JPH0346325B2 - - Google Patents

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JPH0346325B2
JPH0346325B2 JP12656585A JP12656585A JPH0346325B2 JP H0346325 B2 JPH0346325 B2 JP H0346325B2 JP 12656585 A JP12656585 A JP 12656585A JP 12656585 A JP12656585 A JP 12656585A JP H0346325 B2 JPH0346325 B2 JP H0346325B2
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JP
Japan
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filler cap
filler
engagement
engagement lever
cap
Prior art date
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JP12656585A
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English (en)
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JPS61285123A (ja
Inventor
Akira Okada
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Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フイラキヤツプ装置、特にフイラキ
ヤツプの締め忘れを防止するための装置に関す
る。
(従来の技術) 従来のフイラキヤツプ装置としては、例えば、
第4図に示すようなものが知られている。
このフイラキヤツプ装置は、給油用凹部01、
フイラリツド02、注入口03、フイラキヤツプ
04、オープナ装置05を備えているものであつ
て、前記フイラリツド02に設けられたロツク部
材06がオープナ装置05の爪部材07と係合さ
れることで、前記フイラリツド02は閉状態を保
たれていた。(実開昭58−73023参照) (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のフイラキヤツ
プ装置にあつては、フイラリツドのロツク部材が
オープナ装置の爪部材に係合されるために以下に
述べる問題点があつた。
燃料の給油の際にはフイラキヤツプを注入口か
ら取り外して行なうが、給油後フイラキヤツプを
締め忘れたままフイラリツドを閉じると、フイラ
リツドはロツクされてしまつて、フイラキヤツプ
の締め忘れに気が付かない恐れがあつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解決することを目的と
するもので、その目的達成のために本発明のフイ
ラキヤツプ装置では、 車体に形成された給油用凹部に、フイラリツド
が開閉可能に、開方向へ付勢されて枢着され、 前記給油用凹部に、着脱可能なフイラキヤツプ
を備えた注入口が配設され、 車室からの操作によつて前記フイラリツドを開
放させるオープナ装置が設けられたフイラキヤツ
プ装置において、 前記フイラリツドに、フイラキヤツプ自体と直
接係脱可能なロツク部材を設け、 前記オープナ装置に、前記ロツク部材とフイラ
キヤツプとの係合を解除させる解除部材を設けた
手段とした。
(作用) 従つて、本発明のフイラキヤツプ装置では以下
のように作動する。
(イ) フイラキヤツプが注入口に取付けられている
場合。
フイラリツドを閉じるとフイラリツドのロツ
ク部材はフイラキヤツプと直接係合され、フイ
ラリツドはロツク状態となる。
また、オープナ装置を操作すると、オープナ
装置の解除部材によつてロツク部材とフイラキ
ヤツプとの係合が解除され、フイラリツドは付
勢力によつて開方向へ回動され開く。
(ロ) フイラキヤツプを注入口に取付け忘れた場
合。
フイラリツドを閉じても、フイラリツドのロ
ツク部材がフイラキヤツプと係合されないた
め、付勢力によつて開いてしまう。
よつて、フイラキヤツプの取付け忘れに気づ
くことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図に示す第1実施例の構成について
説明する。
Aは本発明第1実施例のフイラキヤツプ装置で
あつて、給油用凹部10、フイラリツド20、注
入口30、フイラキヤツプ40、ロツク部材5
0、オープナ装置60を備えている。
前記給油用凹部10は、車体側面からフイラリ
ツド20等が突出しないようフイラキヤツプ40
等を格納するためのもので、この給油用凹部10
は、サイドパネル11を開口させ、その開口部に
凹形状のフイラベース12を接合させて形成され
ている。
前記フイラリツド20は、前記給油用凹部10
を開閉させるもので、このフイラリツド20は、
前記給油用凹部10にヒンジ21によつて枢着さ
れている。
尚、前記フイラリツド20は、前記ヒンジ21
の近くに設けられた板バネ22によつて開方向に
付勢されている。
前記注入口30は、燃料タンク(図示省略)に
