JP3094915U - テレビジョンおよび押ボタン押圧構造 - Google Patents

テレビジョンおよび押ボタン押圧構造

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JP3094915U JP2002008235U JP2002008235U JP3094915U JP 3094915 U JP3094915 U JP 3094915U JP 2002008235 U JP2002008235 U JP 2002008235U JP 2002008235 U JP2002008235 U JP 2002008235U JP 3094915 U JP3094915 U JP 3094915U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押ボタンがキャビネット本体における押圧操
作面の形成された壁面に近くて押圧操作面よりもかなり
下方に配置される場合、操作ストロークが大きすぎると
いう問題があった。 【解決手段】 操作ボタン部30に、押圧操作面31の
下側縁部から下方に延出してキャビネット本体10の前
側壁面11に繋がって円弧運動の回転中心となる一対の
軸部32を設け、同一対の軸部32を、押ボタン20の
上端20aよりも上側の位置とした。押圧操作面31を
略水平方向に押し込む距離が小さくなるので、キャビネ
ット本体の前側壁面11に設けられた押圧操作面31の
操作ストロークを少なくさせ、操作感を向上させること
が可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、押圧操作面が略水平方向に押圧されると押下片が円弧運動してキャ ビネット本体に収容された基板に実装された押ボタンを略下方へ押し下げるテレ ビジョンおよび押ボタン押圧構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビジョンやビデオデッキ等に設けられる押ボタン押圧構造として、 実用新案登録第3046147号に開示されたものが知られている。図10に示 すように、箱形のキャビネット本体1には、基板7の上面に押ボタン2が実装さ れている。同キャビネット本体1には、押ボタン2との対面位置に貫通口が設け られ、同貫通口の下端より薄肉状に正面側へ断面U字型のヒンジ片3が形成され ている。ヒンジ片3の上端には鉛直方向に支持板4が構成され、支持板4の正面 側に操作ボタン5が一体成形されるとともに、背面側に押下片6が同様に一体成 形されている。ヒンジ片3は、キャビネット本体1の正面から外方に向けて断面 U字型に形成され、同U字型の屈曲部分に位置する撓み支点3aを中心とする円 弧の接線方向に上端を円弧運動させる。そして、ヒンジ片3、支持板4、操作ボ タン5、押下片6からノブ(操作ボタン部)が構成される。 ここで、支点3aは、押ボタン2の上端よりも僅かに低い位置とされている。 以上の構成により、押圧操作面5aを背面側へ水平方向に押すと、水平方向に かけられた力はヒンジ片3により支点3aを中心とする円弧の接線方向に向けら れ、支持板4の背面に形成された押下片6を下方に押し下げる。押ボタン2は、 押下面が押下片6の下面との対面位置に配置されているので、押下片6の押し下 げの有無によってオンオフ操作される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の技術においては、押ボタンがキャビネット本体における押圧操 作面の形成された壁面に近くて押圧操作面よりもかなり下方に配置される場合、 円弧運動の回転中心から押ボタンの上端までの距離に対する同回転中心から押圧 操作面までの距離が相対的に大きくなる。すると、ノブを水平方向にかなり深く 押し込まなければ押ボタンを押し下げてオンにさせることができないことになる 。そこで、このような場合でも、ノブの操作ストロークを少なくさせ、押圧操作 面を押す操作感を向上させたいという希望があった。 なお、実開平5−77833号公報に開示された技術も、円弧動作時の支点と なる操作ボタンの基部が押ボタンの上端よりも僅かに低い位置とされており、押 ボタンが押圧操作面の形成された壁面に近くて押圧操作面よりもかなり下方に配 置される場合、ノブを水平方向にかなり深く押し込まなければ押ボタンを押し下 げてオンにさせることができない。また、実開昭59−195635号公報に開 示された技術は、水平方向に押圧されたボタン部の裏側で水平方向に押ボタンを 押すものである。従って、これらの技術では、上述した課題を解決することはで きない。
