JP2511429Y2 - 車両のフ―ドロック構造 - Google Patents

車両のフ―ドロック構造

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JP2511429Y2
JP2511429Y2 JP8768290U JP8768290U JP2511429Y2 JP 2511429 Y2 JP2511429 Y2 JP 2511429Y2 JP 8768290 U JP8768290 U JP 8768290U JP 8768290 U JP8768290 U JP 8768290U JP 2511429 Y2 JP2511429 Y2 JP 2511429Y2
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繁治 横山
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジンルームのフードを閉止状態に保持
する車両のフードロック構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば実開昭60-115779号公報に示されるよう
に、エンジンルームの前端部に配設されてラジエータの
上端部を保持するシュラウドアッパにフードロック本体
を取付け、このフードロック本体によってフードのスト
ライカを係止してフードを閉止状態に保持するようにし
た車両のフードロック構造が知られている。すなわち、
下端部が開口した断面コ字状に形成されたシュラウドア
ッパの前面に、上記フードロック本体を取付けボルトに
よって固着している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のようにシュラウドアッパの前面にフードロック
本体を取付けた場合には、エンジンルームのフードを開
放した場合に、上記フードロック本体が露出し、外観が
悪いとともに、埃や雨水等が上記フードロック本体に付
着し易いという問題があり、しかも車外から挿入された
工具によって上記フードロック本体のラッチ部と、フー
ドのストライカとの係合状態が解除されて自動車部品が
盗まれる虞がある。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたもの
であり、エンジンルームのフードをロック状態に保持す
るフードロック本体が露出するのを防止して外観を向上
させることができるとともに、フードロック本体に埃等
が付着するのを防止することができ、しかも車外から挿
入された工具によって上記フードのロック状態が解除さ
れるのを効果的に防止することができる車両のフードロ
ック構造を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、エンジンルームの上面を覆うフードの先端
部に取付けられたストライカと、このストライカを係止
して上記フードを閉止状態に保持するフードロック本体
とを備えた車両のフードロック構造において、車幅方向
に伸びるシュラウドアッパの前壁部と後壁部との間に上
記フードロック本体を配設するとともに、このフードロ
ック本体のラッチ部をシュラウドアッパの上壁部に設け
た開口部から上方に突出させ、かつ上記シュラウドアッ
パの上壁部と上記フードの先端部との間に、上記開口部
を囲繞するシール部材を設けたものである。
〔作用〕
上記構成の本考案によれば、フードロック本体がシュ
ラウドアッパの内部に収容されることによってエンジン
ルーム内に露出することが防止され、かつフードロック
本体のラッチ部が上記シュラウドアッパの開口部から上
方に突出することにより、フードのストライカとの係脱
操作が可能となる。そして上記開口部をシール部材で囲
繞してシールすることにより、シュラウドアッパの上壁
部と、フードの先端部との間から進入した埃や雨水等が
上記開口部からフードロック本体の内部に進入するのを
防止することができる。
〔実施例〕
第1図および第2図は、本考案に係る車両のフードロ
ック構造の実施例を示している。このフードロック構造
は、車体の前端部上方において車幅方向に伸びるシュラ
ウドアッパ1と、このシュラウドアッパ1に取付けられ
たフードロック本体2と、エンジンルームの上面を覆う
フード3の先端部下面に取付けられたストライカ4とを
備えている。上記シュラウドアッパ1は、前壁部5と上
壁部6と後壁部7とを有し、下面が開口した断面コ字状
に形成されている。また、上記シュラウドアッパ1の前
壁部5には、第3図に示すように車幅方向中央部が下方
に延長されることによってフードロック本体2の取付け
部8が形成され、かつ上壁部6の中央部には、後述する
フードロック本体2のラッチ部9に対応する大きさの開
口部10が形成されている。
上記フードロック本体2は、上端部にストライカ導入
用の切欠き11が形成されたベースプレート12と、このベ
ースプレート12に支持軸13aを中心に揺動自在に支持さ
れたロックレバー13と、このロックレバー13をロック解
除方向に付勢する引張りばね14と、この引張りばね14の
付勢力に抗して上記ロックレバー13をロック位置に保持
する係止レバー15と、この係止レバー15を揺動自在に支
持する支持軸15aと、この支持軸15aを中心に上記係止レ
バー15を図の時計方向に付勢して係止位置に保持させる
引張りばね16とを有している。そして上記フードロック
本体2は、シュラウドアッパ1の前壁部5と後壁部7と
の間に配設されるとともに、ベースプレート12の上部と
ロックレバー13の先端部とからなるラッチ部9が上記シ
ュラウドアッパ1の開口部10から上方に突出した状態
で、シュラウドアッパ1の取付け部8の裏面にボルト17
によって取付けられている。また、上記フード3の先端
部下面には、合成ゴム等からなるシール部材18が取付け
られ、このシール部材18がフード3の閉止時にシュラウ
ドアッパ1の上壁部6に当接して上記開口部10を囲繞す
るように構成されている。
上記構成において、フード3を開放位置からその先端
部を下降させて閉止位置に移行させると、ストライカ導
入用の切欠き11の下方に位置するロックレバー13のロク
溝内に、フード3のストライカ4が挿入された後、この
