JPH09323555A - フューエルキャップ閉め忘れ防止装置 - Google Patents

フューエルキャップ閉め忘れ防止装置

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Publication number
JPH09323555A
JPH09323555A JP16837696A JP16837696A JPH09323555A JP H09323555 A JPH09323555 A JP H09323555A JP 16837696 A JP16837696 A JP 16837696A JP 16837696 A JP16837696 A JP 16837696A JP H09323555 A JPH09323555 A JP H09323555A
Authority
JP
Japan
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flap
striker
fuel
fuel cap
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP16837696A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Ueno
勉 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP16837696A priority Critical patent/JPH09323555A/ja
Publication of JPH09323555A publication Critical patent/JPH09323555A/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の燃料注入部において、燃料注入後にフ
ューエルキャップを閉めない限りフラップを全閉ロック
できないようにするフューエルキャップ閉め忘れ防止装
置を、できるだけ少ない部品数で且つ低コストで構成す
る。 【解決手段】 係合穴72を設けた係合部71を一端に
有し他端に腕部73を有するレバー形状のストライカ7
0をフラップ5に軸着し、スプリング80にて鎖線示の
ロック不可能位置に付勢し、燃料注入口3aをフューエ
ルキャップ4が閉めているときは、フラップ5の閉方向
回動にて腕部73の当接部74がフューエルキャップ4
に当たってストライカ70がロック可能位置まで回さ
れ、ロック機構6のロック部材6aが係合穴72に嵌入
して全閉ロック状態となるが、フューエルキャップ4を
閉め忘れていると、ストライカ70は鎖線示のロック不
可能位置のままとなり、ロックできないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両におけるフュ
ーエルキャップの閉め忘れ防止装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両の燃料注入部は、一般に図4に示す
ように、車体外板1に設けた開口部の内側に取付けられ
たフューエルソーサ2と、上記車体外板1の開口部を開
閉するフラップ5とからなり、フユーエルパイプ3が上
記フューエルソーサ2の中央部を貫通してその先端部が
フューエルソーサ2とフラップ5との間の空間内に突出
しており、フラップ5を開きフユーエルパイプ3先端の
燃料注入口に着脱自在に設けられたフューエルキャップ
4をはずしフユーエルパイプ3の燃料注入口に燃料注入
ガンを挿し込んで燃料の注入を行ない、燃料の注入が終
了するとフユーエルパイプ3の燃料注入口にフューエル
キャップ4をねじ込んでからフラップ5を閉じる、とい
う操作で燃料タンクへの燃料注入作業を行なうようにな
っている。図4において、6はフューエルソーサ2に取
付けられたロック機構、7はフラップ5の裏面に固着し
たストライカであり、フラップ5の全閉状態ではロック
機構6のロック部材6aがストライカ7の係合穴7aに
嵌入してロックしており、車室内のオープナハンドルを
操作するとケーブル6bを介してロック部材6aがスト
ライカ7の係合穴7aより引き出されてロックが解除さ
れ、フラップ5がスプリング8にて跳ね上げられて開
き、フラップ5を閉めるとロック部材6aがストライカ
7にて押し込まれながらフラップ全閉位置で係合穴7a
に嵌入係合してロック状態になるものである。
【0003】上記燃料注入作業の際、燃料注入を終えた
後、フューエルキャップ4を閉め忘れてフラップ5を閉
じてしまうことがあり、フラップ5が全閉ロック状態に
