JPH0231952Y2 - - Google Patents

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JPH0231952Y2
JPH0231952Y2 JP5832784U JP5832784U JPH0231952Y2 JP H0231952 Y2 JPH0231952 Y2 JP H0231952Y2 JP 5832784 U JP5832784 U JP 5832784U JP 5832784 U JP5832784 U JP 5832784U JP H0231952 Y2 JPH0231952 Y2 JP H0231952Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 本考案は照光式押ボタンスイツチ、特に、その
発光素子の導通回路構造に関するものである。
(ロ) 従来技術とその問題点 従来、照光式押ボタンスイツチにおける発光素
子の導通手段としては、所定のストロークを得る
ため、導電性を備えたコイル状の復帰ばねを使用
することが広く行なわれている。そして、発光素
子の端子と復帰ばねとの接続には、例えば接続ば
ねの上端を上方に突出させた突出部と、発光素子
の端子とを圧接させ、線接触させることにより導
通を図つていた。
しかしながら、押ボタンに内蔵された発光素子
は操作台とともに往復移動を行なうため、圧接し
た線接触だけでは接触不良を生じやすく、接触信
頼性が低い。しかも、微小な復帰ばねの突出部を
発光素子の端子に圧接し、線接触させるのは困難
であるため、組立てが容易でないという欠点があ
る。
(ハ) 考案の目的 本考案の目的は、前記欠点に鑑みてなされたも
ので、発光素子の導通回路構造における接触信頼
性が高く、組立てが容易な照光式押ボタンスイツ
チを提供することである。
(ニ) 考案の構成とその効果 本考案にかかる照光式押ボタンスイツチは、前
記目的を達成すため、発光素子を内蔵する押ボタ
ンを載置、固定した操作台を、導電性を備えたコ
イル状の一対の復帰ばねを介し、ケースに対して
往復移動可能に支持し、押ボタンの押圧、解除に
ともなう操作台の移動、復帰により、操作台の下
方に位置する接点機構を開閉する照光式押ボタン
スイツチにおいて、外部端子に電気的接続し、か
つ、前記操作台に設けた挿通孔から突出する前記
復帰ばねの上端突出部を、操作台と、前記発光素
子の端子側面に面接触する固定接続金具とで挟着
固定した構成としてある。
したがつて、本考案にかかる照光式押ボタンス
イツチによれば、導電性を備えた復帰ばねに電気
的接続した固定接続金具と、発光素子の端子とが
面接触しているので、接触信頼性が高い。
しかも、操作台と固定接続金具とで復帰ばねの
上端突出部を挾着固定し、その固定接続金具に発
光素子の端子を面接触させて電気的接続を行なう
ので、従来例のように復帰ばねの上端と発光素子
の端子とを位置決めして電気的接続するという煩
わしさがなくなり、組立作業が容易になる。
さらに、復帰ばねの上端を、固定接続金具を介
し、操作台に圧接、固定しているので、ばね力の
小さい復帰ばねであつても安定した接触圧を得る
ことができる。このため、ばね力の小さい小型の
復帰ばねを使用することができるので、押ボタン
スイツチの小型化を図ることができるという効果
がある。
(ホ) 実施例の説明 以下、本考案にかかる一実施例を添付図面に従
つて説明する。
1は押ボタンで、発光素子であるLED2を内蔵
するとともに、下端部に対向するように配した一
対の係止爪3,4と、前記LED2の端子5,6と
を下方に突出させている。
10,11は固定接続金具で、後述する操作台
20に設けた載置部21の凹所22,23に嵌合
可能な形状を有し、かつ、弾性を備えた導電材料
からなる。そして、その一端側に後述する突起2
6,27に嵌合可能な嵌合孔12,13を有する
とともに、その他端側に折曲げて一体成形した折
曲部14,15を有する。なお、前記嵌合孔1
2,13の先端側には段部18,19が設けてあ
るとともに、折曲部14,15の先端には前述の
端子5,6と面接触可能な接触部16,17が設
けてある。
20は操作台で、後述するケース40の内側面
を摺動しつつ、往復移動可能な外周形状を有し、
かつ、その上面中央に押ボタン1を載置固定する
円板形状の載置部21を有している。
そして、この載置部21は前述の固定接続金具
10,11を嵌合できる一対の凹所22,23を
有し、その中央には復帰ばね30,31を下方か
ら挿通する挿通孔24,25を並設してある。こ
の挿通孔24,25の一方側近傍には固定接続金
具10,11の嵌合孔12,13に嵌合する突起
26,27が設けてあり、この他方側近傍には発
光素子2の端子5,6を圧入するための圧入孔2
8,29が設けてある。
また、突起26,27の近傍には固定接続金具
10,11の段部18,19に対応する凹部26
a,27aが設けてあるとともに、圧入孔28,
29の周囲には端子5,6の圧入を容易にする傾
斜面28a,29aが適宜設けてある。
さらに、操作台20の下面には接点機構を操作
する操作軸20cが設けてあるとともに、その外
周部の一辺には操作台20をガイドするためのガ
イド部20a,20bが設けてある。
30,31は復帰ばねで、導電性を備えた弾性
線材をコイル状に巻回したものである。特に、そ
の下端部は、後述するケース40の突起42,4
3に嵌合して位置決めしやすいように密着して巻
回してある。そして、復帰ばね30,31の上端
には突出部32,33が設けてあるとともに、そ
の下端には張出部34,35が設けてある。膨出
部34,35は、後述する外部端子45,46の
押圧部45a,46aにて所要の接触圧を得るた
め、延長した線材の先端を複数回巻回して構成し
たものである。
40はケースで、断面四角の筒体からなり、そ