【0004】 本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、キャビネット本体の壁面に 設けられた押圧操作面の操作ストロークを少なくさせ、操作感を向上させること が可能なテレビジョンおよび押ボタン押圧構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる考案では、上記操作ボタン部は、 一体成形により上記キャビネット本体の前側壁面に一体的に形成され、上記押圧 操作面の下側縁部の左右から下方に延出して上記キャビネット本体の前側壁面に 繋がって上記円弧運動の回転中心となる一対の軸部を備え、上記押下片には、上 記押圧操作面の下側縁部における上記一対の軸部で挟まれた部分から上記キャビ ネット本体の前側壁面よりも背面側において上記一対の軸部よりも下方に延出し た下方延出部が形成されるとともに、同一対の軸部よりも下側とされた同下方延 出部の下端から背面側へ略水平方向に延出して同一対の軸部を回転中心として上 記円弧運動により下面にて上記押ボタンを略下方へ押し下げる後方延出部が形成 されており、上記キャビネット本体の前側壁面には、上記押下片の下方延出部の 形状に合わせて切り欠かれた切欠部が形成され、上記化粧パネルは、上記切欠部 を隠すように上記キャビネット本体の前面に取り付けられている構成としてある 。
【0006】 押圧操作面が略水平方向に押圧されると、押圧操作面の下側縁部から下方に延 出してキャビネット本体の前側壁面に繋がった一対の軸部を回転中心として、押 下片の後方延出部が円弧運動して押ボタンを略下方へ押し下げる。押下片の回転 中心は押圧操作面の下側縁部の左右から下方に延出した部位に形成されているの で、軸部として十分な強度がある。ここで、基板の上面に実装された押ボタンが キャビネット本体の前側壁面に近くて押圧操作面よりもかなり下方に配置される 場合、押ボタンの上端よりも上側の位置に一対の軸部があるため、円弧運動の回 転中心から押圧操作面までの距離に対する同回転中心から押ボタンの上端までの 距離が相対的に大きくなる。すると、押圧操作面を略水平方向に押し込む距離が 小さくなるので、キャビネット本体の前側壁面に設けられた押圧操作面の操作ス トロークを少なくさせ、操作感を向上させることが可能となる。 また、押圧操作面と押下片と一対の軸部を有する操作ボタン部は、キャビネッ ト本体とともに樹脂製とされており、一体成形により同キャビネット本体と一体 的に形成されている。従って、操作ボタン部だけを成形する金型を設ける必要が なく、テレビジョンの製造コストを低減させることができる。
【0007】 さらに、押圧操作面が略水平方向に押圧されると、下方延出部も一対の軸部を 回転中心として円弧運動し、下方延出部の下端は前面側へ略水平方向に移動する 。ここで、下方延出部は、押圧操作面の下側縁部からキャビネット本体の前側壁 面よりも背面側において一対の軸部よりも下方に延出しており、形状を合わせて 切り欠かれた切欠部よりも内側にあるため、押圧操作面が押圧されて円弧運動し たときに切欠部内に入る。すなわち、下方延出部により化粧パネルが押されない ようにすることができるので、操作ボタンとしての機能を向上させることができ る。また、化粧パネルが取り付けられているので、見た目が良好である。
【0008】 ところで、テレビジョン以外にも、本考案を適用することが可能である。そこ で、請求項2にかかる考案は、壁面を有するキャビネット本体と、上記キャビネ ット本体に収容された基板に実装され、上端が略下方へ押し下げ可能な押ボタン と、上記キャビネット本体の壁面に設けられた押圧操作面と、上記押ボタンを略 下方へ押圧可能な押下片とを有する操作ボタン部とを備え、上記押圧操作面が略 水平方向に押圧されると上記押下片が円弧運動して上記押ボタンを略下方へ押し 下げる押ボタン押圧構造であって、上記操作ボタン部は、上記押圧操作面の下側 縁部から下方に延出して上記キャビネット本体の壁面に繋がって上記円弧運動の 回転中心となる軸部を備え、当該軸部は、上記押ボタンの上端よりも上側の位置 とされている構成としてある。
