JP2544554Y2 - 電気コネクタレセプタクル - Google Patents

電気コネクタレセプタクル

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JP2544554Y2
JP2544554Y2 JP174493U JP174493U JP2544554Y2 JP 2544554 Y2 JP2544554 Y2 JP 2544554Y2 JP 174493 U JP174493 U JP 174493U JP 174493 U JP174493 U JP 174493U JP 2544554 Y2 JP2544554 Y2 JP 2544554Y2
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康裕 榎並
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Hirose Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気コネクタレセプタ
クルに関し、特に、電話機や計測器等に使用するモジュ
ラーコネクタのために適した電気コネクタレセプタクル
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話機や計測器やデータ処理装置や小型
コンピュータ等にモジュラーコネクタといわれる小型、
安価なコネクタが使用されている。この種のモジュラー
コネクタについては、種々な改良がなされてきている
が、その改良型のモジュラーコネクタの1つが、本出願
人による特開昭62−86676号公報に開示されてい
る。この本出願人による従来の改良型モジュラーコネク
タは、添付図面の図16に概略断面図にて示すように、
プラグ挿入孔2を有した絶縁ハウジング1に対して、複
数の接触子10を配設した接触子保持ブロック3を後端
から結合させるようにしたものである。
【0003】各接触子10は、スプリング接触部11
と、湾曲状の連接部14を介してこのスプリング接触部
11に接続する中間部12と、この中間部12に続いて
垂直に下方へと延びた取付け固定部13とを有してい
る。絶縁ハウジング1のプラグ挿入孔2の上部でプラグ
挿入端5に隣接した内壁部には、各対応する接触子10
の連接部14を受け入れる隔室溝6を定める複数の隔壁
7が形成されている。そして、プラグ挿入孔2の上端お
よび下端は、それぞれ絶縁ハウジング1の上側内壁2A
および下側内壁2Bによって定められている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この従来の改良型モジ
ュラーコネクタは、複数の接触子10を予め接触子保持
ブロック3に配設しておいて、この接触子保持ブロック
3を絶縁ハウジング1に対して結合させることにより、
絶縁ハウジング1に複数の接触子を一括して配設できる
ので、コネクタの組み立てが簡単である。しかし、接触
子保持ブロック3に対する接触子10の配設は、接触子
を1本毎に行わねばならないので、作業性、量産性の点
でまだまだ充分でない。
【0005】一方、この種のモジュラーコネクタにあっ
ては、絶縁ハウジング1のプラグ挿入孔2に挿入され
る、一般に使用されるプラグコネクタの大きさは、規格
により決定されており、これに対応するプラグ挿入孔2
の大きさも決定されている。従って、この種のモジュラ
ーコネクタの高さは、必要とされるプラグ挿入孔の高
さ、すなわち、絶縁ハウジング1の上側内壁2Aと下側
内壁2Bとの間の寸法より低くできない。しかし、電気
機器の小型化を実現するための各種部品の高密度実装に
対する要望に応えるためには、モジュラーコネクタの高
さもできるだけ低く抑えるのが好ましい。ところが、従
来の改良型モジュラーコネクタにおいては、接触子10
の連接部14を保持するための隔壁溝6が、その連接部
14の周囲を覆うようにして形成されていたので、その
分だけ、絶縁ハウジング1の上側内壁の厚みが厚くなっ
てしまっており、その分だけ、モジュラーコネクタ全体
としての高さも高くなってしまっていた。
【0006】本考案の目的は、このような従来技術の問
題点を解消しうるような電気コネクタレセプタクルを提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、プラグ
挿入端及びこれと反対側の後端を有し、該プラグ挿入端
から内方に延びるプラグ挿入孔を有し且つ該プラグ挿入
孔を取り巻く4つの側壁を有した絶縁ハウジングと、該
絶縁ハウジングに間隔をおいて配列される複数の接触子
