JP2551845Y2 - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP2551845Y2
JP2551845Y2 JP1992058532U JP5853292U JP2551845Y2 JP 2551845 Y2 JP2551845 Y2 JP 2551845Y2 JP 1992058532 U JP1992058532 U JP 1992058532U JP 5853292 U JP5853292 U JP 5853292U JP 2551845 Y2 JP2551845 Y2 JP 2551845Y2
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功一 森戸
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばテレビやビデオ
テープレコーダ用のリモートコントロール装置(以下、
リモコンと略称)などとして好適で、操作ローラを回動
操作すると表示装置に制御信号が出力されるようになっ
ている入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の入力装置としては、従来、実開
平3−34383号公報に開示されている如きリモコン
がある。このものは、ケースの窓孔から操作ローラの一
部が突出し、該ケース内で該操作ローラの回動軸にエン
コーダが取り付けてあり、該エンコーダにて検出される
該操作ローラの回転量および回転方向に応じた制御信号
が外部機器たる表示装置に出力されるようになってい
る。このようなリモコンを用いると、例えば、操作者が
操作ローラを回動操作することにより、表示装置のCR
T等に表示されているカーソルを、該操作ローラの回転
量および回転方向に応じて移動させることができ、設定
したカーソル位置に表示されている画像情報を確定する
ときには、確定キーを介してケース内の押釦スイッチを
押圧駆動することにより、必要な制御信号を表示装置に
出力することができる。なお、確定キーは通常、操作ロ
ーラの近傍に露出するように配置されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の入力装置は、操作ローラを回動操作した後に
確定キーを押圧操作しなければならないので、必然的に
操作時の手指の移動量が多くなってしまい、操作性に難
があった。
【0004】したがって本考案の目的とするところは、
上記従来技術の課題を解消し、操作性が良好な操作ロー
ラ付き入力装置を低コストにて提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、ケース内に、該ケースに対し所定量回動
可能な状態に保持されて操作ローラを軸支する可動軸受
部材と、上記操作ローラに直結したエンコーダ等の回転
量検出器と、該回転量検出器および押釦スイッチを実装
して上記可動軸受部材に一体化された可動プリント基板
と、該可動プリント基板に接続した可撓性を有するケー
ブルとを備え、上記操作ローラを押し込んで上記可動軸
受部材および上記可動プリント基板を回転させる回転力
の反力で上記押釦スイッチが押圧駆動されるようにし
た。
【0006】
【作用】上記手段は、手指で操作ローラを押し込むこと
により可動軸受部材および可動プリント基板を回転させ
て押釦スイッチをケース等に弾接させ、この回転力の反
力で該押釦スイッチを押圧駆動させるというものなの
で、操作ローラを回動操作した後、手指を移動させるこ
となく該操作ローラを押圧操作すれば所望の制御信号を
表示装置に出力することができる。また、可動プリント
基板には可撓性を有するケーブルが接続してあるので、
該可動プリント基板をある程度回動させても該ケーブル
を介してケース内の他のプリント基板との導通は確保で
き、さらにまた、可動プリント基板に実装した回転量検
出器を操作ローラで直接駆動することができるので、両
者間にタイミングベルトやギヤ付きプーリ等を介在させ
る必要がない。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1ないし図9に基
づいて説明する。ここで、図1は実施例たるリモコンの
要部分解斜視図、図2は該リモコンの可動軸受部材に操
作ローラ等を組み付けた状態を示す斜視図、図3は該リ
モコンの可動軸受部材と可動プリント基板を底面側から
見た分解斜視図、図4は該リモコン全体の平面図、図5
は該リモコンの操作ローラ近傍を示す平面図、図6は図