【0009】 押圧操作面が略水平方向に押圧されると、押圧操作面の下側縁部から下方に延 出してキャビネット本体の壁面に繋がった軸部を回転中心として、押下片が円弧 運動して押ボタンを略下方へ押し下げる。ここで、押ボタンがキャビネット本体 における押圧操作面の形成された壁面に近くて押圧操作面よりもかなり下方に配 置される場合、押ボタンの上端よりも上側の位置に軸部があるため、円弧運動の 回転中心から押ボタンの上端までの距離に対する同回転中心から押圧操作面まで の距離が相対的に小さくなる。すると、押圧操作面を略水平方向に押し込む距離 が小さくなるので、キャビネット本体の壁面に設けられた押圧操作面の操作スト ロークを少なくさせ、操作感を向上させることが可能となる。 上記テレビジョンおよび押ボタン押圧構造における上下関係は使用場面を考慮 した場合を基準とした上下関係をいうものである。従って、例えば輸送中等のよ うに横置きにされたり天地逆に配置された場合であっても、押ボタンを下方とし 押圧操作面を上方としてみたときに各請求項に記載された考案と実質的に同一で あれば同請求項に記載された考案に含まれる。
【0010】 また、請求項3にかかる考案は、壁面を有して樹脂成形されたキャビネット本 体と、上記キャビネット本体にされた基板に実装され、略下方へ押し下げ可能な 押ボタンと、上記キャビネット本体の壁面に設けられた押圧操作面と、上記押ボ タンを略下方へ押圧可能な押下片とを有する樹脂製の操作ボタン部とを備え、上 記押圧操作面が略水平方向に押圧されると上記押下片が円弧運動して上記押ボタ ンを略下方へ押し下げる押ボタン押圧構造であって、上記操作ボタン部は、上記 押圧操作面の下側縁部から下方に延出して上記キャビネット本体の壁面に繋がっ て上記円弧運動の回転中心となる軸部を有し、一体成形により上記キャビネット 本体の壁面に一体的に形成されており、上記軸部は、上記押ボタンの上端よりも 上側の位置とされている構成としてある。
【0011】 押圧操作面が略水平方向に押圧されると、押圧操作面の下側縁部から下方に延 出してキャビネット本体の壁面に繋がった軸部を回転中心として、押下片が円弧 運動して押ボタンを略下方へ押し下げる。ここで、押ボタンがキャビネット本体 における押圧操作面の形成された壁面に近くて押圧操作面よりもかなり下方に配 置される場合でも、同様の作用により、押圧操作面を略水平方向に押し込む距離 が小さくなるので、キャビネット本体の壁面に設けられた押圧操作面の操作スト ロークを少なくさせ、操作感を向上させることが可能となる。 また、押圧操作面と押下片と軸部を有する操作ボタン部は、キャビネット本体 とともに樹脂製とされており、一体成形により同キャビネット本体と一体的に形 成されている。従って、操作ボタン部だけを成形する金型を設ける必要がなく、 押ボタン押圧構造を有する装置の製造コストを低減させることができる。
【0012】 ところで、押下片の簡易な構造の一例として、請求項4にかかる考案のように 、上記押下片には、上記押圧操作面の下側縁部から上記軸部よりも下方に延出し た下方延出部が形成されるとともに、上記軸部よりも下側とされた同下方延出部 の下端から上記キャビネットの内側へ略水平方向に延出して上記軸部を回転中心 として上記円弧運動により下面にて上記押ボタンを略下方へ押し下げる内側延出 部が形成されている構成としてもよい。
【0013】 また、請求項5にかかる考案は、上記軸部は、上記押圧操作面の下側縁部の左 右から下方に延出して上記キャビネット本体の壁面に繋がって上記円弧運動の回 転中心となる一対の軸部とされ、上記押下片には、上記押圧操作面の下側縁部に おける上記一対の軸部で挟まれた部分から同一対の軸部よりも下方に延出した下 方延出部が形成されるとともに、同一対の軸部よりも下側とされた同下方延出部 の下端から上記キャビネットの内側へ略水平方向に延出して上記一対の軸部を回 転中心として上記円弧運動により下面にて上記押ボタンを略下方へ押し下げる内 側延出部が形成されている構成としてある。 すなわち、押下片の回転中心は押圧操作面の下側縁部の左右から下方に延出し た部位に形成されるので、軸部として十分な強度を得ることができる。 むろん、軸部が押圧操作面の下側縁部の中央から下方に延出してキャビネット 本体の壁面に繋がっていても、強度が低下することにななるが、押圧操作面の操 作ストロークを少なくさせ、操作感を向上させることが可能となることは言うま でもない。