とを備えており、各接触子は、前記絶縁ハウジングの前
記プラグ挿入端に隣接した位置において前記側壁のうち
の1つの側壁からそれと対向する対向側壁の方へ向かっ
て前記後端の方へ前記プラグ挿入孔内に斜めに延びるス
プリング接触部と、前記1つの側壁に沿って前記プラグ
挿入端から前記後端に向かって延びる中間部と、前記後
端に隣接した位置において前記1つの側壁から前記対向
側壁の方へほぼ垂直に延びる取付け固定部とを有してお
り、前記プラグ挿入孔が前記スプリング接触部とそれぞ
れ係合する複数の接触部材を備えたプラグコネクタを受
容するような大きさとされているような型の電気コネク
タレセプタクルにおいて、前記絶縁ハウジングは、前記
プラグ挿入孔を定める絶縁ハウジング本体部材と、該絶
縁ハウジング本体部材に対して結合される絶縁ハウジン
グ蓋部材とからなり、前記絶縁ハウジング本体部材は、
前記1つの側壁に対応する側壁に接触子挿入および蓋部
材受け開口を有し且つ前記後端に対応する側に後端蓋部
材受け開口を有しており、前記絶縁ハウジング本体部材
には、前記1つの側壁に対応する側壁に隣接した位置に
おいて前記接触子挿入および蓋部材受け開口から前記プ
ラグ挿入孔へと抜ける複数のスプリング接触部および中
間部挿入溝を定める複数の第1の隔壁部と、前記後端に
対応する側に隣接した位置において前記接触子挿入およ
び蓋部材受け開口から前記対向側壁に対応する側壁へと
抜ける複数の取付け固定部挿入溝を定める複数の第2の
隔壁部とが形成されており、前記接触子の前記中間部の
両側壁には、前記スプリング接触部との連接部に隣接し
た位置において係止突起が形成されており、前記絶縁ハ
ウジング本体部材の前記第1の隔壁部には、前記接触子
の前記係止突起を受ける係止突起保持溝が形成されてお
り、前記絶縁ハウジング蓋部材は、前記絶縁ハウジング
本体部材に対して結合されるとき前記接触子挿入および
蓋部材受け開口を閉ざして前記接触子の前記中間部を押
さえる第1の押え部材と、前記絶縁ハウジング本体部材
に対して結合されるとき前記後端蓋部材受け開口を閉ざ
して前記接触子の取付け固定部を押さえる第2の押え部
材とを備えることを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、添付図面の図1から図15に基づい
て、本考案の実施例について、本考案をより詳細に説明
する。
【0009】図1は、本考案の一実施例としての電気コ
ネクタレセプタクルの分解部品配列斜視図である。この
実施例の電気コネクタレセプタクルは、図1に示される
ように、プラスチック材料等の絶縁体で形成された絶縁
ハウジング本体部材100と、バネ性のある導体金属シ
ート材からの打ち抜き加工により一体的に形成された接
触子連結帯200から切り離される複数の接触子220
および230と、プラスチック材料等の絶縁体で形成さ
れた絶縁ハウジング蓋部材300とを備える。
【0010】先ず、絶縁ハウジング本体部材100の構
造について、特に、図2から図5を参照して、詳述す
る。図2は、絶縁ハウジング本体部材100の側面図で
あり、図3は、絶縁ハウジング本体部材100の正面図
であり、図4は、絶縁ハウジング本体部材100の平面
図であり、図5は、絶縁ハウジング本体部材100の背
面図である。これら各図に示されるように、絶縁ハウジ
ング本体部材100は、プラグ挿入端103及びこれと
反対側の後端104を有し、プラグ挿入端103から内
方に延びるプラグ挿入孔107を有し且つプラグ挿入孔
107を取り巻く4つの側壁101、102、105お
よび106を有している。
【0011】この絶縁ハウジング本体部材100の下壁
106の下面には、この電気コネクタレセプタクルをプ
リント回路基板の上に取付け固定するための2本の取付
け脚部108が設けられている。また、絶縁ハウジング
本体部材100の上壁105には、接触子挿入および蓋
部材受け開口109が形成されている。絶縁ハウジング
本体部材100の後端104には、後端蓋部材受け開口
112が設けられている。また、絶縁ハウジング本体部
材100には、その上壁105に隣接した位置におい
て、接触子挿入および蓋部材受け開口109からプラグ
挿入孔107へと抜ける複数のスプリング接触部および
中間部挿入溝114を定める複数の第1の隔壁部113
と、後端104に隣接した位置において接触子挿入およ
び蓋部材受け開口109から下壁106へと抜ける複数
の取付け固定部挿入溝114Aを定める複数の第2の隔
壁部113Aとが形成されている。
【0012】図4の平面図によく表れているように、取
付け固定部挿入溝114Aの深さは、後述するような複
数の接触子220および230の取付け固定部221お