5から上ケースを図示省略した平面図、図7は図5のA
−A線に沿って見た断面図、図8は図5のB−B線に沿
って見た断面図、図9は該リモコンの動作説明図であ
る。
【0008】これらの図に示す入力装置は、テレビやビ
デオテープレコーダ用のリモコンであって、上ケース2
と下ケース3とを組み合わせてなる硬質樹脂製のケース
1の内部に、各種電子部品を搭載した親基板たるプリン
ト基板(図示せず)や、可動軸受部材4や、子基板たる
可動プリント基板5や、エンコーダ6等を組み込み、操
作面たる上ケース2の表面に、電源のオン・オフ切換え
やメニュー選択、音量調節等を行うための複数のキース
イッチ7と、カーソル位置の制御等を行うための操作ロ
ーラ8とを露出させている。
【0009】操作ローラ8には比較的小型なエンコーダ
6の回動軸6aが直結してあり、この回動軸6aを硬質
樹脂製の可動軸受部材4の一対の受け部4aにて軸支
し、一方の受け部4aに隣接して設けた可動軸受部材4
の突堤部4b内にエンコーダ6を収納している。したが
って、操作ローラ8は、上ケース2に開設した窓孔2a
から一部を突出させた状態で回動自在に保持されてお
り、この操作ローラ8の回転量および回転方向がエンコ
ーダ6にて検出されるようになっている。
【0010】また、上ケース2の内壁面に突設した凹状
突起2bと、下ケース3の内壁面に突設した凹状突起3
aとによって、可動軸受部材4の軸部4cを上記回動軸
6aとは軸心をずらして軸支しているので、この可動軸
受部材4はケース1に対し所定量回動可能な状態に保持
されており、操作ローラ8を手指で押し込むと回動軸6
aを介して可動軸受部材4に回転力が付与され、これら
操作ローラ8および可動軸受部材4が一体に軸部4cを
中心として回転するようになっている。
【0011】さらに、この可動軸受部材4にスナップイ
ンさせて一体化した可動プリント基板5には、上記エン
コーダ6や押釦スイッチ9が実装されており、この押釦
スイッチ9のステム9aを下ケース2の内壁面に弾接可
能な状態に対向させているので、操作ローラ8を手指で
押し込んで可動軸受部材4を回転させると、可動プリン
ト基板5にも回転力が付与されてステム9aが下ケース
3に弾接し、該回転力の反力でステム9aが下ケース3
に押し込まれて押釦スイッチ9が押圧駆動されるように
なっている(図8参照)。そして、この可動プリント基
板5に接続した可撓性を有するフラットケーブル10
が、ケース1内に固設した図示せぬ他のプリント基板
(親基板)に接続してあるので、可動プリント基板5が
所定量回動しても親基板との導通は確保され、信頼性は
損なわれない。
【0012】なお、下ケース3には角筒状の仕切り壁3
bに囲まれて上ケース2の窓孔2aと対向する開口部3
cが設けてあり、操作ローラ8はこの仕切り壁3bの内
側に配置されるので、窓孔2aや開口部3cに水をこぼ
しても速やかにケース1外へ排出され、仕切り壁3bの
存在でケース1内の他所への水の浸入も防止できる。ま
た、可動軸受部材4には軸部4c側とは反対の側に一対
の弾性片4dが突設してあり、これら弾性片4dの先端
部が下ケース3に弾接させてあるので、可動軸受部材4
は非操作時に、上ケース2の内壁面に突設したストッパ
部2cに押し付けられた状態で位置決めされており、ガ
タを起こす心配がない(図9参照)。
【0013】上記の如くに構成されたリモコンは、上ケ
ース2の窓孔2aから露出する操作ローラ8を回動操作
すると、その回転量および回転方向がエンコーダ6にて
検出され、テレビ受像機のCRTに表示されているカー
ソルの位置を制御する信号が出力されて該カーソルを任
意に移動させることができる。また、設定したカーソル
位置に表示されている画像情報を確定するときには、図
9に示す如く、回動操作した操作ローラ8を手指で押し
込んで可動軸受部材4および可動プリント基板5に回転
力を付与し、この回転力の反力を利用して押釦スイッチ
9のステム9aを下ケース3の内壁面で作動ストローク
分だけ押し込むことにより、所定の制御信号が出力され
て必要な画像情報が得られるようになっている。したが
って操作者は、操作ローラ8を回動操作した後、手指を
移動させることなく該操作ローラ8を押圧操作すれば所
望の制御信号を出力させることができ、操作性が著しく
向上する。なお、操作ローラ8に対する押圧操作は、可
動軸受部材4の弾性片4dや押釦スイッチ9に組み込ま
れている図示せぬ復帰ばねの弾発力に抗して行われるの
で、かかる押圧操作力を除去すれば、操作ローラ8と可
