JPH0727534Y2 - スイッチ切換装置 - Google Patents

スイッチ切換装置

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JPH0727534Y2
JPH0727534Y2 JP9622087U JP9622087U JPH0727534Y2 JP H0727534 Y2 JPH0727534 Y2 JP H0727534Y2 JP 9622087 U JP9622087 U JP 9622087U JP 9622087 U JP9622087 U JP 9622087U JP H0727534 Y2 JPH0727534 Y2 JP H0727534Y2
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JP
Japan
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lever
spring
switch
mounting plate
plate portion
Prior art date
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JP9622087U
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English (en)
Other versions
JPS641432U (ja
Inventor
俊志 多々納
昌彦 栗本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、メカニズム等の操作レバーの操作によってプ
リント基板上のスイッチを切換える為のスイッチ切換装
置に関するものである。
従来の技術 従来のスイッチ切換装置は、第3図及び第4図a〜cに
示すように(例えば特開昭62−136718号公報参照)、取
付孔2を有するレバー1のメカニズムの操作レバー12に
相対する位置に操作レバー受け17を形成し、取付孔2に
対し操作レバー受け17と反対側に板バネ固定部19及び板
バネ位置出し部18を設け、板バネ20を板バネ固定部19に
ビス21で矢印Gの方向より固定し、更にレバー1をキャ
ビネットのボス15に座付きビス16で矢印Aの方向より回
動可能な様に固定する。この時、板バネ20の先端はプリ
ント基板13上のスイッチ14を作動させる位置となるよう
に配置しておく。更に板バネ20はレバー1に取り付ける
際、第4図a,bに示す様に、ビス21でG方向より締めつ
けて取り付けると、位置出し部18により板バネ20がある
程度たわんだ状態で取り付けられる様に角度をもたせて
ある。この様な構成によると、第3図及び第4図cに示
す様に、メカニズムの操作レバー12を矢印Bの方向に作
動させることにより、レバー1に取り付けられた板バネ
20の先端は矢印Hの方向に移動し、スイッチ14を押し切
った後も更に操作レバー12が矢印Bの方向にオーバース
トローク分移動したとしても、板バネ20の先端がたわむ
様になっており、スイッチ14に対し矢印H方向からの押
し力は板バネ20によって吸収されるようになっている。
また、ねじりコイルバネを用いた例として例えば特公昭
49−4705号公報の例があるが、これはねじりコイルバネ
の一端を操作レバーに相対する位置に半円形のふくらみ
を設けてレバーのバネ取付部にスリット部から突出させ
て係止し取付けるという構成がなく、バネ取付作業も難
しいというものであった。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の様な構成では、第3図,第4図b
に示す様に、板バネ固定部19と板バネ位置出し部18の位
置精度が出しにくく、更にメカニズムの操作レバー12の
オーバーストローク吸収の為に板バネ20を利用するの
で、そのバネ定数は大きく、オーバーストロークが大き
くなると、スイッチ14に矢印H方向よりかかる荷重が大
きくなり、スイッチ14を破壊してしまうという問題を有
していた。逆に板バネ20をレバー1に取り付けた際の初
期荷重を小さくしたり、板バネ20のバネ定数を小さくす
ると、スイッチ14の作動力に足るバネ力が得られず、ス
イッチ14を作動させなかったりするという問題があり、
設計,量産性において非常に困難があった。また、板バ
ネ20の取り付け作業も、第4図a,bに示す様に板バネ20
を位置決めしながらビス締めするので、作業性が悪いの