よび231を千鳥配列するために交互に異なるようにさ
れており、各溝の奥部壁116は、各溝に挿入された接
触子220および230の取付け固定部221および2
31を押え保持するような作用を果たす。さらに、絶縁
ハウジング本体部材100のプラグ挿入孔107の後端
に隣接した位置には、後述するような各接触子220お
よび230のスプリング接触部223および233の先
端を受け入れて保持するための保持溝117が設けられ
ている。
【0013】また、絶縁ハウジング本体部材100の上
壁105には、接触子挿入および蓋部材受け開口109
の両側において、後述するような絶縁ハウジング蓋部材
300の第1の押え部310の両側縁311を受け入れ
てその挿入をガイドする挿入ガイド溝110が形成され
ている。このガイド溝110に隣接して係止凹部111
が形成されている。この係止凹部111は、後述するよ
うに、絶縁ハウジング蓋部材300の第1の押え部31
0の両側縁に設けられた係止突起312によって係合さ
れるものである。
【0014】図1および図4によく表れているように、
絶縁ハウジング本体部材100の第1の隔壁部113の
上面には、後述するような各接触子220および230
の中間部222および232の両側に形成された係止突
起225および235を受ける係止突起保持溝115が
形成されている。これらの係止突起保持溝115の深さ
は、接触子220および230の中間部222および2
32の係止突起225および235の厚みとほぼ等しい
ものとされている。
【0015】次に、接触子連結帯200の詳細につい
て、図6から図8を参照して説明する。図6は、接触子
連結帯200の側面図であり、図7は、接触子連結帯2
00の正面図であり、図8は、接触子連結帯200の底
面図である。これら図に示されるように、この接触子連
結帯200は、帯状に連続する(図はそれらの一部分の
みを示している)キャリア210に、第1の種類の接触
子220と、第2の種類の接触子230とを、交互に一
体的に配列してなるものである。キャリア210には、
接触子を絶縁ハウジングに対して装着するために各接触
子を送るための適当な給送装置(図示していない)の送
りピンによって係合されるような送り穴211が等間隔
に形成されている。
【0016】第1の種類の接触子220は、絶縁ハウジ
ング本体部材100に対して装着された状態において、
絶縁ハウジング本体部材100のプラグ挿入端103に
隣接した位置において下壁106の方へ向かって後端1
04の方へプラグ挿入孔107内に斜めに延びるスプリ
ング接触部223と、上壁105に沿ってプラグ挿入端
103から後端104に向かって延びる中間部222
と、後端104に隣接した位置において上壁105から
下壁106の方へほぼ垂直に延びる取付け固定部221
とを有している。そのスプリング接触部223と中間部
222とは、偏平に湾曲された連接部224にて連結さ
れている。また、連接部224に隣接した中間部222
の両側壁には、図8によく示されるように、係止突起2
25が間隔をおいて形成されている。
【0017】第2の種類の接触子230は、同様に、絶
縁ハウジング本体部材100に対して装着された状態に
おいて、絶縁ハウジング本体部材100のプラグ挿入端
103に隣接した位置において下壁106の方へ向かっ
て後端104の方へプラグ挿入孔107内に斜めに延び
るスプリング接触部233と、上壁105に沿ってプラ
グ挿入端103から後端104に向かって延びる中間部
232と、後端104に隣接した位置において上壁10
5から下壁106の方へほぼ垂直に延びる取付け固定部
231とを有している。そのスプリング接触部233と
中間部232とは、偏平に湾曲された連接部234にて
連結されている。また、連接部234に隣接した中間部
232の両側壁には、図8によく示されるように、係止
突起235が間隔をおいて形成されている。図6からよ
くわかるように、第1の種類の接触子220と第2の種
類の接触子230とは、それらの中間部222および2
32の長さが異なり、キャリア210への連結方向が互
いに逆の方向とされている以外は、同一構造で同一形状
のものとされている。
【0018】次に、絶縁ハウジング蓋部材300の構造
について、図9から図13を参照して説明する。図9
は、絶縁ハウジング蓋部材300の側面図であり、図1
0は、絶縁ハウジング蓋部材300の正面図であり、図
11は、絶縁ハウジング蓋部材300の背面図であり、
図12は、絶縁ハウジング蓋部材300の平面図であ
り、図13は、絶縁ハウジング蓋部材300の底面図で
ある。これら図に示されるように、この絶縁ハウジング
