JP2873652B2 - 車両の燃料注入口装置 - Google Patents
車両の燃料注入口装置Info
- Publication number
- JP2873652B2 JP2873652B2 JP7527393A JP7527393A JP2873652B2 JP 2873652 B2 JP2873652 B2 JP 2873652B2 JP 7527393 A JP7527393 A JP 7527393A JP 7527393 A JP7527393 A JP 7527393A JP 2873652 B2 JP2873652 B2 JP 2873652B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- box
- lock lever
- locking hole
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の燃料注入口装置
に係り、詳しくは、フューエルパイプの開口端を覆うキ
ャップの着脱操作性に優れた簡潔構成の燃料注入口装置
に関するものである。
に係り、詳しくは、フューエルパイプの開口端を覆うキ
ャップの着脱操作性に優れた簡潔構成の燃料注入口装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車体に取り付けたボックスでフューエル
パイプの開口端を覆うキャップの取り付け空間を形成す
るようにした車両においては、前記ボックスを覆うリッ
ドを開閉してキャップを着脱するようにしている。この
ようにボックスを覆うリッドを閉止状態に固定するため
に、従来では例えば図4に示したように、車体Aに取り
付けたボックスBの開口縁内面にロックプレートCをリ
ベットDで固定し、リッドEの裏面に取り付けたロック
レバーFをロックプレートCに対してキーシリンダGで
係脱回動操作できるようにしていた。Hは座金、Iはフ
ューエルパイプ、Jはキャップであり、常時はリッドE
を閉じてキャップJの表面を覆い、図示しない燃料タン
クに燃料を補給する時にリッドEを開けてキャップJを
取り外すことができるようにしている。
パイプの開口端を覆うキャップの取り付け空間を形成す
るようにした車両においては、前記ボックスを覆うリッ
ドを開閉してキャップを着脱するようにしている。この
ようにボックスを覆うリッドを閉止状態に固定するため
に、従来では例えば図4に示したように、車体Aに取り
付けたボックスBの開口縁内面にロックプレートCをリ
ベットDで固定し、リッドEの裏面に取り付けたロック
レバーFをロックプレートCに対してキーシリンダGで
係脱回動操作できるようにしていた。Hは座金、Iはフ
ューエルパイプ、Jはキャップであり、常時はリッドE
を閉じてキャップJの表面を覆い、図示しない燃料タン
クに燃料を補給する時にリッドEを開けてキャップJを
取り外すことができるようにしている。
【0003】しかしながら、このような従来例において
は、ボックスBにリベットDおよび座金Hを用いてロッ
クプレートCを固定する必要性があるために、燃料注入
口装置を構成するに必要な部品点数が増加し、しかも、
ボックスBの内面にロックプレートCが突起物として存
在してしまうために、リッドEを開けた場合の見栄えが
悪く、あるいは、ロックプレートCが邪魔になってキャ
ップJの着脱操作性が悪化するという不具合がある。
は、ボックスBにリベットDおよび座金Hを用いてロッ
クプレートCを固定する必要性があるために、燃料注入
口装置を構成するに必要な部品点数が増加し、しかも、
ボックスBの内面にロックプレートCが突起物として存
在してしまうために、リッドEを開けた場合の見栄えが
悪く、あるいは、ロックプレートCが邪魔になってキャ
ップJの着脱操作性が悪化するという不具合がある。
【0004】なお、実開昭62−108030号公報あ
るいは実開昭63−180324号公報などに見られる
ように、ボックスに設けたピンをリッドの内面に設けた
ロックステーに係脱させるようにした場合は、リッドと
車体側の隙間から棒などを挿入してピンを離脱操作でき
るために、いたずらなどによるリッドの開放を確実に防
止できないという不具合があった。
るいは実開昭63−180324号公報などに見られる
ように、ボックスに設けたピンをリッドの内面に設けた
ロックステーに係脱させるようにした場合は、リッドと
車体側の隙間から棒などを挿入してピンを離脱操作でき
るために、いたずらなどによるリッドの開放を確実に防
止できないという不具合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の不
具合を解決するためになされたものであり、構成部品点
数を削減して組付け工数を低減できるとともに、リッド
を開けた場合の見栄えに優れ、しかも、いたずらによる
リッドの開放操作を予防できる燃料注入口装置を提供す
ることを課題としている。
具合を解決するためになされたものであり、構成部品点
数を削減して組付け工数を低減できるとともに、リッド
を開けた場合の見栄えに優れ、しかも、いたずらによる
リッドの開放操作を予防できる燃料注入口装置を提供す
ることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、フューエルパイプの開口端を覆うキャップ
の取付空間を形成するボックスを車体に固定する一方、
該ボックスを開閉自在に覆うリッドを設けている。ま
た、前記ボックスの内周面に凹入形成した係止孔に突入
係合してリッドを閉鎖保持させるロックレバーを該リッ
ドの裏面に設けるとともに、前記ロックレバーをリッド
の表面側から離脱回動操作するキーシリンダを設けたこ
とを特徴としている。
に本発明は、フューエルパイプの開口端を覆うキャップ
の取付空間を形成するボックスを車体に固定する一方、