【0014】 ここで、請求項6にかかる考案のように、上記下方延出部は、上記押圧操作面 の下側縁部における上記一対の軸部で挟まれた部分から上記キャビネット本体の 壁面よりも内側において上記一対の軸部よりも下方に延出し、上記キャビネット 本体の壁面には、上記押下片の下方延出部の形状に合わせて切り欠かれた切欠部 が形成されている構成としてもよい。 押圧操作面が略水平方向に押圧されると、下方延出部も一対の軸部を回転中心 として円弧運動し、下方延出部の下端はキャビネット本体の外側に移動する。こ こで、下方延出部は、押圧操作面の下側縁部からキャビネット本体の壁面よりも 内側において一対の軸部よりも下方に延出しており、形状を合わせて切り欠かれ た切欠部よりも内側にあるため、押圧操作面が押圧されて円弧運動したときに切 欠部内に入る。すなわち、下方延出部がキャビネット本体よりも外側に出なくな るので、操作ボタンとしての機能を向上させることができる。 むろん、下方延出部が押圧操作面の下側縁部からキャビネット本体の壁面の位 置や同壁面よりも外側において一対の軸部よりも下方に延出していても、押圧操 作面の操作ストロークを少なくさせ、操作感を向上させることが可能となること は言うまでもない。
【0015】 また、請求項7にかかる考案のように、上記切欠部を隠すように上記キャビネ ット本体の壁面の外側に取り付けられた化粧パネルが設けられている構成として もよい。押圧操作面が略水平方向に押圧されると、下方延出部の下端は切欠部内 に挿入されるが、同下方延出部により化粧パネルが押されないようにすることが できる。
【0016】 さらに、請求項8にかかる考案のように、上記キャビネット本体は、上記壁面 に開口部が形成され、上記化粧パネルは、上記キャビネット本体の開口部に合わ せて開口が形成され、上記押圧操作面は、上記開口部に位置を合わせて上記キャ ビネット本体の壁面に設けられている構成としてもよい。押圧操作面が化粧パネ ルに覆われていないため、操作ボタンとしての良好な機能が保持される。また、 押圧操作面以外の操作ボタン部とキャビネット本体の壁面には化粧パネルが取り 付けられているため、見た目も良好である。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、テレビジョンの製造コストを低減させるとと もに、キャビネット本体の前側壁面に設けられた押圧操作面の操作ストロークを 少なくさせ、操作感を向上させることが可能となる。また、操作ボタンとしての 機能を良好にさせ、見た目を向上させることが可能となる。 請求項2にかかる考案によれば、キャビネット本体の壁面に設けられた押圧操 作面の操作ストロークを少なくさせ、操作感を向上させることが可能となる。 請求項3にかかる考案によれば、押ボタン押圧構造を有する装置の製造コスト を低減させるとともに、キャビネット本体の壁面に設けられた押圧操作面の操作 ストロークを少なくさせ、操作感を向上させることが可能となる。 請求項4にかかる考案によれば、簡易な構造で押下片を構成することができる 。
【0018】 請求項5にかかる考案によれば、簡易な構造で軸部として十分な強度を得るこ とが可能となる。 請求項6にかかる考案によれば、操作ボタンとしての機能を向上させ、操作感 を向上させることが可能となる。 請求項7、請求項8にかかる考案によれば、下方延出部により化粧パネルが押 されないようにすることができるので、操作ボタンとしての良好な機能を保持し ながら見た目を向上させることが可能となる。
【0019】
【考案の実施の形態】
以下、下記の順序に従って本考案の実施形態を説明する。 (1)押ボタン押圧構造の説明: (2)押ボタン押圧構造の作用: (3)まとめ:
【0020】 (1)押ボタン押圧構造の説明: 図1は、本考案の一実施形態にかかる押ボタン押圧構造を有するテレビジョン の要部を分解して示す分解斜視図である。 キャビネット本体10は、樹脂成形されて、前側壁面(壁面)11、底面部、 左右壁面、天面部(図示せず)が形成され、受像管(図示せず)等を収容するこ とが可能である。この前側壁面11には、前後方向に開口した開口部12が形成 されている。キャビネット本体10には、複数の押ボタン20が上面に実装され た基板21が略水平に収容されるようになっている。押ボタン20は、上端が略 下方へ押し下げ可能となっている。キャビネット本体の前側壁面11には、開口 部12に位置を合わせた押圧操作面31を有する樹脂製の操作ボタン部(ノブ) 30が設けられている。キャビネット本体10の前面(前側壁面11の前面側) には、外形が略長方形で薄板状の化粧パネル(銘板)40が取り付けられるよう になっている。