蓋部材300は、絶縁ハウジング本体部材100に対し
て結合されるとき接触子挿入および蓋部材受け開口10
9を閉ざして接触子220および230の中間部222
および232を押さえる第1の押え部310と、絶縁ハ
ウジング本体部材100に対して結合されるとき後端蓋
部材受け開口112を閉ざして接触子220および23
0の取付け固定部221および231を押さえる第2の
押え部320とを備える。
【0019】絶縁ハウジング蓋部材300の第1の押え
部310の両側縁311は、絶縁ハウジング本体部材1
00の挿入ガイド溝110に嵌合するような薄さとされ
ている。また、この第1の押え部310の両側壁には、
絶縁ハウジング本体部材100の係止凹部111に対応
する位置に係止突起312が設けられている。第1の押
え部310には、図12によく表れているように、係止
突起312に近接した位置に細長スロット313が形成
されており、係止突起312に弾性を与えている。
【0020】絶縁ハウジング蓋部材300の第2の押え
部320の内側壁には、絶縁ハウジング本体部材100
の取付け固定部挿入溝114Aの各々内へと入り込ん
で、そこに装着されている接触子220および230の
取付け固定部221および231の各々を、奥部壁11
6に対して押さえつけるようにする押え壁部321およ
び322が形成されている。
【0021】次に、このような絶縁ハウジング本体部材
100と、絶縁ハウジング蓋部材300と、複数の接触
子220および230とからなる電気コネクタレセプタ
クルの組み立て方法について説明する。
【0022】先ず、図1を参照して説明するに、図示し
ていない給送装置によって給送されてくる接触子連結帯
200に対して、個々の絶縁ハウジング本体部材100
を対峙させる。そして、接触子連結帯200に支持され
ている各対応する接触子220および230の取付け固
定部221および231が、絶縁ハウジング本体部材1
00の取付け固定部挿入溝114A内に入り、且つ各対
応する接触子220および230のスプリング接触部2
23および233および中間部222および232が、
絶縁ハウジング本体部材100のスプリング接触部およ
び中間部挿入溝114内に入り込むように、接触子連結
帯200と絶縁ハウジング本体部材100とを相対的に
移動させるようにする。こうして、絶縁ハウジング本体
部材100に対して各接触子220および230が配設
された状態において、それら各接触子220および23
0をキャリア210から切断分離する。
【0023】この状態においては、接触子220のスプ
リング接触部223の先端は、各対応する絶縁ハウジン
グ本体部材100の保持溝117内に挿入されて保持さ
れており、スプリング接触部223および中間部222
は、絶縁ハウジング本体部材100の各対応するスプリ
ング接触部および中間部挿入溝114内に挿入されてお
り、また、取付け固定部221は、絶縁ハウジング本体
部材100の各対応する取付け固定部挿入溝114A内
にあってその奥部壁116に対して密接させられてお
り、中間部222の係止突起225は、絶縁ハウジング
本体部材100の各対応する係止突起保持溝115内に
挿入され保持されている。
【0024】また、接触子230のスプリング接触部2
33の先端は、各対応する絶縁ハウジング本体部材10
0の保持溝117内に挿入されて保持されており、スプ
リング接触部233および中間部232は、絶縁ハウジ
ング本体部材100の各対応するスプリング接触部およ
び中間部挿入溝114内に挿入されており、また、取付
け固定部231は、絶縁ハウジング本体部材100の各
対応する取付け固定部挿入溝114A内にあってその奥
部壁116に対して密接させられており、中間部232
の係止突起235は、絶縁ハウジング本体部材100の
各対応する係止突起保持溝115内に挿入され保持され
ている。
【0025】このように複数の接触子220および23
0が配設された絶縁ハウジング本体部材100に対し
て、絶縁ハウジング蓋部材300を結合させるだけで、
電気コネクタレセプタクルの組み立てを完了する。この
場合、絶縁ハウジング蓋部材300の第1の押え部31
0の両側縁311を、絶縁ハウジング本体部材100の
後端104からそれらの挿入ガイド溝110に嵌合させ
るようにして、絶縁ハウジング本体部材100に対し
て、絶縁ハウジング蓋部材300を押し込み、係止突起
312が係止凹部111内にぱちんと係合するようにす
るだけでよい。
【0026】このように絶縁ハウジング本体部材100
に対して絶縁ハウジング蓋部材300を結合させた状態
においては、各接触子220および230の中間部22
