JPS59210606A - 可変抵抗器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可変抵抗器に関するもので、抵抗体基板上に設
けられた抵抗体の両端に連続して形成された端子部に電
気的７機械的に接続される外端子に加わる荷重が直接、
外端子と端子部との接続部に伝達されないようにして、
前記接続部における電気的接続および機械的強度を良好
に保持しようとするものである。

以下本発明の一実施例を添付図面を用いて説明する。第
１図において、１はプラスチックより成るギャップで、
上面にドライバー（図示ぜず）が差込まれる回転調整溝
１ａを有し、この両サイドに該キャップ１を取付金具２
に取付けるための角穴１６を有し、また内面にはストッ
パー片７ａと係合して摺動子の回転角度を規制するため
のス）−ソバ−（図示せず）を構成している。

２はＵ字形の取付金具で、中央にはＱｌ＋　９の最先端
の小判形部９ａが挿通する中央孔２ａを有し、この中央
孔２ａの両サイドに、は、起立壁２ｂ、２ｂを有し、そ
の起立壁２ｂ、２ｂの外面にはテーパー状のリプ２ｃ、
２ｃを設けており、前飽キャップ１の角穴１ｂとスナッ
プ嵌合して、キャップ１の抜けを防止する。

３は中央部に中央穴３ａを有し、外周にアーム部３ｂを
有する摺動子で、穴３ａには軸９の小判形部９ａが挿通
され、丑だアーム部３ｂは、抵抗体素子５ａに適当な圧
力で接触摺動されるようになっている。

４は合成樹脂より成る座板で、中央部には軸９の円柱部
９ｂが挿通する中央穴４ａを有し、捷だその厚みｔは抵
抗体基板６との電気的特性を得るための適当な厚みに設
計されている。

５は上記キャップ１の保護壁１ｃに入る程度の大きさの
略半円形状の抵抗体素子５ａが一面に装着され、中央に
は軸９の円柱部９ｂが挿通する孔６ｂを有する抵抗体基
板で、この抵抗体基板６上には、上記抵抗体素子５ａの
両端と連絡して、銀端子部５ｃ、５ｃが設けられている
とともに、その中間部には中端子板７のストッパー片７
ａが挿通される切欠き５ｄを有している。また、各銀端
子部５ｃ　、６ｃにも取付孔５ｅ　、５ｅを設けている
。

６は外端子で、抵抗体基板受は部らｂをくの字形に曲げ
加工し、その−辺には取付片６ｂを垂立し、他辺にはプ
リント基板等に抵抗器を取付けるための取伺脚６Ｃを下
方向に、取付片６ｂの位置ｌを外して形成している。捷
だ受は部６ａのくの字形の曲げコーナ一部には切欠き６
ｄを設け、その大きさは取付脚６ｃの外力に対す変形強
度を考慮して、取付片６ｂと取付脚６ｃが独立するよう
に設剖しである。このような外端子６の取付片６ｂを抵
抗体基板５の銀端子部５ｃに設けた取付孔５ｅ。

６ｅに下方より挿入し、その先端をカシメまたは半田付
等によシ装着し、銀端子部５ｃとの電気的接続を計って
いる。

７は中端子板で、その中央部には軸９が挿通する穴７ｂ
を有し、その上面方向にはキャップ１の内面に設けたス
トッパーと係合するストッパー片７ａが垂立し、また下
方には取付脚７ｃが一体に形成されている。

８は弾性金属より成る接触座金で、中端子板７と軸９と
の安定した電気的接触を得るため切欠き８ａと曲げ加工
により段差りを設けたバネ形状に形成している。

９は金属材料よりなる軸で、最下部に円板部９Ｃを有し
、この円板部９Ｃにドライバー調整溝９ｄを設け、その
上方には接触座金８．中端子板７゜抵抗体基板５および
座板４の各中央孔ｓｂ、７ｂ。