該ボックスを開閉自在に覆うリッドを設けている。ま
た、前記ボックスの内周面に凹入形成した係止孔に突入
係合してリッドを閉鎖保持させるロックレバーを該リッ
ドの裏面に設けるとともに、前記ロックレバーをリッド
の表面側から離脱回動操作するキーシリンダを設けたこ
とを特徴としている。
【0007】
【作用】リッドの裏面に設けられているロックレバー
は、常時は係止孔に突入係合してリッドを閉鎖保持させ
ている。ところが、リッドの表面側からのキー操作によ
って係止孔から離脱回動操作されるために、リッドを容
易に開閉操作することができる。また、リッドによって
覆われるボックスの内周面にロックレバーが突入係合す
る係止孔を設けてボックス内から突出物を排除している
ために、リッドを開けた場合の見栄えが改善されるとと
もに、キャップの着脱操作性が確保される。
は、常時は係止孔に突入係合してリッドを閉鎖保持させ
ている。ところが、リッドの表面側からのキー操作によ
って係止孔から離脱回動操作されるために、リッドを容
易に開閉操作することができる。また、リッドによって
覆われるボックスの内周面にロックレバーが突入係合す
る係止孔を設けてボックス内から突出物を排除している
ために、リッドを開けた場合の見栄えが改善されるとと
もに、キャップの着脱操作性が確保される。
【0008】さらに、前記のようにボックスの内周面に
設けた係止孔にロックレバーを突入係合させてリッドを
閉鎖保持させるようにしているために、リッドと車体の
隙間から棒などを差し込んだとしてもロックレバーを係
止孔から離脱させることができない。このために、いた
ずらによるリッドの開放操作などを確実に予防すること
ができる。
設けた係止孔にロックレバーを突入係合させてリッドを
閉鎖保持させるようにしているために、リッドと車体の
隙間から棒などを差し込んだとしてもロックレバーを係
止孔から離脱させることができない。このために、いた
ずらによるリッドの開放操作などを確実に予防すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明に係る燃料注入口装置に用い
られるボックスの一実施例を示す斜視図、図2は図1の
X−X断面図、図3は図1のY−Y断面図である。これ
らの図において、燃料タンク(図示省略)に設けたフュ
ーエルパイプ1の先端に装着したキャップ2の取付スペ
ースを形成するボックス3は、従来同様に硬質の合成樹
脂材料などで構成されて車体4に取り付けられており、
このボックス3の開口部を開閉自在に覆うリッド5を設
けている。
に説明する。図1は本発明に係る燃料注入口装置に用い
られるボックスの一実施例を示す斜視図、図2は図1の
X−X断面図、図3は図1のY−Y断面図である。これ
らの図において、燃料タンク(図示省略)に設けたフュ
ーエルパイプ1の先端に装着したキャップ2の取付スペ
ースを形成するボックス3は、従来同様に硬質の合成樹
脂材料などで構成されて車体4に取り付けられており、
このボックス3の開口部を開閉自在に覆うリッド5を設
けている。
【0010】リッド5にはキーシリンダ6を取り付けて
おり、このキーシリンダ6の先端にロックレバー7を設
けている。キーシリンダ6は、リッド5の表面から差し
込んだキー(図示省略)によって回動操作されてロック
レバー7を係止孔8から離脱回動させる。
おり、このキーシリンダ6の先端にロックレバー7を設
けている。キーシリンダ6は、リッド5の表面から差し
込んだキー(図示省略)によって回動操作されてロック
レバー7を係止孔8から離脱回動させる。
【0011】係止孔8は、リッド5によって覆われるボ
ックス3の内周面に凹入形成されており、この係止孔8
に前記ロックレバー7を突入係合させることにより、リ
ッド5を閉鎖保持できるようにしている。また、前記ロ
ックレバー7は図示しないスプリングによって図2ある
いは図3に示した係合位置に揺動付勢されている。そし
て、ボックス3の内周面に円弧状の案内面9を形成する
ことにより、リッド5を閉じるにつれてロックレバー7
が案内面9によって係止孔8の開口部まで押し寄せ移動
され、リッド5が確実に閉じられた時点でスプリングに
よる揺動作用で係止孔8に自動的に突入係合するように
している。
ックス3の内周面に凹入形成されており、この係止孔8
に前記ロックレバー7を突入係合させることにより、リ
ッド5を閉鎖保持できるようにしている。また、前記ロ
ックレバー7は図示しないスプリングによって図2ある
いは図3に示した係合位置に揺動付勢されている。そし
て、ボックス3の内周面に円弧状の案内面9を形成する
ことにより、リッド5を閉じるにつれてロックレバー7
が案内面9によって係止孔8の開口部まで押し寄せ移動
され、リッド5が確実に閉じられた時点でスプリングに
よる揺動作用で係止孔8に自動的に突入係合するように
している。
【0012】すなわち、リッド5によって覆われたボッ
クス3の内周面に設けた係止孔8にロックレバー7を突
入係合させるようにしてボックス3内から突出物を排除
している。このために、ボックス3の内周面にロックプ
レートなどを取り付ける必要性がなく、部品点数および
組付け工数を削減できる。また、ボックス3の内面に突
出物が存在しないために、リッド5を開けた場合の見栄
えが向上するとともに、キャップ2の着脱操作性も改善
される。
クス3の内周面に設けた係止孔8にロックレバー7を突
入係合させるようにしてボックス3内から突出物を排除
している。このために、ボックス3の内周面にロックプ
レートなどを取り付ける必要性がなく、部品点数および
組付け工数を削減できる。また、ボックス3の内面に突
出物が存在しないために、リッド5を開けた場合の見栄
えが向上するとともに、キャップ2の着脱操作性も改善
される。
【0013】さらに、ボックス3の内周面に設けた係止