ストライカ4に押されてロックレバー13が回転し、第2
図に示すロック位置に移動する。そして上記ロックレバ
ー13の凹部と、係止レバー15の突部とが相係合されるこ
とにより、上記ストライカ4およびロックレバー13がロ
ック位置に係止されてフード3が上記閉止位置に保持さ
れる。また、上記フード3の閉止状態では、上記シール
部材18の下端部がシュラウドアッパの上壁部6に圧接さ
れ、このシール部材18によって上記開口部10がシールさ
れることになる。
そして図外の解除レバーによってケーブル19を引張
り、上記引張りばね16の付勢力に抗して上記係止レバー
15を係止解除方向に揺動操作すると、上記ロックレバー
13の凹部と、係止レバー15の突部との係合状態が解除さ
れ、ロックレバー13が上記係止レバー15による係止状態
から解放される。この結果、ロックレバー13が引張りば
ね16の付勢力によってロック解除方向に揺動変位し、ロ
ックレバー13によるストライカ4の係止状態が解除され
る。
上記のようにフードロック本体2をシュラウドアッパ
1の前壁部5と後壁部7との間に配設して上記取付け部
8に取付けるように構成したため、上記フードロック本
体2をシュラウドアッパ1によって隠蔽することができ
る。したがって、フード3の開放時に上記フードロック
本体2が露出するのを防止し、外観を向上させることが
できるとともに、車外から挿入された工具によってフー
ドロック本体2のロックレバー13もしくは係止レバー15
等が操作されるのを効果的に防止して自動車部品の盗難
を防ぐことができる。なお、上記フードロック本体2の
ラッチ部9をシュラウドアッパ1の開口部10から上方に
突出させた状態に設置しているため、上記ラッチ部9に
よってフード3のストライカ4を係止してフード3をロ
ック状態に保持することができる。
また、上記シュラウドアッパ1の上壁部6に形成され
た開口部10を、シュラウドアッパ1の上壁部6とフード
3の先端部との間において囲繞するシール部材18を設
け、このシール部材18によってフード3の閉止時に上記
開口部10をシールするように構成したため、シュラウド
アッパ1の上壁部6とフード3の先端部との間から進入
した埃や雨水等が、上記開口部10からフードロック本体
2の内部に進入するのを確実に阻止し、フードロック本
体2が汚損されたり、錆びたりするのを効果的に防止す
ることができる。
なお、上記実施例では、フード3の先端部下面にシー
ル部材18を取付けているが、フード3の閉止状態におい
て上記開口部10をシールするシール部材を、シュラウド
アッパ1の上壁部6に取付けた構造としてもよい。
また、第4図および第5図に示すように、シュラウド
アッパ1の上面に取付けられる基板20と、この基板20に
突設されて上記フードロック本体2のラッチ部9を覆う
突部21とからなるカバー22を設け、上記突部21を囲繞す
るシール部材18を上記基板20の上面に取付けた構造とし
てもよい。このように上記カバー22によって上記開口部
10の上方に突出したラッチ部9を覆うように構成した場
合には、上記ラッチ部9が露出するのを防止することに
より、さらに外観を向上させることができるとともに、
シュラウドアッパ1の上壁部6に上記開口部10を形成す
ることによるシュラウドアッパ1の強度の低下を補い、
シュラウドアッパ1の剛性を確保することができる等の
利点がある。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、フードロック本体を
シュラウドアッパの前壁部と後壁部との間に配設し、シ
ュラウドアッパの上壁部に形成された開口部からラッチ
部を突出させた状態で、断面コ字状に形成されたシュラ
ウドアッパ内に上記フードロック本体を収容して取付け
たため、フードロックの機能を損なうことなく、上記フ
ードロック本体が露出するのを防止することができる。
したがって、フードの開放時における外観を向上させる
ことができるとともに、フードの閉止状態において車外
から挿入された工具によって上記フードのロック状態が
解除されるのを防止し、自動車部品等の盗難を効果的に
防止することができる。
また、上記開口部を囲繞するシール部材を配設したた
め、フードの閉状態においてこのフードと上記シュラウ
ドアッパとの間から進入した埃や雨水等が、上記開口部
からフードロック本体内に進入するのを防止し、これに
よってフードロック本体が汚損したり、錆び付いたりす
るのを防ぐことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両のフードロック構造の実施例
を示す断面図、第2図は第1図のII-II線断面図、第3
図はシュラウドアッパの構造を示す斜視図、第4図は本
考案の別の実施例を示す断面図、第5図はカバーの取付
け状態を示す斜視図である。 1……シュラウドアッパ、2……フードロック本体、3
……フード、4……ストライカ、5……前壁部、6……
上壁部、7……後壁部、9……ラッチ部、10……開口
部、18……シール部材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンルームの上面を覆うフードの先端
    部に取付けられたストライカと、このストライカを係止
    して上記フードを閉止状態に保持するフードロック本体
    とを備えた車両のフードロック構造において、車幅方向
    に伸びるシュラウドアッパの前壁部と後壁部との間に上
    記フードロック本体を配設するとともに、このフードロ
    ック本体のラッチ部をシュラウドアッパの上壁部に設け
    た開口部から上方に突出させ、かつ上記シュラウドアッ
    パの上壁部と上記フードの先端部との間に、上記開口部
    を囲繞するシール部材を設けたことを特徴とする車両の
    フードロック構造。
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JP7137134B2 (ja) * 2018-09-27 2022-09-14 マツダ株式会社 車両の前部構造
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