JPH079135Y2 - 液晶表示盤の保持構造 - Google Patents
液晶表示盤の保持構造Info
- Publication number
- JPH079135Y2 JPH079135Y2 JP1989121495U JP12149589U JPH079135Y2 JP H079135 Y2 JPH079135 Y2 JP H079135Y2 JP 1989121495 U JP1989121495 U JP 1989121495U JP 12149589 U JP12149589 U JP 12149589U JP H079135 Y2 JPH079135 Y2 JP H079135Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lcd
- liquid crystal
- crystal display
- display panel
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液晶表示盤（以下、LCD）の保持構造に関し、
特にプリント基板に対するLCDの搭載位置ずれを防止す
るようにしたLCDの保持構造に関する。
特にプリント基板に対するLCDの搭載位置ずれを防止す
るようにしたLCDの保持構造に関する。
従来、この種のLCDの保持構造は、第６図に示す様に、
金属又はプラスチック製の略箱状の押えカバー15により
LCD2をプリント基板４に固定保持していた。ここで押え
カバー15の内側寸法Ａは、LCD2の外形寸法Ｂのばらつき
による公差以上の余裕を持った構造となっていた。
金属又はプラスチック製の略箱状の押えカバー15により
LCD2をプリント基板４に固定保持していた。ここで押え
カバー15の内側寸法Ａは、LCD2の外形寸法Ｂのばらつき
による公差以上の余裕を持った構造となっていた。
上述した従来のLCDの保持構造では、LCD2の外形寸法Ｂ
に対する押えカバー15の内側寸法Ａに、LCD2の外形寸法
Ｂの公差以上の余裕をとらなければならなかった。その
ため、携帯機器に使用した場合に予想される落下等によ
る外部からの衝撃が加わると、余裕の分だけLCD2の位置
ずれが生じ、特にコンタクト42間のピッチの小さい場合
に、プリント基板４−コネクタ３−LCD2の間で接触不良
が発生する恐れがあった。また、LCD2の位置ずれを最小
限にするために、押えカバー15内側寸法Ａの管理をシビ
アに行なわねばならず、従って押えカバー15の制作時に
歩留りが悪くなる欠点があった。
に対する押えカバー15の内側寸法Ａに、LCD2の外形寸法
Ｂの公差以上の余裕をとらなければならなかった。その
ため、携帯機器に使用した場合に予想される落下等によ
る外部からの衝撃が加わると、余裕の分だけLCD2の位置
ずれが生じ、特にコンタクト42間のピッチの小さい場合
に、プリント基板４−コネクタ３−LCD2の間で接触不良
が発生する恐れがあった。また、LCD2の位置ずれを最小
限にするために、押えカバー15内側寸法Ａの管理をシビ
アに行なわねばならず、従って押えカバー15の制作時に
歩留りが悪くなる欠点があった。
本考案はプリント基板上にコネクタを介して液晶表示盤
を接続し略箱状の押えカバーによって固定するようにし
た液晶表示盤の保持構造において、ばね性を有して前記
押えカバーの一側面を形成するように設けられて前記液
晶表示盤の端面を押え且つ前記プリント基板に設けた穴
に係合する突起を有する舌状片を備えている。
を接続し略箱状の押えカバーによって固定するようにし
た液晶表示盤の保持構造において、ばね性を有して前記
押えカバーの一側面を形成するように設けられて前記液
晶表示盤の端面を押え且つ前記プリント基板に設けた穴
に係合する突起を有する舌状片を備えている。
次に、本考案について図面を参照して説明する。
第１図は本考案の一実施例の分解斜視図、第２図及び第
３図は本実施例の組立後の斜視図及び要部拡大斜視図、
第４図（ａ），（ｂ）及び第５図（ａ），（ｂ）はプリ
ント基板に対する押えカバーとLCDのの位置関係を示す
横断面図、縦断面図で、第４図は押えカバーとプリント
基板が係合した状態、第５図は係合していない状態をそ
れぞれ示す図である。
３図は本実施例の組立後の斜視図及び要部拡大斜視図、
第４図（ａ），（ｂ）及び第５図（ａ），（ｂ）はプリ
ント基板に対する押えカバーとLCDのの位置関係を示す
横断面図、縦断面図で、第４図は押えカバーとプリント
基板が係合した状態、第５図は係合していない状態をそ
れぞれ示す図である。
