JPH0311774Y2 - - Google Patents
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- JPH0311774Y2 JPH0311774Y2 JP1984076206U JP7620684U JPH0311774Y2 JP H0311774 Y2 JPH0311774 Y2 JP H0311774Y2 JP 1984076206 U JP1984076206 U JP 1984076206U JP 7620684 U JP7620684 U JP 7620684U JP H0311774 Y2 JPH0311774 Y2 JP H0311774Y2
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- Japan
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- switch
- operating
- shaft
- circuit board
- printed circuit
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は新規なスイツチ操作装置に関する。詳
しくは、プリント回路基板上に配置されたスイツ
チを該スイツチと別体に設けられた操作レバーを
介して操作するスイツチ操作装置に関するもので
あり、操作レバーをプリンド回路基板に支持せし
めるようにすることによつて、操作レバーを支持
する構造を極めて簡単にすることができると共
に、スイツチ操作装置を小型に構成することがで
き、かつ、組み付け作業を極めて容易に行なうこ
とができるようにした新規なスイツチ操作装置を
提供しようとするものである。
しくは、プリント回路基板上に配置されたスイツ
チを該スイツチと別体に設けられた操作レバーを
介して操作するスイツチ操作装置に関するもので
あり、操作レバーをプリンド回路基板に支持せし
めるようにすることによつて、操作レバーを支持
する構造を極めて簡単にすることができると共
に、スイツチ操作装置を小型に構成することがで
き、かつ、組み付け作業を極めて容易に行なうこ
とができるようにした新規なスイツチ操作装置を
提供しようとするものである。
背景技術とその問題点
電子機器等において用いられるスイツチ操作装
置には各種のものがあるが、このうちの一つに、
スイツチ本体と別体に設けられた操作レバーを回
動せしめることによつてスイツチを操作するよう
にしたものがある。そして、この種のスイツチ操
作装置における操作レバーは、一般に、適宜な支
持部材、即ち、操作レバーの回動中心部を回動自
在に支持するための軸支部材に支持されると共
に、その作動部をスイツチ本体の所定の部分に対
向せしめた状態で配置されるようになつている。
置には各種のものがあるが、このうちの一つに、
スイツチ本体と別体に設けられた操作レバーを回
動せしめることによつてスイツチを操作するよう
にしたものがある。そして、この種のスイツチ操
作装置における操作レバーは、一般に、適宜な支
持部材、即ち、操作レバーの回動中心部を回動自
在に支持するための軸支部材に支持されると共
に、その作動部をスイツチ本体の所定の部分に対
向せしめた状態で配置されるようになつている。
従つて、この種のスイツチ操作装置において
は、操作レバーを支持する軸支部材を必要とする
のであるが、従来のものは、この軸支部材やこれ
を取付けるための取付手段が大掛りなものとなつ
ていたため、スイツチ操作装置が大型化され、部
品点数が多く、しかも、機器のキヤビネツト等も
複雑なものとなる等、種々の問題点を有してい
た。
は、操作レバーを支持する軸支部材を必要とする
のであるが、従来のものは、この軸支部材やこれ
を取付けるための取付手段が大掛りなものとなつ
ていたため、スイツチ操作装置が大型化され、部
品点数が多く、しかも、機器のキヤビネツト等も
複雑なものとなる等、種々の問題点を有してい
た。
その問題点を図面において説明する。
第7図は従来のスイツチ操作装置の一例aを示
すものである。図面において、bは電子機器のキ
ヤビネツトであり、その前面パネルcの上端縁に
寄つた位置にレバー操作軸dの先端部が挿通され
る孔eが形成されている。fはキヤビネツトb内
の上記前面パネルcとある程度離間した位置に配
置されたプリント回路基板であり、その反前面パ
ネルcの側の面にスイツチgが取着されており、
前面パネルc側の面(この面がパターン面となつ
ている。)には図示しない回路パターンが形成さ
れている。尚、図示を省略してあるが、プリント
回路基板fの反前面パネルc側の面(この面がマ
ウント面となつている)には上記スイツチg以外
の各種の電子部品が多数取着されている。
すものである。図面において、bは電子機器のキ
ヤビネツトであり、その前面パネルcの上端縁に
寄つた位置にレバー操作軸dの先端部が挿通され
る孔eが形成されている。fはキヤビネツトb内
の上記前面パネルcとある程度離間した位置に配
置されたプリント回路基板であり、その反前面パ
ネルcの側の面にスイツチgが取着されており、
前面パネルc側の面(この面がパターン面となつ
ている。)には図示しない回路パターンが形成さ
れている。尚、図示を省略してあるが、プリント
回路基板fの反前面パネルc側の面(この面がマ
ウント面となつている)には上記スイツチg以外
の各種の電子部品が多数取着されている。
上記スイツチgはスイツチケースに摺動自在に
支持されたスイツチ軸hを有し、該スイツチ軸h
が図面に示す位置からスイツチケース側へ押し込
まれることによつてその接続回路が切換えられる
ように構成されている。尚、スイツチ軸hはこれ
