JPH0642234Y2 - 開閉蓋 - Google Patents

開閉蓋

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JPH0642234Y2
JPH0642234Y2 JP1158688U JP1158688U JPH0642234Y2 JP H0642234 Y2 JPH0642234 Y2 JP H0642234Y2 JP 1158688 U JP1158688 U JP 1158688U JP 1158688 U JP1158688 U JP 1158688U JP H0642234 Y2 JPH0642234 Y2 JP H0642234Y2
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JP
Japan
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lid
pin
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body case
opening
Prior art date
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JP1158688U
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JPH01118396U (ja
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義昭 井田
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は蓋の開閉機構に係り、簡単な構成で外観を損な
うことなく本体ケースに対して大きく回動開閉すること
のできる開閉蓋に関する。
〔従来例〕
第5図ないし第8図に従来の開閉蓋を示し説明する。
第5図1は本体ケース、2は蓋、3a、3bはピン、4a、4b
はケース穴、5はバネである。
本体ケース1には電気部品の調節を行うスイッチ7が収
納される。この本体ケース1には外周を形成する枠体1a
が設けられているが、スイッチ6が配設される。“UP"
や“RESET"等の文字が印刷してある配設面1bよりも前方
に形成している。前記枠体1aはデザインの関係より曲率
の多い形状にまとめている。
蓋2は本体ケース1の枠体1aの内側に設置される平面板
で、周囲を枠体1aの形状に合わせ各辺及び各角に若干曲
率を持たせた形状をしている。各角のうち二角の端部2
a、2b付近にピン3a、3bを一直線上に並ぶように設ける
が、ピン3aの方をピン3bより多少長めに形成する。
前記枠体1aには蓋2を本体ケース1に設置するため、前
記ピン3a、3bをそれぞれ挿入するためのケース穴4a、4b
を穿設する。コイル状のバネ5の中空部に多少長めに形
成してあるピン3aを通し、ピン3aの方からケース穴4aに
挿着し、バネ5を縮めた状態でもう一方のピン3bをケー
ス穴4bに挿着する。両方のピン3a、3bがケース穴4a、4b
に挿着されるとバネ5が縮んでいる状態から伸びようと
するためバネ5の取り付けられていないピン3bはケース
穴4bに押し込まれて確実に挿着されると同時にピン3aは
多少長めに形成してあるのでケース穴4aから外れること
がない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、スイッチ6を操作する際、蓋2の開き角度の
大きい方が操作し易いことは周知である。ところが枠体
1aはデザイン上曲率の多い形状としているため第6図に
示すように蓋2を開けたときに蓋2のA部分が枠体1aの
B部分に突き当たってしまい、設計で予定した開き角度
まで円滑に開く動作をすることができず、またA、B部
分が何度も突き当たりを繰り返しているうちにこれらの
部分にキズを生じ外観上良くないものとなってしまう。
したがってこの対策として枠体1aのB部分付近を切り欠
いて蓋2のA部分が突き当たらないようにしたり(第7
図)、枠体1aよりも蓋2を前側に形成して、突き当たり
が生じる前に予定した開き角度開かせようとするもの
(第8図)が考えられるがいずれもデザイン上の制限が
あり良好な対策手段とならない。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するために本体ケースにピ
ン、支軸穴等の回動支軸部により回動可能に設けられる
蓋の開閉動作を行うとき、この蓋が所定軸線方向へ移動
しながら開閉することを特徴とする。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第4図に示す。
第1図は本考案をデジタルクロックのスイッチを保護す
る蓋に適用した例である。
7はデジタルクロック8をはじめスイッチ9等を配設す
るための本体ケースである。スイッチ9は本体ケース7
の左側前面部に設けられた配設面7aに配設され、右側奥
にはデジタルクロック8を設置する。本体ケース7の外
周前面には枠体10を設置する。このため枠体10には係止
片11が、本体ケース7には係止穴12が適宜にそれぞれ設
けられ、お互いを係止することによって両者が固定され
る。なおこの枠体10の左右の壁を形成している側壁10a
はデザイン上曲率を持たせた形状にしている。また、前
記配設面7a前面部にはこの配設面7aを覆う蓋13を設置す
る。この蓋13はほぼ平面板で四角形であるが前記側壁10
aに隣接する側辺13aは側壁10aの形状に合わせて形成
し、蓋13が本体ケース7に設置されたとき側壁10aと蓋1
3との隙間がなるべく生じないようにしている。側辺13a
の下側にはピン14を側方向に突出形成し螺旋状の溝14a
を設けている。さらにこの側辺13aと向かい合う蓋13の
側辺13bにはピン14と対応する位置に支軸穴15aを設けた
支軸部15を形成する。これらピン14と支軸穴15aとを支
えるために本体ケース7及び枠体10にはピン穴と支軸ピ
ン17とを設けている。ピン穴16は、本体ケース7及び枠
体10にそれぞれ半円柱状の溝16aが形成されており、両
者の組み合わせで前記ピン14を支軸する円柱形状の穴と
なる。さらに枠体10の方の溝16aには半球状の突起16bを
設けている。支軸ピン17は配設面7aから形成されたピン
である。蓋13を本体ケース7に組み付けるときには蓋13
が自動に閉じるようにコイル状のバネ18を支軸ピン17に
設置する。
蓋13が本体ケース7に設置されると、ピン14の溝14aの
一部に枠体10に設けられた溝16aの突起16bがはめられ