本実施例はプリント基板４上にコネクタ（シリコンゴム
にゼブラ状に導体を配列したもの）３を介してLCD2を接
続し、箱状の押えカバー１によって固定する構造で、ば
ね性を有して押えカバー１の一側面を形成するように設
けられてLCD2の端面を押え且つプリント基板４に設けた
穴41に係合する突起14を有する舌状片13を有してなる。
にゼブラ状に導体を配列したもの）３を介してLCD2を接
続し、箱状の押えカバー１によって固定する構造で、ば
ね性を有して押えカバー１の一側面を形成するように設
けられてLCD2の端面を押え且つプリント基板４に設けた
穴41に係合する突起14を有する舌状片13を有してなる。
このような本実施例においてLCD2は、端子21とコンタク
ト42の間がコネクタ３により接続され、表示窓11を有す
る押えカバー１で、プリント基板４の穴43と嵌合する取
付足12を裏側でひねり曲げることにより固定保持される
ようになっている。
ト42の間がコネクタ３により接続され、表示窓11を有す
る押えカバー１で、プリント基板４の穴43と嵌合する取
付足12を裏側でひねり曲げることにより固定保持される
ようになっている。
組立ては、押えカバー１にLCD2を入れ、コネクタ３をの
せ、舌状片13を内側へ押しながらプリント基板４の穴4
1,43に突起14と取付足12を通し、取付足12の先端をひね
り固定する順序で行なわれるが、第５図に示すように、
押えカバー１がプリント基板４と係合する前の状態で
は、舌状片13は外側に開いており、LCD2を容易に押えカ
バー１へ入れることができる。そして第４図に示すよう
に押えカバー１がプリント基板４と係合した状態では、
突起14と穴41が係合しLCD2は舌状片13のばね性によって
対向面側へ押され固定される。また押えカバー１の取付
足12も穴43の端面に押しつけられるため、プリント基板
４に対してのLCD2の位置決めがなされるわけである。
せ、舌状片13を内側へ押しながらプリント基板４の穴4
1,43に突起14と取付足12を通し、取付足12の先端をひね
り固定する順序で行なわれるが、第５図に示すように、
押えカバー１がプリント基板４と係合する前の状態で
は、舌状片13は外側に開いており、LCD2を容易に押えカ
バー１へ入れることができる。そして第４図に示すよう
に押えカバー１がプリント基板４と係合した状態では、
突起14と穴41が係合しLCD2は舌状片13のばね性によって
対向面側へ押され固定される。また押えカバー１の取付
足12も穴43の端面に押しつけられるため、プリント基板
４に対してのLCD2の位置決めがなされるわけである。
このように舌状片13はばね性を持っているため、LCD2の
外形寸法公差を吸収し、尚かつ衝撃等によりLCD2と押え
カバー１の位置がずれても、直ちに元の位置に押し戻す
作用が働き、LCD2とプリント基板４とは常に正規の位置
関係が保たれることとなる。
外形寸法公差を吸収し、尚かつ衝撃等によりLCD2と押え
カバー１の位置がずれても、直ちに元の位置に押し戻す
作用が働き、LCD2とプリント基板４とは常に正規の位置
関係が保たれることとなる。
なお本実施例における押えカバー１及び舌状片13は、金
属製又はプラスチック製のいずれでも良い。
属製又はプラスチック製のいずれでも良い。
以上説明したように本考案は、ばね性をもった舌状片を
押えカバーの一側面を形成するように設けることによ
り、LCDを押えカバー内に容易に入れることができると
ともに、常にプリント基板とLCDの正規の位置関係が保
たれるため、落下等の衝撃で生じる位置ずれによるプリ
ント基板とLCDとの接触不良を防ぐことができる効果が
ある。また、押えカバーの内側寸法をシビアに管理する
必要がないため、製作が容易になり、歩留りが向上する
効果がある。
押えカバーの一側面を形成するように設けることによ
り、LCDを押えカバー内に容易に入れることができると
ともに、常にプリント基板とLCDの正規の位置関係が保
たれるため、落下等の衝撃で生じる位置ずれによるプリ
ント基板とLCDとの接触不良を防ぐことができる効果が
ある。また、押えカバーの内側寸法をシビアに管理する
必要がないため、製作が容易になり、歩留りが向上する
効果がある。
第１図は本考案の一実施例の分解斜視図、第２図及び第
３図は本実施例の組立後の斜視図及び要部拡大斜視図、
第４図（ａ），（ｂ）及び第５図（ａ），（ｂ）はプリ
ント基板に対する押えカバーとLCDの位置関係を示す横
断面図、縦断面図で、第４図は押えカバーとプリント基
板とが係合している状態、第５図は係合前の状態をそれ