に外嵌状に設けられたコイルスプリングの弾発力
によつてその押し込まれた位置から図面に示す位
置へ自動的に復帰せしめらるようにされている。
支持されたスイツチ軸hを有し、該スイツチ軸h
が図面に示す位置からスイツチケース側へ押し込
まれることによつてその接続回路が切換えられる
ように構成されている。尚、スイツチ軸hはこれ
に外嵌状に設けられたコイルスプリングの弾発力
によつてその押し込まれた位置から図面に示す位
置へ自動的に復帰せしめらるようにされている。
i,i(図面では一方のもののみ示してある。)
はレバー支持板であり、該レバー支持板i,iの
中央部には挿通孔j,jが形成された円筒部k,
kが形成されている。そして、レバー支持板i,
iはその両端部が前記前面パネルcの内面からプ
リント基板fのパターン面と対応する位置近くま
で延びるように突設された取付ボスl,l,l,
l(これも、図面では一方の支持板iに対応した
もののみ示してある。)の先端にねじm,m,m,
mによつて固定されることによりプリント基板f
のパターン面に接近した位置近くに配置されてい
る。
はレバー支持板であり、該レバー支持板i,iの
中央部には挿通孔j,jが形成された円筒部k,
kが形成されている。そして、レバー支持板i,
iはその両端部が前記前面パネルcの内面からプ
リント基板fのパターン面と対応する位置近くま
で延びるように突設された取付ボスl,l,l,
l(これも、図面では一方の支持板iに対応した
もののみ示してある。)の先端にねじm,m,m,
mによつて固定されることによりプリント基板f
のパターン面に接近した位置近くに配置されてい
る。
nは略L字状に屈曲して形成された操作レバー
であり、そのL字状の屈曲点位置に枢軸oが形成
されている。そして、操作レバーnはその枢軸o
の両端部が上記レバー支持板i,iの円筒部k,
kに形成された挿通孔j,jに挿通されることに
より支持板i,iに回動自在に支持されると共
に、その一方のアームn1の先端部がプリント基板
fのパターン面側に延びて前記スイツチgのスイ
ツチ軸hの先端面と軽く弾接され、また、他方の
アームn2の先端部が前記レバー操作軸dの後端
面と接触されている。
であり、そのL字状の屈曲点位置に枢軸oが形成
されている。そして、操作レバーnはその枢軸o
の両端部が上記レバー支持板i,iの円筒部k,
kに形成された挿通孔j,jに挿通されることに
より支持板i,iに回動自在に支持されると共
に、その一方のアームn1の先端部がプリント基板
fのパターン面側に延びて前記スイツチgのスイ
ツチ軸hの先端面と軽く弾接され、また、他方の
アームn2の先端部が前記レバー操作軸dの後端
面と接触されている。
しかして、レバー操作軸dの先端面を押圧する
と、操作レバーnが枢軸oを回動中心として第7
図における時計回り方向へ回動せしめられ、一方
のアームn1の先端部がスイツチg側へ移動され
るので、スイツチ軸hがスイツチケース内へ押し
込まれる。これによつてスイツチgの接続回路が
切換えられるようになる。
と、操作レバーnが枢軸oを回動中心として第7
図における時計回り方向へ回動せしめられ、一方
のアームn1の先端部がスイツチg側へ移動され
るので、スイツチ軸hがスイツチケース内へ押し
込まれる。これによつてスイツチgの接続回路が
切換えられるようになる。
第7図に示したスイツチ操作装置aは上記した
ように構成されているので、部品点数を多く必要
とし、構成が大型なものとなり、また、キヤビネ
ツトの構造が複雑なものとなるといつた問題点が
ある。
ように構成されているので、部品点数を多く必要
とし、構成が大型なものとなり、また、キヤビネ
ツトの構造が複雑なものとなるといつた問題点が
ある。
即ち、このスイツチ操作装置aはスイツチgと
これを操作する操作レバーnの他に、少なくとも
2つのレバー支持板i,i)、4つの取付ボスl,
l,l,l、4つのねじm,m,m,mを必要と
するので、部品点数が多く、従つて、その組み付
け作業の工数も多くなり、コストが高くなる。そ
して、キヤビネツトbは、その前面パネルcに長
い取付ボスl,l,l,lが形成されるようにな
るため、構造が複雑となり、これが、キヤビネツ
トbを合成樹脂によつて成形する上で様々な弊害
を生ずるようになる。
これを操作する操作レバーnの他に、少なくとも
2つのレバー支持板i,i)、4つの取付ボスl,
l,l,l、4つのねじm,m,m,mを必要と
するので、部品点数が多く、従つて、その組み付
け作業の工数も多くなり、コストが高くなる。そ
して、キヤビネツトbは、その前面パネルcに長
い取付ボスl,l,l,lが形成されるようにな
るため、構造が複雑となり、これが、キヤビネツ
トbを合成樹脂によつて成形する上で様々な弊害
を生ずるようになる。
尚、第7図には所謂シヤーシレス構造の電子機
器におけるスイツチ操作装置aを示したが、シヤ
ーシを有する電子機器においては、レバー支持板
i,iを取付けるための取付部がシヤーシから突
設されるようになつており、結局、この場合には
シヤーシの構造が複雑となり、プレス型が高価な
ものとなつたり、板金材料の所謂板取り効率が低
下する等、これも様々な問題点を有している。
器におけるスイツチ操作装置aを示したが、シヤ
ーシを有する電子機器においては、レバー支持板
i,iを取付けるための取付部がシヤーシから突
設されるようになつており、結局、この場合には
シヤーシの構造が複雑となり、プレス型が高価な
ものとなつたり、板金材料の所謂板取り効率が低
下する等、これも様々な問題点を有している。
考案の目的
そこで、本考案は上記した問題点に鑑み為され
たものであり、操作レバーを支持する構造を極め
て簡単なものとすることができる共に、スイツチ
操作装置を小型に構成することができ、かつ、組