燃料を供給するためのもので、この注入口30
は、燃料タンクに連通されるフイラチユーブ31
の開口端に形成され、前記給油用凹部10に配設
されている。
前記フイラキヤツプ40は、前記注入口を開閉
させるもので、前記注入口30を螺合によつて塞
ぐことが可能に設けられている。
尚、前記フイラキヤツプ40は、開閉の際に握
る把握部41と注入口30に螺合されるネジ栓部
42とから形成されている。
前記ロツク部材50は、前記フイラリツド20
のロツクをするもので、このロツク部材50は、
前記フイラリツド20のヒンジ21とは反対側の
端部に設けられている。
また、前記ロツク部材50は、フイラリツド2
0に溶着されたブラケツト51と、該ブラケツト
51にピン521によつて回動可能に枢着された
係合レバー52と、から構成されている。
前記係合レバー52は、前記フイラキヤツプ4
0との係によつてフイラリツド20をロツク状態
にするもので、この係合レバー52は、先端部が
鉤形に形成され、前記ピン521を中心に回動す
ることで、前記フイラキヤツプ40に係脱可能と
なつている。
尚、前記係合レバー52は、ピン521に設け
られたスプリング522によつてフイラキヤツプ
40との係合方向へ回動付勢され、かつ、その付
勢による回動はストツパ523によつて規制され
る。
また、この係合レバー52は、前記オープナ装
置60側に係合爪524が形成されている。
前記オープナ装置60は、前記フイラリツド2
0の開閉操作を車室内から行うもので、このオー
プナ装置60は、前記給油用凹部10側の端部に
解除部材70が設けられている。
前記解除部材70は、フツク71とストツパ7
2と、スプリング73とを備え、ブラケツト74
にスライド可能に支持されている。
また、前記解除部材70は、前記スプリング7
3によつて突出方向にスライド付勢され、かつ、
その付勢によるスライドはストツパ72によつて
規制されており、また、車室内の操作によつて前
記ストツパ72とフツク71との間のストローク
だけ退入される。
前記フツク71は、フイラキヤツプ40の締め
付、及び、フイラリツド20の閉状態で前記係合
レバー52の係合爪524と係合され、そして、
その係合状態で、フツク71が退入側へスライド
されると、前記係合レバー52は係合解除側へ回
動される。
次に第1実施例装置の作用を説明する。
まず、フイラリツド20を閉じるときについて
説明する。
(イ) フイラキヤツプ40が締められている場合。
フイラリツド20を板バネ22の弾発力に抗
して閉じて行くと、ロツク部材50の係合レバ
ー52の先端の湾曲部分がフイラキヤツプ40
の把握部41の上縁部に当接し解除部材70側
へ回動され始める。
そして、なおもフイラリツド20を閉じて行
くと係合レバー52は、フイラキヤツプ40を
乗り越えた後にスプリング522により回動さ
れてフイラキヤツプ40と係合され、それによ
つて、フイラリツド20はロツクされる。
一方、オープナ装置60は通常操作されてい
ないため、フイラリツド20を閉じると、係合
レバー52の係合爪524が解除部材70のフ
ツク71と係合される (ロ) フイラキヤツプ40を締め忘れた場合。
フイラリツド20を閉じてもロツク部材50
の係合レバー52の係合相手がないため、フイ
ラリツド20はロツクされず、板バネ22によ
つて開かれてしまう。
次に、ロツクされているフイラリツド20を
開ける場合。
オープナ装置60を車室内から開操作する
と、解除部材70がスプリング73の弾発力に
抗して退入側へスライドされ、それによつて、
解除部材70のフツク71と係合爪524で係
合される係合レバー52が回動される。
そして、係合レバー52とフイラキヤツプ4
0との係合が解除され、フイラリツド20は板
バネ22の弾発力によつて開かれる。
次に、第2図に示す第2実施例について説明す
る。
この実施例は、ロツク部材200の係合レバー
201をブラケツト202に対してスライド可能
に設けた例である。
前記係合レバー201は、スライド軸203と
係合部204とストツパ205とスプリング20
6と係合爪207とから形成されている。
従つて、係合レバー201は、スプリング20
6によつて係合部204がフイラキヤツプ40側
へスライドするよう付勢されている。
また、フイラリツド20を閉じる際には係合レ
バー201の係合部204がフイラキヤツプ40
に当接することで、係合レバー201は一旦解除
部材70側へスライドされてフイラキヤツプ40
を乗り越え、その後、スプリング206の弾発付
勢力によつてストツパ205によりスライド規制
される係合可能位置までスライドされる。
そして、係合レバー201とフイラキヤツプ4
0との係合によつてフイラリツド20はロツクさ
れる。
また、オープナ装置60を開操作して解除部材
70を退入側へスライドさせると、係合レバー2
01の係合爪207が解除部材70のフツク71
に引つ張られてスライドされて、係合が外れ、フ
イラリツド20は開かれる。
次に、第3図に示す第3実施例について説明す
る。
この実施例は、ロツク部材として、先端部に係
合スプリング301が設けらた係合レバー302
を備えたロツク部材300を用いた例である。
従つて、係合レバー302がフイラキヤツプを
乗り越える際には、係合スプリング301がたわ
んで乗り越える。
尚、前記係合レバー302はブラケツト303
に対して回動可能に設けられており、また、スプ
