JP3093120B2 - 回動部材の組付構造 - Google Patents

回動部材の組付構造

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JP3093120B2
JP3093120B2 JP06317739A JP31773994A JP3093120B2 JP 3093120 B2 JP3093120 B2 JP 3093120B2 JP 06317739 A JP06317739 A JP 06317739A JP 31773994 A JP31773994 A JP 31773994A JP 3093120 B2 JP3093120 B2 JP 3093120B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回動部材の組付構造に
関する。
【0002】
【従来技術】従来、回動部材に円形断面をしたの先端
に突起を一体に設けた軸を設け、取付パネル(基板)
及び該突起を嵌め込むことができる孔を設け、
記軸部を前記孔に挿入した後、回動部材を回転させるこ
とにより、回動部材を取付パネルに取り付ける装置は公
知である(実開昭59−107319号)。この公知例
では、物体(回動部材)に一体で設けた下部張出片から
上部に延設させた上部張出片の下面に突起を設け、回動
部材取付パネルに挿入、回転させると、突起が取付
ネルの切欠に入り込むようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
知例では、回動部材を取付パネルに挿入、回転させると
き、突起の高さ分だけ上部張出片が撓む。そのため、上
部張出片の剛性を高めることはできず、回動部材が取付
パネルに挿着された後も、回動部材に上下方向(取付パ
ネルの厚み方向)の力を加えるとぐらつきが生じる。
【0004】
【発明の目的】本発明は、回動部材を取付パネルに挿着
後は、取付パネルの厚み方向にぐらつくことがなく、し
かも脱落することのない組付構造を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、基板
1に円形孔4と、該円形孔4に連設させた凹溝5,5と
を設け、回動部材2に軸10と、該軸10の先端に形成
した突起11,11とを設け、前記凹溝5,5に前記突
起11,11を合せながら前記軸10を前記円形孔4に
挿入して前記突起11,11を前記基板1の裏面側に突
出させた後、前記回動部材2を回転させると前記突起1
1,11が前記基板1の前記裏面に当接して前記回動部
材2の脱落が防止される回動部材の組付構造において、
前記回動部材2には弾性変形可能な弾性部14を介して
前記軸10の軸心と平行方向に突出するストッパー部1
3を設け、前記基板1には前記ストッパー部13と当接
することで前記回動部材2の回動範囲を規制する、互い
に間隔を置いた突起6,7を設け、前記ストッパー部1
3は前記突起11,11を前記凹溝5,5に合せた状
で前記軸10を前記円形孔4に挿入するときは前記基板
1には当接しないが、前記回動部材2を回転させて前記
突起11,11を前記基板1の前記裏面に当接させる
と、前記基板1に当接して前記弾性部14の弾力により
前記軸10の軸心方向に変移し、更に前記回動部材2を
回転させると前記ストッパー部13は前記突起6,7の
間に臨むことにより前記基板1との当接が解除されて前
記弾性部14の復元により前記突起6,7の間に突出
し、前記回動部材2には前記基板1の表面側に当接する
段部12を形成し、前記軸10は前記段部12から延設
させて前記基板1を前記段部12と前記突起11,11
とにより表裏から挟持するように構成した回動部材の組
付構造としたものである。
【0006】
【実施例の構成】本発明の一実施例を図面により説明す
ると、1は基板、2は回動部材であり、該回動部材2に
段部12を形成し、該段部12に軸10を形成し、該軸
10の先端に突起11,11を形成する。前記回動部材
2の第一の脚部2aに弾性部14を形成し、該弾性部1
4の先端に、前記軸10の軸心方向に突出するストッパ
ー部13を形成し、該弾性部14及びストッパー部13
は脚部2aに対しスキマ15を形成し、弾性変形可能に
する。また、脚部2aには操作部16が形成されてい
る。
【0007】前記回動部材2の第二の脚部2bに段部1
8を形成し、該段部18の先端に半球状の突起17を形
成し、該突起17は基板1の孔8,8と共動して、回動
部材2を一方の位置から他方の位置に切り替える時の節
度感を与える。前記回動部材2の第三の脚部2cに孔1
9を形成し、該孔19を介して図示しない他の部材と連
結する。前記基板1に前記軸10が嵌め込まれる孔3を
形成し、該孔3は軸10が挿通する円形孔4と、該円形
孔4に連設される凹溝5,5からなり、該 凹溝5,5
は前記突起11,11がゆるく嵌め込まれる形状をして
いる。前記基板1の第一の端部1aに突起6,7を形成
し、第二の端部1bに孔8,8を形成する。
【0008】前記基板1の凹溝5,5と前記回動部材2
