JPS6141208Y2 - - Google Patents

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JPS6141208Y2
JPS6141208Y2 JP16458781U JP16458781U JPS6141208Y2 JP S6141208 Y2 JPS6141208 Y2 JP S6141208Y2 JP 16458781 U JP16458781 U JP 16458781U JP 16458781 U JP16458781 U JP 16458781U JP S6141208 Y2 JPS6141208 Y2 JP S6141208Y2
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JP
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shaft
resistor
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mounting bracket
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JP16458781U
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JPS5869904U (ja
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  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、構造が簡単で安価に製作することが
できる小形可変抵抗器に関するものである。
以下、本考案の一実施例について第1図〜第3
図とともに説明する。
図において、1はその表面に円弧状の抵抗体素
子1aが装着され、中央には後述する軸の円柱部
が挿通するための中央孔1bを有するセラミツク
材等よりなる抵抗体基板で、この基板1上には上
記抵抗体素子1aと連絡して両端に銀端子部1c
が設けられているとともにその銀端子部1cの中
間部には切欠き部1dが形成されている。2は先
端に一体に設けた取付片2aを上記抵抗体基板1
の銀端子部1cに形成した取付孔に下方より挿通
し、その先端をかしめること等により抵抗体基板
1の下面側に取付けられた外端子であり、銀端子
部1cと半田または導電性接着剤により接続され
ている。3は上記抵抗体基板1の下面側に装着さ
れる中端子板で、中央部に後述する軸の円柱部が
挿通するための中央孔3aを備え、かつ軸の頭部
が接触する平板部3dを有し、この平板部3dの
一端部には上記抵抗体基板1の切欠き部1dを挿
通して後述するキヤツプの内面に設けられたスト
ツパー部と当接係合するストツパー片3bが一体
に立設されており、かつ他端部の両外側には抵抗
体基板1側にその先端が突出するように曲げられ
た弾性片3cが後述する軸と接触しない位置に一
体に形成され、さらに他端部の中央には下方向に
突出した取付脚3eが一体に設けられている。
4は上記中端子板3を抵抗体基板1の下面側に
位置させた状態で円柱部4aを下方より中央孔3
a,1bに挿通してなる金属材料製の軸で、円柱
部4aと一体に設けられた下方側の円柱状の頭部
4bの上面が上記中端子板3の平板部3dと接触
することにより、かつその頭部4bの下面側には
ドライバー調整溝4cが形成されているとともに
円柱部4aの上方側には非円形部4dが一体に設
けられている。5は上記抵抗体基板1の上面側に
突出した軸4の円柱部4aに中央部5aが挿通さ
れた合成樹脂よりなる座板で、その厚みtは抵抗
体基板1と後述する摺動子との電気特性を得るた
めの適当な厚さに設計されている。6は中央孔6
aとアーム部6bを有する弾性金属の摺動子で、
上記座板5上に載置されるようにその中央孔6a
は上記軸4の非円形部4dに挿通され、またアー
ム部6bは上記抵抗体素子1a上を適当な圧力で
接触摺動されるようになつている。7は上記摺動
子6上に載置されるように上記軸4の非円形部4
dに中央孔7aが挿通されたU字形の取付金具
で、その両側の起立壁7bの外側面にはテーパ状
のリブ7cが一体に設けられている。8はプラス
チツクよりなるキヤツプで、上面側に形成された
回転調整溝8aの両側にはこのキヤツプ8を上記
取付金具7に取付けるための角孔8bが形成され
ており、その内面側には上記中端子板3のストツ
パー片3bと当接係合して回転角度を規制するた
めのストツパー部(図示せず)を構成している。
このキヤツプ8は取付金具7のリブ7cでもつて
角孔8bが起立壁7bにスナツプ嵌合され、キヤ
ツプ8の取付けと抜け防止がなされている。
次に、その組立について説明する。まず、軸4
の円柱部4aに中端子板3の中央孔3aを、さら
に外端子2を装着した抵抗体基板1と座板5の中
央孔1a,5aをそれぞれ挿通する。この時、抵
抗体基板1の切欠き部1dより中端子板3のスト
ツパー片3bを挿通させるようにしている。次い
で、座板5の上面より突出した軸4の非円形部4
dに摺動子6、取付金具7の中央孔6a,7aを
それぞれ挿通し、取付金具7より突出した非円形
部4dの先端をかしめる等の手段により以上の構
成部品を組立てる。この場合、軸4と中端子板3
とは頭部4bと平板部3dで接触することになる
が、弾性片3cは軸4と中端子板3との接触をよ
り確実に保つための機能を有している。すなわ
ち、弾性片3cの曲げ方向は上述したように抵抗
体基板1側であり、その高さhおよび長さlは弾
性を確保するに必要な寸法に設計され、常に弾性
片3cの弾性によつて中端子板3の平板部3dと
軸4とが圧接されるようになつている。さらに、
以上のようにして組立てられた取付金具7の起立
壁7bにキヤツプ8の角孔8bを圧入し、キヤツ
プ8をリブ7cでもつてスナツプインでもつて取
付けて組立は終了する。
従来この種の構造においては第4図のような接
触座金9を軸と中端子板間に装着する構造、また
は第5図イ,ロのように中端子板10の軸との接
触面に反りを加えたり、あるいは切欠きを設け、
曲げを加えて弾性をとる構造が多く用いられてい
るが、これらの構造は接触座金9のズレや割れ、
および軸を挿通するための中端子板10の軸孔の
歪みによつて、軸の表面がけづられ、回転トルク
にむらが生じたり、中端子板ががたついたりする
問題が生じていた。
これに対し、本考案においては、中端子板の軸
と接触しない位置に、抵抗体基板側に曲げ方向を
有する弾性片を一体に設け、この弾性片により軸
と中端子板とが圧接されているため、軸孔の歪み
が生じなく、軸の表面がけずられてしまうという
ことがなく、これにより安定した回転トルクが得
られるとともに、中端子板のがたつきも生じな
い。
以上のように本考案によれば、軸が挿通する中
端子板の軸孔の歪みが生じなく、これにより、安
定した回転トルクが得られるとともに、中端子板
のがたつきの発生を防ぐことができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る小形可変抵抗器の一実施
例を示す断面図、第2図は同分解斜視図、第3図
は同可変抵抗器を構成する中端子板の側面図、第
4図は従来の可変抵抗器に用いる接触座金の斜視
図、第5図イ,ロは同じく中端子板の各構造例を
示す斜視図である。 1……抵抗体基板、1a……抵抗体素子、1b
……中央孔、2……外端子、3……中端子板、3
a……中央孔、3c……弾性片、3d……平板
部、4……軸、4a……円柱部、4b……頭部、
4d……非円形部、5……座板、5a……中央
孔、6……摺動子、6a……中央孔、6b……ア
ーム部、7……取付金具、7a……中央孔、7b
……起立壁、8……キヤツプ、8b……角孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 抵抗体素子と連絡する外端子を装着した抵抗体
    基板の下面側に中端子板を位置させるとともに、
    それらの中央孔に下方より金属材料よりなる軸の
    円柱部を挿通し、上記抵抗体基板より突出した上
    記軸の円柱部およびその上方の非円形部に合成樹
    脂よりなる座板および上記抵抗体素子上を接触摺
    動するアーム部を備えた弾性金属よりなる摺動子
    の各中央孔を挿通し、かつ上記軸の非円形部の先
    端部側に取付金具の中央孔を挿通させてその非円
    形部の先端部をかしめることにより以上の構成部
    品を一体化し、上記中端子板を、上記軸の頭部に
    接触する平板部とこの平板部の外側で軸の頭部に
    接触しない位置に一体に設けられ上記抵抗体基板
    側に曲げ方向を有する弾性片とで構成するととも
    に、この中端子板の弾性片の弾性で上記軸と上記
    中端子板が圧接されるようにし、さらに上記取付
    金具にキヤツプを取付けてなる小形可変抵抗器。
JP16458781U 1981-11-04 1981-11-04 小形可変抵抗器 Granted JPS5869904U (ja)

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JP16458781U JPS5869904U (ja) 1981-11-04 1981-11-04 小形可変抵抗器

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JP16458781U JPS5869904U (ja) 1981-11-04 1981-11-04 小形可変抵抗器

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Publication Number Publication Date
JPS5869904U JPS5869904U (ja) 1983-05-12
JPS6141208Y2 true JPS6141208Y2 (ja) 1986-11-25

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ID=29956824

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JPS5869904U (ja) 1983-05-12

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