【0021】 図2はキャビネット本体10と操作ボタン部30の要部を前面から見て示す正 面図、図3は同キャビネット本体10と操作ボタン部30の要部を背面から見て 示す背面図、図4は化粧パネル40の要部を前面から見て示す正面図、図5は図 2および図3のA−Aの位置から見て示す垂直断面図、図6は図2および図3の B−Bの位置から見て示す垂直断面図である。 これらの図に示すように、基板21は、キャビネット本体10の前側壁面11 と底面部18とが繋がる角部に形成された複数の位置決めリブ19の上側に載置 されて位置決めされ、底面部18の上側にてキャビネット本体10内に略水平と されて収容されている。この基板21の上面に設けられた押ボタン20は、略下 方へ押し下げ可能な上端20aがキャビネット本体の開口部12よりも下側の位 置とされている。そして、押圧操作面31が背面側へ略水平方向に押圧操作され ると、押下片33が円弧運動して下面にて押ボタン20の上端20aを略下方へ 押し下げる。本実施形態の押ボタン20は、キャビネット本体の前側壁面11に 近くて押圧操作面31よりもかなり下方に配置されている。
【0022】 操作ボタン部30は、押圧操作面31、一対の軸部32、押下片33を備えて いる。押圧操作面31は、キャビネット本体の前側壁面11の開口部12に位置 を合わせられて、同前側壁面に設けられている。また、化粧パネル40の開口4 1にも位置を合わせられている。 一対の軸部32は、押圧操作面31の下側縁部31aの左右から下方に延出し 、キャビネット本体の前側壁面11に繋がっている。図6に示すように、軸部3 2には左右方向に切り欠かれて肉厚が薄くされた薄肉部32aが形成されている ため、押圧操作面31が略水平方向に押圧されたとき撓み、操作ボタン部30の 円弧運動の回転中心(撓み中心)となる。
【0023】 押下片33は、下方延出部33aと後方延出部(内側延出部)33bとから構 成されている。下方延出部33aは、押圧操作面の下側縁部31aにおける一対 の軸部32で挟まれた部分から同一対の軸部32よりも下方に延出し、板状とさ れている。より具体的に説明すると、図6に示すように、下方延出部33aはキ ャビネット本体の前側壁面11よりも背面側(内側)において一対の軸部32よ りも下方に延出している。後方延出部33bは、一対の軸部32よりも下側とさ れた下方延出部33aの下端33a1から背面側へ略水平方向に延出し、板状と されている。後方延出部33bの下面は、押ボタンの上端20aに当接している 。従って、押圧操作面31が背面側へ略水平方向に押圧されると、下方延出部3 3aは、一対の軸部32を回転中心として円弧運動し、下面にて押ボタン20を 略下方へ押し下げる。 そして、操作ボタン部30は、樹脂成形の一体成形によりキャビネット本体の 前側壁面11に一体的に形成されている。
【0024】 図5に示すように、キャビネット本体の前側壁面11には、押下片の下方延出 部33aの形状に合わせて矩形状に切り欠かれた切欠部13が形成されている。 押圧操作面31が押圧操作されると下方延出部33aは切欠部13内に入るが、 このときに下方延出部33aは切欠部13内となって前側壁面11より前側に出 ないようになっている。 化粧パネル40は、キャビネット本体の開口部12に合わせて矩形状の開口4 1が形成されている。キャビネット本体10の前面に化粧パネル40を貼り付け る等により取り付けると、切欠部13は化粧パネル40の背面側に隠される。す なわち、押圧操作面31以外の操作ボタン部30とキャビネット本体の前側壁面 11には化粧パネル40が取り付けられているため、見た目を良好にさせること ができる。また、押圧操作面31が化粧パネルに覆われていないため、操作ボタ ンとしての良好な機能を保持することができる。