の突起11,11の位置は、回動部材が設定された角度
の範囲内で回動しても突起11,11が凹溝5,5から
抜け出さない関係にしておく。前記基板1の第一の端部
1cに孔9を形成する。
【0009】
【実施例の作用】本発明の構成は以上の通りであり、基
板1に対し回動部材2を図7の位置にし、回動部材2の
軸10および突起11,11を基板1の孔4および凹溝
5,5に嵌め込む。このとき、回動部材2のストッパー
部13は基板1から外れた位置にあり、突起17は基板
1の孔9に入り込んでおり、回動部材2を基板1に嵌め
込むのになんら無理な力を必要としない。その後、回動
部材2をP方向(図7)に回動させると、回動部材2は
軸10を中心に回動し、図1の位置になる。回動部材2
をP方向に回動させるとき、回動部材2のストッパー部
13及び突起17は基板1に乗り上げるが、ストッパー
13は弾性部14が弾性変形するため無理なくP方向
に回動でき、突起17は回動部材2の切替時の節度感を
与えるためのものであり、P方向への回動に支障はな
い。
【0010】回動部材2が図1の位置にセットされたと
き、回動部材2の ストッパー部13が基板1の突起6
に当接し、突起17は孔8の一方に入り込んだ状態とな
る。回動部材2を図1の位置から更にP方向に回動する
と、回動部材2のストッパー部13が基板1の突起7に
当接するまで回動し、このとき、突起17は孔8の他方
に入り込む。回動部材2に形成した段部12と突起1
1,11で基板1を両側から挟み込んでいるため、回動
部材2にガタが生じない。また、回動部材2のストッパ
ー部13が基板1の突起6,7の間にあるときは、軸1
0の先端に設けられた突起11,11は、凹溝5,5に
ラップしない位置にあるので、回動部材2が基板1から
抜け出ることはない。
【0011】
【発明の効果】以上説明した構成の回動部材の組付構造
であるため、回動部材と基板とからだけで構成され、組
付が容易であるとともに、回動部材に形成した段部と突
起で基板を両側から挟み込んでいるため、回動部材にガ
タが生じない。また、回動部材にストッパー部を一体に
形成しており、ストッパーのための別部材を必要としな
い。さらに、回動部材を基板に組付けた後は回動部材が
基板から抜け出ることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による平面図。
【図2】 図1のA―A断面図。
【図3】 基板1の平面図。
【図4】 回動部材2の背面図。
【図5】 回動部材2の平面図。
【図6】 図5のB―B断面図。
【図7】 組付過程を示す平面図。
【符号の説明】
1…基板、1a,1b,1c…端部、2…回動部材、2
a,2b,2c…脚部、3…孔、4…孔、5…凹溝、6
…突起、7…突起、8…孔、9…孔、10…軸、11…
突起、12…段部、13…ストッパー部、14…弾性
部、15…スキマ、16…操作部、17…突起、18…
段部、19…孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 11/04 F16B 21/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板1に円形孔4と、該円形孔4に連設
    させた凹溝5,5とを設け、回動部材2に軸10と、該
    軸10の先端に形成した突起11,11とを設け、前記
    凹溝5,5に前記突起11,11を合せながら前記軸1
    0を前記円形孔4に挿入して前記突起11,11を前記
    基板1の裏面側に突出させた後、前記回動部材2を回転
    させると前記突起11,11が前記基板1の前記裏面に
    当接して前記回動部材2の脱落が防止される回動部材の
    組付構造において、前記回動部材2には弾性変形可能な
    弾性部14を介して前記軸10の軸心と平行方向に突出
    するストッパー部13を設け、前記基板1には前記スト
    ッパー部13と当接することで前記回動部材2の回動範
    囲を規制する、互いに間隔を置いた突起6,7を設け、
    前記ストッパー部13は前記突起11,11を前記凹溝
    5,5に合せた状態で前記軸10を前記円形孔4に挿入
    するときは前記基板1には当接しないが、前記回動部材
    2を回転させて前記突起11,11を前記基板1の前記
    裏面に当接させると、前記基板1に当接して前記弾性部
    14の弾力により前記軸10の軸心方向に変移し、更に
    前記回動部材2を回転させると前記ストッパー部13は
    前記突起6,7の間に臨むことにより前記基板1との当
    接が解除されて前記弾性部14の復元により前記突起
    6,7の間に突出し、前記回動部材2には前記基板1の
    表面側に当接する段部12を形成し、前記軸10は前記
    段部12から延設させて前記基板1を前記段部12と前
    記突起11,11とにより表裏から挟持するように構成
    した回動部材の組付構造。
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