2および232の上面は、絶縁ハウジング蓋部材300
の第1の押え部310の下面によって押さえられてお
り、各接触子220および230の取付け固定部221
および231は、絶縁ハウジング本体部材100の奥部
壁117と絶縁ハウジング蓋部材300の第2の押え部
320の押え壁部321および322との間にて保持固
定されている。図14は、このように組み立てた電気コ
ネクタレセプタクルの概略断面図である。
【0027】図15は、図14に示したように組み立て
られた電気コネクタレセプタクルのプラグ挿入孔107
へプラグコネクタ400を嵌合させている状態を示す概
略断面図である。プラグコネクタ400は、ラッチ片を
有した絶縁ハウジング401に複数の接触端子402を
配列していて、これら各接触端子402にケーブル40
3の各心線を結線している。各接触端子402は、各対
応する接触子220および230のスプリング接触部2
23および233と接触するものであり、絶縁ハウジン
グ本体部材100のプラグ挿入孔107の大きさは、そ
のプラグコネクタ401をを受容するような大きさとさ
れている。
【0028】
【考案の効果】本考案の電気コネクタレセプタクルの構
成によれば、接触子を配列するための絶縁ハウジング
に、各接触子の中間部とスプリング接触部との間の連接
部の周囲を覆うような壁部を設ける必要がないので、そ
れだけ絶縁ハウジングの高さを低く抑えることができ、
それだけ電気コネクタレセプタクル全体を小型化するこ
とができる。
【0029】また、本考案の電気コネクタレセプタクル
の構成によれば、絶縁ハウジングへの接触子の配設を一
括して行なうことが可能であるので、それだけ組み立て
作業が簡単化され、電気コネクタレセプタクル全体の価
格を低減することができる。
【0030】その上、本考案の電気コネクタレセプタク
ルの構成によれば、絶縁ハウジング蓋部材を絶縁ハウジ
ング本体部材に対して結合させるだけで、接触子の固定
保持が行えるのと同時に、絶縁ハウジングのプラグ挿入
孔の前端開口部以外の開口部を閉ざすことができるの
で、組み立て容易であるばかりでなく、ゴミ、ホコリ等
の電気コネクタレセプタクル内への侵入を防ぐことので
きるようなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての電気コネクタレセプ
タクルの分解部品配列斜視図である。
【図2】図1の電気コネクタレセプタクルの絶縁ハウジ
ング本体部材の側面図である。
【図3】図2の絶縁ハウジング本体部材の正面図であ
る。
【図4】図2の絶縁ハウジング本体部材の平面図であ
る。
【図5】図2の絶縁ハウジング本体部材の背面図であ
る。
【図6】図1の電気コネクタレセプタクルに使用する接
触子連結帯の側面図である。
【図7】図6の接触子連結帯の正面図である。
【図8】図6の接触子連結帯の底面図である。
【図9】図1の電気コネクタレセプタクルの絶縁ハウジ
ング蓋部材の側面図である。
【図10】図9の絶縁ハウジング蓋部材300の正面図
である。
【図11】図9の絶縁ハウジング蓋部材の背面図であ
る。
【図12】図9の絶縁ハウジング蓋部材の平面図であ
る。
【図13】図9の絶縁ハウジング蓋部材の底面図であ
る。
【図14】図1の電気コネクタレセプタクルの組み立て
状態を示す概略断面図である。
【図15】図14に示したように組み立てられた電気コ
ネクタレセプタクルのプラグ挿入孔へプラグコネクタを
嵌合させている状態を示す概略断面図である。
【図16】従来の改良型モジュラーコネクタの一例を示
す概略断面図である。
【符号の説明】
100 絶縁ハウジング本体部材 107 プラグ挿入孔 109 接触子挿入および蓋部材受け開口 110 挿入ガイド溝 111 係止凹部 112 後端蓋部材受け開口 113 第1の隔壁部 113A 第2の隔壁部 114 スプリング接触部および中間部挿入溝 114A 取付け固定部挿入溝 115 係止突起保持溝 116 奥部壁 117 保持溝 200 接触子連結帯 210 キャリア 220 第1種の接触子 221 取付け固定部 222 中間部 223 スプリング接触部 224 連接部 225 係止突起 230 第2種の接触子 231 取付け固定部 232 中間部 233 スプリング接触部 234 連接部 235 係止突起 300 絶縁ハウジング蓋部材 310 第1の押え部 311 側縁 312 係止突起 320 第2の押え部 321 押え壁部 322 押え壁部

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグ挿入端及びこれと反対側の後端を
    有し、該プラグ挿入端から内方に延びるプラグ挿入孔を