み付け作業を極めて容易に行なうことができるよ
うにした新規なスイツチ操作装置を提供すること
を目的とする。
たものであり、操作レバーを支持する構造を極め
て簡単なものとすることができる共に、スイツチ
操作装置を小型に構成することができ、かつ、組
み付け作業を極めて容易に行なうことができるよ
うにした新規なスイツチ操作装置を提供すること
を目的とする。
考案の概要
本考案スイツチの操作装置は、上記した目的を
達成するために、プリント回路基板に取付けられ
たスイツチと、操作レバーと、軸支部材とを備
え、上記操作レバーは枢軸と該枢軸に直交する方
向にそれぞれ延びる操作アームと作動アームとか
ら成り、上記軸支部材は弾性を有する合成樹脂で
側方から見て略U字状に形成され、その基部の両
遊端が互いに離接する方向に弾性的に変形し得る
と共に、その両遊端に外側へ向けて突出する係合
片がそれぞれ一体に形成され、上記プリント回路
基板に穿設された挿通孔の縁に上記軸支部材の係
合片を係合させて軸支部材を取付け、上記操作レ
バーの枢軸を軸支部材の基部に回動自在に装着
し、作動アームの先端部を上記スイツチに対向さ
せ、操作アームを操作部側に配置したことを特徴
とする。
達成するために、プリント回路基板に取付けられ
たスイツチと、操作レバーと、軸支部材とを備
え、上記操作レバーは枢軸と該枢軸に直交する方
向にそれぞれ延びる操作アームと作動アームとか
ら成り、上記軸支部材は弾性を有する合成樹脂で
側方から見て略U字状に形成され、その基部の両
遊端が互いに離接する方向に弾性的に変形し得る
と共に、その両遊端に外側へ向けて突出する係合
片がそれぞれ一体に形成され、上記プリント回路
基板に穿設された挿通孔の縁に上記軸支部材の係
合片を係合させて軸支部材を取付け、上記操作レ
バーの枢軸を軸支部材の基部に回動自在に装着
し、作動アームの先端部を上記スイツチに対向さ
せ、操作アームを操作部側に配置したことを特徴
とする。
実施例
以下に、本考案スイツチ操作装置の詳細を添付
図面に示した実施例に従つて説明する。
図面に示した実施例に従つて説明する。
第1図乃至第4図は本考案スイツチ操作装置の
実施の一例1を示すものである。
実施の一例1を示すものである。
図面において、2は電子機器のキヤビネツトで
あり、3はその前面パネルである。4は後述する
操作レバーの操作アームの先端部を押圧するレバ
ー押圧軸であり、先端部が細径に形成され、その
細径に形成された部分が前面パネル3の上端縁に
寄つた位置に形成された孔5に挿通されていると
共に、その後端面に一端がパネル2に支持された
圧縮コイルスプリング6の他端が弾接されてお
り、この圧縮コイルスプリング6の弾発力により
常時前面パネル3側へ移動しようとする弾発力を
付勢されている。7はレバー押圧軸4の後端面か
ら後方へ向けて突設された押圧部であり、この押
圧部7の後端面が後述する操作レバーの操作アー
ムの先端部と弾接されるようになつている。
あり、3はその前面パネルである。4は後述する
操作レバーの操作アームの先端部を押圧するレバ
ー押圧軸であり、先端部が細径に形成され、その
細径に形成された部分が前面パネル3の上端縁に
寄つた位置に形成された孔5に挿通されていると
共に、その後端面に一端がパネル2に支持された
圧縮コイルスプリング6の他端が弾接されてお
り、この圧縮コイルスプリング6の弾発力により
常時前面パネル3側へ移動しようとする弾発力を
付勢されている。7はレバー押圧軸4の後端面か
ら後方へ向けて突設された押圧部であり、この押
圧部7の後端面が後述する操作レバーの操作アー
ムの先端部と弾接されるようになつている。
8はプリント回路基板である。該プリント回路
基板8はキヤビネツト2内の前面パネル3からあ
る程度離間した位置に該前面パネル3と略平行な
状態で対面するように配置されており、その何箇
所かの部分がキヤビネツト2に形成された取付部
にねじ止めされることによりキヤビネツト2に固
定されている。そして、プリント回路基板8のマ
ウント面、即ち、この実施例では反前面パネル3
側に位置する面にスイツチ9及び各種の電子部品
10、10、…(図面では2個だけ示してある。)
が多数取着されており、また、プリント回路基板
8のパターン面、即ち、この実施例では前面パネ
ル3側に位置する面には図示しない回路パターン
が形成されている。
基板8はキヤビネツト2内の前面パネル3からあ
る程度離間した位置に該前面パネル3と略平行な
状態で対面するように配置されており、その何箇
所かの部分がキヤビネツト2に形成された取付部
にねじ止めされることによりキヤビネツト2に固
定されている。そして、プリント回路基板8のマ
ウント面、即ち、この実施例では反前面パネル3
側に位置する面にスイツチ9及び各種の電子部品
10、10、…(図面では2個だけ示してある。)
が多数取着されており、また、プリント回路基板
8のパターン面、即ち、この実施例では前面パネ
ル3側に位置する面には図示しない回路パターン
が形成されている。
スイツチ9はスイツチケースに摺動自在に支持
されたスイツチ軸11を備えており、該スイツチ
軸11が第1図の実線で示す位置(以下、この位
置を「非押込位置」と言う。)から2点鎖線で示
す位置(以下、「押込み位置」と言う。)に移動せ
しめられることによつてその接続回路が切換えら
れるようにされている。尚、スイツチ軸11は後
述する操作レバーによつて軸方向へ押圧されるこ
とにより非押込位置から押込位置へ移動せしめら
れると共に、その操作レバーによる押圧が解除さ
れるとこれに外嵌状に設けられたコイルスプリン
グ12の弾発力により自動的に非押込位置へ復帰
するように構成されている。
されたスイツチ軸11を備えており、該スイツチ
軸11が第1図の実線で示す位置(以下、この位
