JP2827150B2 - ドアロック装置 - Google Patents

ドアロック装置

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JP2827150B2
JP2827150B2 JP29955093A JP29955093A JP2827150B2 JP 2827150 B2 JP2827150 B2 JP 2827150B2 JP 29955093 A JP29955093 A JP 29955093A JP 29955093 A JP29955093 A JP 29955093A JP 2827150 B2 JP2827150 B2 JP 2827150B2
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達之 高石
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロッキングプレート
に、ボディに穿設された長孔を貫通して、ボディ裏面に
設けられた操作機構部側に突出して、操作機構部に連結
される係合ピンを植設してなるドアロック装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のドアに装着されるドアロ
ック装置は、例えば、図5に示すように、合成樹脂製の
ボディ(101)に、車体側に固着されるストライカに係脱
可能なラッチと、ラッチに係合することによりラッチを
噛合位置に拘束して、ドアを閉鎖位置にロックするロッ
キングプレート(102)とからなる噛み合い機構を収納す
るとともに、ロッキングプレート(102)の端部に係合ピ
ン(103)を植設し、この係合ピン(103)をボディ(101)に
穿設された長孔(104)及びベースプレート(105)に穿設さ
れた長孔(105a)を貫通させ、ボディ(101)の裏面側に固
定されたベースプレート(105)に設けられた操作機構部
側に突出させて、ロッキングプレート(102)と操作機構
部とを連結していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のドアロック装置は、ドア上端の開口からド
ア内に侵入した雨水等が、ボディ(101)の上端の、ボデ
ィ(101)の裏面とベースプレート(105)との間の隙間(S)
から浸透し、ボディ(101)の裏面を伝わって長孔(104)に
向かって流れ落ち、長孔(104)からボディ(101)内に入り
込み、その雨水がストライカを伝わって車内側に進入す
るおそれがある。
【0004】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、シール部材等を使用することなく、ボ
ディ内への雨水の侵入を防止し得るようにしたドアロッ
ク装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の装置は、ボディに、ストライカに係脱可能
なラッチ及びラッチに係脱可能なロッキングプレートを
設けるとともに、ロッキングプレートに、ボディに穿設
された長孔を貫通して、ボディ裏面に設けられた操作機
構部側に突出して、操作機構部に連結される係合ピンを
植設してなるドアロック装置において、長孔の周縁に操
作機構部側に向けて突出する突条部を形成したことを特
徴としている。
【0006】
【作用】ボディには、外周に操作機構部側に向けて突出
した突条部が形成された長孔が穿設されている。長孔に
は、ボディの裏面に設けられる操作機構部に連結される
ロッキングプレートに植設された係合ピンが移動可能に
貫通している。ボディの裏面に沿って流れ落ちて来た雨
水は、突条部に阻止され、長孔からのボディ内への雨水
の侵入が阻止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、添付図面に基づ
いて説明する。(1)は、自動車のドア側に装着される合
成樹脂材料で形成された箱状のボディで、図4に示すよ
うに凹部(1a)のほぼ上下方向の中央には、車体側に固
着されたストライカ(2)が進入可能な案内溝(1b)が形
成されるとともに、案内溝(1b)の上方には、外周に裏
面側に向けて突出した突条部(3a)が形成された円弧状
の長孔(3)が穿設されている。ボディ(1)の表面には、
凹部(1a)の開口を閉塞するカバープレート(8)が固着
され、裏面には、種々のレバーを備える操作機構部が設
けられたベースプレート(9)が固着されている。ベース
プレート(9)のボディ(1)の長孔(3)に重合する部分に
は、長孔(3)の突条部(3a)が内嵌し、かつ、長孔(3)
より一回り大きな長孔(10)が穿設されている。ボディ
(1)の突条部(3a)の高さは、図3に示すように、ベー
スプレート(9)の板厚より若干高くするのが好ましい
が、ベースプレート(9)の板厚とほぼ同一か又は若干低
くしてもよい。
【0008】(16)は、ボディ(1)の外周に固着されたシ
ール部材で、ボディ(1)がドアの取付面に取り付けられ
た際に、ドアの取付面に密接することによりボディ(1)
とドアの取付面との間からの雨水の侵入を阻止する。ボ
ディ(1)の凹部(1a)には、先端がベースプレート(9)
に螺合したボルト(4)により枢着されたラッチ(5)と、
軸(6)により枢着され、先端にラッチ(5)の各係合部
(5a)(5b)に係脱可能な爪部(7a)を有するロッキング
プレート(7)が収納されている。
【0009】ラッチ(5)は、案内溝(1b)に重合する部