と同時に作業ばらつきが大きいという問題を有してい
た。
又、メカニズムの操作レバー12自体にバネ性をもたせ、
直接プリント基板13上のスイッチ14を押す様な構成のも
のもあるが、この様な構成においては、作業性は良くな
るものの、バネ定数を小さくすることはできないので、
設計性,量産性を改善することはできないと同時に、操
作レバー12とスイッチ14の位置関係が限定される為、設
計の自由度が非常に悪くなるという様な問題を有してい
た。
本考案は、この様な従来の問題点を解消するものであ
り、極めて簡単な構成により、作業性の良い、又作業ば
らつきや部品のばらつきの影響を受けにくい、非常に安
定したバネ荷重を持つスイッチ切換装置を提供するもの
である。
問題点を解決するための手段 本考案のスイッチ切換装置は、ねじりコイルバネの一端
に形成されたコイル軸に垂直方向の半円形のふくらみを
略コの字形のレバーの先端付近の立ち上げ部の根元のス
リットに挿入すると同時に、上記ねじりコイルバネのコ
イル部を上記レバーの曲げ起こしに挿入し、かつ上記ね
じりコイルバネの他端のストレート部をバネ荷重が増加
する方向にたわませて上記レバーのバネ掛け部に係止さ
せることにより、上記ねじりコイルバネを上記レバーに
取り付け、上記レバー中央付近の上下板に形成された取
付孔をキャビネットのボスに挿入して座付きビスにより
回動可能な状態に取付け、レバーの取付孔に対しバネ取
付板部と反対方向にレバーを延長してプリント基板上の
スイッチの先端部に相対する位置にスイッチ切換板部を
形成したものである。
作用 本考案のスイッチ切換装置は、上記した構成によって、
バネ定数の小さい安定したばね力を持つことになり、ね
じりコイルバネ先端の半円形のふくらみを押すと、レバ
ーのスイッチ切換板部がスイッチ先端を押してスイッチ
を切換え、スイッチを押し切った後、更にねじりコイル
バネ先端の半円形のふくらみを押しても、バネ定数が小
さい為、スイッチを押す荷重の増加は少なく、ねじりコ
イルバネ先端の半円形のふくらみを押す部分のストロー
ク余裕を大きくすることができる。従って、作業ばらつ
きや部品のばらつきによるスイッチ押し力への影響も非
常に少ないし、設計的にも余裕が大きくとれ、設計が簡
単である。又、ねじりコイルバネは、コイル部をレバー
の曲げ起こしに挿入するとと共に一端の半円形のふくら
みをレバー立ち上り根元のスリットに挿入し、他端のス
トレート部をレバーのバネ掛け部に係止するのみの非常
に簡単な作業でレバーに取り付けることができ、作業性
が非常に良くなる。
実施例 以下、本考案の実施例のスイッチ切換装置について、図
面を参照して説明する。
第1図,第2図a〜cは本考案の一実施例を示す。第1
図,第2図a〜cにおいて、ねじりコイルバネ8はその
一端に半円形のふくらみ9を有し、他端にストレート部
11を有する。レバー1は略コの字形に構成され、上下板
に取付孔2を有する。そして、上板にはバネ取付板部1A
が延設され、上板には上記バネ取付板部1Aと反対側にス
イッチ切換板部7が延設されている。上記バネ取付板部
1Aには曲げ起こし3を有し、かつ上記曲げ起こし3を中
心にして所定の開き角度で根元にスリット5をもつ立ち
上げ部4とバネ掛け部6を有している。
上記ねじりコイルバネ8はその一端の半円形のふくらみ
9がメカニズムの操作レバー12に相対する位置となる様
に上記ふくらみ9をレバー1の先端付近の立ち上げ部4
の根元のスリット5に挿入すると同時にレバー1の曲げ
起こし3にねじりコイルバネ8のコイル部を挿入し、ね
じりコイルバネ8の他端のストレート部11をレバー1の
バネ掛け部6に矢印Fの方向にたわませて係止させるこ
とにより、ねじりコイルバネ8をレバー1に取り付けら
れている。レバー1の中央付近に形成した取付孔2をキ
ャビネットのボス15に挿入して矢印Aの方向より座付き
ビス16を締め付けてレバー1が回動可能な様に取り付け
ることにより、レバー1のスイッチ切換板部7はプリン
ト基板13上のスイッチ14の先端に相対する位置となる様
に配設されている。
この様に構成した本実施例において、第2図aに示す様
に、メカニズムの操作レバー12を矢印Bの方向に作動さ
せると、ねじりコイルバネ8の初期可動をスイッチ14の
作動力より大きくなる様にねじりコイルバネ8の先端ス
トレート部11をたわませてバネ掛け部6に係止しておく
ことにより、第2図bに示す様に、レバー1は矢印Cの
方向に回転して、レバー1のスイッチ切換板部7は矢印
Dの方向よりスイッチ14を押し切るまで押すことができ