の中間部には仕切壁41を一体に形成してある。
そして、仕切壁41は、その上面中央に、前記記
復帰ばね30,31を嵌合して位置決めする突起
42,43を一方向直列に一体成形してあるとと
もに、前記操作台20の操作軸20cに対応する
位置に、操作軸20cが挿通可能な挿作孔44を
設けてある。さらに、ケース40の上端内縁部に
は、前記操作台20のガイド部20a,20bに
対応するガイド溝40a,40bが設けてある。
45,46はLED用外部端子で、略逆L字形
状の弾性材からなり、上辺端部に復帰ばね30,
31の膨出部34,35を押圧する押圧部45
a,46aを有する。なお、この縦辺中間部に示
す45bは抜止め用突起で、これにより所定の接
触圧を維持できる。
50はベースで、接点機構用の外部端子51,
52をインサート成形してあり、ケース40の下
方から嵌合して接点機構を包含する構造となつて
いる。
接点機構は、大略、略U字形状の板ばね51
と、一枚の導電板からT字形状に打ち抜かれて形
成された可動片52と、合成樹脂にて一体成形さ
れたリンク53とから構成されている。なお、5
4は可動接点、55は固定接点である。
次に、LED用外部端子45,46と、発光素
子であるLED2との導通構造について説明する。
まず、ケース40の仕切壁41に設けた突起4
2,43に、復帰ばね30,31の下端部を嵌合
して位置決めする。そして、その張出部34,3
5の上方から外部端子45,46の押圧部45
a,46aを圧接させ、電気的接続を図るととも
に、仕切壁41に復帰ばね30,31を固定す
る。
さらに、ケース40の上方から操作台20を嵌
合し、復帰ばね30,31の上端を操作台20の
挿通孔24,25から突出させ、復帰ばね30,
31の突出部32,33を突起26,27に係止
する。ついで、その上方から、固定接続金具1
0,11の嵌合孔12,13を突起26,27に
嵌合し、操作台20と固定接続金具10,11と
の間に復帰ばね30,31の突出部32,33を
挾着固定する。固定方法としては突起26,27
の熱かしめによつて行なう。一方、これと同時
に、固定接続金具10,11の接触部16,17
を、操作台20の圧入孔28,29の内壁面に対
向、圧接させる。
なお、熱かしめにより、固定接続金具10,1
1の段部18,19と操作台20の凹部26a,
27aとが、復帰ばね30,31の突出部32,
33を腕曲させて挟着保持するので、高い接触圧
を得ることができる。
最後に、押ボタン1の下方から突出した端子
5,6を操作台20の圧入孔28,29に上方か
ら圧入するとともに、その係止孔3,4を操作台
20に係止し、固定接続金具10,11の接触部
16,17と発光素子2の端子5,6とを面接触
させる。このとき、折曲部14,15は弾性を有
しているので、端子5,6は所定のばね力で接触
部16,17により圧入孔28,29の内壁面に
押圧される。このため、所定の接触圧にて電気的
接続を図れ、接触信頼性を高めることができる。
これによりLED2の電気的接続が完了する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本考案にかかる一実
施例の平面図、縦断面正面図、部分破断側面図、
第4図は本考案にかかる一実施例の操作台を示す
平面図、第5図は本考案にかかる一実施例の要部
分解斜視図である。 1……押ボタン、2……発光素子、5,6……
端子、10,11……固定接続金具、16,17
……接触部、20……操作台、24,25……挿
通孔、28,29……圧入孔、30,31……復
帰ばね、32,33……突出部、40……ケー
ス、45,46……外部端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 発光素子を内蔵する押ボタンを載置、固定し
    た操作台を、導電性を備えたコイル状の一対の
    復帰ばねを介し、ケースに対して往復移動可能
    に支持し、押ボタンの押圧、解除にともなう操
    作台の移動、復帰により、操作台の下方に位置
    する接点機構を開閉する照光式押ボタンスイツ
    チにおいて、外部端子に電気的接続し、かつ、
    前記操作台に設けた挿通孔から突出する前記復
    帰ばねの上端突出部を、操作台と、前記発光素
    子の端子側面に面接触する固定接続金具とで挟
    着固定したことを特徴とする照光式押ボタンス
    イツチ。 (2) 前記操作台に設けた圧入孔の内壁面とこれに
    対向するように配した前記固定接続金具の接触
    部との間に、前記発光素子の端子を圧入固定し
    て面接触させていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の照光式押ボタンス
    イツチ。
JP5832784U 1984-04-19 1984-04-19 照光式押ボタンスイツチ Granted JPS60174030U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5832784U JPS60174030U (ja) 1984-04-19 1984-04-19 照光式押ボタンスイツチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5832784U JPS60174030U (ja) 1984-04-19 1984-04-19 照光式押ボタンスイツチ

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JPS60174030U JPS60174030U (ja) 1985-11-18
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