なるとフューエルキャップ4の閉め忘れになかなか気づ
きにくい、という不都合がある。そこで、このようなフ
ューエルキャップ4の閉め忘れを防止する装置が従来よ
り種々開発されている。
【0004】フューエルキャップの閉め忘れ防止手段と
しては、フューエルキャップを閉めていないとフラップ
が閉まらない構造にすることが有効であり、その一例と
して特開平5−254354号公報に開示された技術が
挙げられる。
【0005】この特開平5−254354号公報に開示
されたフューエルキャップ閉め忘れ防止装置は、フユー
エルパイプの燃料注入口部に近接して所定高さをもった
レバー形状の可倒式ストッパをフューエルソーサ上に回
動可能に軸着し、該可倒式ストッパは、フューエルキャ
ップが閉められていない時はスプリングの付勢力にて起
立状態に保持され、フューエルキャップを閉めると該フ
ューエルキャップのフランジにて倒された状態となるよ
う構成される。そして、フラップを開方向に付勢するね
じりコイルスプリングを設け、フラップの開閉動作時に
該ねじりコイルスプリングのコイル部が起立状態にある
可倒式ストッパの上端部に干渉する軌跡をとるよう構成
し、フューエルキャップを閉めていない状態ではフラッ
プを閉めようとしてもねじりコイルスプリングのコイル
部が起立状態にある可倒式ストッパに当たってフラップ
を閉めることができない、というものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のフューエル
キャップ閉め忘れ防止装置は、フューエルキャップをき
ちんと閉めてからでないとフラップを閉めることができ
ない、という点で効果的である。しかし、可倒式ストッ
パ,該可倒式ストッパの付勢用スプリング及びこれらを
フューエルソーサに取付けるためのブラケット等、フュ
ーエルキャップ閉め忘れ防止専用の部品数が多く、これ
らをフューエルソーサとフラップとの間の狭い空間に、
フラップ跳ね上げ用のねじりコイルスプリングのコイル
部の移動軌跡上に起立状態の可倒式ストッパの先端部が
位置するよう取付ける作業がなかなか面倒であり、部品
点数,コスト面及び組付作業性等の面で問題がある、と
いう課題を有している。
【0007】更に、狭い空間内にて可倒式ストッパがフ
ユーエルパイプの燃料注入口部に近接して直立してお
り、この直立している可倒式ストッパをスプリングの付
勢力に抗して倒しながらフューエルキャップを閉めなけ
ればならないので、直立している可倒式ストッパがフュ
ーエルキャップ締め込み作業の邪魔になる、という課題
をも有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、フラップの全
閉ロック用の部材であるストライカを、フラップ裏面部
に、ロック可能な第1の位置とロック不可能な第2の位
置との間を移動できるよう取付けると共に、該ストライ
カを該第2の位置に付勢するばね手段を設け、燃料注入
口がフューエルキャップで閉められているときは、フラ
ップの閉方向回動時ストライカ又はばね手段がフューエ
ルキャップに当たってストライカを上記第1の位置に移
動させて全閉ロック状態となり、フューエルキャップを
閉め忘れているときは、フラップを閉方向へ回動させて
もストライカは上記第2の位置から移動せず、フラップ
を全閉としてもロックされないようにしたものである。
このようにフラップを閉めてもロックされないことによ
り、フューエルキャップの閉め忘れを作業者に的確に認
知させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1及び2を参照して説明する。
【0010】図1において、1は車両の車体外板であ
り、該車体外板1に設けた開口部1aの内側にはフュー
エルソーサ2が固着され、上記開口部1aにはフラップ
5が開閉可能に設けられている。フユーエルパイプ3は
フューエルソーサ2のほぼ中央部を貫通してフューエル
ソーサ2とフラップ5との間の空間部に突出し、フユー
エルパイプ3先端の燃料注入口3aにはフューエルキャ
ップ4が締め込まれ、燃料注入に際しては、先ずフラッ
プ5を開いてフューエルキャップ4をはずし、燃料注入
口3aより例えば燃料注入ガンを挿入して燃料を注入
し、燃料注入が終了するとフューエルキャップ4を閉め
てフラップ5を閉める、という操作を行なうようになっ
ている。尚、図示は省略しているが、フューエルソーサ
2のほぼ中央部の貫通穴部2aと該貫通穴部2aを貫通
するフユーエルパイプ3のフランジ部3bとの間にはパ
ッキンが嵌着される。
【0011】6はフラップ5のロック機構であり、該ロ
