JPS6344897Y2 - - Google Patents

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JPS6344897Y2
JPS6344897Y2 JP1981111702U JP11170281U JPS6344897Y2 JP S6344897 Y2 JPS6344897 Y2 JP S6344897Y2 JP 1981111702 U JP1981111702 U JP 1981111702U JP 11170281 U JP11170281 U JP 11170281U JP S6344897 Y2 JPS6344897 Y2 JP S6344897Y2
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JP
Japan
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push button
case
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switch device
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JP1981111702U
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JPS5817728U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電灯負荷などの開閉装置を遠方にて開
閉制御する押しボタンスイツチ装置に関する。こ
の種の押しボタンスイツチ装置には、その開閉の
状態を表示させるための表示灯や該表示灯の点灯
回路を備えたプリント板が組込まれている。
〔従来の技術〕
第3図はプリント板を備えた押しボタンスイツ
チ装置の従来例を示す。第3図において、押しボ
タンスイツチ装置は、この装置を収納するケース
1にカバー2が被せられ、このカバー2の上部開
口に箱状体で中央部に中央脚3aを有する押しボ
タン3が滑動自在に嵌め込まれて、箱状体の底部
が押しボタン3の押圧部3bとされている。この
押圧部3bには押しボタンカバー4が被せられて
いる。押しボタン3の周壁3cの端面には厚い外
側脚3dが設けられ、周壁3cと外側脚3dとの
間に段部を形成させ、この段部がカバー2の下端
に当接するようにして押しボタン3の滑動範囲を
定めるとともに押しボタン3の抜け止めとされて
いる。またこの外側脚3dの下端には表示灯6な
どが固定されたプリント板5が取付けられてい
る。すなわちプリント板5は押しボタン3と一体
となつている。ケース1の内側底部には、固定接
触子7と可動接触子8とからなるスイツチ部9が
取付けられ、この可動接触子8の背部に、プリン
ト板5を貫通した押しボタン3の中央脚3aが当
接している。二つの復帰ばね10は、板ばねをほ
ぼU字状に曲げたもので、U字の一辺がケース1
の底部に取付けられ、他辺がプリント板5の配線
の一部であるプリント板5の下面の銅箔部に当接
してU字状の開口を互いに向い合わせて取付けら
れている。スイツチ部9の固定接触子7と可動接
触子8および二つの復帰ばね10は、それぞれケ
ース1の両側に設けられた端子板11に接続さ
れ、端子板11にねじ込まれた端子ねじ12によ
り外部回路と接続される。
押しボタンカバー4を介して押しボタン3を押
すと中央脚3aとプリント板5は一体となつて復
帰ばね10に抗して第4図に示すように下方に下
がる。そして中央脚3aは、可動接触子8を固定
接触子7に接触させてスイツチ部9を閉じ、復帰
ばね10はプリント板5の銅箔部と摺動し、接触
を保ちつつ付勢される。押しボタン3を離せば、
復帰ばね10の付勢により押しボタン3はプリン
ト板5を介して押し上げられ、可動接触子8は、
固定接触子7から離れてスイツチ部9を開き第3
図の状態に戻る。このときも復帰ばね10は、プ
リント板5の銅箔部に接触している。
〔考案が解決しようとする課題〕
この押しボタンスイツチ装置は、プリント板が
押しボタンとともに移動するために、プリント板
の配線はプリント板の銅箔部と復帰ばねとの接触
によつて外部に引き出されている。しかもプリン
ト板の移動により銅箔部と復帰ばねとは摺動す
る。したがつて銅箔部は摩耗し、接触が不確実と
なり、プリント板上の素子の動作が不確実になる
という欠点がある。
本考案は上述の欠点を除去し、プリント板と端
子板との電気的接続を確実にして信頼性が高くか
つ構成が簡単で安価な押しボタンスイツチ装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決する手段〕
上記目的は本考案によれば、表示灯と該表示灯
が立設されるとともにその表示灯の点灯回路を備
えたプリント板とがケース内に組込まれ、前記プ
リント板に設けた案内孔を貫通する中央脚を有す
る押しボタンがケースに摺動自在に取り付けら
れ、前記押しボタンの中央脚の先端がプリント板
の押しボタンとは反対側のケース内に組込まれた
接触子を操作するようにした押しボタンスイツチ
装置において、前記プリント板はケースの座に載
置されかつケースに固定された端子板の一部を切
り起こして形成された接続片にはんだ付けにより
電気的に接続されてケースに固定保持され、前記
押しボタンの中央脚がプリント板の案内孔により
案内され、前記端子板に一体的に形成された可動
接触子を押しボタンの復帰ばねとすることにより
達成される。
〔作用〕 プリント板はケースの座に載置されかつケース
に固定された端子板の一部を切り起こして形成さ
れた接続片にはんだ付けにより電気的に接続され
てケースに固定保持されているので端子板とプリ
ント板との電気的接続が良好であり、押しボタン
を押すことにより押しボタンの中央脚がプリント
板の案内孔により案内されて可動接触子を押圧し
て固定接触子に接触し、押しボタンを離すと可動
接触子の復元力により押しボタンが元の状態に戻
る。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示し、第1図にお
いて第3図に示した従来例と同一のものには同一
の符号を付している。
第1図において第3図に示した従来例と異なる
点はプリント板5がケース1の座1bに載置され
かつ端子板11から切り起こされた接続片11b
と直接はんだ付けされてケース1に固定保持され
ている点である。第2図は端子板11の拡大斜視
図を示し、第2図において端子板11は、L字状
に折り曲げられその一辺にはねじ孔11aとその
一部を切り起こして形成された接続片11bが設
けられ、他辺には固定接触子7として固定接点が
取付けられている。第2図では固定接触子7側の
端子板11を示しているが、可動接触子8側の端
子板11も同一の形状をしており、この場合には
可動接触子7の固定接点が取付けられる部分に可
動接触子8が取付けられる。この端子板11は、
第1図に示すように互いに対向する側壁1aの内
側にそれぞれ切り起こされた接続片11bを内側
にしてケース1の側壁に設けられた図示しない溝
