JPS623859Y2 - - Google Patents

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JPS623859Y2
JPS623859Y2 JP10747679U JP10747679U JPS623859Y2 JP S623859 Y2 JPS623859 Y2 JP S623859Y2 JP 10747679 U JP10747679 U JP 10747679U JP 10747679 U JP10747679 U JP 10747679U JP S623859 Y2 JPS623859 Y2 JP S623859Y2
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JP10747679U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電磁開閉器等の操作用スイツチとし
て使用される押釦スイツチに関するものである。
従来のこの種の押釦スイツチとして、たとえば実
開昭52−33064号がある。すなわち、押釦を復帰
ばねで支持し、押釦に可動接点板を設け、これに
対向して固定接点板を配置する。ところが、押釦
を押し操作すると、可動接点板の接点が固定接点
板の接点に当接することにより押し込みが規制さ
れるため、剛性があつてオン状態の安定性および
操作性が悪く、また強く押すことにより固定接点
板または可動接点板が塑性変形し、接触不良を招
来するという欠点があつた。
これに対して、押釦に設けた窓内に接触スプリ
ングと可動接触子とを設けて操作性と接触の安定
性を図つたものがあつた(たとえば実開昭51−
8474号)。しかし、窓内に接触スプリングを圧縮
状態で可動接触子とともに押釦の動作方向と直角
な方向に挿入する必要があるため、それらの挿入
が容易でなく組立が面倒で、しかも接触スプリン
グは座屈するおそれがあるという欠点があつた。
したがつて、この考案の目的は、操作性および
接触安定性を有するとともに、組立が簡単で損傷
のおそれのない押釦スイツチを提供することであ
る。
この考案の一実施例を第1図ないし第7図に示
す。すなわち、この押釦スイツチは、オン操作用
押釦1とオフ操作用押釦1′をそれぞれ頭部2
と、ガイド用脚部3と、脚部3の先端に細径で突
成した作動用脚部4とで形成する。一方スイツチ
ボデイ5に頭部2を挿入する2個の挿入孔6,
6′を形成し、挿入孔6,6′の底部に脚部3をガ
イド挿通する挿通孔7,7′を形成する。そし
て、オン操作用押釦1は復帰用スプリング8を介
してスイツチボデイ5の挿入孔6に挿入し、その
脚部3を挿通孔7に挿入ガイドさせて、スイツチ
ボデイ5の裏面より作動用脚部4に接触スプリン
グ9を挿入し、つづいて橋絡型可動接触子10の
中央孔を挿入し、コ字形スプリング受け11の中
央孔を挿入し、Eリング12でこれらを抜止め支
持するとともにコ字形スプリング受け11の両端
を挿通孔7の裏面縁部7aに係止して押釦1を抜
止めする。またオフ操作用押釦1′も同様に組立
てるが、その可動接触子10′を接触スプリング
9′を挿入する前に挿入するようにしている。
8′は押釦1′の復帰用スプリング、11′はその
スプリング受け、12′はEリングである。
固定接触子13,13′はそれぞれ一対13
a,13b,13a′,13b′を組として端子14
a〜14dをもちスイツチボデイ5の側面に端子
14a〜14dを露出して裏板18により固定
し、その接点をそれぞれの可動接触子10,1
0′の接点の可動範囲内に位置決めしている。
さらにスイツチボデイ5は内部に変流器15を
設置するとともに表面に孔を形成して透明カバー
16を設け、透明カバー16に導通確認用発光ダ
イオード17の発光面を面して当接し、その裏面
とスイツチボデイ5の裏板18との間に絶縁積層
板19を挿入して支持させるとともにダイオード
17の極間絶縁を図つている。絶縁積層板19は
第6図のように両端部側部にそれぞれ切欠20,
20′を形成して両端面に長手方向のばね性を付
与している。21は変流器15の1次側用の端
子、22はダイオード17の端子である。
このスイツチのオン操作用押釦1を押込むと、
復帰用スプリング8に反発力を生じるとともに接
触スプリング9に支持された可動接触子10が移
動し、固定接触子13の接点と接触するようにな
る。さらに押込むと、可動接触子10が脚部4を
スライドして接触スプリング9を押しその反発力
が接点接触圧になるオーバトラベルの状態にな
る。このとき可動接触子10はスプリング受け1
1によつて回転規制を受ける。つぎに押し込み操
作を離すと、接点接触している間は復帰用スプリ
ング8および接触スプリング9によつて復帰し、
接点開離すると復帰用スプリング8によつて自動
復帰し、スプリング受け11の両端が挿通孔7の
裏面縁部に係止することによつて停止する。また
オフ操作用押釦1′は復帰状態において可動接触
子10′がオーバートラベルの状態で固定接触子
13′に接触し、接触スプリング9′は反発力を生
じた状態になつている。押釦1′を押込むと、接
点開離するまでのオーバトラベルの範囲では接触
スプリング9′の作用で軽く押込みでき、接点開
離すると、復帰用スプリング8′の全反発力が抵
抗として加わるようになる。その他の動作はオン
操作用押釦1の場合と同様である。
第7図はこのスイツチを用いた電磁開閉器制御
回路図で、点aは端子21に相当し、点b,b′は
オフ操作用固定接触子13a′,13b′の端子14
c,14dに相当し、点c,c′はオン操作用固定
接触子13a,13bの端子14a,14bに相
当する。MCは電磁接触器、MC1はその自己保持
接点、Thはサーマル接点、CTは変流器15、