ック機構6は、ロック機構本体に出没可能に嵌装支持さ
れ図示しないスプリングにより突出方向に付勢されたロ
ック部材6aを有しており、該ロック部材6aがストラ
イカ70の係合穴72に係合してフラップ5を全閉ロッ
ク状態とし、運転席部近傍に設けたオープナハンドル
(図示省略)を操作しケーブル6bを介してロック部材
6aをスプリングの付勢力に抗して引っ込めることによ
りロックが解除されるようになっている。尚、ロック機
構6のロックを解除する手段としては、上記のようなオ
ープナハンドルの操作による遠隔操作手段に限らず、例
えばキー操作によるロック解除手段等、従来より公知の
任意の手段が採用できる。
【0012】フラップ5は、その一端部分を支点51と
して回動(開閉)できるよう車体外板1の開口部1a周
辺部に取付けられる。該フラップ5の裏面には、上記ロ
ック機構6のロック部材6aに係合してフラップ5を全
閉ロック状態とするストライカが取付けられるが、本発
明ではそのストライカ自体にフューエルキャップ4の閉
め忘れ防止機能をもたせたことを特徴とするものであ
る。
【0013】即ち、本発明では、ストライカ70は、一
端部に上記ロック機構6のロック部材6aが嵌入係合す
る係合穴72をもった係合部71を有し、他端部にフュ
ーエルキャップ4の上面に当接する当接部74をもった
腕部73を有するほぼレバー形状に構成される。そし
て、該ストライカ70を、係合部71と腕部73との中
間部にてフラップ5の裏面に固設したブラケット52に
回動可能に軸着すると共に、該ストライカ70をフラッ
プ5に対し当接部74がフューエルキャップ4の上面に
当接する方向に付勢するスプリング80を設けた構造と
している。75はストッパ、53はバッファーである。
【0014】上記において、フラップ5の全閉ロック状
態では、図1の実線示のように、係合部71の係合穴7
2にロック機構6のロック部材6aが嵌入係合し、バッ
ファー53が車体外板1の開口部1a周縁の内側フラン
ジ1bに弾接し、且つフユーエルパイプ3の燃料注入口
3aに締め込まれたフューエルキャップ4の上面に腕部
73の当接部74が僅かな間隙δをもって近接対向した
状態となっている。
【0015】この状態では、スプリング80のバネ力
は、ストライカ70の軸着部を介してフラップ5を閉め
る方向つまりバッファー53を内側フランジ1bに押付
ける方向に作用し、全閉ロック状態でのフラップ5のが
たつきを防止すると共に、バッファー53の高さ調整に
てフラップ5の全閉ロック状態での高さを車体外板1と
段差が生じないよう簡単に調整でき、フラップ5の建付
け品質向上をはかることができる。
【0016】オープナハンドルを操作してロック部材6
aが係合穴72からはずれると、スプリング80のバネ
力にてストライカ70は図において反時計方向に間隙δ
分だけ回動して当接部74がフューエルキャップ4の上
面に当接し、以後はスプリング80のバネ力は、図2に
示すように、ストライカ70の軸着部を介してフラップ
5を開く方向に作用し、フラップ5を開方向に跳ね上げ
る。
【0017】フラップ5の全開状態では、ストライカ7
0は、図1の鎖線示のように、スプリング80のバネ力
にて、ストッパ75がフラップ5の裏面に当接した状態
にバネ保持される。
【0018】全開状態からフラップ5を閉めていくと、
途中で腕部73先端の当接部74がフューエルキャップ
4の上面に当接し、以後のフラップ5の閉方向回動に伴
ないストライカ70はスプリング80のバネ力に抗して
図の時計方向に回され、係合部71先端の傾斜カム面7
1aがロック部材6a先端上を摺接して該ロック部材6
aを押し込みながらフラップ5は全閉状態へと回動す
る。そして、バッファー53が内側フランジ1bに弾接
したフラップ5の全閉状態において、ストライカ70
は、その係合穴72の周縁部に形成した傾斜面72a上
にロック部材6aの先端が摺接したロック可能位置に至
る。すると、ロック部材6aの先端が突出方向の付勢力
Wにて上記傾斜部72a上を押すことにより、ストライ
カ70はスプリング80のバネ力に抗して図において時
計方向に回され、ロック部材6aは傾斜部72a上を摺
動しつつ係合穴72に嵌入係合して、図1の実線にて示
すような全閉ロック状態となる。この状態では、ロック
部材6aの先端が傾斜部72a上を摺動して係合穴72
に嵌入する間のストライカ70の時計方向回動にて、当
接部74はフューエルキャップ4の上面より間隙δだけ
離れた位置となり、前述したようにスプリング80のバ
ネ力がフラップ5を閉める方向に作用し、フラップ5の
がたつきが防止される。
