JPS5918204Y2 - 圧力タンクの投入口口蓋の安全装置 - Google Patents

圧力タンクの投入口口蓋の安全装置

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Publication number
JPS5918204Y2
JPS5918204Y2 JP11914178U JP11914178U JPS5918204Y2 JP S5918204 Y2 JPS5918204 Y2 JP S5918204Y2 JP 11914178 U JP11914178 U JP 11914178U JP 11914178 U JP11914178 U JP 11914178U JP S5918204 Y2 JPS5918204 Y2 JP S5918204Y2
Authority
JP
Japan
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shaft
hook
fitting
stopper
palate
Prior art date
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Expired
Application number
JP11914178U
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English (en)
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JPS5536719U (ja
Inventor
予之 高橋
Original Assignee
カヤバ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧力タンクの投入口を閉塞している口蓋を開放
作業においてタンク内圧力により急激に開くとき、作業
者に危害を与えるのを防止するための安全装置に関する
ものである。
この種の装置としてたとえば実公昭52−47781号
公報に記載された安全装置が従来慣用されている。
この安全装置を備えた口蓋は第3図及第4図に示すよう
に、タンク1の表面にヒンジ3を介して枢着した口蓋4
の中心ねし孔にねじ棒5の下部右ねしaを螺合し、起立
した上記ねし棒の上部左ねじbに係止片6を螺合し、該
係止片6の外周等間隔に突出した爪6′の下に、タンク
1側に枢着した押え片7の先端が延び、ねじ棒5先端に
取付けたレバー8の操作により該ねじ棒5をn方向に回
動すると、下部右ねじaが口蓋4のねじ4のねし孔に進
入すると共に、上部左ねじbと螺合している係止片6の
爪6′が、口蓋の表面に起立しているストッパ9により
その回動が制止されているされているのでねし棒に対し
て下方に変位し、口蓋4が押え片7によって投入口2に
押圧され、またレバー8を反対方向に操作してねじ棒5
をm方向に回動すると、ねじ棒5が口蓋のねし孔から上
方に移動すると共に係止片6の爪6′が口蓋の表面に起
立している安全ストッパ10によりその回動が制止され
ているので上方に変位し、これがため口蓋を押圧してい
た押え片7の押圧力がゆるめられ、口蓋が浮き上りタン
ク内圧力が徐々に放出し、引続いて係止片6の上方えの
変位により爪6′の底面が安全ストッパ10の高さを越
えると、係止片6がねじ棒5と共に回動し、ストッパ9
に爪6′が当接するとその回動が制止されると共に、係
止片6の回動により爪6′が押え片7の先端から外れ、
口蓋を開放可能な状態にしている。
このような従来のものは、口蓋を開放するとき、レバー
8の操作を急速に行った場合、特に騒音の大きい所や風
の強い所で開放操作を行うときタンり内空気の排出音が
確認できないため、タンク内に圧力が残留していること
に気付がないで開放可能な状態にすると、タンク内に残
留している圧力により口蓋が瞬間的に急激に開き、その
ため作業者が危害を受ける危険があった。
このような問題点を解決するため、本考案においては第
2段の安全装置として口蓋が開放可能な状態になっても
タンク内に圧力が存在している限り、口蓋を開放するこ
とができないようにした施錠機構を設けたもので、第1
図及び第2図の実施例に示すようにヒンジ3から遠く離
れた口蓋4の外周表面から張出したブラケット11に軸
12を取付け、これと対向したタンク表面に固着起立し
たブラケット13に軸14を介してフック金具15の基
部を枢着すると共に、その先端にフック部分15′とこ
のフック部分に向って下方に傾斜した斜面15“が形成
されている。
16は上記軸14に巻きつけたつる巻ばねでその一端が
フック金具15に、また他端がブラケット13の背後に
固着したストッパ17に取付けられ、このばねの弾力に
よりフック金具15がブラケット13に対して図面反時
計方向に回動すると共に、軸14よりも下位にあるフッ
ク金具15の背面部分が上記ストッパ17によりその回
動が制止されるとき、フック部分15′が密封状態にあ
る口蓋の軸12と隙間をもって対向している。
今押え片7により口蓋4が投入口を密閉している状態に
おいて、レバー8の操作によるねじ棒5の回動によって
係止片6の爪6′と押え片7との保合が解かれる開放過
程の初期において、即ちねじ棒5の回動初期において口
蓋が浮き上ったとき、口蓋に固着したブラケット11の
軸12がフック部分15′と係合してこれを拘束して施
錠状態となる。
従って引続いて行う開放操作により押え片7が係止片の
爪6′から離間しても、即ち口蓋が開放可能な状態にな
ってもタンク内圧力により口蓋が開くことがなく、また
作業者が口蓋を開けようとしても開けることができない
ついで゛タンク内圧力がほとんどなくなると口蓋はその
自はその自重により投入口側に沈下して軸12とフック
部分15′の間に隙間が生じ、フック金具15を軸14
を軸としてばね16の弾力に抗して時計方向即ち解錠方
向に回動すれば、口蓋を取手18によりヒンジ3を軸と
して完全に開放することができる。
開放した口蓋4を倒して投入口2を閉塞するとき、ブラ
ケット11の軸12をフック金具15の斜面15″に当
接させながら下降させる。
口蓋4が投入口2の口端に当った時、軸12はフック金
具15のフック部分15′の下側に対向して位置し、又
フック金具15は巻きばね16の弾力で反時計方向に軸
14を支点にして自動的に回動し、フック部分15′が
軸12に対向した位置で停止する。
この際フック金具15が時計方向に附勢されていてもそ
の基部外面がストッパ17に当った位置で回動が制限さ
れ、これにより軸12とフック部分15′との間にはわ
ずかな隙間が形成される。
しかして、口蓋4が投入口2を閉塞したときはフック金
具15が自動的に回動して口蓋4をロックするからロッ
ク操作を忘れることが無く安全性が確保されるものであ
る。
以上のように本考案は、口蓋4の外周から張出したブラ
ケット11に軸12を設け、他方タンク1の表面に起立
したブラケット13に軸14とこの軸14より下位のス
トッパ17を設け、前記軸14にフック金具15の基部
を枢着し、当該フック金具15の先端には前記軸12と
対向するフック部分15′と該フック部分15′に向か
う斜面15″とを形成し、又フッ′り金具15の基部外
面は前記ストッパと対向し、更に前記軸14には巻きば
ね16が巻き付けられ、この巻きばね16の一端はフッ
ク金具15に、また他端は前記ストッパに取り付けられ
、前記巻きばね16の弾力によりフック金具を回転方向
に附勢すると共にフック部分15′を閉塞状態にある口
蓋4側の軸12と隙間をもって対向させるようにしたか
ら、次のような効果を有する。
■ タンク内に圧力が残存している限り口蓋4がフック
金具15により拘束されて施錠状態にあるので、たとえ
口蓋4が開放可能な状態に開放操作が行なわれても、口
蓋4は軸12とフック部分15′間の隙間分しか開かず
、口蓋4が残存圧力により全開することがなく、作業者
に危害を与える危険を防止できる。
■ 残存圧力が無くなった時には、巻きばね16に抗し
てフック金具15を回動すれば口蓋4は全開可能となり
、しかもフック金具15の回動は指でも操作できるから
解錠操作が簡単である。
■ 口蓋4を閉塞させる時フック金具15は巻きは゛ね
16の弾力で゛回動し、自動ロックで゛きるからロック
操作を忘れることを防止でき、安全性が確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を備えた口蓋が投入口を閉塞した状
態の部分拡大平面図、第2図は第1図X−X線の断面図
、第3図は公知の安全装置を備えた口蓋が投入口を閉塞
した状態の平面図、は第3図Y−Y線の断面図である。 第4図