LEDは発光ダイオード17である。この回路で
オン操作用押釦1をオン操作すると、その可動接
触子10が接触動作して電磁接触器MCが作動
し、自己保持接点MC1が閉成して押釦1を離して
も電磁接触器MCは動作を続ける。同時に変流器
CTにより発光ダイオードLEDに電流が流れ発光
する。つぎに押釦1′を押すと回路が開き、電磁
接触器MCは作動停止し、自己保持接点MC1は復
帰する。
なお、可動接触子を接触スプリングの両端に配
し、これに対してそれぞれ固定接触子を配して切
換型スイツチにすることもできる。
以上のように、この考案の丸棒状の作動用脚部
を有する押釦と、この押釦の作動用脚部に遊嵌さ
れて両端が前記押釦の頭部方向に向いたコ字形ス
プリング受けと、このスプリング受けを抜け止め
する抜止部材と、前記作動用脚部に介装されて前
記スプリング受けを抜止め位置に支持する接触ス
プリングと、前記作動用脚部に遊嵌されるととも
に前記接触スプリングの端部にばね支持されしか
も前記スプリング受けにより回動規制された可動
接触子と、前記押釦が挿入されて前記スプリング
受けの両端を抜止め係止する係止部を形成したス
イツチボデイと、このスイツチボデイおよび前記
押釦の間に介在して前記押釦を抜止め位置にばね
支持する復帰用スプリングと、前記スイツチボデ
イ内の前記可動接触子の可動範囲内に位置決めさ
れて前記押釦の操作により可動接触子と接離する
固定接触子とを備えたため、つぎの作用効果を有
する。すなわち、可動接触子は接触スプリングで
支持されているため、押釦を押すと可動接触子が
固定接触子に接触した後も接触スプリングが圧縮
されるのでオーバトラベルが可能になり、押釦の
操作性が向上し接触状態の安定性が図れ、従来の
ような塑性変形による接触不良を招来しない。ま
たコ字形スプリング受けおよび接触スプリングが
追加されているが、コ字形スプリング受けが可動
接触子の回動規制、押釦の抜止め、および接触ス
プリングの支持を兼用するため、接点の接触を確
実にする手段およびコ字形スプリング受けの固定
手段等が不要であり、構造が複雑にならず実現容
易である。しかも、作動用脚部に接触スプリン
グ、可動接触子およびスプリング受けを挿入し
て、接触スプリングの圧縮状態で抜止部材により
抜止めするため、従来の窓内に接触スプリングと
可動接触子とを窓の動作方向と直角に挿入するの
と比較して、組立がきわめて簡単で接触スプリン
グの損傷もない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の平面図、第2図
はその−線断面図、第3図は第1図−線
断面図、第4図は第1図−線断面図、第5図
は第1図の裏面図、第6図は積層板の正面図、第
7図はこのスイツチを適用した電磁開閉器の制御
回路図である。 1,1′……押釦、2……頭部、3……ガイド
用脚部、4……作動用脚部、5……スイツチボデ
イ、7,7′……挿通孔、7a,7a′……裏面孔
縁(係止部)、8,8′……復帰用スプリング、
9,9′……接触スプリング、10,10′……可
動接触子、11,11′……コ字形スプリング受
け、12,12′……Eリング、13,13′……
固定接触子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 丸棒状の作動用脚部を有する押釦と、この押釦
    の作動用脚部に遊嵌されて両端が前記押釦の頭部
    方向に向いたコ字形スプリング受けと、このスプ
    リング受けを抜け止めする抜止部材と、前記作動
    用脚部に介装されて前記スプリング受けを抜止め
    位置に支持する接触スプリングと、前記作動用脚
    部に遊嵌されるとともに前記接触スプリングの端
    部にばね支持されしかも前記スプリング受けによ
    り回動規制された可動接触子と、前記押釦が挿入
    されて前記スプリング受けの両端を抜止め係止す
    る係止部を形成したスイツチボデイと、このスイ
    ツチボデイおよび前記押釦の間に介在して前記押
    釦を抜止め位置にばね支持する復帰用スプリング
    と、前記スイツチボデイ内の前記可動接触子の可
    動範囲内に位置決めされて前記押釦の操作により
    可動接触子と接離する固定接触子とを備えた押釦
    スイツチ。
JP10747679U 1979-07-31 1979-07-31 Expired JPS623859Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10747679U JPS623859Y2 (ja) 1979-07-31 1979-07-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10747679U JPS623859Y2 (ja) 1979-07-31 1979-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5624023U JPS5624023U (ja) 1981-03-04
JPS623859Y2 true JPS623859Y2 (ja) 1987-01-28

Family

ID=29340103

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10747679U Expired JPS623859Y2 (ja) 1979-07-31 1979-07-31

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JPS5624023U (ja) 1981-03-04

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