【0019】フラップ5を閉める時、フユーエルパイプ
3の燃料注入口3aにフューエルキャップ4が締め込ま
れていなかったら、フラップ5を閉めていっても当接部
74が当接すべきフューエルキャップ4が存在しないの
で、フラップ閉作動の途中でストライカ70が図におい
て時計方向に回されず、バッファー53が内側フランジ
1bに当接した全閉状態となっても、図1の鎖線示のよ
うに、ストッパ75がフラップ5の裏面に当接した状態
にバネ保持されたままとなっており、ストライカ70の
この状態はロック部材6a先端が係合穴72の傾斜部7
2aより離間したロック不可能位置であり、いくらフラ
ップ5を閉めてもロックされない。
【0020】上記のように、フラップ5のストライカ7
0が、該フラップ5を閉めるとき、フューエルキャップ
4に干渉してロック可能位置に回動し、フューエルキャ
ップ4がなければ回動しないでロック不可能位置を保持
する構成としたことにより、燃料注入作業終了後のフュ
ーエルキャップ閉め忘れを、フラップ5を閉めてもロッ
クできないことで作業者に的確に認知させることができ
るものである。
【0021】又、上記のように、フラップ5の全閉ロッ
ク用の部品であるストライカ70をフューエルキャップ
閉め忘れ防止装置の主要部品として利用し、ストライカ
70をフラップ5に回動可能に取付け、該ストライカ7
0を一方向に付勢するスプリング80を設けただけの簡
単な構成で、フューエルキャップ閉め忘れ防止機能を実
現できるものであり、且つ該スプリング80は上述した
ようにロック機構6のロック解除時にフラップ5を開方
向に跳ね上げる機能をもっており、従来必要としたフラ
ップ跳ね上げ専用のスプリング(図4にて符号8で示す
スプリング)は不要となるので、部品点数の増加はな
く、組付け作業も簡単で、コスト的にも極めて有利であ
る。
【0022】更に、上記スプリング80は、ロック解除
時フラップ5を開方向に跳ね上げる機能をもつと共に、
フラップ5の全閉ロック状態では、ストライカ70の当
接部74がフューエルキャップ4からδだけ離れること
により、バネ力がフラップ5を閉める方向に作用し、全
閉ロック状態でのフラップ5のがたつきを防止し、該フ
ラップ5の建付け品質向上の機能を果たすものである。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態を図3を
参照して説明する。尚、図3において、図1,2と同一
の部品は同一の符号で表す。
【0024】図3に示す第2の実施の形態では、合成樹
脂等により一体成形されたストライカ270はフラップ
5への取付部に長手方向の長穴271を有し、フラップ
5の裏側にボルト276により図3において上下方向に
スライド可能に取付けられている。ストライカ270の
上部にはフラップ5の裏側からフラップ5閉時にフュー
エルキャップ4方向に突出する湾曲した板ばね状部28
0が一体に形成され、この板ばね状部280の上端部は
ボルト281によりフラップ5の裏面に固定されてい
る。該板ばね状部280はフラップ開放時にはほぼ山形
を保ち、ストライカ270はロック部材6aと係合しな
い位置に引き寄せられている。
【0025】そして、フューエルキャップ4が閉じられ
た状態で、フラップ5を閉じると、板ばね状部280の
湾曲部282がフューエルキャップ4に当接し、板ばね
状部280は伸ばされストライカ270はロック部材6
aと係合可能な位置に押し下げられ、ロック部材6aが
ストライカ270の係合穴272と係合してフラップ5
を全閉ロック状態とする。
【0026】フューエルキャップ4が閉じられていない
状態で、フラップ5を閉めると、板ばね状部280の湾
曲部282はフューエルキャップ4に当接しないので、
ストライカ270は押し下げられず、フラップ5を全閉
としてもロック部材6aの先端が係合穴272より離間
したロック不可能位置にあり、フラップ5を閉めてもロ
ックされない。
【0027】上記のように、フラップ5に取付けた板ば
ね状部280が、フラップ5を閉めたとき、フューエル
キャップ4に干渉してストライカ270をロック可能位
置にスライドさせ、フューエルキャップ4がなければス
トライカ270をロック不可能位置に保持する構成とし
たことにより、燃料注入作業後のフューエルキャップ4
の閉め忘れを、フラップ5を閉めてもロックできないこ
とで作業者に的確に認知させることができる。
【0028】上記図3の構成例では、板ばね状部とスト
ライカとを合成樹脂の一体成形にて構成した例を示して
いるが、板ばねとストライカとを別個に作成して組合せ
