JPS632885Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632885Y2 JPS632885Y2 JP10441081U JP10441081U JPS632885Y2 JP S632885 Y2 JPS632885 Y2 JP S632885Y2 JP 10441081 U JP10441081 U JP 10441081U JP 10441081 U JP10441081 U JP 10441081U JP S632885 Y2 JPS632885 Y2 JP S632885Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- case
- shaft
- leaf spring
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は回転形のスイツチ、または、可変抵抗
器などの電気部品の軸の回転トルクを、きわめて
簡便な構造で任意に調整し得るようにした改良構
造に関する。以下、本考案を図面によつて説明す
ると、第１図において、１は軸受け２に回転可能
に支承された軸で、２ａは軸受け２と一体の、例
えばダイカストなどよりなる取付板で、２ｂはこ
の取付板２ａの上面にこれと一体に形成されて、
摺動子受け９のスペーサー９ｂを回転可能に支承
する環状突起である。なお、この取付板２ａは、
実施例においては略正方形状を成し、該取付板２
ａ上にねじ１２で四隅を固定された絶縁基板３も
方形状を成し、ケース４は箱形状を呈している
が、これらの形状は任意に選択できる。４は絶縁
製のケースで、４ｃは上記の絶縁基板板３とケー
ス４との固定ねじ１２を挿通するためのケースの
四隅に形成した膨出部で、４ａはケース４の一側
方内壁に設けた突体で、４ｂはこの突体４ａのほ
ぼ中央部を貫通するねじ穴である。５はケース４
の底部に一端部を１対のねじ６で固定された後述
する板バネである。７はコイルバネ８を介在させ
るなどして、上記ケース４の一側方に設けた突体
４ａのねじ穴４ｂにねじ込みされたねじで、その
端部はテーパー状となつていて、上記板バネ５の
方向にのびている。
器などの電気部品の軸の回転トルクを、きわめて
簡便な構造で任意に調整し得るようにした改良構
造に関する。以下、本考案を図面によつて説明す
ると、第１図において、１は軸受け２に回転可能
に支承された軸で、２ａは軸受け２と一体の、例
えばダイカストなどよりなる取付板で、２ｂはこ
の取付板２ａの上面にこれと一体に形成されて、
摺動子受け９のスペーサー９ｂを回転可能に支承
する環状突起である。なお、この取付板２ａは、
実施例においては略正方形状を成し、該取付板２
ａ上にねじ１２で四隅を固定された絶縁基板３も
方形状を成し、ケース４は箱形状を呈している
が、これらの形状は任意に選択できる。４は絶縁
製のケースで、４ｃは上記の絶縁基板板３とケー
ス４との固定ねじ１２を挿通するためのケースの
四隅に形成した膨出部で、４ａはケース４の一側
方内壁に設けた突体で、４ｂはこの突体４ａのほ
ぼ中央部を貫通するねじ穴である。５はケース４
の底部に一端部を１対のねじ６で固定された後述
する板バネである。７はコイルバネ８を介在させ
るなどして、上記ケース４の一側方に設けた突体
４ａのねじ穴４ｂにねじ込みされたねじで、その
端部はテーパー状となつていて、上記板バネ５の
方向にのびている。
９は、下面に絶縁基板３に摺接する複数の接触
子片１１ａを有する摺動子１１を固着した円盤状
の摺動子受けであり、その上面側には凹部９ａが
形成され、摺動子受け９のスペーサー９ｂに挿通
された軸１の小判形状の端部が、かしめ固定され
ている。１０は接着剤などにより板バネ５に取付
けられたフエルトなどの板状部材で、この板状部
材は摺動子受け９の上面に対接している。
子片１１ａを有する摺動子１１を固着した円盤状
の摺動子受けであり、その上面側には凹部９ａが
形成され、摺動子受け９のスペーサー９ｂに挿通
された軸１の小判形状の端部が、かしめ固定され
ている。１０は接着剤などにより板バネ５に取付
けられたフエルトなどの板状部材で、この板状部
材は摺動子受け９の上面に対接している。
本考案の構成は上記のごとくであるが、次に、
その軸トルク調整機構を第２図の要部図によつて
説明すると、ケース４の底部内壁にねじ６で固定
された板バネ５は、取付部５ａ、テーパー部５
ｂ、折曲部５ｃと、これから上記取付部５ａと平
行状にのびる板体部５ｄより成り、板状部材１０
は、この板体部５ｄの下面に接着剤などで取付け
られ、板バネ５は、この板状部材１０を介して軸
１を取付けた摺動子受け９に対して押圧力を加え
得るようになつており、ねじ７を回転して、矢印
Ａ方向にねじ７を移動させると、ねじ７の先端部
７ａが板バネ５のテーパー部５ｂに押圧力を加
え、この押圧力が折曲部５ｃを介して板体部５ｄ
を矢印Ｂ方向へ押下げ、この結果、摺動子受け９
がフエルト材などの板状部材１０によつて強く軸
受け２に押し付けられ、この摺動子受け９を介し
て軸１の回転トルクが重くなる。この状態から軸
１の回転トルクを軽くしたい場合には、ねじ７を
前記と反対方向に回転させ、ねじ７の先端部７ａ
による板バネ５のテーパー部５ｂにかかる荷重を
軽くすればよい。この場合、ねじ７に装着された
コイルバネ８は、ねじ７の回転を規制する役割り
を果す。即ち、本考案によれば、ケース４に板バ
ネ５を取付け、板バネ５を、板状部材１０を介し
て軸１を取付けた摺動子受け９に弾接させ、ケー
ス４に設けたねじ穴４ｂにねじ込みされたねじ７
で、板バネ５を押圧して、板状部材１０と摺動子
受け９との間、および、摺動子受け９と軸受け２
との間に圧接力を持たせ、ねじ７の操作によつ
て、その圧接力を変えるようにしたものであるか
ら、軸１の回転トルクは、ねじ７の操作によつて
任意に調整でき、広範囲の回転トルクを得ること
ができる上に、その構造も簡単で、生産性が良好
である。また、本考案による軸トルク調整機構
