y2 (ja) 1988-11-08 1988-11-08 プッシュスイッチ機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6185031U (ja) * 1984-11-10 1986-06-04

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JPH0265827U (ja) 1990-05-17

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