に挿入し固定され、ねじ孔11aには端子ねじ1
2がねじ込まれている。端子板11から切り起こ
された接続片11bの先端は、プリント板5の孔
を貫通して裏側の銅箔部に接触させはんだ付けさ
れている。端子板11の接続片11bとはんだ付
けされたプリント板5は、ケース1の上方よりケ
ース1内に入れられケース1の座1bに載置され
ることによりケース1に固定保持される。すなわ
ち、本考案による押しボタンスイツチ装置では、
プリント板5の配線の導出は端子板11に直接は
んだ付けして行われ、確実な接続により電気回路
を構成するとともにプリント板自体がケースに保
持固定されている。しかもプリント板5の中央に
は、押しボタン3の中央脚3aを案内する案内孔
5aがあけられている。押しボタン3は、箱状体
で中央部に中央脚3aを有し、ケース1に被せら
れたカバー2の上部開口に滑動自在に嵌め込まれ
て、押しボタンカバー4が被せられた底部が押圧
部3bとされている。この押圧部3bには正面に
孔が設けられてプリント板5上に立設された表示
灯6の先端の発光部が遊嵌されて正面側から押し
ボタンカバー4を透して見うるようにされてい
る。さらに押しボタン3の周壁3cの外側に突出
する突起3eを設けて、この突起3eがカバー2
の下端に当接して押しボタン3の滑動範囲を定め
るとともにその抜け止めとされている。スイツチ
部9は一方の端子板11の他辺を利用した固定接
触子7と他方の端子板11に取付けられた可動接
触子8とからなり、従来と同様にケース1の内側
底部に取付けられているが、この実施例では、板
ばねからなる可動接触子8の弾性を利用して復帰
ばねを兼ねさせ、プリント板5を貫通して下方に
延びた押しボタン3の中央脚3aが可動接触子8
の背部に当接している。
本考案による押しボタンスイツチ装置の操作と
その動作は従来のものとほぼ同様であるが、プリ
ント板5はケース1に固定されているから押しボ
タン3とともに移動することはない。また、可動
接触子8は復帰ばねを兼ね、押しボタン3が押さ
れたとき固定接触子7に接触してスイツチ部9を
閉じるとともに付勢されて、押しボタン3を離し
たとき押しボタン3を押し返して復帰させるとと
もにスイツチ部9を開く。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、押しボタン
スイツチ装置が内蔵するプリント板は外部回路と
の接続用端子板に直接はんだ付けされて電気的に
接続され、プリント板はケースに固定保持されて
いる。したがつて、端子板とプリント板との接続
は確実に行なわれる。また、押しボタンの中央脚
がプリント板の案内孔により案内されているので
押しボタンが傾くことがなく押しボタンの動きが
円滑であり、さらにケースに固定された端子板に
一体的に形成された可動接触子が押しボタンの復
帰ばねを兼ねているので部品点数を削減すること
ができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す押しボタンス
イツチ装置の縦断面図、第2図は第1図に示す押
しボタンスイツチ装置の端子板の拡大斜視図、第
3図および第4図はそれぞれ従来の押しボタンス
イツチ装置の開路状態および閉路状態を示す縦断
面図である。 1……ケース、1b……ケースの座、3……押
しボタン、3a……押しボタンの中央脚、5……
プリント板、6……表示灯、11……端子板、1
1b……接続片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表示灯と該表示灯が立設されるとともにその表
    示灯の点灯回路を備えたプリント板とがケース内
    に組込まれ、前記プリント板に設けた案内孔を貫
    通する中央脚を有する押しボタンがケースに摺動
    自在に取り付けられ、前記押しボタンの中央脚の
    先端がプリント板の押しボタンとは反対側のケー
    ス内に組込まれた接触子を操作するようにした押
    しボタンスイツチ装置において、前記プリント板
    はケースの座に載置されかつケースに固定された
    端子板の一部を切り起こして形成された接続片に
    はんだ付けにより電気的に接続されてケースに固
    定保持され、前記押しボタンの中央脚がプリント
    板の案内孔により案内され、前記端子板に一体的
    に形成された可動接触子を押しボタンの復帰ばね
    としたことを特徴とする押しボタンスイツチ装
    置。
JP11170281U 1981-07-28 1981-07-28 押しボタンスイツチ装置 Granted JPS5817728U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11170281U JPS5817728U (ja) 1981-07-28 1981-07-28 押しボタンスイツチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11170281U JPS5817728U (ja) 1981-07-28 1981-07-28 押しボタンスイツチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5817728U JPS5817728U (ja) 1983-02-03
JPS6344897Y2 true JPS6344897Y2 (ja) 1988-11-22

Family

ID=29906044

Family Applications (1)

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JP11170281U Granted JPS5817728U (ja) 1981-07-28 1981-07-28 押しボタンスイツチ装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08134Y2 (ja) * 1989-06-12 1996-01-10 ニューレジストン株式会社 へこみ形回転砥石

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651229B2 (ja) * 1977-09-07 1981-12-03

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54167380U (ja) * 1978-05-17 1979-11-26
JPS6028013Y2 (ja) * 1979-09-27 1985-08-24 日本航空電子工業株式会社 照光式装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651229B2 (ja) * 1977-09-07 1981-12-03

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JPS5817728U (ja) 1983-02-03

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