JP2526647Y2 - 回動式操作スイッチ - Google Patents

回動式操作スイッチ

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JP2526647Y2
JP2526647Y2 JP1228891U JP1228891U JP2526647Y2 JP 2526647 Y2 JP2526647 Y2 JP 2526647Y2 JP 1228891 U JP1228891 U JP 1228891U JP 1228891 U JP1228891 U JP 1228891U JP 2526647 Y2 JP2526647 Y2 JP 2526647Y2
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JP
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switch
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龍夫 池田
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
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Clarion Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばカーステレオな
どの電子機器に使用される回動式操作スイッチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、カーステレオなどの電子機器の操
作パネル面(エスカッション)にはさまざまな操作スイ
ッチが配設されている。このような操作スイッチとして
は、例えば、図4に示すような回動式操作スイッチがあ
る。1は本体ケースを形成するエスカッションであり、
このエスカッション1の表面側には凹部2が形成されて
いる。また、凹部2の底面2aの所定の部分には開口部
2bが穿設されている。さらに、凹部2には操作ボタン
3を支持する軸支部2cが形成されている。この操作ボ
タン3の裏面側には押圧杆3aが一体に突設されてい
る。この押圧杆3aの下端面3bは開口部2bを貫通し
てエスカッション1の内部1aにまで延出されている。
また、操作ボタン3の一端側には軸3cが形成され、こ
の軸3cが凹部2の軸支部2cに嵌着されることにより
操作ボタン3がエスカッション1に回動可能に取り付け
られている。
【0003】一方、エスカッション1の内部1aにはプ
リント配線基板4が配設され、その上面はラバースイッ
チ5に覆われている。このラバースイッチ5は接点6を
有する部分に対応して押圧杆3aの下端面3bが当接さ
れている。
【0004】このように構成された回動式操作スイッチ
は、操作ボタン3の押圧面3dを押圧することによりラ
バースイッチ5の接点6が押圧されてスイッチング動作
を行なうように設定されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された回動式操作スイッチにあっては、操作
ボタン3の軸3bの軸線と押圧杆3aの下端面3bの中
心とを含む水平面m1が接点6の中心と開口部2bの中
心とを含む垂直面m2に対して直交した関係に設定され
ていないため、操作ボタン3を押圧しても押圧杆3aが
接点6に対して直角方向に押圧せず、もって、スイッチ
操作にクリック感を得ることができず、また、接点不良
が発生するという問題があった。さらに、押圧杆3aの
直角方向の押圧が得られないことにより、開口部2bの
開口面積を大きくする必要が生じ、しかも、操作ボタン
3の押圧面3dをも大きく設定しなければならないとい
う問題があった。しかも操作ボタンを大きくしてm1と
m2の距離を大きくするためボタンを大きくする必要が
あった。
【0006】
【考案の目的】本考案は上記事情に鑑みなされたもので
あり、回動式の操作ボタンでありながら、操作ボタンの
押圧方向をラバースイッチの接点に対して直角方向に押
圧させる関係を設定することができ、スイッチ操作にク
リック感を出すとともに、接点不良を起こすことがない
ばかりでなく、開口部の開口面積を小さく設定し得て操
作ボタンをコンパクトにすることができる回動式操作ス
イッチを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、本体ケースを形成するエスカッションの
表面側に形成され且つ前記エスカッションに連通された
開口部が形成された凹部と、該凹部内に回動可能にとり
つけられ且つ裏面に押圧杆が突設された操作ボタンと、
前記本体ケースの内部に配設された接点を有するラバー
スイッチとを有し、前記押圧杆の下端面は前記操作ボタ
ンに形成された軸の軸線を含み且つ前記接点の中心と前
記開口部の中心とを含む垂直面とは直交する水平面内に
位置するように突出されると共に、前記開口部の周縁部
に形成され且つ前記水平面の延出方向とは直交する方向
に延出された案内ガイド壁と、前記押圧杆の下端面と開
口部との間に位置して前記案内ガイド壁内に摺動可能に
設けられた押圧補助部とを備えたことを要旨とする。
【0008】
【作用】このような構成によれば、操作ボタンを押圧す
ると押圧補助部材が案内ガイド部材に案内される。この
ことにより、操作ボタンの回動軌跡は接点に直交した方
向の圧力とすることができる。
【0009】
【実施例】次に本考案の回動式操作スイッチの実施例を
図面に基づいて説明する。
【0010】(第1実施例)
【0011】図1は本考案の実施例を示す回動式操作ス
イッチの要部の断面図、図2は操作ボタンの外観を示す
斜視図である。
【0012】図1において、本体ケース(図示せず)を
形成するエスカッション10の表面側には凹部11が形
成され、凹部11の底面12には所定位置に開口部13