【0025】 (2)押ボタン押圧構造の作用: 次に、本押ボタン押圧構造の作用を説明する。 図6に示すように、押圧操作面31を背面側へ略水平方向に押圧操作すると、 軸部32に左右方向に切り欠かれた薄肉部32aが形成されているため、押圧操 作面31の下側縁部から下方に延出してキャビネット本体の前側壁面11に繋が った一対の軸部32が回転中心となる。すると、図7に示すように、押下片の後 方延出部33bが円弧運動して押ボタン20を略下方へ押し下げる。なお、図7 の左側は押圧操作面を押圧する前の図2および図3のB−Bの位置から見て示す 垂直断面図であり、右側は押圧操作面を押圧したときの垂直断面図である。回転 中心となる一対の軸部32は、押圧操作面31の下側縁部の左右から下方に延出 した部位にキャビネット本体10と一体的に形成されているので、前後方向から ずれた方向に撓まず、簡易な構造で十分な強度とされている。
【0026】 ここで、操作ボタン部30の円弧運動の回転中心(軸部32)から押圧操作面 31までの距離をL1とし、同回転中心から押ボタン20の上端20aまでの距 離をL2とすると、押ボタンの上端20aよりも上側の位置に一対の軸部32が あるため、距離の比L2/L1が大きくされている。すると、押圧操作面31を 略水平方向に押し込む距離が小さくて済むので、キャビネット本体の前側壁面1 1に設けられた押圧操作面31を深く押し込む必要がなく、操作ストロークが少 ない。
【0027】 従来であれば、図8に示すように、操作ボタン部をキャビネット本体と一体的 に形成したときに同操作ボタン部の円弧運動の回転中心が押ボタンの上端よりも 低い位置とされていた。押ボタンがキャビネット本体の前側壁面に近くて押圧操 作面よりもかなり下方に配置される場合、円弧運動の回転中心から押圧操作面ま での距離をL3とし、同回転中心から押ボタンの上端までの距離をL4とすると 、距離の比L4/L3が小さいことになる。すると、押圧操作面を略水平方向に 押し込む距離が大きいので、押圧操作面の操作ストロークが大きく、十分な操作 感が得られなかった。ここで、押圧操作面の操作ストロークを少なくさせるため 、距離の比L4/L3を大きくしようとすると、従来であれば別部材を成形して 取り付けなければならず、別部材を成形する金型代や別部材を取り付ける工程が 必要となって、製造コストがアップしてしまうという問題があった。
【0028】 本実施形態では、円弧運動の回転中心を押ボタンの上端よりも上側にすること により、押圧操作面の操作ストロークを少なくさせ、押圧操作面を押す操作感を 向上させることを可能にしている。また、操作ボタン部をキャビネット本体と一 体成形することにより、操作ボタン部だけを成形する金型を設ける必要がないの で製造コストが増加しないし、操作ボタン部を別部材とする場合と比べてテレビ ジョンの製造コストを低減させることができる。
【0029】 図9は、押圧操作面が背面側へ略水平方向に押圧されたときの図2および図3 のA−Aの位置から見て示す垂直断面図である。図に示すように、操作ボタン部 の下方延出部33aも一対の軸部32を回転中心として円弧運動し、下方延出部 の下端33a1は前面側へ略水平方向に移動する。ここで、下方延出部33aは 、押圧操作面31の下側縁部からキャビネット本体の前側壁面11よりも背面側 において一対の軸部32よりも下方に延出しており、形状を合わせて切り欠かれ た切欠部13よりも内側にある。そのため、押圧操作面31を押圧操作すると、 下方延出部33aは円弧運動して切欠部13内に入る。そして、押ボタン20が 完全に押下されるまで押圧操作面31が押圧されても、下方延出部33aの下端 は切欠部13内にとどまって前側壁面11より前には出ないので、切欠部13の 前面にある化粧パネル40は下方延出部33aにより押されない。このように、 押下片の下方延出部33aがキャビネット本体の前側壁面11よりも外側に出な くなるし、化粧パネル40を押さないので、操作ボタンとしての機能を良好にさ せている。
【0030】 また、キャビネット本体の開口部12を除いて切欠部13を隠すように化粧パ ネルが取り付けられているので、見た目が良好である。 なお、図8に示した押ボタン押圧構造では、操作ボタン部における押圧操作面 の下側縁部から後方延出部の基部までの部位と、化粧パネルと、の間に隙間を生 じさせる必要があるため、同部位に化粧パネルを貼り付ける糊代をとることがで きなかった。本実施形態では、一対の軸部32を押ボタンの上端20aよりも上 側にすることにより、切欠部13の左右において糊代を確保することができ、よ り確実に化粧パネルをキャビネット本体の前側壁面に取り付けることが可能とな っている。
