JP2601074Y2 - 照光小形スイッチ - Google Patents

照光小形スイッチ

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JP2601074Y2
JP2601074Y2 JP1993052069U JP5206993U JP2601074Y2 JP 2601074 Y2 JP2601074 Y2 JP 2601074Y2 JP 1993052069 U JP1993052069 U JP 1993052069U JP 5206993 U JP5206993 U JP 5206993U JP 2601074 Y2 JP2601074 Y2 JP 2601074Y2
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JP
Japan
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switch
switch body
elastic piece
flange
illuminated
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JP1993052069U
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English (en)
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JPH0718328U (ja
Inventor
重雄 大橋
Original Assignee
日本開閉器工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、発光体を配設した小形
スイッチに関し、特にスイッチ本体の側面に幅広の凸起
とその隣接部に弾性片を配設し、スイッチ本体の鍔部の
上面より幅広の凸起を通して発光体を配設した照光小形
スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の照光小形スイッチは、図
6に示すように発光体4を配設するスペースを確保する
ためスイッチ本体1側面の肉厚を大きく取り、鍔3の上
面より肉厚部を貫通して発光体4を配設させるとともに
スイッチ本体1の底面に発光体端子8を突出させ、この
スイッチ本体1の外側面の外方に突出させて凹凸部6を
形成した弾性片5を配設したものであった。また、他の
技術としては、鍔の部分を大きく取り、この鍔に発光体
を配設させたもので、発光体端子が露出状態となるもの
であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た照光小形スイッチは、発光体4を配設するスペースを
確保するために肉厚を大きくとる関係から鍔3を広くし
なければならず、結果的にスイッチ本体1が大きくなっ
てしまう欠点があった。そのため、操作部となる釦に対
して鍔3が広すぎてデザイン的にも問題があり、特に照
光タイプと非照光タイプの小形スイッチを連続取付けに
て使用する場合には、スイッチ本体1の大きさを同じに
する必要があるため、非照光の鍔3が極めて広くなって
しまう欠点があった。従って、本考案の図1と従来例の
図6を比較したスイッチ本体及び鍔の関係はB<B’、
A<A’であり、図6の従来例は肉厚分大きくなってい
る。また、他のものについては、発光体端子が露出した
状態となっているため、絶縁性に問題があり、使用時の
安全性に欠けるものであった。本考案は、上記問題点を
解決し、小形で安全性が高く、照光タイプと非照光タイ
プにおいてもスイッチ本体が同一の大きさで作製でき、
デザインの優れた照光小形スイッチを提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記問題点を
解決するために、スイッチ本体の上方の左右外方に突出
する鍔と側面に弾性片を設けて機器のパネルにワンタッ
チにて差込取付けを行う小形スイッチにおいて、前記ス
イッチ本体の対向側面のそれぞれに幅広の凸起を設ける
とともにその隣接部に弾性片を形成し、前記鍔の上面よ
り前記凸起を貫通させ前記スイッチ本体の下面に発光体
端子を突出させて発光体を配設したものである。
【0005】
【作用】本考案によれば、スイッチ本体の側面に幅広の
凸起とその隣接部に弾性片を配設し、スイッチ本体の鍔
を通じて幅広の凸起に発光体を配設したものであり、機
器のパネル孔に取付けた場合に、幅広の凸起により形成
された凹所内に配設された弾性片が収納状態となり、機
器のパネル孔の内面とスイッチ本体の凸起の側面との隙
間が極めて少なくなるため、操作時においても弾性片の
たわみの影響を受けることがない。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本考案の第1実施例の要部断面
図、図2はその要部分解斜視図、図3はその平面図であ
り、傾動形スイッチの実施例である。これらの図におい
て、11はスイッチ本体であり、上方に矩形状の開口部
12を設け、このスイッチ本体11内に接触機構部(図
示せず)を配設する。釦22の対向側面には軸23が突
出されており、この軸23がスイッチ本体11の前後面
に設けた孔19に凹凸係合して釦22が左右に傾動自在
をなすとともにスイッチ本体の開口部12を覆う。接触
機構部は、例えばスイッチ本体11の内底面に複数の固
定接片を配設して可動接片の中央を支点としてシーソー
連動により固定接片と接離するもので、釦22の下面の
略中央部に穴を設け、コイルバネ24を介して滑動棒2
5が配設され、この滑動棒25が可動接片上を摺動して
シーソー連動するものである。この接触機構部は、シー
ソー形だけでなく、摺動形等、種々考えられるものであ
る。
【0007】スイッチ本体11の上方の開口部12の周
囲には鍔13を設け、スイッチ本体11の対向側面の中
央部のそれぞれに幅広の凸起15を形成し、その隣接部
に弾性片17を設ける。この弾性片17は、側面の下方
を支点として上方に突出しており、その上方の外側面に
凹凸部18を形成している。従って、幅広の凸起15を
設けたことによりスイッチ本体11の側面の前後には凹
所16が形成される。この幅広の凸起15はスイッチ本
体の上方の鍔13と連なっており、この鍔13の上面に
矩形孔14が形成され幅広の凸起15を通して発光体2
0が配設され、スイッチ本体11の底面に発光体端子2