分に、案内溝(1b)に進入したストライカ(2)と係合可
能な二股状の係合溝(5c)が形成されて、図4に示すよ
うにストライカ(2)と係合した噛合位置と、噛合位置か
ら時計方向に回動してストライカ(2)と離脱した解除位
置との間を回動可能であって、ボルト(4)の廻りに巻装
されたスプリング(11)により、常時時計方向に向けて付
勢されている。また、ラッチ(5)の係合溝(5c)の両側
には、ロッキングプレート(7)の爪部(7a)が係合可能
な第1係合部(5a)及び2係合部(5b)を有するととも
に、第2係合部(5b)を除く全面が合成樹脂部材で被覆
されている。
【0010】ロッキングプレート(7)は、爪部(7a)を
除く全面が合成樹脂材料(13)で被覆されるとともに、ス
プリング(12)により図4において時計方向に付勢され、
爪部(7a)の近傍には、金属製の係合ピン(7b)が植設さ
れ、爪部(7a)が図4に示すように、ラッチ(7)の第1
係合部(5a)または第2係合部(5b)の何れかに係合し
て、ラッチ(7)の解除方向への回動を阻止し、ドアを閉
鎖位置に拘束する係合位置と、スプリング(12)の付勢力
に抗して反時計方向に回動して各係合部(5a)(5b)から
離脱してラッチ(5)とストライカ(2)との噛合を解除す
る解除位置に移動可能である。被覆部材(13)はロッキン
グプレート(7)の略全面を被覆するとともに、係合ピン
(7b)をも連続して被覆している。
【0011】係合ピン(7b)は、ボディ(1)及びベース
プレート(9)の長孔(3)(10)を介してボディの(1)の裏
面の操作機構部側に突出し、ベースプレート(9)に軸(1
4)により枢着され、ドアの車内外に設けられたドアハン
ドルに連結された操作機構部の一部をなすオープンレバ
ー(15)の孔部(15a)に係合して、オープンレバー(15)が
ドアハンドルの操作により時計方向に回動し、係合ピン
(7b)が各長孔(3)(10)内を上方に向けて移動してロッ
キングプレート(7)が解除方向に回動することにより、
爪部(7a)がラッチ(5)の各係合部(5a)(5b)から離脱
する。係合ピン(7b)が合成樹脂材料(13)で被覆されて
いるので、ロッキングプレート(7)とオープンレバー(1
4)との係合部位から発生する当接音を緩和することがで
きる。ボディ(1)に穿設された長孔(3)の廻りに突設さ
れた突条部(3a)は、略ベースプレート(9)の板厚分だ
け隆起し、かつ、ベースプレート(9)の長孔(10)の内縁
との間に隙間(10a)を形成している。
【0012】ベースプレート(9)とボディ(1)の裏面と
の間に、ボディ(1)上部の隙間(S)から雨水が侵入して
も、雨水は、ボディ(1)の裏面を伝わって下方に流れ落
ち、突条部(3a)の廻りを通ってボディの下端から落下
するので、長孔(3)からのボディ(1)の凹部(1a)への
雨水侵入が阻止される。また、ベースプレート(9)の表
面を伝わって流れ落ちて来た雨水は、隙間(10a)に流れ
落ちるので、長孔(3)からボディ(1)内部に直接侵入す
ることはない。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は、ボディの長孔周
縁に操作機構部側に向けて突出する突条部を形成して、
ボディの裏面側に沿って流れ落ちて来た雨水のボディ内
部への侵入を突条部で阻止するので、シール部材等を使
用することなく長孔からのボディ内部への雨水の侵入を
阻止することができる。
【0014】また、請求項3記載の発明のように、突条
部の外周とベースプレートの内縁との間に隙間を設けれ
ば、ベースプレートの表面を伝わって流れ落ちて来た雨
水は、この隙間に流れ落ちるので、長孔からボディ内部
に直接侵入することはなくなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のドアロック装置の背面図で
ある。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】要部の拡大断面図である。
【図4】ドアロック装置の内部を示す正面図である。
【図5】従来のドアロック装置の横断面図である。
【符号の説明】
(1)ボディ (3)長孔 (3a)突条部 (5)ラッチ (7)ロッキングプレート (7b)係合ピン (8)カバープレート (9)ベースプレート (10)長孔 (13)合成樹脂材料 (15)オープンレバー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディに、ストライカに係脱可能なラッ
    チ及びラッチに係脱可能なロッキングプレートを設ける
    とともに、ロッキングプレートに、ボディに穿設された
    長孔を貫通して、ボディ裏面に設けられた操作機構部側
    に突出して、操作機構部に連結される係合ピンを植設し
    てなるドアロック装置において、長孔の周縁に操作機構
    部側に向けて突出する突条部を形成したことを特徴とす
    るドアロック装置。
  2. 【請求項2】 操作機構部をボディ裏面に固定されるベ
    ースプレートに設けるとともに、ベースプレートに突条
    部が内嵌する長孔を穿設したことを特徴とする請求項1
    記載のドアロック装置。
  3. 【請求項3】 突条部の外周とベースプレートの内縁と
    の間に隙間を設けたことを特徴とする請求項2記載のド
    アロック装置。
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