る。この状態となるまでは、ねじりコイルバネ8の先端
の半円形のふくらみ9はたわまない。スイッチ14を押し
切った後も更に操作レバー12を矢印Bの方向に作動させ
ると、ねじりコイルバネ8の先端の半円形のふくらみ9
は矢印Eの方向に回転してたわむが、ねじりコイルバネ
8のバネ定数は容易に小さくすることが可能であるの
で、スイッチ14にかかるD方向よりの荷重や操作レバー
12にかかる矢印Bと反対方向の反力の増加を小さくする
ことは容易であり、スイッチ14の破壊や操作レバー12の
変形は全くなくすことが可能である。又、ねじりコイル
バネ8はレバー1の上面のみに形成された物のみ挿入係
止することによって取り付けられるので、取り付け位置
精度も出やすく、取り付け作業も挿入,停止のみであ
り、道具も必要とせず、非常に簡単な作業となる。
又、第1図,第2図に示す様に、ねじりコイルバネ8の
先端の半円形のふくらみ9の更に先端部に直角曲げ10を
形成することにより、レバー1端面のバリやねじりコイ
ルバネ1先端の切断部による引っ掛かり等の影響を受け
ずに、なめらかなねじりコイルバネの動きを得ることが
できる。
考案の効果 以上の様に本考案のスイッチ切換装置は、レバーにねじ
りコイルバネを挿入,係止させ、キャビネットのボスに
座付きビスで取り付けるのみという非常に簡単な作業
で、取り付け精度が非常に良く、オーバーストロークに
対しても非常に余裕のある品質の安定したスイッチ切換
装置を提供することができる。又、部品点数も少なく、
ばねの金型は不要なのでコスト的にも有利となるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例で示すスイッチ切換装置の要
部分解斜視図、第2図a〜cはその動作を示す平面図、
第3図は従来のスイッチ切換装置の要部分解斜視図、第
4図a〜cはその動作を示す側面図である。 1……レバー、2……取付孔、3……曲げ起こし、4…
…立ち上げ部、5……スリット、6……バネ掛け部、7
……スイッチ切換部、8……ねじりコイルバネ、9……
半円径のふくらみ、12……操作レバー、13……プリント
基板、14……スイッチ、15……ボス、16……座付ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略コの字状に構成され、中央付近の上下板
    に形成された取付孔2にキャビネットのボス15を挿入し
    て上記ボス15に螺合される座付ビス16により回動可能な
    状態に支持されるレバー1と、このレバー1の上板に延
    設され、上記レバー1の回転軸に平行な方向に曲げ起こ
    し3を形成するとともに上記曲げ起こし3を中心として
    所定の開き角度で根元にスリット5をもつ立ち上げ部4
    とバネ掛け部6を形成したバネ取付板部1Aと、上記レバ
    ー1のバネ取付板部1Aと反対側に上記レバー1の回転軸
    に平行な方向に延設され、プリント基板13上のスイッチ
    14の先端部に相対するように配置されたスイッチ切換板
    部7と、一端に形成されたコイル軸に垂直方向の半円形
    のふくらみ9を操作レバー12に相対向するように上記バ
    ネ取付板部1Aに設けた立ち上げ部4の根元のスリット5
    に挿入するとともにコイル部を上記バネ取付板部1Aの曲
    げ起こし3に挿入し、他端のストレート部11をバネ荷重
    が増加する方向にたわませて上記バネ取付板部1Aのバネ
    掛け部6に係止させることにより上記レバー1に取り付
    けられるねじりコイルバネ8を備えたことを特徴とする
    スイッチ切換装置。
JP9622087U 1987-06-23 1987-06-23 スイッチ切換装置 Expired - Lifetime JPH0727534Y2 (ja)

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JP9622087U JPH0727534Y2 (ja) 1987-06-23 1987-06-23 スイッチ切換装置

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JPS641432U JPS641432U (ja) 1989-01-06
JPH0727534Y2 true JPH0727534Y2 (ja) 1995-06-21

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