リング(図示省略)によつて矢印b側へ回動付勢
されている。
また、係合レバー302の付勢による回動は、
ストツパ突起304とストツパ段部305との係
合によつて規制される。
上述の第2実施例及び第3実施例に関し、第1
実施例と同様の構成には同じ符号を付けて説明を
省略する。また、作用についても第1実施例と同
様のものは説明を省略する。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本発明に含まれる。
例えば、実施例ではツク部材に、回動もしくは
スライド可能な係合レバーを設けたが、ロツク部
材自体を弾性体で形成する等、フイラキヤツプに
係脱可能であれば他の手段を用いてもよい。
(発明の効果) 上述のように本発明のフイラキヤツプ装置で
は、フイラリツドに、フイラキヤツプと係脱可能
なロツク部材を設け、オープナ装置に、前記ロツ
ク部材とフイラキヤツプとの係合を解除させる解
除部材を設けた手段としたために、以下に述べる
効果が得られる。
(a) フイラキヤツプを注入口に装着するのを忘れ
た場合、フイラリツドが閉じないためにフイラ
キヤツプの装置忘れを防止でき安全性を向上で
きる。
(b) 従来装置に対し、ロツク部材を追加するだけ
でよく構成があまり変らず、警報装置等の付加
部品を必要としないため、製造が容易で手間が
かからずコスト高にならないようできる。
(c) 注入口の回りに付加部品が全く無く、ロツク
部材もフイラリツドの開放と共にフイラキヤツ
プから離されるために、給油作業を妨げるもの
が無く、給油を行ない易い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例のフイラキヤツプ装
置を示す横断面図、第2図は第2実施例装置の要
部を示す横断面図、第3図は第3実施例装置の要
部を示す横断面図、第4図は従来装置の要部を示
す横断面図である。 10……給油用凹部、20……フイラリツド、
30……注入口、40……フイラキヤツプ、5
0,200,300……ロツク部材、60……オ
ープナ装置、70……解除部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車体に形成された給油用凹部に、フイラリツ
    ドが開閉可能に、開方向へ付勢されて枢着され、 前記給油用凹部に、着脱可能なフイラキヤツプ
    を備えた注入口が配設され、 車室からの操作によつて前記フイラリツドを開
    放させるオープナ装置が設けられたフイラキヤツ
    プ装置において、 前記フイラリツドに、フイラキヤツプ自体と直
    接係脱可能なロツク部材を設け、 前記オープナ装置に、前記ロツク部材とフイラ
    キヤツプとの係合を解除させる解除部材を設けた
    ことを特徴とするフイラキヤツプ装置。
JP60126565A 1985-06-10 1985-06-10 フイラキヤツプ装置 Granted JPS61285123A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60126565A JPS61285123A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 フイラキヤツプ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60126565A JPS61285123A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 フイラキヤツプ装置

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Publication Number Publication Date
JPS61285123A JPS61285123A (ja) 1986-12-15
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ID=14938305

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JP60126565A Granted JPS61285123A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 フイラキヤツプ装置

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT213495Z2 (it) * 1986-12-30 1990-01-18 Alfa Romeo Spa Dispositivo di supporto per il bocchettone di indtroduzione del carburante per autoveicoli.
JPH0728357Y2 (ja) * 1988-05-13 1995-06-28 スズキ株式会社 フューエルリッドオープナ
JPH01177372U (ja) * 1988-06-06 1989-12-19

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JPS5427221B2 (ja) * 1975-07-04 1979-09-08

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