    有し且つ該プラグ挿入孔を取り巻く4つの側壁を有した
    絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジングに間隔をおいて配
    列される複数の接触子とを備えており、各接触子は、前
    記絶縁ハウジングの前記プラグ挿入端に隣接した位置に
    おいて前記側壁のうちの1つの側壁からそれと対向する
    対向側壁の方へ向かって前記後端の方へ前記プラグ挿入
    孔内に斜めに延びるスプリング接触部と、前記1つの側
    壁に沿って前記プラグ挿入端から前記後端に向かって延
    びる中間部と、前記後端に隣接した位置において前記1
    つの側壁から前記対向側壁の方へほぼ垂直に延びる取付
    け固定部とを有しており、前記プラグ挿入孔が前記スプ
    リング接触部とそれぞれ係合する複数の接触部材を備え
    たプラグコネクタを受容するような大きさとされている
    ような型の電気コネクタレセプタクルにおいて、前記絶
    縁ハウジングは、前記プラグ挿入孔を定める絶縁ハウジ
    ング本体部材と、該絶縁ハウジング本体部材に対して結
    合される絶縁ハウジング蓋部材とからなり、前記絶縁ハ
    ウジング本体部材は、前記1つの側壁に対応する側壁に
    接触子挿入および蓋部材受け開口を有し且つ前記後端に
    対応する側に後端蓋部材受け開口を有しており、前記絶
    縁ハウジング本体部材には、前記1つの側壁に対応する
    側壁に隣接した位置において前記接触子挿入および蓋部
    材受け開口から前記プラグ挿入孔へと抜ける複数のスプ
    リング接触部および中間部挿入溝を定める複数の第1の
    隔壁部と、前記後端に対応する側に隣接した位置におい
    て前記接触子挿入および蓋部材受け開口から前記対向側
    壁に対応する側壁へと抜ける複数の取付け固定部挿入溝
    を定める複数の第2の隔壁部とが形成されており、前記
    接触子の前記中間部の両側壁には、前記スプリング接触
    部との連接部に隣接した位置において係止突起が形成さ
    れており、前記絶縁ハウジング本体部材の前記第1の隔
    壁部には、前記接触子の前記係止突起を受ける係止突起
    保持溝が形成されており、前記絶縁ハウジング蓋部材
    は、前記絶縁ハウジング本体部材に対して結合されると
    き前記接触子挿入および蓋部材受け開口を閉ざして前記
    接触子の前記中間部を押さえる第1の押え部材と、前記
    絶縁ハウジング本体部材に対して結合されるとき前記後
    端蓋部材受け開口を閉ざして前記接触子の取付け固定部
    を押さえる第2の押え部材とを備えることを特徴とする
    電気コネクタレセプタクル。
  2. 【請求項2】 前記絶縁ハウジング本体部材の前記プラ
    グ挿入孔の後端に隣接した位置には、前記接触子の前記
    スプリング接触部の先端を受け入れて保持するための保
    持溝が設けられている請求項1記載の電気コネクタレセ
    プタクル。
  3. 【請求項3】 前記絶縁ハウジング本体部材の前記1つ
    の側壁に対応する側壁には、前記接触子挿入および蓋部
    材受け開口の両側において前記絶縁ハウジング蓋部材の
    前記第1の押え部材の両側縁を受け入れてその挿入をガ
    イドする挿入ガイド溝が形成されており、且つ該ガイド
    溝に隣接して係止凹部が形成されており、前記絶縁ハウ
    ジング蓋部材の前記第1の押え部材の両側縁には、この
    絶縁ハウジング蓋部材を前記絶縁ハウジング本体部に対
    して結合させるとき、前記係止凹部に係合する係止突起
    が形成されている請求項1または2記載の電気コネクタ
    レセプタクル。
  4. 【請求項4】 前記複数の接触子は、連続キャリアに接
    続された状態にて、前記絶縁ハウジング本体部材に対し
    て一括して装着される請求項1または2または3記載の
    電気コネクタレセプタクル。
  5. 【請求項5】 前記接触子の前記連接部は、偏平に折り
    曲げられている請求項1または2または3または4記載
    の電気コネクタレセプタクル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210142254A (ko) 2020-05-18 2021-11-25 (주)아모레퍼시픽 아피게닌의 용출률이 개선된 식품 조성물

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