を、高精度が要求される多接点のパルス信号を発
生するエンコーダーやスイツチに用いると、一
層、有効となる。なお、上記実施例では、軸トル
ク調整用のねじ７がケース４の側面に配設された
ものによつて説明したが、これはケース４の底部
側に配設されたものでもよい。
その軸トルク調整機構を第２図の要部図によつて
説明すると、ケース４の底部内壁にねじ６で固定
された板バネ５は、取付部５ａ、テーパー部５
ｂ、折曲部５ｃと、これから上記取付部５ａと平
行状にのびる板体部５ｄより成り、板状部材１０
は、この板体部５ｄの下面に接着剤などで取付け
られ、板バネ５は、この板状部材１０を介して軸
１を取付けた摺動子受け９に対して押圧力を加え
得るようになつており、ねじ７を回転して、矢印
Ａ方向にねじ７を移動させると、ねじ７の先端部
７ａが板バネ５のテーパー部５ｂに押圧力を加
え、この押圧力が折曲部５ｃを介して板体部５ｄ
を矢印Ｂ方向へ押下げ、この結果、摺動子受け９
がフエルト材などの板状部材１０によつて強く軸
受け２に押し付けられ、この摺動子受け９を介し
て軸１の回転トルクが重くなる。この状態から軸
１の回転トルクを軽くしたい場合には、ねじ７を
前記と反対方向に回転させ、ねじ７の先端部７ａ
による板バネ５のテーパー部５ｂにかかる荷重を
軽くすればよい。この場合、ねじ７に装着された
コイルバネ８は、ねじ７の回転を規制する役割り
を果す。即ち、本考案によれば、ケース４に板バ
ネ５を取付け、板バネ５を、板状部材１０を介し
て軸１を取付けた摺動子受け９に弾接させ、ケー
ス４に設けたねじ穴４ｂにねじ込みされたねじ７
で、板バネ５を押圧して、板状部材１０と摺動子
受け９との間、および、摺動子受け９と軸受け２
との間に圧接力を持たせ、ねじ７の操作によつ
て、その圧接力を変えるようにしたものであるか
ら、軸１の回転トルクは、ねじ７の操作によつて
任意に調整でき、広範囲の回転トルクを得ること
ができる上に、その構造も簡単で、生産性が良好
である。また、本考案による軸トルク調整機構
を、高精度が要求される多接点のパルス信号を発
生するエンコーダーやスイツチに用いると、一
層、有効となる。なお、上記実施例では、軸トル
ク調整用のねじ７がケース４の側面に配設された
ものによつて説明したが、これはケース４の底部
側に配設されたものでもよい。
図面は何れも本考案に係り、第１図は要部断面
図、第２図は要部作動説明図である。 １……軸、２……軸受け、２ａ……取付板、２
ｂ……環状突起、３……絶縁基板、４……ケー
ス、４ａ……突体、４ｂ……ねじ穴、４ｃ……膨
出部、５……板バネ、５ａ……取付部、５ｂ……
テーパー部、５ｃ……折曲部、５ｄ……板体部、
６……板バネの止めねじ、７……軸トルク調整用
ねじ、８……コイルバネ、９……摺動子受け、１
０……板状部材、１１……摺動子、１２……ケー
ス止めねじ。
図、第２図は要部作動説明図である。 １……軸、２……軸受け、２ａ……取付板、２
ｂ……環状突起、３……絶縁基板、４……ケー
ス、４ａ……突体、４ｂ……ねじ穴、４ｃ……膨
出部、５……板バネ、５ａ……取付部、５ｂ……
テーパー部、５ｃ……折曲部、５ｄ……板体部、
６……板バネの止めねじ、７……軸トルク調整用
ねじ、８……コイルバネ、９……摺動子受け、１
０……板状部材、１１……摺動子、１２……ケー
ス止めねじ。
Claims (1)
- 回転形スイツチまたは可変抵抗器などの電気部
品のケースの底部内壁に、取付部と、テーパー部
と、折曲部と、該折曲部から上記取付部と平行し
てのびる板体部とを有する板バネの、上記取付部
を取付け、上記板バネの板体部を、下面にフエル
トなどの板状部材を介在させて、軸を取付けた回
転可能な摺動子受けに弾接させ、上記ケースに設
けたねじ穴にねじ込みされたねじの先端で、上記
板バネのテーパー部を押圧するようにしたことを
特徴とする電気部品の軸トルク調整機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10441081U JPS5810111U (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | 電気部品の軸トルク調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10441081U JPS5810111U (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | 電気部品の軸トルク調整機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5810111U JPS5810111U (ja) | 1983-01-22 |
| JPS632885Y2 true JPS632885Y2 (ja) | 1988-01-25 |
Family
ID=29899008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10441081U Granted JPS5810111U (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | 電気部品の軸トルク調整機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5810111U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0138672Y2 (ja) * | 1985-07-11 | 1989-11-20 |
-
1981
- 1981-07-14 JP JP10441081U patent/JPS5810111U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5810111U (ja) | 1983-01-22 |
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