ｓｂ、４ａに挿通される円柱部９ｂと、さらにその上方
には摺動子３．取付金具２の合孔３ａ、２ａに挿通され
る小判形の柱９ａが一体に形成されている。

以上のように構成された各部品を組立てるには、まず軸
９の円柱部９ｂを接触座金８および中端子板７の中央孔
８ａ、７ｂに、さらに外端子６を装着した抵抗体基板６
と座板４の中央孔５ｂ　、　４ａに挿通する。これによ
り、軸９の円板部９Ｃ上に座金８．中端子板７．低抵抗
基板５．座板４が順次積み上げられる。この状態で次に
座板４の上面より突出した軸９の小判形の柱９ａに摺動
子３゜取付金具２の中央穴３ａ、２ａを挿通し、取付金
具２より突出した軸９の小判形の柱９ａの先端をカシメ
ることにより以上の構成部品を一体化する。

さらに、取付金具２の起立壁２ｂをキャップ１内に挿入
し、同時に角穴１ｂにテーパーリブ２Ｃを嵌合させるこ
とによシ、キャップ１を取付ける。

以上のように本発明による小型可変抵抗器は構成されて
いる。この状態を第２図に示すが、このような可変抵抗
器において、製品が小型になればなるほど、外端子にか
かる外力に対し、抵抗体基板と外端子との接続部の電気
的接触および機械的強度の水準が大型品と比較して著し
く低下する場合が多い。

この様な問題を解決するには、取付脚にかかる外力に対
し接続部に荷重がかからない様に工夫することが必要で
あり、本発明のように、抵抗体基板５への受は部をくの
字形に曲げ加工し、その各辺に各々独立した形で取付片
６ｂと取付脚６ｃを一体に設けることにより、取付脚６
ｃに前後左右の荷重を加えても、抵抗体基板５と取付片
６ｂとの電気的接触を確保するだめの接続部には荷重の
影響は極めて少なくなり、外力に対する接続部でのガタ
による接触不良等もなくなり、大型品部の特性を供給で
きる小型可変抵抗器を得ることができる。

以上のように本発明によれば、外端子の形状に工夫を加
えることにより、取付脚にかかる外力が途中で吸収され
て、取付片と抵抗体基板との接続部に荷重が加わること
は殆んどなく、実用上極めて効果的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における可変抵抗器の分解斜
視図、第２図は完成した状態の断面図である。 １・・・・・・キャップ、２・・・・・取付金具、３・
・・・・・摺動子、４・・・・・・座板、６・・・・・
・抵抗体基板、６・・・・・・外端子、６ａ・　・・抵
抗体基板受は部、６ｂ・・・・・・取付片、６Ｃ・・・
・・取付脚、６ｄ・・・・・・切欠き、７・・・・・中
端子板、８・・・胃座金、９・・・・・・軸。 第１図 第２図 ？

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 一面に抵抗体素子を形成し、この抵抗体素子の両端に連
   絡するように端子部を設け、かつこの端子部に外端子取
   付孔を設けた抵抗体基板と、中端子板と、絶縁性の座板
   と、摺動子とを設け、軸に前記中端子板、抵抗体基板、
   座板、摺動子、取付金具を順次挿入して前記摺動子の一
   部を抵抗体素子上に摺動可能に圧接せしめて各部品を一
   体化し、前記取付金具にキャップを抵抗体素１．端子部
   。 座板、摺動子を覆うように取付けるとともに、前記抵抗
   体基板の外端子取付孔に挿入される取付片とプリント基
   板等へ挿入される取付脚とを持つ外端子を設け、この外
   端子は抵抗体基板との受は部が略く字形に曲げ加工され
   、折曲部を境にして一辺に前記取付片を突設し、他方に
   前記取付脚を突設し、かつこの取付片の位置が取付脚よ
   り外れて取付片と取付脚とが独立して一体に設けられて
   なる可変抵抗器。