置を「非押込位置」と言う。)から2点鎖線で示
す位置(以下、「押込み位置」と言う。)に移動せ
しめられることによつてその接続回路が切換えら
れるようにされている。尚、スイツチ軸11は後
述する操作レバーによつて軸方向へ押圧されるこ
とにより非押込位置から押込位置へ移動せしめら
れると共に、その操作レバーによる押圧が解除さ
れるとこれに外嵌状に設けられたコイルスプリン
グ12の弾発力により自動的に非押込位置へ復帰
するように構成されている。
13はスイツチ操作部である。該スイツチ操作
部13はプリント回路基板8の略上記スイツチ9
のスイツチ軸11の先端部と対応する位置に一体
的に取着されており、前記レバー押圧軸4によつ
て押圧されることによりスイツチ9のスイツチ軸
11を押圧する操作レバー14と、該操作レバー
14を回動自在に支持する軸支部材15とから成
る。
部13はプリント回路基板8の略上記スイツチ9
のスイツチ軸11の先端部と対応する位置に一体
的に取着されており、前記レバー押圧軸4によつ
て押圧されることによりスイツチ9のスイツチ軸
11を押圧する操作レバー14と、該操作レバー
14を回動自在に支持する軸支部材15とから成
る。
操作レバー14は合成樹脂により側方はら見た
形状において略L字状を成すように形成されてい
る。即ち、16は略円柱状に形成された枢軸であ
り、該枢軸16の軸方向における略中央部からは
後方へ向けて作動アーム17が突設されている。
そして、作動アーム17の一方の面、即ち、操作
レバー14が所定の位置へ取着された状態におい
て前記スイツチ9側に来る面の先端部17aは先
端に行くに従つて次第に他方の面に近づくような
斜面状に形成されている。また、枢軸16の外周
面のうち上記作動アーム17が突設された位置と
反対側の位置から操作アーム18が突設されてい
る。そして、操作アーム18は作動アーム17の
突出方向に対して略120゜角程度開いた方向へ向け
て突出するようにして設けられており、かつ、そ
の先端部は僅かに作動アーム17側へ屈曲されて
いる。
形状において略L字状を成すように形成されてい
る。即ち、16は略円柱状に形成された枢軸であ
り、該枢軸16の軸方向における略中央部からは
後方へ向けて作動アーム17が突設されている。
そして、作動アーム17の一方の面、即ち、操作
レバー14が所定の位置へ取着された状態におい
て前記スイツチ9側に来る面の先端部17aは先
端に行くに従つて次第に他方の面に近づくような
斜面状に形成されている。また、枢軸16の外周
面のうち上記作動アーム17が突設された位置と
反対側の位置から操作アーム18が突設されてい
る。そして、操作アーム18は作動アーム17の
突出方向に対して略120゜角程度開いた方向へ向け
て突出するようにして設けられており、かつ、そ
の先端部は僅かに作動アーム17側へ屈曲されて
いる。
軸支部材15は稍弾性を有する合成樹脂により
形成されており、その弾性を利用してプリント回
路基板8に穿設された略長方形状の挿通孔19に
取付けることができるように構成されている。即
ち、20は略半円筒状に形成された基部であり、
その側方から見て略横倒U字状に形成された凹部
21の幅は前記操作レバー14の枢軸16の径と
略等しくされている。そして、基部20の外周面
の頂部のうち両端からある程度内側へ寄つた部分
には上記凹部21に達するように切欠かれて形成
された開口部22が形成されている。23は基部
20の外周面のうち上記開口部22を挟んで上下
両側に位置する側面部24及び25のうちの上側
の側面部24の軸方向における略中央部に形成さ
れた切欠部であり、該切欠部23は上側の側面部
24を上記開口部22から上側の側面部24の後
端縁に達するまで、かつ、前記凹部21に達する
ように切欠くようにして形成されている。
形成されており、その弾性を利用してプリント回
路基板8に穿設された略長方形状の挿通孔19に
取付けることができるように構成されている。即
ち、20は略半円筒状に形成された基部であり、
その側方から見て略横倒U字状に形成された凹部
21の幅は前記操作レバー14の枢軸16の径と
略等しくされている。そして、基部20の外周面
の頂部のうち両端からある程度内側へ寄つた部分
には上記凹部21に達するように切欠かれて形成
された開口部22が形成されている。23は基部
20の外周面のうち上記開口部22を挟んで上下
両側に位置する側面部24及び25のうちの上側
の側面部24の軸方向における略中央部に形成さ
れた切欠部であり、該切欠部23は上側の側面部
24を上記開口部22から上側の側面部24の後
端縁に達するまで、かつ、前記凹部21に達する
ように切欠くようにして形成されている。
26は基部20の上側の側面部24の後端面の
うちの上記切欠部23が形成された部分の両側の
部分から上方へ向けて突出され正面から見て略門
型になるように一体に形成された取付け部であ
り、該取付け部26の上辺部26aに係合片27
及び28,28が一体に形成されている。即ち、
取付け部26の上辺部26aの前面の略中央部に
係合片27が形成されており、また、取付け部2
6の上辺部26aの後面の両端部に係合片28,
28が形成されている。そして、これら係合片2
7及び28,28はその上端部が取付け部26の
上辺部26aの上端面からある程度上方へ突出す
るように形成されていり、この係合片27,2
8,28の各上端部によつて、前記プリント回路
基板8に形成された挿通孔19の上側の開口縁を
前後から挟持することができるようにされてい
る。
うちの上記切欠部23が形成された部分の両側の
部分から上方へ向けて突出され正面から見て略門
型になるように一体に形成された取付け部であ
り、該取付け部26の上辺部26aに係合片27