ぞれ示す図、第６図（ａ）及び（ｂ）は従来の保持の保
持構造の一例の斜視図及び断面図である。 1,15……押えカバー、11……表示窓、12……取付足、13
……舌状片、14……突起、２……LCD、21……端子、３
……コネクタ、４……プリント基板、41……穴、42……
コンタクト、43……穴。
３図は本実施例の組立後の斜視図及び要部拡大斜視図、
第４図（ａ），（ｂ）及び第５図（ａ），（ｂ）はプリ
ント基板に対する押えカバーとLCDの位置関係を示す横
断面図、縦断面図で、第４図は押えカバーとプリント基
板とが係合している状態、第５図は係合前の状態をそれ
ぞれ示す図、第６図（ａ）及び（ｂ）は従来の保持の保
持構造の一例の斜視図及び断面図である。 1,15……押えカバー、11……表示窓、12……取付足、13
……舌状片、14……突起、２……LCD、21……端子、３
……コネクタ、４……プリント基板、41……穴、42……
コンタクト、43……穴。
Claims (1)
- 【請求項１】プリント基板上にコネクタを介して液晶表
示盤を接続し略箱状の押えカバーによって固定するよう
にした液晶表示盤の保持構造において、ばね性を有して
前記押えカバーの一側面を形成するように設けられて前
記液晶表示盤の端面を押え且つ前記プリント基板に設け
た穴に係合する突起を有する舌状片を備えることを特徴
とする液晶表示盤の保持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989121495U JPH079135Y2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 液晶表示盤の保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989121495U JPH079135Y2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 液晶表示盤の保持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0360382U JPH0360382U (ja) | 1991-06-13 |
| JPH079135Y2 true JPH079135Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31669529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989121495U Expired - Lifetime JPH079135Y2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 液晶表示盤の保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079135Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101830434B1 (ko) * | 2017-11-27 | 2018-02-20 | 주식회사 경신 | 차량용 정션박스 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2005069711A1 (ja) * | 2004-01-16 | 2007-07-26 | 三菱電機株式会社 | 携帯機器 |
| JP7007449B2 (ja) * | 2020-12-04 | 2022-01-24 | 株式会社キーエンス | 光電スイッチ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5888684U (ja) * | 1981-12-04 | 1983-06-16 | 富士通株式会社 | 表示板位置決め機構 |
-
1989
- 1989-10-16 JP JP1989121495U patent/JPH079135Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101830434B1 (ko) * | 2017-11-27 | 2018-02-20 | 주식회사 경신 | 차량용 정션박스 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0360382U (ja) | 1991-06-13 |
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