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押え片7により圧力タンクの投入口2に押圧された口蓋
    4を該押え片7の押圧力をゆるめながら遂次投入口2を
    開放してタンク内圧力を徐々に大気中に放出するように
    した装置において、口蓋4の外周から張出したブラケッ
    ト11に軸12を設け、他方タンク1の表面に起立した
    ブラケット13に軸14とこの軸14より下位のストッ
    パ17を設け、前記軸14にフック金具15の基部を枢
    着し、当該フック金具15の先端には前記軸12と対向
    するフック部分15′と該フック部分15′に向がう斜
    面15″とを形威し、又フック金具15の基部外面は前
    記ストッパと対向し、更に前記軸14には巻きばね16
    が巻き付けられ、この巻きばね16の一端はフック金具
    15に、また他端は前記ストッパに取り付けられ、前記
    巻きばね16の弾力によりフック金具を回転方向に附勢
    すると共にフック部分15′を閉塞状態にある口蓋4側
    の軸12と隙間をもって対向させるようにした圧力タン
    クの投入口口蓋の安全装置。
JP11914178U 1978-09-01 1978-09-01 圧力タンクの投入口口蓋の安全装置 Expired JPS5918204Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11914178U JPS5918204Y2 (ja) 1978-09-01 1978-09-01 圧力タンクの投入口口蓋の安全装置

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JP11914178U JPS5918204Y2 (ja) 1978-09-01 1978-09-01 圧力タンクの投入口口蓋の安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5536719U JPS5536719U (ja) 1980-03-08
JPS5918204Y2 true JPS5918204Y2 (ja) 1984-05-26

Family

ID=29074140

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JP11914178U Expired JPS5918204Y2 (ja) 1978-09-01 1978-09-01 圧力タンクの投入口口蓋の安全装置

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