及び28,28が一体に形成されている。即ち、
取付け部26の上辺部26aの前面の略中央部に
係合片27が形成されており、また、取付け部2
6の上辺部26aの後面の両端部に係合片28,
28が形成されている。そして、これら係合片2
7及び28,28はその上端部が取付け部26の
上辺部26aの上端面からある程度上方へ突出す
るように形成されていり、この係合片27,2
8,28の各上端部によつて、前記プリント回路
基板8に形成された挿通孔19の上側の開口縁を
前後から挟持することができるようにされてい
る。
また、29,29は基部20の下側の側面部2
5の後端面から後方へ向けて突出するようにして
一体に形成された係合片であり、該係合片29,
29の先端部には下方に向つて突出し、かつ、そ
の反取付け部26側の面が先端へ行くに従つて次
第に取付け部26側へ変位するような斜面とされ
た係合爪30、30が形成されている。
5の後端面から後方へ向けて突出するようにして
一体に形成された係合片であり、該係合片29,
29の先端部には下方に向つて突出し、かつ、そ
の反取付け部26側の面が先端へ行くに従つて次
第に取付け部26側へ変位するような斜面とされ
た係合爪30、30が形成されている。
尚、基部20の上側の側面部24の下面、即
ち、凹部21の内面のうち上側の面には小さな突
起31,31が突設されている。
ち、凹部21の内面のうち上側の面には小さな突
起31,31が突設されている。
しかして、上記したようにして形成された軸支
部材15はその凹部21に操作レバー14の枢軸
16が配置された状態でプリント回路基板8の挿
通孔19に取着される。
部材15はその凹部21に操作レバー14の枢軸
16が配置された状態でプリント回路基板8の挿
通孔19に取着される。
即ち、操作レバー14はその操作アーム18が
第3図に1点鎖線の関連線で示すようにその先端
部から軸支部材15の開口部22に挿通されると
共に、その枢軸16が軸支部材15の凹部21内
に配置される。
第3図に1点鎖線の関連線で示すようにその先端
部から軸支部材15の開口部22に挿通されると
共に、その枢軸16が軸支部材15の凹部21内
に配置される。
尚、操作レバー14の枢軸16が軸支部材14
の凹部21内に配置されるとき、枢軸16の外周
面が凹部21の内面に形成された前記小さな突起
31,31と衝合するようになるが、例えば、枢
軸16を稍強く凹部21側へ押し込めば、枢軸1
6が突起31,31の先端部と凹部21の反突起
31,31側の内面との間に押し込まれて行くと
共に、基部20をある程度拡げるように撓ませる
ようになり、これによつて枢軸16が凹部21の
突片31,31より内側の部分に配置されるよう
になる。しかして、このような位置に配置された
枢軸16は、基部20を上記したように撓ませる
ことがない限り突起31,31によつて凹部21
からの抜け止めが為された状態となる。
の凹部21内に配置されるとき、枢軸16の外周
面が凹部21の内面に形成された前記小さな突起
31,31と衝合するようになるが、例えば、枢
軸16を稍強く凹部21側へ押し込めば、枢軸1
6が突起31,31の先端部と凹部21の反突起
31,31側の内面との間に押し込まれて行くと
共に、基部20をある程度拡げるように撓ませる
ようになり、これによつて枢軸16が凹部21の
突片31,31より内側の部分に配置されるよう
になる。しかして、このような位置に配置された
枢軸16は、基部20を上記したように撓ませる
ことがない限り突起31,31によつて凹部21
からの抜け止めが為された状態となる。
しかして、軸支部材15は上記したようにして
その凹部21内に操作レバー14が配置された状
態でプリント回路基板8の挿通孔19に取着され
る。即ち、先ず、取付部26側の係合片27,2
8,28を挿通孔19の上側の縁に係合せしめ
る。即ち、第2図に示すように、取付部26の上
辺部26aの後面に形成された係合片28,28
の先端部を挿通孔19の開口縁のうちのマウント
面側の上側の縁に係合せしめると共に、上辺部2
6aの前面に形成された係合片27の先端部を挿
通孔19の開口縁のうちのパターン面側の上側の
縁に係合せしめる。そして、この状態で、係合爪
30,30の斜面を挿通孔19のパターン面側の
下側の縁に押し当て、その状態で、例えば、基部
20の頂部を稍強く押圧すれば、該斜面が挿通孔
19の下側の縁を辷りながら後方へ移動せしめら
れるため、基部20の下側の側面部25が上側の
側面部24側へ向けて撓まされるようになり、こ
れによつて係合爪30,30が挿通孔19を通り
抜けることができるようになる。そして、係合爪
30,30が挿通孔19を通り抜けると、基部2
0の下側の側面部25はこれが上記したように撓
まされることによつて付与された弾発力によつて
下方へと移動して元の状態に戻ろうとするので、
これにより係合爪30,30が挿通孔19のマウ
ント面側の下側の縁と係合するようになる。そし
て、係合爪30,30が上記したように挿通孔1
9の開口縁と係合すると同時に基部20の後端面
の左右両端部が挿通孔19のパターン面側の左右
の縁と接触せしめられる。
その凹部21内に操作レバー14が配置された状
態でプリント回路基板8の挿通孔19に取着され
る。即ち、先ず、取付部26側の係合片27,2
8,28を挿通孔19の上側の縁に係合せしめ
る。即ち、第2図に示すように、取付部26の上
辺部26aの後面に形成された係合片28,28
の先端部を挿通孔19の開口縁のうちのマウント
面側の上側の縁に係合せしめると共に、上辺部2
6aの前面に形成された係合片27の先端部を挿
通孔19の開口縁のうちのパターン面側の上側の
縁に係合せしめる。そして、この状態で、係合爪