孔8にロックレバー7を突入係合させてリッド5を閉鎖
保持させるようにしているために、リッド5と車体4の
隙間から棒などを差し込んだとしてもロックレバー7を
係止孔8から離脱させることができない。このために、
いたずらによるリッド5の開放操作などを予防すること
もできる。
孔8にロックレバー7を突入係合させてリッド5を閉鎖
保持させるようにしているために、リッド5と車体4の
隙間から棒などを差し込んだとしてもロックレバー7を
係止孔8から離脱させることができない。このために、
いたずらによるリッド5の開放操作などを予防すること
もできる。
【0014】なお、実施例においては係止孔8の上方
(手前側)に案内面9を設けるとともに、ロックレバー
7を図示の係合位置に向って揺動保持させるスプリング
を設けることにより、リッド5を閉じるとロックレバー
7が係止孔8に自動的に突入係合するとともに、キーシ
リンダ6に図示しないキーを差し込んでロックレバー7
を係止孔8から脱出回動させるようにしているが、係脱
いずれの方向にもキーシリンダ6でロックレバー7を回
動操作するようにすることもできる。
(手前側)に案内面9を設けるとともに、ロックレバー
7を図示の係合位置に向って揺動保持させるスプリング
を設けることにより、リッド5を閉じるとロックレバー
7が係止孔8に自動的に突入係合するとともに、キーシ
リンダ6に図示しないキーを差し込んでロックレバー7
を係止孔8から脱出回動させるようにしているが、係脱
いずれの方向にもキーシリンダ6でロックレバー7を回
動操作するようにすることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、ボックスの内周面に突出物を設ける必要性がな
いために、リッドを開けた場合の見栄えを改善できると
ともに、キャップの着脱操作性を改善することができ、
部品点数および組付け工数を削減することができる。ま
た、ボックスの内周面に設けた係止孔にロックレバーを
突入係合させてリッドを閉鎖保持させるようにしている
ために、リッドと車体の隙間から棒などを差し込んだと
しても係止孔からロックレバーを離脱させることができ
ず、いたずらによるリッドの開放操作などを予防するこ
ともできる。
よれば、ボックスの内周面に突出物を設ける必要性がな
いために、リッドを開けた場合の見栄えを改善できると
ともに、キャップの着脱操作性を改善することができ、
部品点数および組付け工数を削減することができる。ま
た、ボックスの内周面に設けた係止孔にロックレバーを
突入係合させてリッドを閉鎖保持させるようにしている
ために、リッドと車体の隙間から棒などを差し込んだと
しても係止孔からロックレバーを離脱させることができ
ず、いたずらによるリッドの開放操作などを予防するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料注入口装置に用いられるボッ
クスの一実施例を示す斜視図である。
クスの一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】図1のY−Y断面図である。
【図4】燃料注入口装置の従来例を示す断面図である。
1 フューエルパイプ 2 キャップ 3 ボックス 4 車体 5 リッド 6 キーシリンダ 7 ロックレバー 8 係止孔 9 案内面
Claims (1)
- 【請求項1】 車体に固定されてフューエルパイプの開
口端を覆うキャップの取付空間を形成するボックスと、
該ボックスを開閉自在に覆うリッドを備え、前記ボック
スの内周面に凹入形成した係止孔に突入係合してリッド
を閉鎖保持させるロックレバーを該リッドの裏面に設け
るとともに、前記ロックレバーをリッドの表面側から離
脱回動操作するキーシリンダを設けたことを特徴とする
車両の燃料注入口装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7527393A JP2873652B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 車両の燃料注入口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7527393A JP2873652B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 車両の燃料注入口装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06257341A JPH06257341A (ja) | 1994-09-13 |
JP2873652B2 true JP2873652B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=13571465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7527393A Expired - Fee Related JP2873652B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 車両の燃料注入口装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2873652B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP7527393A patent/JP2873652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06257341A (ja) | 1994-09-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |