JPS6244487Y2 - - Google Patents

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JPS6244487Y2
JPS6244487Y2 JP12991282U JP12991282U JPS6244487Y2 JP S6244487 Y2 JPS6244487 Y2 JP S6244487Y2 JP 12991282 U JP12991282 U JP 12991282U JP 12991282 U JP12991282 U JP 12991282U JP S6244487 Y2 JPS6244487 Y2 JP S6244487Y2
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JP
Japan
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wiper
resistor
knob
claw
variable resistor
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JP12991282U
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JPS5933207U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はノブ付き両面調整タイプの可変抵抗器
に関する。
従来より、この種の可変抵抗器としては、例え
ば第1図に示すように、抵抗体基板11、ワイパ
12、これら抵抗体基板11とワイパ12との間
に介装されるスペーサ13、止め金具14、シヤ
フト15、ノブ16、ワイパ接続端子17および
固定端子18等からなり、上記シヤフト15と共
回転可能にワイパ12と止め金具14を取り付
け、この止め金具14に取り付けられたノブ16
のドライバ溝16aもしくは上記シヤフト15の
ドライバ溝15aにドライバ(図示せず。)の刃
を嵌入して回転させることにより、上記ワイパ1
2に設けられた摺動部12aを抵抗体基板11上
に形成された抵抗体19上を摺動させて、シヤフ
ト15を通して上記ワイパ12に導通するワイパ
接続端子17と、上記抵抗体19の端部に導通す
る固定端子18との間の抵抗値を変化させるよう
にしたものが一般に知られている。
ところで、上記の如き構成を有する可変抵抗器
は、部品点数が多く構造が複雑で、組立の自動化
を図るのが困難であつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、従来のノブ付き両面調整タイプの可変抵抗器
において、ノブを取り付けたワイパの一部を切り
起して形成した爪で上記ワイパを抵抗体基板に回
動自在に取り付けることにより、ワイパとそのシ
ヤフトおよびノブを一つの部品として構成し、部
品点数の削減を図るとともに組立の自動化を図る
ようにした可変抵抗器を提供することを目的とし
ている。
以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。
第2図において、21は抵抗体基板、22はワ
イパ、23はノブ、24はワイパ接続端子、25
は固定端子である。
上記抵抗体基板21はベークライトもしくはセ
ラミツク等の絶縁材料からなり、その一方の主面
には抵抗体26が形成されており、該抵抗体26
の端部は上記抵抗体基板21の一方の主面から他
方の主面に貫通する固定端子25に導通する。
一方、ワイパ22は、第3図に示すように、バ
ネ性を有する金属板をほゞ円形に打ち抜き、その
周縁部を径方向に切り込み、次いで、円周方向へ
円弧状に切り込んで斜下方に傾斜させた摺動片2
2aと、上記ワイパ22の回転中心から等しい距
離を有し、上記ワイパ22を切り起して形成した
横断面形状が円弧状の2つの爪22b,22b
と、ドライバ(図示せず。)の刃を挿入するため
のスリツト22cと、ノブ23固定用の丸孔22
d,22dとを有する。
上記ワイパ22には、第2図に示すように、樹
脂からなるキヤツプ状のノブ23をインサートモ
ールド等の手法により、ワイパ22の上記丸孔2
2dを通してノブ23を形成する樹脂の一部を上
記ワイパ22の一側から他側にモールドし、この
モールド部23aの径を上記丸孔22dの径より
も大きくし、上記ワイパ22にノブ23を取り付
けている。
ワイパ22の爪22b,22bは上記ノブ23
の開口端面27に対してほぼ垂直に突出する。
ワイパ22の上記爪22b,22bは、ノブ2
3の外径とほゞ等しい径を有する円板状の抵抗体
基板21の中央部に設けた円形のワイパ取付孔2
8に嵌入するとともに、その先端部を上記ワイパ
接続端子24を突出させた板状の座金29の丸孔
29aに嵌入して外側に折曲し、ワイパ22を上
記爪22b,22bで抵抗体基板21に回動自在
に取り付けている。
上記のように抵抗体基板21にワイパ22を取
り付けた状態においては、上記ワイパ22の摺動
片22aの先端部を押し出して形成した摺動部2
2e,22eは、上記ワイパ22の回転により、
抵抗体26上を摺動する。
なお、上記ノブ23には、ワイパ22のスリツ
ト22cに合致させて、ドライバ(図示せず。)
の刃を挿入するための溝23bを設けており、上
記ワイパ22は、ワイパ取付孔28を通して抵抗
体基板21側からも、また、ノブ23の上記溝2
3bにドライバを嵌入してノブ23側からも夫々
回転させることができる。
ノブ付き両面調整タイプの可変抵抗器を上記構
成とすれば、第1図の可変抵抗器のようなシヤフ
ト15、スペーサ13および止め金具14が不要
となり、部品点数が大巾に削減される。
第2図の可変抵抗器を製造するには、先ず、第
4図に示すように、一定巾を有する支持ベルト3
1の片側にほゞ一定間隔に支持片32を突出させ
て、この支持片32の先端に第3図のワイパ22
を形成したものを、金属板(図示せず。)を打ち
抜いて形成する。
次いで、上記支持ベルト31に設けた送り用の
孔33により上記支持ベルト31を移動させて、
支持片32に支持されるワイパ22を図示しない
モールド装置に送り、第5図に示すように、上記
ワイパ22の外部に、インサートモールドの手法
により、ノブ23を形成する。
このとき、第5図において、クロスハツチング
で示すワイパ22の丸孔22d,22dの部分3
3,33およびワイパ22と支持片32との結合
部分34がモールドされる。
第5図の状態で、既に第2図において説明した
ようにして抵抗体基板21および座金29を取り
付け、第5図の点線lで示す位置で支持片32を
切断すれば、第2図の可変抵抗器が得られる。
上記のようにすれば、可変抵抗器の組立が容易
に自動化することができる。
なお、上記ワイパ22は1個ずつプレス成型し
た後、個々の上記ワイパ22にインサート成型を
行つてノブ23を取り付けることも可能である。
上記実施例におけるワイパ22の爪22bは横
断面形状がフラツトになるように形成してもよ
い。
また、抵抗体基板21は円板状に限らず8角形
状や長方形状に構成してもよい。
さらにまた、ノブ23には、第6図に示すよう
に、その成型時に予め突起23aを突出させてお
き、ワイパ22に上記ノブ23を取り付ける際
に、ノブ23の上記突起23′aをワイパ22の
丸孔22dに嵌入した後、上記突起23′aに熱
を加えて変形させて上記ワイパ22にノブ23を
取り付けるようにしてもよい。
以上、詳述したことからも明らかなように、本
考案は、ノブ付きの可変抵抗器において、ワイパ
を切り起して形成した爪でワイパを抵抗体基板に
回動自在に取り付けるとともにワイパに直接ノブ
を取り付けてワイパとそのシヤフトおよびノブを
一つの部品として構成するようにしたから、ワイ
パ以外の部品は抵抗体基板とワイパ接続端子を突
設した座金だけとなり、部品点数が大巾に減少す
るとともに、機械による連続自動組立も非常に容
易となり、コストの低い可変抵抗器を大量に生産
することができる。
また、本考案においては、抵抗体基板側からワ
イパを調整する場合、ワイパの爪の間からドライ
バを挿入してその刃先をワイパのスリツトに嵌入
すればよく、抵抗体基板側からのワイパの調整が
非常に容易である。
さらに、本考案においては、従来の可変抵抗器
の如きシヤフトを使用していないため、シヤフト
のカシメ不良によりワイパの調整トルク不良が発
生するといつた問題も解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のノブ付き両面調整タイプの可変
抵抗器の断面図、第2図は本考案に係るノブ付き
両面調整タイプの可変抵抗器の一実施例の断面
図、第3図は第2図の可変抵抗器のワイパの斜視
図、第4図および第5図は夫々第2図の可変抵抗
器の組立工程の説明図、第6図は第2図の変形例
の断面図である。 21……抵抗体基板、22……ワイパ、22b
……爪、22e……摺動部、23……ノブ、24
……ワイパ接続端子、25……固定端子、26…
…抵抗体、28……ワイパ取付孔、29……座
金。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 抵抗体基板上に形成した抵抗体の両端部を固定
    端子に導通させるとともに、上記抵抗体上を摺動
    するワイパをワイパ接続端子に導通させてなる可
    変抵抗器において、上記ワイパの外側にキヤツプ
    状のノブを外嵌させて固定する一方、上記ワイパ
    の一部を切り起して少くとも2つの爪を上記ワイ
    パの回転中心から等しい距離に形成し、これら爪
    を上記ノブの開口端面から垂直に突出させ、ワイ
    パの上記爪を抵抗体基板のワイパ取付孔に挿通す
    るとともにその先端部を上記ワイパ接続端子を突
    設した板状の座金に嵌入して外側に折曲し、ワイ
    パを上記爪で抵抗体基板に回動自在に取り付ける
    ようにしたことを特徴とする可変抵抗器。
JP12991282U 1982-08-27 1982-08-27 可変抵抗器 Granted JPS5933207U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12991282U JPS5933207U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 可変抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12991282U JPS5933207U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 可変抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5933207U JPS5933207U (ja) 1984-03-01
JPS6244487Y2 true JPS6244487Y2 (ja) 1987-11-25

Family

ID=30294204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12991282U Granted JPS5933207U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 可変抵抗器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6398008U (ja) * 1986-12-13 1988-06-24

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Publication number Publication date
JPS5933207U (ja) 1984-03-01

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