ることも可能であり、又金属製の板ばねやストライカを
用いることも可能である。
【0029】尚、図3において、8はロック機構6のロ
ックが解除されたときフラップ5を開方向に跳ね上げる
跳ね上げスプリング部である。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車両の燃
料注入部において、フラップの全閉ロック用に設けられ
るストライカとスプリングとを利用し、極めて簡単な構
成にてフューエルキャップを閉め忘れた状態ではフラッ
プを閉めてもロックできないようにすることにより、フ
ューエルキャップ閉め忘れの防止をはかる装置を提供す
ることができるもので、部品数が少なく組付けが簡単で
安価であり、且つフラップ全閉ロック時における該フラ
ップと車体外板との段差の調整を簡単に行なうことがで
き、フラップの建付け品質向上をはかることができるも
のであり、実用上多大の効果をもたらし得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す要部断面図で
ある。
【図2】図1に示す装置のフラップの開作動初期又は閉
作動後期の状態を示す要部断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す要部断面図で
ある。
【図4】車両の燃料注入口部の従来の構造例を示す要部
断面図である。
【符号の説明】 1 車体外板 1a 開口部 2 フューエルソーサ 3 フユーエルパイプ 3a 燃料注入口 4 フューエルキャップ 5 フラップ 6 ロック機構 6a ロック部材 70 ストライカ 71 係合部 72 係合穴 72a 傾斜部 73 腕部 74 当接部 80 スプリング 270 ストライカ 271 長穴 272 係合穴 280 板ばね状部 282 湾曲部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体外板に設けた開口部の内側にフユー
    エルパイプの燃料注入口が位置し、該燃料注入口は着脱
    可能に設けられたフューエルキャップにて閉められ、上
    記開口部を開閉するフラップが設けられ、該フラップの
    全閉状態にて該フラップに設けたストライカと係合して
    ロックするロック機構が車体側に設けられている車両の
    燃料注入部において、上記ストライカをフラップの裏面
    部に、上記ロック機構と係合可能な第1の位置と上記ロ
    ック機構と係合不可能な第2の位置との間で移動自在に
    設け、上記ロック機構が係合できないロック不可能位置
    に付勢するばね手段を設け、上記燃料注入口がフューエ
    ルキャップにて閉められている状態ではフラップの閉方
    向回動に伴ない該フューエルキャップに当接押圧されて
    該ストライカを上記第1の位置に移動させ、燃料注入口
    がフューエルキャップで閉められていない状態ではフラ
    ップを全閉とてもストライカが上記第2の位置に上記ば
    ね手段にてばね保持された状態を保つ動作手段を設けた
    ことを特徴とするフューエルキャップ閉め忘れ防止装
    置。
  2. 【請求項2】 車体外板に設けた開口部の内側にフユー
    エルパイプの燃料注入口が位置し、該燃料注入口は着脱
    可能なフューエルキャップにて閉められ、上記開口部を
    開閉するフラップが設けられ、該フラップの全閉状態に
    て該フラップに設けたストライカと係合してロックする
    ロック機構が車体側に設けられている車両の燃料注入部
    において、上記ストライカをフラップの裏面部に回動可
    能に取付けると共に、該ストライカを上記ロック機構が
    係合できないロック不可能位置に付勢するスプリングを
    設け、上記燃料注入口がフューエルキャップにて閉めら
    れている状態ではフラップの閉方向回動に伴ないストラ
    イカがフューエルキャップに当接押圧されて上記スプリ
    ングの付勢力に抗して回されフラップの全閉状態にて上
    記ロック機構が係合できるロック可能位置となり、燃料
    注入口がフューエルキャップで閉められていない状態で
    はフラップを全閉してもストライカがロック不可能位置
    に上記スプリングにてばね保持されたままの状態となる
    よう構成したことを特徴とするフューエルキャップ閉め
    忘れ防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のフューエルキャップ閉
    め忘れ防止装置において、ストライカは、ロック機構の
