JPH0416402Y2 - - Google Patents

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JPH0416402Y2
JPH0416402Y2 JP1985149465U JP14946585U JPH0416402Y2 JP H0416402 Y2 JPH0416402 Y2 JP H0416402Y2 JP 1985149465 U JP1985149465 U JP 1985149465U JP 14946585 U JP14946585 U JP 14946585U JP H0416402 Y2 JPH0416402 Y2 JP H0416402Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スライド形可変抵抗器等の電子部品
の筐体の関するものである。
〔従来技術〕
従来この種の電子部品の筐体から外部に伸びる端
子としては、第2図に示すようになハトメ端子の
構造があつた。ハトメ端子20は同図に示すよう
に、かしめ部22と接触部24と外部端子21と
から構成され、表面に抵抗体等が印刷されている
基板23の端部の抵抗体に接触部24が接触する
ようにかしめて固定した構造である。
また、この種の外部端子の他の例としては、本
出願人が先に出願した可変抵抗器の接触端子の構
造がある〔実願昭52−65135号(実開昭53−
159539号公報参照)〕。第3図は該可変抵抗器の接
触端子の構造を示す図であり、図示するように、
抵抗基板31と可変抵抗器本体32とで形成され
る空隙に端子部33、台座部34、重ね曲げ部3
5及び弾性部36から構成される接触端子を収納
し、抵抗基板31の導体パターン31′に弾性部
36の接点部36′が圧接されるようにした構造
である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記ハトメ端子構造において
は、第2図に示すハトメ穴Aが形成されるため、
該ハトメ穴Aから半田フラツクスが侵入したり、
かしめが緩むことによりノイズが発生したり、更
には基板23の厚さの違いにより発生するかしめ
ムラからくるかしめ不良を防ぐため、厳重なかし
め管理を必要とする等の欠点があつた。これに対
して、第3図に示す接触端子はこのような欠点が
ないが、接触端子の形状が複雑であると同時に接
触端子が一本一本別体となつているため、複数の
外部端子を必要とする場合は、本体側壁37の接
触端子保持部に端子部33を挿入する多数の穴を
形成し、該穴に接触端子の端子部33を一本一本
挿入する必要があるので、組立作業が困難となる
欠点があつた。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、上
記ハトメ端子が有する欠点がなく、且つ組立作業
の簡単な外部端子を有する電子部品の筐体を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本考案は、底部が開
放した箱型ケースと、該ケースの底部開放部に該
開放部を閉鎖する如く嵌合し、且つ該ケース内に
対向する面に電子部品の導電体パターンが形成さ
れプリント基板と、箱型ケースの外部に伸び且つ
前記導電体パターンに電気的に接続される外部端
子とを具備する電子部品の筐体において、外部端
子とプリント基板の導電体パターンの端部に圧接
する接触子とを弾性を有する金属板で一体的に形
成して端子片を形成し、該端子片の外部端子の先
端から所定部分と接触子の先端から所定部分を除
いた中央部に樹脂モールド形成して、該複数の端
子片を並列に並べて一体的に保持する端子保持部
を形成し、該端子保持部にはその上部にケースの
端部が嵌合する溝を設けると共にその下部にはプ
リント基板の端部が嵌合する段部を設け、端子保
持部の溝にケース端部を嵌合させると共に、段部
にプリント基板の端部を嵌合させ、且つ該プリン
ト基板を所定の取付け手段により、ケース底部に
固定し、ケース端部とプリント基板端部で端子保
持部を挟持する構造とした。
〔作用〕
上記のような構成とすることにより、ハトメ端
子のように基板にかしめ用の穴を一切設ける必要
がないから半田フラツクスの侵入や、かしめのバ
ラツキ或いはかしめ緩みの問題がなく、さらには
かしめ加工するための余分な面積を必要としない
ことから面積の小さい基板で済み、且つ端子保持
部に複数の端子片を一体的に保持させるので、該
端子保持部の溝にケースの端部を嵌合させると共
に段部に前記プリント基板の端部を嵌合させ、ケ
ース端部とプリント基板端部で端子保持部を挾持
するだけで、電子部品に複数の外部端子を筐体に
組み込むことが可能となる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明す
る。
第1図は本考案に係る電子部品の筐体を用いた
スライド形可変抵抗器の構造を示す分解斜視図で
ある。同図において、1は表面に可変抵抗となる
低抗体からなる抵抗体印刷パターン2と導体から
なる導体印刷パターン3を施したプリント基板で
ある。4はバネ接触端子であり、該バネ接触端子
4は外部端子5aと前記プリント基板1の抵抗体
印刷パターン2の端部及び導電体パターン3の端