る。ピン14と支軸穴15aとを結んだ線を回転の中心とし
て蓋13が開いていくと、ピン14に設けられた溝14aが枠
体10に設けられた溝16aの突起16bに沿うことにより蓋13
は枠体10の側壁10aから少しずつ離れながら、すなわち
右方向にずれながら開いていく。閉じるときは開けたと
きと逆の動作をすることで定位置に戻ることができる。
したがって蓋13を開けるときには、蓋13が少しずつ枠体
10の側壁10aから遠ざかりながら開いていくので従来の
ように蓋13の一部と枠体10の一部とが当たることがなく
円滑な蓋13の開閉動作が可能となる。
第2図は本考案の第2実施例である。なお、第1実施例
と同一及び同等の作用をするものは同一の符号を付しそ
の詳細な説明は省く。
第2実施例も第1実施例同様デジタルクロックの本体ケ
ースに用いられる蓋に適用した例である。
本体ケース7にはデジタルクロック8(図示せず)とス
イッチ9が配設される。また本体ケース7の外周前面に
は枠体10が本体ケース7と一体に形成されている。スイ
ッチ9は本体ケース7左側前面に形成された配設面7aに
配設されるが、この配設面7aの下方部分は後述する蓋13
の開閉動作の妨げにならないよう空間部分19を形成する
が、この空間部分19を形成するために空間部分19の周壁
7bは配設面7aよりも後方に形成されている。また配設面
7aの前面にはスイッチ9を保護するための蓋13を設置す
る。
ところで蓋13の下辺13cには突起16bが設けられている。
また、前記空間部分19には誘導壁20を形成する。この誘
導壁20は本体ケース7と一体に形成され、本体ケース7
を正面から見たとき右側に傾いており、蓋13が開閉動作
をするときの妨げとならないように下辺13cの開閉動作
の軌跡に合わせて端部が円形状となっている。
蓋13を本体ケース7に設置し、蓋13の開閉動作を行うと
き、下側の蓋13は空間部分19を動くことになるが、蓋13
に設けられた突起16bが誘導壁20に沿って動くことより
突起16bと一体形成している蓋13も突起16bと同方向、す
なわち右側へ移動しながら開いていく。蓋13が閉じると
き、バネ(図示せず)の作用より自動的に行うことがで
きる。
すなわち、第1実施例同様、蓋13の一部が枠体10の一部
と当たることが防止でき円滑な開閉動作が可能となる。
第3図は本考案の第3実施例であるが、これは第2実施
例の改良であるのでその改良部分だけを説明する。
周壁7bで形成された空間部分19は蓋13の一部が開閉動作
の妨げにならないように設けたものであるが、この空間
部分19の左側面を形成する本体ケース7に誘導壁20を一
体に形成する。
蓋13が開くとき、蓋13の側辺13aがこの誘導壁20に沿っ
て動くことから蓋13は右側へ移動しながら開いていく。
したがって前記実施例同様の効果を得ることができる。
第4図は本考案の第4実施例である。第3実施例同様要
部のみを示した。
本体ケース7に蓋13のピン14が支軸される支軸部15が本
体ケース7と別部品で取り付けられている。この支軸部
15は長細の金属板の先端に支軸穴15aを設け、さらにこ
の先端を直角に折り曲げる。このとき折り線が多少金属
板の横幅より長めとなるようにする。支軸穴15aにピン1
4を挿着するが、ピン14が設けられている円柱状のピン
設置部14cの先端部は傾斜を持たせた設計にしている。
蓋13が閉じているとき、前記支軸部15の表面とこのピン
設置部14cの先端部とが密接するように前記傾斜を調節
する。
蓋13を開けていくと、支軸部15のA部分とピン設置部14
cのB部分の最も突出した部分が徐々に接近するので蓋1
3は同時に徐々に右に移動することができる。
なお、第2実施例においては誘導壁20を2列平行にして
設け、突起16bを挟むようにすればさらに確実な蓋13の
開閉動作が可能となる。
また、本考案は蓋13が枠体10に当たった場合を例にして
いるが、特に枠体7に限らず、蓋13の開閉動作の妨げに
なる他部品を避ける手段として用いることができる。
〔考案の効果〕
本考案は本体ケースにピン、支軸穴等の回動支軸部によ
り回動可能に設けられる蓋の開閉動作を行うとき、この
蓋が所定軸線方向へ移動しながら開閉することを特徴と
することにより、蓋が他部品に当たってしまうことを防
止し、円滑な蓋の開閉動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)と(B)は本考案の第1実施例を示した正
面図と要部の斜視図、第2図(C)と(D)は本考案の
第2実施例を示した正面図と断面図、第3図は本考案の
第3実施例を示した、一部を省略した正面図、第4図は
本考案の第4実施例の一部を示した図、第5図は本考案
の従来例の正面図、第6図、第7図、第8図は従来例の
不具合を示した図である。 7……本体ケース 7a……配設面 7b……周壁 10……枠体 10a……側壁 13……蓋 14,17……ピン 14a……溝 15a,15b……支軸穴 16a……溝 16b……突起 19……空間部分 20……誘導壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケースにピン、支軸穴等の回動支軸部
    により回動可能に設けられる蓋の開閉動作を行うとき、
    この蓋が所定軸線方向へ移動しながら開閉することを特
    徴とする開閉蓋。
JP1158688U 1988-01-30 1988-01-30 開閉蓋 Expired - Lifetime JPH0642234Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1158688U JPH0642234Y2 (ja) 1988-01-30 1988-01-30 開閉蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1158688U JPH0642234Y2 (ja) 1988-01-30 1988-01-30 開閉蓋

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Publication Number Publication Date
JPH01118396U JPH01118396U (ja) 1989-08-10
JPH0642234Y2 true JPH0642234Y2 (ja) 1994-11-02

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ID=31220272

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