30,30の斜面を挿通孔19のパターン面側の
下側の縁に押し当て、その状態で、例えば、基部
20の頂部を稍強く押圧すれば、該斜面が挿通孔
19の下側の縁を辷りながら後方へ移動せしめら
れるため、基部20の下側の側面部25が上側の
側面部24側へ向けて撓まされるようになり、こ
れによつて係合爪30,30が挿通孔19を通り
抜けることができるようになる。そして、係合爪
30,30が挿通孔19を通り抜けると、基部2
0の下側の側面部25はこれが上記したように撓
まされることによつて付与された弾発力によつて
下方へと移動して元の状態に戻ろうとするので、
これにより係合爪30,30が挿通孔19のマウ
ント面側の下側の縁と係合するようになる。そし
て、係合爪30,30が上記したように挿通孔1
9の開口縁と係合すると同時に基部20の後端面
の左右両端部が挿通孔19のパターン面側の左右
の縁と接触せしめられる。
しかして、軸支部材15は、係合片28,28
と係合爪30,30とによつて挿通孔19からの
パターン面側への抜けを阻止されると共に、係合
片27と基部20の後面の両端部とによつて挿通
孔19からのマウント面側への抜けを阻止される
ようになる。
と係合爪30,30とによつて挿通孔19からの
パターン面側への抜けを阻止されると共に、係合
片27と基部20の後面の両端部とによつて挿通
孔19からのマウント面側への抜けを阻止される
ようになる。
そして、軸支部材15が上記したようにして挿
通孔19に取着されると、操作レバー14は軸支
部材15の凹部21と挿通孔19のパターン面側
の左右両縁とによつて保持されると共に、その操
作アーム18の枢軸16側の端部の両側面が基部
20に形成された切欠部23の左右両側面と対応
して位置されるようになるので、これによつて左
右方向への移動を阻止されるようになる。
通孔19に取着されると、操作レバー14は軸支
部材15の凹部21と挿通孔19のパターン面側
の左右両縁とによつて保持されると共に、その操
作アーム18の枢軸16側の端部の両側面が基部
20に形成された切欠部23の左右両側面と対応
して位置されるようになるので、これによつて左
右方向への移動を阻止されるようになる。
しかして、操作レバー14は軸支部材15によ
り回動自在に支持されると共に、軸支部材15を
介してプリント回路基板8に保持されるようにな
る。
り回動自在に支持されると共に、軸支部材15を
介してプリント回路基板8に保持されるようにな
る。
しかして、操作レバー14はその作動アーム1
7の先端面が前記スイツチ9のスイツチ軸11の
先端面と軽く弾接されると共に、その操作アーム
18の先端部に前記レバー押圧軸4の押圧部7の
後端面が前側から接触された状態とされる。
7の先端面が前記スイツチ9のスイツチ軸11の
先端面と軽く弾接されると共に、その操作アーム
18の先端部に前記レバー押圧軸4の押圧部7の
後端面が前側から接触された状態とされる。
そこで、レバー押圧軸4を押圧すると、操作レ
バー14が第1図における時計回わり方向へ回動
せしめられるので、これによつてスイツチ軸11
が押込み位置へと摺動せしめられる。即ち、接続
回路が切換えられるようになる。
バー14が第1図における時計回わり方向へ回動
せしめられるので、これによつてスイツチ軸11
が押込み位置へと摺動せしめられる。即ち、接続
回路が切換えられるようになる。
第1の変形例
第5図は前記実施例に示したスイツチ操作装置
の第1の変形例1Aを示すものである。尚、この
変形例に示すスイツチ操作装置1Aが前記実施例
に示したスイツチ操作装置1と相違するところは
操作レバーの一部のみである。従つて、相違する
部分についてのみ説明し、相違しない部分につい
ては前記実施例において付した符号と同じ符号を
付することにより説明を省略する。尚、このよう
な説明の省略の仕方は後述する第2の変形例につ
いても同様とする。
の第1の変形例1Aを示すものである。尚、この
変形例に示すスイツチ操作装置1Aが前記実施例
に示したスイツチ操作装置1と相違するところは
操作レバーの一部のみである。従つて、相違する
部分についてのみ説明し、相違しない部分につい
ては前記実施例において付した符号と同じ符号を
付することにより説明を省略する。尚、このよう
な説明の省略の仕方は後述する第2の変形例につ
いても同様とする。
図面において、32は操作レバー14の操作ア
ーム18の先端部に一体に形成された押圧子であ
り、該押圧子32は前面パネル3に形成された孔
33に挿通されると共に、その先端部が孔33か
ら前方へ突出するようにして配置されている。
ーム18の先端部に一体に形成された押圧子であ
り、該押圧子32は前面パネル3に形成された孔
33に挿通されると共に、その先端部が孔33か
ら前方へ突出するようにして配置されている。
しかして、押圧子32を押圧することによつて
操作レバー14が第5図における時計回わり方向
へ回動されるので、これによりスイツチ9が操作
されるようになる。
操作レバー14が第5図における時計回わり方向
へ回動されるので、これによりスイツチ9が操作
されるようになる。
上記したように、操作レバー14を回動せしめ
るための押圧部材を操作レバー14と一体に形成
するようにすれば、その分スイツチ操作装置1A
を構成する部品の点数及び組み付け工数を削減す
ることができると共に、装置を小型化することも
できる。
るための押圧部材を操作レバー14と一体に形成
するようにすれば、その分スイツチ操作装置1A
を構成する部品の点数及び組み付け工数を削減す
ることができると共に、装置を小型化することも
できる。
第2の変形例
第6図は前記実施例に示したスイツチ操作装置
の第2の変形例1Bを示すものである。
の第2の変形例1Bを示すものである。
