JPS6336896Y2 - - Google Patents

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JPS6336896Y2
JPS6336896Y2 JP1981196816U JP19681681U JPS6336896Y2 JP S6336896 Y2 JPS6336896 Y2 JP S6336896Y2 JP 1981196816 U JP1981196816 U JP 1981196816U JP 19681681 U JP19681681 U JP 19681681U JP S6336896 Y2 JPS6336896 Y2 JP S6336896Y2
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piece
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plunger
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JP1981196816U
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JPS58101439U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はキーボードスイツチに関する。
従来のキーボードスイツチでは、接点機構は2
枚の薄い金属板でなる2つの可動片をベースにイ
ンサート成形して構成されており、そのためベー
スより下方に突出して形成される端子が薄い金属
板でなるため強度的に問題があり、プリント基板
への装置時に曲がつてしまうなどの不具合があつ
た。またプランジヤに設けたカードを上記2つの
可動片の間に抜き差しして開閉させる構成である
ため、カードの摩耗粉やごみなどが接点間につま
り易く、接触不良を起し易いものであつた。
本考案は上記に鑑み、端子の強度を高め且つ接
触不良を起さないよう改善して信頼性を高め、し
かも連続自動製造も容易に実現できるようにした
キーボードスイツチを提供することを目的とす
る。
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。第1図及び第2図に示すよう
に、ベース1には接点機構2がインサート成形さ
れるとともに、弾性爪11とLED保持台12と
が一体に成形されている。このベース1にケース
3が上記爪11によつて取り付けられ、このケー
ス3内にプランジヤ4が上下にスライド自在に保
持される。このプランジヤ4はケース3内に配置
された復帰用コイルバネ43により上方に付勢さ
れる。ケース3は下方が4角筒状で上方が円筒状
に形成されており、円筒部からプランジヤ4の頭
部が突出し、この頭部にキーボタン5が取り付け
られる。4角筒状の部分の上面には窓部31が設け
られている。この窓部31は貫通孔ではなく薄板
で閉塞されるよう一体に成形されており、随時こ
の薄板を破つて貫通させることが容易にできるよ
うになつている。
LED保持台12には第3図に示すようにLED
(発光ダイオード)6が保持されるようになつて
いる。すなわちLED6は保持台12の頂部に載
置されるとともにそのリード端子61が溝13に
より案内され、この溝13内に設けた凹部14
に、リード端子61の突部62が係合することに
よつて、LED6の仮固定がなされる。こうして
仮固定がなされたのち、ケース3をベース1に取
り付けることによりLED6が保持台12とケー
ス3の内下面に押圧されて位置決め固定される。
このときLED6のリード端子61が溝13にガ
イドされてベース1の下面より直接突出するた
め、ベース1にLED用の端子を別に設ける必要
がない。窓部31から放射されるLED6の光は
キーボタン5に埋め込まれた透明部材51により
導かれて上方を照射する。この場合、窓部31は
薄板で閉塞されるように一体に成形されているか
ら、あらかじめこの薄板を破つて穿孔しておく。
なお、照光式としない場合にはLED6を取り
付けず、また、キーボタン5に透明部材51を埋
め込まないようにし、窓部31の薄板を破らない
ようにするだけでよい。こうして照光式と共通の
部品により、非照光式のキーボードスイツチを構
成でき、しかも非照光式の場合窓部31が閉塞さ
れているためごみやほこり等がケース3内に侵入
することが妨げる。
プランジヤ4の下部の両側部には回転軸となる
突部42が設けられており、オルタネイト形とす
る場合この突部42に回転カム71を回転自在に
取り付ける。すなわち、この回転カム71は中央
の回転穴70に対して軸対称に形成され、両端に
溝72,74と傾斜面73,75(第4図参照)
とを有し、回転穴70に上記突部42が挿入され
るようにして取り付けられる。そしてベース1に
固定カム76が取り付けられる。この回転カム7
1によるオルタネイト機構の動作について第4図
を参照しながら説明すると、プランジヤ4が最も
上方に突出した位置にある場合突部42が位置
P1にある。キーボタン5の押圧によりプランジ
ヤ4が下方に移動し、この突部42の位置が下方
に移動して位置P2に達したとき回転カム71は
2点鎖線71aのようになる。このとき固定カム
76の突起77の上面に回転カム71の下面が接
触している。さらに押圧すると突起77の先端が
溝75に入り込むようになつて、突部42の位置