部に圧接する接触子5bとを弾性を有する金属板
で一体的に形成してなる端子片5を、その外部端
子5aの部分と接触子5bの部分を除いた中央部
に樹脂材でモールド形成し、4枚の端子片5を一
体的に保持する端子保持部6を形成した構造であ
る。7はスライド形可変抵抗器の摺動子であり、
該摺動子7は樹脂材からなる摺動子本体8と該摺
動子本体8と一体的に形成された操作部9とから
構成された構造である。摺動子本体8の上部に後
に詳述するように摺動子7を下方向に押圧するた
めの板状バネ10が装着されており、また下部に
は後に詳述するように前記プリント基板1の抵抗
体印刷パターン2及び導体印刷パターン3に摺接
する接触子11が設けられている(第5図参照)。
12はスライド形可変抵抗器のケースであり、該
ケース12は板金加工で形成された長の箱形の形
状で、底部が開放し上部には摺動子7の操作部9
が摺動する長溝13が形成され、両側下部には前
記プリント基板1をケース12に固定するための
爪部14が形成されている。ケース12の長手方
向端部12bの高さ寸法l2は短手方向端部12a
の高さ寸法l1より短くなつている。第4図はバネ
接触端子4の構造を示す図で、同図aは平面図、
同図bは正面図、同図cは側面図である。図示す
るように、バネ接触端子4は、端子保持部6に4
枚の端子片5がモールドインサートで一体的に保
持された構造であり、接触子5bは若干下方向に
折り曲げられており、先端部には前記プリント基
板1の抵抗体印刷パターン3の端部に圧接される
略半円球状の接触部5b′が形成され、更に外部端
子5aは端子保持部6に対し90度下方向に折り曲
げられている。端子保持部6の上部には、略中央
部に前記ケース12の長手方向端部12bが嵌合
する溝6cを形成するための直立板6a及び6b
が一体的に形成されており、下方部には前記プリ
ント基板1の端部が嵌合する段部6bが形成され
ている。
上記構造のスライド形可変抵抗器を組み立てる
場合は、先ず摺動子7の操作部9にバネ片10を
組込み、次に摺動子7の操作部9をケース12の
長溝13に挿入してケース12内に摺動子7を収
納し、更にバネ接触端子4の端子保持部6の直立
板6a,6bで形成する溝16cにケース12の
長手方向端部12bを嵌合させると共に 段部1
6dにプリント基板1の端部を嵌合させ、プリン
ト基板1でケース12の底部開放部を閉鎖する。
この状態で爪部14をプリント基板1の底部に折
り曲げ、ケース12とプリント基板1を固定して
スライド形可変抵抗器の組み立てが完了する。
第5図は上記の如くして組み立てたスライド形
可変抵抗器の長手方向の一部断面図である。図示
するように、ケース12の長手方向端部12bは
端子保持部6の直立板6a及び6bが形成する溝
6cに嵌合し、プリント基板1の端部は前記段部
6dに嵌合し、ケース12の短手方向端部12a
の下に形成された爪部14をプリント基板1の底
部に折り曲げることにより、ケース12端部とプ
リント基板1端部で端子保持部6を挟持してバネ
接触端子4を固定する。端子片5の接触子5bの
先端に形成された接触部5b′は、プリント基板1
の抵抗体印刷パターン2及び導体印刷パターン3
の端部に圧接され、摺動子7の摺動子本体8は板
状バネ10によりプリント基板1上に押圧され、
更に摺動子本体8の底部に設けられた接触子11
の先端部はプリント基板1の抵抗体印刷パターン
2及び導体印刷パターン3上に圧接される。これ
により、外部端子5aから接触子5b、抵抗体印
刷パターン2、導体印刷パターン3、接触子5b
を通つて外部端子5aに通ずる電気的回路が形成
される。なお、上記実施例では、バネ接触端子4
をスライド形可変抵抗器に用いる例を示したが、
上記構造のバネ接触端子4の利用分野はスライド
形可変抵抗器に限定されるものではなく、要する
に底部が開放した箱型ケースと該ケースの底部開
放部に開放部を閉鎖する如く嵌合するプリント基
板を具備する電子部品の端子として広く利用する
ことが可能となる。
上記実施例は、第2図に示す構造のハトメ端子
に比較し、以下のような効果が得られる。
プリント基板1にはハトメ端子かしめ用の穴
が一切不要であり、単純な構造で且つ端子の取
付けスペーズが小さくて済むから、プリント基
板1を小型にすることが可能で、更に金型費用
等も安価にできる。
ハトメ端子を不要とすることから第2図のA
に示すはとめ穴から半田フラツクスがスライド
可変抵抗器等電子部品内に侵入することがな
い。
ハトメ端子は必然的にかしめガタがつきまと
い、それがノイズ発生の原因となるが、上記実
施例ではバネ接触端子4の端子片5の弾性力に
より一定以上圧力の接触が維持されれば、接触
子5bの先端に形成された接触部5b′が多少移
動してもノイズ等が発生することがない。
ハトメ端子の場合は、プリント基板の板厚の
バラツキにより、かしめ強度にバラツキが発生
し、かしめ不良を防ぐ為に不断の厳重なかしめ
管理を必要とするが、上記実施例では接触子5
bによるバネ接触となるから、プリント基板1
の板厚のバラツキは容易に解消される。
上記及びに関連するが、ハトメ端子はプ
リント基板の板厚が耐熱試験や温度サイクル等
の経年変化により収縮し、これによりかしめガ
タが発生するが、上記実施例はバネ接触端子4
の接触子5bの弾性接触であるから、このよう