前記した実例においては、軸支部材15がプリ
ント基板8のパターン面側に配置されるようにさ
れていたが、本考案においては、この変形例に示
すように、軸支部材15がプリント回路基板8の
マウント面側に配置されるようにすることもでき
る。
ント基板8のパターン面側に配置されるようにさ
れていたが、本考案においては、この変形例に示
すように、軸支部材15がプリント回路基板8の
マウント面側に配置されるようにすることもでき
る。
即ち、この変形例においては、軸支部材15
は、その前後方向の向きを前記実施例における向
きと反対にされた状態で、挿通孔19にそのマウ
ント面側から取着されている。従つて、軸支部材
15は、係合片27と基部20の後面の両端部と
によつて挿通孔19からのパターン面側への抜け
が阻止されると共に、係合片28,28と係合爪
30,30とによつて挿通孔19からのマウント
面側の抜けを阻止されるようになる。
は、その前後方向の向きを前記実施例における向
きと反対にされた状態で、挿通孔19にそのマウ
ント面側から取着されている。従つて、軸支部材
15は、係合片27と基部20の後面の両端部と
によつて挿通孔19からのパターン面側への抜け
が阻止されると共に、係合片28,28と係合爪
30,30とによつて挿通孔19からのマウント
面側の抜けを阻止されるようになる。
尚、このように軸支部材15をマウント面側に
配置する場合は、操作レバー14の作動アーム1
7がスイツチ9を操作するときに基部20の下側
の側面部25側へ向けて回動せしめられるように
なるので、基部20に形成される開口部22をあ
る程度下側の側面部25にまで達するように大き
く形成する必要がある。
配置する場合は、操作レバー14の作動アーム1
7がスイツチ9を操作するときに基部20の下側
の側面部25側へ向けて回動せしめられるように
なるので、基部20に形成される開口部22をあ
る程度下側の側面部25にまで達するように大き
く形成する必要がある。
考案の効果
以上に記載したところから明らかなように、本
考案スイツチ操作装置は、プリント回路基板に取
付けられたスイツチと、操作レバーと、軸支部材
とを備え、上記操作レバーは枢軸と該枢軸に直交
する方向にそれぞれ延びる操作アームとから成
り、上記軸支部材は弾性を有する合成樹脂で側方
から見て略U字状に形成され、その基部の両遊端
が互いに離接する方向に弾性的に変形し得ると共
に、その両遊端に外側へ向けて突出する係合片が
それぞれ一体に形成され、上記プリント回路基板
に穿設された挿通孔の縁に上記軸支部材の係合片
を係合させて軸支部材を取付け、上記操作レバー
の枢軸を軸支部材の基板に回動自在に装着し、作
動アームの先端部を上記スイツチに対向させ、操
作アームを操作部側に配置したことを特徴とす
る。
考案スイツチ操作装置は、プリント回路基板に取
付けられたスイツチと、操作レバーと、軸支部材
とを備え、上記操作レバーは枢軸と該枢軸に直交
する方向にそれぞれ延びる操作アームとから成
り、上記軸支部材は弾性を有する合成樹脂で側方
から見て略U字状に形成され、その基部の両遊端
が互いに離接する方向に弾性的に変形し得ると共
に、その両遊端に外側へ向けて突出する係合片が
それぞれ一体に形成され、上記プリント回路基板
に穿設された挿通孔の縁に上記軸支部材の係合片
を係合させて軸支部材を取付け、上記操作レバー
の枢軸を軸支部材の基板に回動自在に装着し、作
動アームの先端部を上記スイツチに対向させ、操
作アームを操作部側に配置したことを特徴とす
る。
即ち、本考案スイツチ操作装置は、プリント回
路基板上に取付けられたスイツチを操作する操作
レバーを上記プリント回路基板に支持せしめるよ
うにしたものである。従つて、スイツチの操作装
置を小型に構成することができる。また、操作レ
バーを支持するための部材を機器のキヤビネツト
やこれに備えられるシヤーシ等に設ける必要が無
いので、キヤビネツトやシヤーシの構造を簡単に
することができると共に、これらを安価に製造す
ることができる。
路基板上に取付けられたスイツチを操作する操作
レバーを上記プリント回路基板に支持せしめるよ
うにしたものである。従つて、スイツチの操作装
置を小型に構成することができる。また、操作レ
バーを支持するための部材を機器のキヤビネツト
やこれに備えられるシヤーシ等に設ける必要が無
いので、キヤビネツトやシヤーシの構造を簡単に
することができると共に、これらを安価に製造す
ることができる。
そして、スイツチとこれを操作するための操作
レバーと該操作レバーを支持する軸支部材とがい
ずれもプリント回路基板に取着されることによ
り、スイツチ操作装置を単一の部材として取り扱
うことができる。従つて、プリント回路基板を所
定の取付位置に取付ければそれでスイツチ操作装
置が当該機器の所定の位置に配置されることにな
るので、組み込み作業を極めて容易に行なうこと
ができる。
レバーと該操作レバーを支持する軸支部材とがい
ずれもプリント回路基板に取着されることによ
り、スイツチ操作装置を単一の部材として取り扱
うことができる。従つて、プリント回路基板を所
定の取付位置に取付ければそれでスイツチ操作装
置が当該機器の所定の位置に配置されることにな
るので、組み込み作業を極めて容易に行なうこと
ができる。
また、操作レバーを支持する軸支部材を弾性を
有する合成樹脂により形成し、その弾性を利用し
てプリント回路基板の挿通孔に取付けるようにし
たものである。従つて、軸支部材をプリント回路
基板に取付けるための格別な固定手段を必要とせ
ず、しかもその取付け作業を略一動作で行なうこ
とができる。
有する合成樹脂により形成し、その弾性を利用し
てプリント回路基板の挿通孔に取付けるようにし
たものである。従つて、軸支部材をプリント回路