    ロック部材が嵌入係合する係合穴をもった係合部を一端
    部に有し他端部にフューエルキャップに当接する当接部
    をもった腕部を有するほぼレバー形状に構成され、該係
    合部と腕部との中間部にてフラップの裏面に回動可能に
    軸着され、フラップの開放状態では上記ストライカはス
    プリングにて上記係合部がフラップの裏面部に当接する
    ロック不可能位置にバネ保持され、フラップを閉方向に
    回動させると、その回動にて腕部の当接部が燃料注入口
    を閉めているフューエルキャップに当たってストライカ
    がロック可能位置まで回され、フラップの全閉位置でロ
    ック機構のロック部材が係合穴に嵌入係合する構造とな
    っていることを特徴とするフューエルキャップ閉め忘れ
    防止装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のフューエルキャップ閉
    め忘れ防止装置において、ストライカの係合部に設けら
    れる係合穴の周縁部には、傾斜部が形成されており、フ
    ラップ全閉位置にて、ロック可能位置にあるストライカ
    の上記傾斜部にロック機構のロック部材が当接してこれ
    を押圧し、該ロック部材が傾斜部を押圧することにより
    ストライカをスプリングのバネ力に抗して回動させつつ
    該ロック部材が係合穴に嵌入係合し、このストライカの
    回動にて当接部が上記フューエルキャップより離れた状
    態となることを特徴とするフューエルキャップ閉め忘れ
    防止装置。
  5. 【請求項5】 車体外板に設けた開口部の内側にフユー
    エルパイプの燃料注入口が位置し、該燃料注入口は着脱
    可能に設けられたフューエルキャップが所定位置に固定
    されることにより閉められ、上記開口部を開閉するフラ
    ップが設けられ、該フラップの全閉状態にて該フラップ
    に設けたストライカと係合してロックするロック機構が
    車体側に設けられている車両の燃料注入部において、上
    記ストライカをフラップの裏面部にスライド可能に取付
    けると共に、該ストライカを上記ロック機構が係合でき
    ないロック不可能位置に付勢するスプリングを設け、フ
    ューエルキャップが上記所定位置に固定されている状態
    ではフラップの閉方向回動に伴ない上記スプリングがフ
    ューエルキャップに当接押圧されて付勢力に抗してスト
    ライカを上記ロック機構が係合できるロック可能位置に
    移動させ、燃料注入口がフューエルキャップで閉められ
    ていない状態ではフラップを全閉してもストライカがロ
    ック不可能位置に上記スプリングにてばね保持された状
    態を保つことを特徴とするフューエルキャップ閉め忘れ
    防止装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のフューエルキャップ閉
    め忘れ防止装置において、ストライカは、ロック機構の
    ロック部材が嵌入係合する係合穴をもった係合部を一端
    部に有し、上記スプリングは、一端部が該ストライカに
    結合され他端部がフラップに固定され中間部にほぼ山形
    をなす湾曲部を有する板ばねにて構成され、上記湾曲部
    の頂部はフューエルキャップが上記所定位置に固定され
    たフラップ全閉時にフューエルキャップに当接し、上記
    スプリングが長手方向に伸ばされ上記ストライカをロッ
    ク可能位置に移動させることを特徴とするフューエルキ
    ャップ閉め忘れ防止装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100435596B1 (ko) * 2001-09-18 2004-06-09 기아자동차주식회사 자동차의 필러 리드
CN103395364A (zh) * 2008-02-22 2013-11-20 本田技研工业株式会社 用于车辆的燃料加注管开口的盖结构
US9067489B2 (en) 2007-10-09 2015-06-30 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. System and method of preventing inadvertent check engine telltale

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