な問題は起こらない。
端子保持部の溝にケース端部を嵌合させると
共に、段部にプリント基板の端部を嵌合させ、
且つ該プリント基板を所定の取付け手段によ
り、ケース底部に固定するという簡単な作業で
電子部品の組立と同じに端子保持部を電子部品
に組み込むことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば電子部品の
筐体を、端子保持部の溝にケース端部を嵌合させ
ると共に、段部にプリント基板の端部を嵌合さ
せ、且つ該プリント基板を所定の取付け手段によ
り、ケース底部に固定し、ケース端部とプリント
基板端部で端子保持部を挟持することにより、端
子片の接触子をプリント基板の導電体パターンの
端部に圧接して該導電体パターンと外部端子とを
電気的に接続する構造とするので、下記のような
優れた効果が得られる。
(1) 端子取り付けにハトメ端子のようなかしめが
一切必要ないから、かしめ加工に伴う種々の問
題点が解消すると共に、かしめ加工を施すため
の面積が不要となり、その分プリント基板を小
さくできる。
(2) また、筐体に端子を組み込むことが極めて簡
単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電子部品の筐体を用いた
スライド形可変抵抗器の構造を示す分解斜視図、
第2図は従来のハトメ端子の構造を示す断面図、
第3図は本出願人が先に出願した可変抵抗器の接
触端子の構造を示す図、第4図はバネ接触端子の
構造を示す図で、同図aは平面図、同図bは正面
図、同図cは側面図、第5図はスライド形可変抵
抗器の長手方向の一部断面図である。 図中、1……プリント基板、2……抵抗体印刷
パターン、3……導体パターン、4……バネ接触
端子、5……端子片、5a……外部端子、5b…
…接触子、6……端子保持部、6a,6b……直
立板、6c……溝、6d……段部、7……摺動
子、8……摺動子本体、9……操作部、10……
板状バネ、11……接触子、12……ケース、1
3……長溝、14……爪部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 底部が開放した箱型ケースと、該ケースの底部
    開放部に該開放部を閉鎖する如く嵌合し、且つ該
    ケース内に対向する面に電子部品の導電体パター
    ンが形成されたプリント基板と、前記箱型ケース
    の外部に伸び且つ前記導電体パターンに電気的に
    接続される外部端子とを具備する電子部品の筐体
    において、 前記外部端子と前記プリント基板の導電体パタ
    ーンの端部に圧接する接触子とを弾性を有する金
    属板で一体的に形成して端子片を形成し、 該端子片の外部端子の先端から所定部分と接触
    子の先端から所定部分を除いた中央部に樹脂モー
    ルド形成して、該複数の端子片を並列に並べて一
    体的に保持する端子保持部を形成し、 該端子保持部にはその上部に前記ケースの端部
    が嵌合する溝を設けると共にその下部には前記プ
    リント基板の端部が嵌合する段部を設け、 前記端子保持部の溝に前記ケース端部を嵌合さ
    せると共に、段部に前記プリント基板の端部を嵌
    合させ、且つ該プリント基板を所定の取付け手段
    により、前記ケース底部に固定し、ケース端部と
    プリント基板端部で端子保持部を挟持することよ
    り、前記端子片の接触子を前記プリント基板の導
    電体パターンの端部に圧接して該導電体パターン
    と前記外部端子とを電気的に接続することを特徴
    とする電子部品に筐体。
JP1985149465U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0416402Y2 (ja)

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JPS6258003U JPS6258003U (ja) 1987-04-10
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834703B2 (ja) * 1980-10-07 1983-07-28 マツダ株式会社 歯車変速機のシフトフォ−ク作動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS595933Y2 (ja) * 1979-12-06 1984-02-23 アルプス電気株式会社 スライド形可変抵抗器
JPS5834703U (ja) * 1981-09-01 1983-03-07 アルプス電気株式会社 電気部品の端子接続構造

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JPS5834703B2 (ja) * 1980-10-07 1983-07-28 マツダ株式会社 歯車変速機のシフトフォ−ク作動装置

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JPS6258003U (ja) 1987-04-10

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