【0031】 (3)まとめ: 本考案の押ボタン押圧構造は、様々な変形例が考えられる。 例えば、操作ボタン部の押下片は、押圧操作面の下側縁部から背面側へ略水平 方向に延出した第一の後方延出部と、この第一の後方延出部の後端から下方に延 出した下方延出部と、この下方延出部の下端から背面側へ略水平方向に延出して 軸部を回転中心として円弧運動により下面にて押ボタンを略下方へ押し下げる第 二の後方延出部とから構成されてもよい。 また、キャビネット本体の前側壁面以外にも、左右壁面や後側壁面に押圧操作 面を設けることも可能である。 さらに、本押ボタン押圧構造を適用可能な装置としては、テレビジョン以外に も、ビデオデッキ等、様々な装置がある。 以上説明したように、本考案によると、種々の態様により、キャビネット本体 の壁面に設けられた押圧操作面の操作ストロークを少なくさせ、操作感を向上さ せることが可能となる。また、操作ボタン部がキャビネット本体とともに一体成 形されているので、操作ボタン部だけを成形する金型を設ける必要がなく、押ボ タン押圧構造を有する装置の製造コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】押ボタン押圧構造を有するテレビジョンの要部
を分解して示す分解斜視図である。
【図2】キャビネット本体と操作ボタン部の要部を前面
から見て示す正面図である。
【図3】キャビネット本体と操作ボタン部の要部を背面
から見て示す背面図である。
【図4】化粧パネルの要部を前面から見て示す正面図で
ある。
【図5】図2および図3のA−Aの位置から見て示す垂
直断面図である。
【図6】図2および図3のB−Bの位置から見て示す垂
直断面図である。
【図7】押圧操作面を押圧する前の上記B−Bの位置か
ら見て示す垂直断面図である。
【図8】従来例にかかる押圧操作面を押圧する前の押ボ
タン押圧構造を示す垂直断面図である。
【図9】押圧操作面が押圧されたときの上記A−Aの位
置から見て示す垂直断面図である。
【図10】従来例にかかる押ボタン押圧構造を示す垂直
断面図である。
【符号の説明】
10…キャビネット本体 11…前側壁面(壁面) 12…開口部 13…切欠部 20…押ボタン 20a…上端 21…基板 30…操作ボタン部 31…押圧操作面 31a…下側縁部 32…軸部 32a…薄肉部 33…押下片 33a…下方延出部 33a1…下端 33b…後方延出部(内側延出部) 40…化粧パネル 41…開口

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂成形されて前側壁面に開口部が形成
    されたキャビネット本体と、 上記キャビネット本体に対して略水平に収容された基板
    の上面に実装され、略下方へ押し下げ可能な上端が上記
    開口部よりも下側の位置とされた押ボタンと、 上記開口部に位置を合わせて上記キャビネット本体の前
    側壁面に設けられた押圧操作面と、背面側へ略水平方向
    に延出するとともに同押圧操作面が背面側へ略水平方向
    に押圧されると円弧運動して下面にて上記押ボタンを略
    下方へ押し下げる押下片とを有する樹脂製の操作ボタン
    部と、 上記キャビネット本体の前面に取り付けられる化粧パネ
    ルとを備えるテレビジョンにおいて、 上記操作ボタン部は、一体成形により上記キャビネット
    本体の前側壁面に一体的に形成され、上記押圧操作面の
    下側縁部の左右から下方に延出して上記キャビネット本
    体の前側壁面に繋がって上記円弧運動の回転中心となる
    一対の軸部を備え、 上記押下片には、上記押圧操作面の下側縁部における上
    記一対の軸部で挟まれた部分から上記キャビネット本体
    の前側壁面よりも背面側において上記一対の軸部よりも
    下方に延出した下方延出部が形成されるとともに、同一
    対の軸部よりも下側とされた同下方延出部の下端から背
    面側へ略水平方向に延出して同一対の軸部を回転中心と
    して上記円弧運動により下面にて上記押ボタンを略下方
    へ押し下げる後方延出部が形成されており、 上記キャビネット本体の前側壁面には、上記押下片の下
    方延出部の形状に合わせて切り欠かれた切欠部が形成さ
    れ、 上記化粧パネルは、上記切欠部を隠すように上記キャビ