がP3にまで下るとともに回転カム71が2点鎖
線71bのように約10゜回転した状態となる。こ
のときキーボタン5の押圧を解除すると、回転カ
ム71が上方に移動していくが、上記のように約
10゜だけ傾いているため、上方の溝72に、ケー
ス3の内側面に設けられた固定カム32の先端突
部が入り込みそれ以上上方へ移動することが阻止
されて突部42の位置がP4となつたままロツク
されることになる。このときの回転カム71は2
点鎖線71cで示される。その後再びキーボタン
5を押してプランジヤ4を押し下げると、今度は
回転カム71の下方の傾斜面75が突起77の上
面に接触する(前回上方の溝72に固定カム32
の先端突部が入り込んだときさらに左回転方向に
回転カム71が回転したから)ので、回転カム7
1はさらに左回転し、押圧解除して上方へ移動し
たとき回転カム71の傾斜面73から側面が固定
カム32の先端傾斜面33に押されてさらに左回
転し、回転しながら上方に移動してP1の位置に
戻る。このように回転カム71が固定カム76,
32により少しずつ回転させられることにより、
キーボタン5を1回押したとき押した状態でロツ
クされ、もう1度押すとこのロツクが解除される
という、オルタネイト動作が実現できる。
なお、このスイツチをオルタネイトタイプとし
ない場合は回転カム71や固定カム76を取り付
けなければよい。
接点機構2は、両脚部22,22を有しアーチ
状に形成された固定片21と、弾性を有する可動
片25とからなり、固定片21及び可動片25に
は相互に接触する接点23,26が設けられてい
る。この接点機構2はたとえば次のように形成す
ると製造工程の自動化が可能となり好ましい。す
なわち、まず、第5図に示すように、1枚の金属
板29を打ち抜いて固定片21(脚部22も含
む)と端子24とをフープ状に形成し(第5図A
参照)、接点23を固着する。次にこのフープ状
の金属板29の横方向から第5図Bに示すように
同じくフープ状に形成された可動片25の部材を
進入させる。この可動片25は同じく1枚の金属
板から打ち抜きによりフープ状に形成され、最初
に接点26が固着され、次に屈曲部27が形成さ
れる。可動片25が所定の位置に達したときこの
両金属板を重ね合わせて可動片25の基部を端子
片24にかしめ固定し、さらに可動片25の連結
部を切断し、第5図Cの状態とする。その後端子
片24の連結部28を切断して第5図Dの状態と
し、さらに個々に切断して第6図のように形成す
る。そしてこの第6図の金属板が内に含まれるよ
う合成樹脂によりインサート成形してベース1が
第7図のように形成され、周囲のフレームとなつ
ている部分を切断することによつて、第2図に示
したベース1が形成されることになる。
この接点機構2によると、固定片21の脚部2
2がそのまま下方に延びて端子となつており、ま
た端子片24はこの固定片21と同じ金属板から
なり厚くて堅固なものとすることができる。その
ためこのスイツチをプリント基板に実装する場合
作業が容易となる。
この接点機構2ではプランジヤ4が上方にある
ときこのプランジヤ4の内部に設けられたカード
41により可動片25の屈曲部27が押され、接
点23,26が離れている。キーボタン5が押さ
れてカード41が下方に下ると、このカード41
が屈曲部27の表面を滑るようにして下方に移動
し可動片25が弾性復帰し第1図の左側に動いて
接点23,26が接触する。こうしてキーボタン
5を押したときあるいは押した状態のままロツク
されたときに、端子22,24間が導通し、押圧
解除あるいはロツク解除で非導通になる。
なお、上記の実施例では屈曲部27は接点2
3,26の下方でアーチ状の固定片21のアーチ
状中空部より左側に突出しているが、接点23,
26の上方の固定片21の上部より左側に突出さ
せるようにしてもよい。
この考案によれば、接点機構が形成されたベー
スと、このベースに取り付けられるケースと、こ
のケースにスライド自在に保持され且つ復帰バネ
により付勢されしかも前記接点機構を駆動するた
めのカードが設けられたプランジヤと、このプラ
ンジヤの前記ケースより突出した頭部に取り付け
られるキーボタンとからなるキーボードスイツチ
において、前記接点機構は、1枚の金属板から打
ち抜かれて形成された、両脚部とこの両脚部を一
端側でアーチ状に連結する連結部と両脚部の他端
側に延びる端子片とを有する固定片と、前記の同
じ金属板から打ち抜かれて前記の固定片の両端子
片の間に位置するよう形成された可動片用の端子
片と、前記固定片のアーチ状連結部に設けられる
接点と、他の1枚の金属板から打ち抜かれ且つ屈
曲されて形成されるとともに該屈曲部より先端側
に接点が設けられ、この接点が前記固定片の接点
に対面し且つ前記屈曲部が固定片の接点が設けら
れた面とは反対側に突出するよう前記の固定片の
両脚部の間の中空部に位置させられながら前記可
動片用の端子片に固着される可動片とよりなり、
前記ベースはこれら固定片の両端子片とその中間
の可動片用の端子片とがインサート成形されてな
り、前記プランジヤのカードが前記固定片の接点
の設けられた面とは反対側において前記可動片の
屈曲部を押圧するよう前記プランジヤのカードの
位置が定められているので、カードと屈曲部との
摩擦による摩耗粉が生じても接点に影響を与える
ことがなく、接点の接触不良の原因とならず、信
頼性を高めることができるとともに長寿命化が可
能である。また、ベースにインサート成形され、