1が突出される。このように形成されたスイッチ本体1
1を、左右に幅広の凸起15の外側面間の寸法より、若
干大きく形成した機器の取付パネル孔に挿入すると、弾
性片17が凹所16内に収納されるとともに弾性片17
の上方の側面の凹凸部18が取付パネル孔の内面を押し
付けて装着される。また、スイッチ本体11の左右間は
取付パネル孔とほぼ同一寸法のため、装着後のガタがな
く強固に固定され、釦22を操作する場合でも弾性片1
7のたわみの影響を受けず、ガタや位置ずれを防止する
ことができる。
【0008】図4は本考案の第2実施例の斜視図であ
り、スイッチ本体31の側面の前後部に幅広の凸起33
を形成し、その隣接部に弾性片35を設けたものであ
る。この弾性片35は、側面の下方を支点として上方に
突出しており、その上方の外側面に凹凸部36を形成し
ている。従って、この幅広の凸起33によりスイッチ本
体31の側面の隣接部には凹所34が形成される。この
幅広の凸起34はスイッチ本体31の鍔32と連なって
おり、この鍔32の上面の前後には、丸孔が形成されて
発光体38が前後にそれぞれ配設され、スイッチ本体3
1の底面に発光体端子38が突出される。このように形
成されたスイッチ本体31を、左右の幅広の凸起33の
外側面間の寸法より、若干大きく形成した機器の取付パ
ネル孔に挿入すると、弾性片35が凹所34内に収納さ
れるとともに弾性片35の上方の側面の凹凸部36が取
付パネル孔の内面を押し付けて装着される。以上の構成
から、上記実施例と同様の効果が得られる。
【0009】図5は本考案の第3実施例であり、押釦ス
イッチに適用したものであり、スイッチ本体51の側面
に関しては、第1実施例と同様の構成である。本考案の
実施例においては、片側の鍔に発光体を配設したもので
あるが、両側の鍔に配設しても良く、種々の対応が考え
られる。なお、本考案は上記の実施例に限定されるもの
ではなく本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であ
り、それらを本考案の範囲から排除するものではない。
【0010】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、本考案に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)スイッチ本体の対向側面のそれぞれに幅広の凸起
を設け、その隣接部に弾性片を形成し、この凸起と連な
る鍔の上面より下方に貫通する矩形孔を設けて発光体を
配設したので、スイッチ本体のスペースを有効的に活用
でき、発光体を配設したにも拘わらず、従来の非照光の
スイッチ本体と同様の小形化した照光小形スイッチを提
供できる。 (2)弾性片を設けたスイッチ本体の側面のスペースを
有効的に活用して発光体を配設したので、特に鍔部を広
くせず非照光タイプの小形スイッチと同様の大きさに作
製することができ、従って、照光タイプと非照光タイプ
の連続取付けが可能なため、デザイン性に優れ、種々の
用途に使用できる。 (3)スイッチ本体の側面に幅広の凸起を設け、その隣
接部に弾性片を形成したので、幅広の凸起により、弾性
片を形成した部分が凹所となり、機器の取付パネルに取
付けると弾性片がこの凹所内に収納される構成で、取付
パネル孔に対して発光体を配設したスイッチ本体の側面
間との隙間が極めて少なく、操作時や振動、衝撃に対し
ての弾性片のたわみ寸法による位置ずれを防止できる。 (4)弾性片を設けたスイッチ本体の側面のスペースを
有効的に活用して発光体を配設したので、鍔の中央部だ
けでなく、左右や複数個の発光体を配設できる。 (5)スイッチ端子と異なる電圧がかかる発光体端子と
の絶縁距離を大きく取ることができるので、使用時の安
全性を高めるとともにその配線作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の要部断面図である。
【図2】本考案の第1実施例の要部斜視図である。
【図3】本考案の第1実施例の平面図である。
【図4】本考案の第2実施例の斜視図である。
【図5】本考案の第3実施例の斜視図である。
【図6】従来のスイッチ本体を示す要部断面図である。
【符号の説明】
11,31,51 スイッチ本体 12 開口部 13,32,52 鍔 14 矩形孔 15,33,53 凸起 16,34,54 凹所 17,35,55 弾性片 18,36,56 凹凸部 19 孔 20,38,57 発光体 21,39,58 発光体端子 22,40,59 釦 23,37 軸 24 コイルバネ 25 滑動棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 9/16 - 9/18 H01H 13/02 H01H 23/02

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体の上方の左右外方に突出す
    る鍔と側面に弾性片を設けて機器のパネルにワンタッチ
    にて差込取付けを行う小形スイッチにおいて、前記スイ
    ッチ本体の対向側面のそれぞれに幅広の凸起を設けると
    ともにその隣接部に弾性片を形成し、前記鍔の上面より
    前記凸起を貫通させ前記スイッチ本体の下面に発光体端
    子を突出させて発光体を配設したことを特徴とする照光
    小形スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ本体側面に発光体を配設可
    能とした凸起を複数個設け、該凸起間に前記弾性片を配
    設した請求項1記載の照光小形スイッチ。
JP1993052069U 1993-09-01 1993-09-01 照光小形スイッチ Expired - Lifetime JP2601074Y2 (ja)

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JP1993052069U JP2601074Y2 (ja) 1993-09-01 1993-09-01 照光小形スイッチ

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JPH0718328U JPH0718328U (ja) 1995-03-31
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