基板に取付けるための格別な固定手段を必要とせ
ず、しかもその取付け作業を略一動作で行なうこ
とができる。
第1図乃至第4図は本考案スイツチ操作装置の
実施の一例を示すものであり、第1図はスイツチ
の操作装置が組み込まれた電子機器の要部縦断面
図、第2図はプリント基板に取着されたスイツチ
操作部を一部切欠いて示す拡大斜視図、第3図は
スイツチ操作部の拡大分解斜視図、第4図は軸支
部材の拡大斜視図、第5図は本考案スイツチ操作
装置の第1の変形例を示す要部縦断面図、第6図
は本考案スイツチの操作装置の第2の変形例を示
す要部縦断面図、第7図は従来のスイツチ操作装
置の一例を示す要部縦断面図である。 符号の説明、1,1A,1B……スイツチ操作
装置、8……プリント回路基板、9……スイツ
チ、13……操作部、14……操作レバー、15
……軸支部材、16……枢軸、17……作動アー
ム、17a……先端部、18……操作アーム、1
9……挿通孔、20……基部、27,28,29
……係合片。
実施の一例を示すものであり、第1図はスイツチ
の操作装置が組み込まれた電子機器の要部縦断面
図、第2図はプリント基板に取着されたスイツチ
操作部を一部切欠いて示す拡大斜視図、第3図は
スイツチ操作部の拡大分解斜視図、第4図は軸支
部材の拡大斜視図、第5図は本考案スイツチ操作
装置の第1の変形例を示す要部縦断面図、第6図
は本考案スイツチの操作装置の第2の変形例を示
す要部縦断面図、第7図は従来のスイツチ操作装
置の一例を示す要部縦断面図である。 符号の説明、1,1A,1B……スイツチ操作
装置、8……プリント回路基板、9……スイツ
チ、13……操作部、14……操作レバー、15
……軸支部材、16……枢軸、17……作動アー
ム、17a……先端部、18……操作アーム、1
9……挿通孔、20……基部、27,28,29
……係合片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 プリント回路基板8に取付けられたスイツチ9
と。 操作レバー14と、 軸支部材15とを備え、 上記操作レバー14は枢軸16と該枢軸16に
直交する方向にそれぞれ延びる操作アーム18と
作動アーム17とから成り、 上記軸支部材15は弾性を有する合成樹脂で側
方から見て略U字状に形成され、その基部20の
両遊端が互いに離接する方向に弾性的に変形し得
ると共に、その両遊端に外側へ向けて突出する係
合片27,28,29がそれぞれ一体に形成さ
れ、 上記プリント回路基板8に穿設された挿通孔1
9の縁に上記軸支部材15の係合片27,28,
29を係合させて軸支部材15を取付け、上記操
作レバー14の枢軸16を軸支部材15の基部2
0に回動自在に装着し、作動アーム17の先端部
17aを上記スイツチ9に対向させ、操作アーム
18を操作部13側に配置した ことを特徴とするスイツチ操作装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7620684U JPS60188433U (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | スイツチ操作装置 |
KR2019850005585U KR910002338Y1 (ko) | 1984-05-24 | 1985-05-14 | 스위치 조작장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7620684U JPS60188433U (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | スイツチ操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60188433U JPS60188433U (ja) | 1985-12-13 |
JPH0311774Y2 true JPH0311774Y2 (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=30618138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7620684U Granted JPS60188433U (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | スイツチ操作装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60188433U (ja) |
KR (1) | KR910002338Y1 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53128867U (ja) * | 1977-03-22 | 1978-10-13 | ||
JPS57203423U (ja) * | 1981-06-20 | 1982-12-24 |
-
1984
- 1984-05-24 JP JP7620684U patent/JPS60188433U/ja active Granted
-
1985
- 1985-05-14 KR KR2019850005585U patent/KR910002338Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR850010674U (ko) | 1985-12-30 |
KR910002338Y1 (ko) | 1991-04-11 |
JPS60188433U (ja) | 1985-12-13 |
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