これから突出する3つの端子片はいずれも1枚の
金属板を打ち抜いて形成されたものからなるの
で、厚い金属板を用いることにより大きな強度を
持たせることが容易である。さらに、固定片は両
脚部がアーチ状の連結部により連結されているの
で、それ自体の強度が向上している。しかも、固
定片の両脚部の間の中空部を利用し、そこに可動
片を位置させるので、スペースの有効利用が図
れ、小型化が可能となる。また、前記のような構
造であることから、固定片と可動片用の端子片と
を1枚の金属板から形成するとともに、可動片を
他の1枚の金属板より形成した後、これらを固着
し、さらにその後これらが含まれるようにしてベ
ースをインサート成形することによつて、接点機
構及びこれを有するベースを容易に連続自動製造
でき、組立も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を一部切欠いて断面
した側面図、第2図は同実施例の分解斜視図、第
3図はLED保持部の断面図、第4図はオルタネ
イト機構の一部切欠いた正面図、第5図、第6図
及び第7図は接点機構の製造工程の一例を示す斜
視図である。 1……ベース、2……接点機構、3……ケー
ス、4……プランジヤ、5……キーボタン、6…
…LED。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接点機構が形成されたベースと、このベースに
    取り付けられるケースと、このケースにスライド
    自在に保持され且つ復帰バネにより付勢されしか
    も前記接点機構を駆動するためのカードが設けら
    れたプランジヤと、このプランジヤの前記ケース
    より突出した頭部に取り付けられるキーボタンと
    からなるキーボードスイツチにおいて、前記接点
    機構は、1枚の金属板から打ち抜かれて形成され
    た、両脚部とこの両脚部を一端側でアーチ状に連
    結する連結部と両脚部の他端側に延びる端子片と
    を有する固定片と、前記の同じ金属板から打ち抜
    かれて前記の固定片の両端子片の間に位置するよ
    う形成された可動片用の端子片と、前記固定片の
    アーチ状連結部に設けられる接点と、他の1枚の
    金属板から打ち抜かれ且つ屈曲されて形成される
    とともに該屈曲部より先端側に接点が設けられ、
    この接点が前記固定片の接点に対面し且つ前記屈
    曲部が固定片の接点が設けられた面とは反対側に
    突出するよう前記の固定片の両脚部の間の中空部
    に位置させられながら前記可動片用の端子片に固
    着される可動片とよりなり、前記ベースはこれら
    固定片の両端子片とその中間の可動片用の端子片
    とがインサート成形されてなり、前記プランジヤ
    のカードが前記固定片の接点の設けられた面とは
    反対側において前記可動片の屈曲部を押圧するよ
    う前記プランジヤのカードの位置が定められてい
    ることを特徴とするキーボードスイツチ。
JP19681681U 1981-12-29 1981-12-29 キ−ボ−ドスイッチ Granted JPS58101439U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19681681U JPS58101439U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 キ−ボ−ドスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19681681U JPS58101439U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 キ−ボ−ドスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58101439U JPS58101439U (ja) 1983-07-09
JPS6336896Y2 true JPS6336896Y2 (ja) 1988-09-29

Family

ID=30110043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19681681U Granted JPS58101439U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 キ−ボ−ドスイッチ

Country Status (1)

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JP (1) JPS58101439U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5443328U (ja) * 1977-08-30 1979-03-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5443328U (ja) * 1977-08-30 1979-03-24

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JPS58101439U (ja) 1983-07-09

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