    ネット本体の前面に取り付けられていることを特徴とす
    るテレビジョン。
  2. 【請求項2】 壁面を有するキャビネット本体と、 上記キャビネット本体に収容された基板に実装され、上
    端が略下方へ押し下げ可能な押ボタンと、 上記キャビネット本体の壁面に設けられた押圧操作面
    と、上記押ボタンを略下方へ押圧可能な押下片とを有す
    る操作ボタン部とを備え、 上記押圧操作面が略水平方向に押圧されると上記押下片
    が円弧運動して上記押ボタンを略下方へ押し下げる押ボ
    タン押圧構造であって、 上記操作ボタン部は、上記押圧操作面の下側縁部から下
    方に延出して上記キャビネット本体の壁面に繋がって上
    記円弧運動の回転中心となる軸部を備え、当該軸部は、
    上記押ボタンの上端よりも上側の位置とされていること
    を特徴とする押ボタン押圧構造。
  3. 【請求項3】 壁面を有して樹脂成形されたキャビネッ
    ト本体と、 上記キャビネット本体にされた基板に実装され、略下方
    へ押し下げ可能な押ボタンと、 上記キャビネット本体の壁面に設けられた押圧操作面
    と、上記押ボタンを略下方へ押圧可能な押下片とを有す
    る樹脂製の操作ボタン部とを備え、 上記押圧操作面が略水平方向に押圧されると上記押下片
    が円弧運動して上記押ボタンを略下方へ押し下げる押ボ
    タン押圧構造であって、 上記操作ボタン部は、上記押圧操作面の下側縁部から下
    方に延出して上記キャビネット本体の壁面に繋がって上
    記円弧運動の回転中心となる軸部を有し、一体成形によ
    り上記キャビネット本体の壁面に一体的に形成されてお
    り、 上記軸部は、上記押ボタンの上端よりも上側の位置とさ
    れていることを特徴とする押ボタン押圧構造。
  4. 【請求項4】 上記押下片には、上記押圧操作面の下側
    縁部から上記軸部よりも下方に延出した下方延出部が形
    成されるとともに、上記軸部よりも下側とされた同下方
    延出部の下端から上記キャビネットの内側へ略水平方向
    に延出して上記軸部を回転中心として上記円弧運動によ
    り下面にて上記押ボタンを略下方へ押し下げる内側延出
    部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の
    押ボタン押圧構造。
  5. 【請求項5】 上記軸部は、上記押圧操作面の下側縁部
    の左右から下方に延出して上記キャビネット本体の壁面
    に繋がって上記円弧運動の回転中心となる一対の軸部と
    され、 上記押下片には、上記押圧操作面の下側縁部における上
    記一対の軸部で挟まれた部分から同一対の軸部よりも下
    方に延出した下方延出部が形成されるとともに、同一対
    の軸部よりも下側とされた同下方延出部の下端から上記
    キャビネットの内側へ略水平方向に延出して上記一対の
    軸部を回転中心として上記円弧運動により下面にて上記
    押ボタンを略下方へ押し下げる内側延出部が形成されて
    いることを特徴とする請求項3に記載の押ボタン押圧構
    造。
  6. 【請求項6】 上記下方延出部は、上記押圧操作面の下
    側縁部における上記一対の軸部で挟まれた部分から上記
    キャビネット本体の壁面よりも内側において上記一対の
    軸部よりも下方に延出し、 上記キャビネット本体の壁面には、上記押下片の下方延
    出部の形状に合わせて切り欠かれた切欠部が形成されて
    いることを特徴とする請求項5に記載の押ボタン押圧構
    造。
  7. 【請求項7】 上記切欠部を隠すように上記キャビネッ
    ト本体の壁面の外側に取り付けられた化粧パネルが設け
    られていることを特徴とする請求項6に記載の押ボタン
    押圧構造。
  8. 【請求項8】 上記キャビネット本体は、上記壁面に開
    口部が形成され、 上記化粧パネルは、上記キャビネット本体の開口部に合
    わせて開口が形成され、 上記押圧操作面は、上記開口部に位置を合わせて上記キ
    ャビネット本体の壁面に設けられていることを特徴とす
    る請求項7に記載の押ボタン押圧構造。
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