及び開口部13の外周縁を囲繞する案内ガイド壁14が
形成されている。この案内ガイド壁14は、後述の水平
面M1と直交した方向に延出されている。また、凹部1
1の一端側には先端に爪15が一体形成された係止部1
6が形成されている。さらに、凹部11の内部には操作
ボタン20が配設されている。
【0013】操作ボタン20の裏面には、図2に示すよ
うに、押圧杆21が一体に突設されている。また、操作
ボタン20の一端にはエスカッション11の係止部16
に回動可能に係合される軸22が形成されている。
【0014】一方、エスカッション11の内部17には
プリント配線基板30が配設され、プリント配線基板3
0の上面はラバースイッチ31に覆われている。このラ
バースイッチ31とプリント配線基板30との間には凹
部11の開口部13に下方に対応して接点32が設定さ
れている。また、接点32に対応したラバースイッチ3
1には頭部33(押圧補助部材)が一体に突設され、そ
の一部が案内ガイド壁14の内部に摺動可能に挿入され
ている。
【0015】ところで、上記操作ボタン20の押圧杆2
1の下端面23は、軸22を含む面M1とほぼ面一状態
となるように設定され、しかも、水平面M1は、接点3
2の中心と開口部13の中心とを含む垂直面M2とほぼ
直交した関係となるように設定されている。
【0016】上記の構成において、操作ボタン20を押
圧すると、操作ボタン20の裏面に形成された押圧杆2
1がラバースイッチ31の頭部33を押圧する。このと
き、操作ボタン20は軸22を回動支点として回動す
る。この回動軌跡を有する押圧方向は頭部33が案内ガ
イド壁14に案内されることにより、水平面M1は直交
方向への押圧となる。従って、押圧杆21の押圧は接点
32に対して直角に押圧させることができる。また、ラ
バースイッチ31の頭部33は案内ガイド壁14に案内
保持されているので、押圧杆21の押圧時に外周方向へ
の撓みや座屈を防止することができる。
【0017】(第2実施例)
【0018】また、上記実施例ではラバースイッチ31
に頭部33を一体に突設し、その一部をエスカッション
10の案内ガイド壁14内に挿入することにより、頭部
33を押圧補助部材としていたが、図3に示すように、
ラバースイッチ31の接点に対応した部分と押圧杆21
の下端面23との間にスペーサ40を設け、このスペー
サ40を押圧補助部材とすることにより、上記第1実施
例と同様の作用効果を得ることができる。なお、図3に
おいて、上記第1実施例と同様な構成または作用を有す
るものには、符号40を除いて図1及び図2と同じ符号
を付してその説明を省略する。
【0019】また、上記各実施例によれば、本体機器の
限られたスペースの中で操作ボタン20とプリント配線
基板30に対するラバースイッチ31の接点位置を自由
に設定できるため、機器内部設計の自由度が増大すると
いう利点がある。また、このようなスイッチ構造にあっ
てはエスカッション10を積極的に利用しているのでコ
ストの面でも有利である。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の回動式操
作スイッチによれば、本体ケースを形成するエスカッシ
ョンの表面側に形成され且つ前記エスカッションに連通
された開口部が形成された凹部と、該凹部内に回動可能
に取り付けられ且つ裏面に押圧杆が突設された操作ボタ
ンと、前記本体ケースの内部に配設された接点を有する
ラバースイッチとを有し、前記押圧杆の下端面は前記操
作ボタンに形成された軸の軸線を含み且つ前記接点の中
心と前記開口部の中心とを含む垂直面とは直交する水平
面内に位置するように突出されると共に、前記開口部の
周縁部に形成され且つ前記水平面の延出方向とは直交す
る方向に延出された案内ガイド壁と、前記押圧杆の下端
面と開口部との間に位置して前記案内ガイド壁内に摺動
可能に設けられた押圧補助部材とを備えたことにより、
回動式の操作ボタンでありながら、操作ボタンの押圧方
向をラバースイッチの接点に対して直角方向に押圧させ
る関係を設定することができ、スイッチ操作にクリック
感を出すとともに、接点不良を起こすことがないばかり
でなく、開口部の開口面積を小さく設定し得て操作ボタ
ンをコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による回動式操作スイッチを示
す概略断面図である。
【図2】図1における操作ボタンの外観を示す概略斜視
図である。
【図3】本考案の別の実施例による回動式操作スイッチ
を示す概略断面図である。
【図4】従来の回動式操作スイッチを示す概略断面図で
ある。
【符号の説明】
10 エスカッション 13 開口部 14 ガイド壁 20 操作ボタン 21 押圧杆 23 下端面 31 ラバースイッチ 32 接点 33 押圧補助部材 40 押圧補助部材 M1 水平面 M2 水平面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースを形成するエスカッションの
    表面側に形成され且つ前記エスカッションに連通された
    開口部が形成された凹部と、該凹部内に回動可能に取り
    付けられ且つ裏面に押圧杆が突設された操作ボタンと、
    前記本体ケースの内部に配設された接点を有するラバー
    スイッチとを有し、前記押圧杆の下端面は前記操作ボタ
    ンに形成された軸の軸線を含み且つ前記接点の中心と前
    記開口部の中心とを含む垂直面とは直交する水平面内に
    位置するように突出されると共に、前記開口部の周縁部
    に形成され且つ前記水平面の延出方向とは直交する方向
    に延出された案内ガイド壁と、前記押圧杆の下端面と開
    口部との間に位置して前記案内ガイド壁内に摺動可能に
    設けられた押圧補助部とを備えた回動式操作スイッチ。
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