動軸受部材4および可動プリント基板5の三者は非操作
時の位置まで自動的に押し戻される。
【0014】また、上記リモコンは、エンコーダ6が可
動プリント基板5に実装してあるので、このエンコーダ
6を操作ローラ8によって直接駆動(ダイレクトドライ
ブ)することができ、そのため両者間にタイミングベル
トやギヤ付きプーリ等を介在させる必要がない。したが
って、操作ローラ8が押圧操作できる新規の構成であり
ながら、コストアップは極力抑えられており、ケース1
内のスペースファクタを劣化させる心配もない。
【0015】なお、上記実施例では可動プリント基板5
の回転時に押釦スイッチ9が下ケース3に弾接して押圧
駆動されるように構成してあるが、ケース1と一体の固
定部材が押釦スイッチ9の近傍に配置されている場合に
は、該固定部材によって押釦スイッチ9が押圧駆動され
るようにしても良い。
【0016】また、本考案がリモコン以外の操作ローラ
付き入力装置にも適用できることは言うまでもない。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、操作ローラを押し
込むと可動軸受部材および可動プリント基板が回転し、
この回転力の反力で押釦スイッチが押圧駆動されるよう
にした本考案によれば、操作ローラを回動操作した後、
手指を移動させることなく該操作ローラを押圧操作して
所望の制御信号を表示装置に出力することができ、しか
も可動プリント基板に実装した回転量検出器が操作ロー
ラに直結してあってタイミングベルトやギヤ付きプーリ
等を介在させる必要がなく、よって操作性が良好でスペ
ースファクタを劣化させない操作ローラ付き入力装置を
低コストにて提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例たるリモコンの要部分解斜視図である。
【図2】該リモコンの可動軸受部材に操作ローラ等を組
み付けた状態を示す斜視図である。
【図3】該リモコンの可動軸受部材と可動プリント基板
を底面側から見た分解斜視図である。
【図4】該リモコン全体の平面図である。
【図5】該リモコンの操作ローラ近傍を示す平面図であ
る。
【図6】図5から上ケースを図示省略した平面図であ
る。
【図7】図5のA−A線に沿って見た断面図である。
【図8】図5のB−B線に沿って見た断面図である。
【図9】該リモコンの動作説明図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 上ケース 2a 窓孔 3 下ケース 4 可動軸受部材 4a 受け部 4c 軸部 5 可動プリント基板 6 エンコーダ 6a 回動軸 8 操作ローラ 9 押釦スイッチ 9a ステム 10 フラットケーブル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの窓孔から一部突出する操作ロー
    ラを回動操作することにより外部機器たる表示装置に第
    1の制御信号を出力し、上記ケース内に組み込んだ押釦
    スイッチを押圧駆動することにより上記表示装置に第2
    の制御信号を出力する入力装置において、上記ケース内
    に、該ケースに対し所定量回動可能な状態に保持されて
    上記操作ローラを軸支する可動軸受部材と、上記操作ロ
    ーラに直結した回転量検出器と、該回転量検出器および
    上記押釦スイッチを実装して上記可動軸受部材に一体化
    された可動プリント基板と、該可動プリント基板に接続
    した可撓性を有するケーブルとを備え、上記操作ローラ
    を押し込んで上記可動軸受部材および上記可動プリント
    基板を回転させる回転力の反力で上記押釦スイッチが押
    圧駆動されるようにしたことを特徴とする入力装置。
JP1992058532U 1992-08-20 1992-08-20 入力装置 Expired - Fee Related JP2551845Y2 (ja)

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JPH0623388U JPH0623388U (ja) 1994-03-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2958797B2 (ja) * 1990-06-19 1999-10-06 ソニー株式会社 リモートコントロール装置

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