JP3328762B2 - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents

自動車用ドアロック装置

Info

Publication number
JP3328762B2
JP3328762B2 JP28084095A JP28084095A JP3328762B2 JP 3328762 B2 JP3328762 B2 JP 3328762B2 JP 28084095 A JP28084095 A JP 28084095A JP 28084095 A JP28084095 A JP 28084095A JP 3328762 B2 JP3328762 B2 JP 3328762B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
lock device
door lock
automobile
cover plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28084095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09125777A (ja
Inventor
二三雄 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ohi Seisakusho Co Ltd filed Critical Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority to JP28084095A priority Critical patent/JP3328762B2/ja
Publication of JPH09125777A publication Critical patent/JPH09125777A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3328762B2 publication Critical patent/JP3328762B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回動部材を収納し
たボディの内部に雨水侵入を阻止するシール部材をボデ
ィの外側面に取り付けた自動車用ドアロック装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用ドアロック装置は、スト
ライカに係脱可能なラッチ及びラッチに係脱可能なロッ
キングプレート等の回動部材を収納したボディの外側面
に、ボディ内部への雨水侵入を防ぐためのゴム等により
成形されたシール部材が、接着剤等によりボディに取り
付けられている。
【0003】ボディの内部には、ラッチ及びロッキング
プレートを所定の停止位置に停止させる際の打音緩和を
図るため、ラッチ及びロッキングプレートに当接可能な
ゴム等により成形されたストッパーが、所定の位置に設
けられている(例えば、実開昭61−187871号公
報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来のドアロック装置にあっては、各ストッパー及びシ
ール部材をボディに取り付けなければならないため、部
品数が多くなって取付作業が煩雑になり、ひていはドア
ロック装置のコスト高を招くおそれがある。
【0005】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、防水効果を有するシール部材と、打音
を緩和するストッパー部との取付作業を簡易化し、ひい
ては、ドアロック装置のコスト低減を可能にした自動車
用ドアロック装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)ストライカが進入する進入溝を有するボディの内
部に回動部材を回動可能に収納し、進入溝付近のボディ
の外側面に弾性体のシール部材を取り付けた自動車用ド
アロック装置において、ボディの内部に、筒状の保持
部と、保持部からボディの外側面に通じる挿通部とを設
け、シール部材を、進入溝の入り口側のボディの外側面
に取り付けられるシール部と、シール部の両端部から延
設され、挿通部に嵌合されるアーム部と、アーム部の先
端に設けられるとともに保持部に嵌合し、回動部材が当
接することにより回動部材を所定の停止位置に停止させ
る円柱状のストッパー部とを一体に形成したものとし、
ボディの内部を覆うようにカバープレートをボディに固
定することにより、ストッパー部及びアーム部を、ボデ
ィとカバープレートとの間に挟持してボディの内部に固
定する。
【0007】(2)上記(1)項において、回動部材を、ス
トライカに係脱可能なラッチ及びラッチに係合すること
によりラッチの回動を拘束するロッキングプレートとす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を、添付図面を
参照して説明する。(1)は、図4に示すように自動車の
車体に開閉動可能に枢支したドアパネル(A)内に固定さ
れ、車体側に固定されたストライカと係合することによ
り、ドアを閉止状態に拘束するドアロック装置で、硬質
の合成樹脂材料で成形された樹脂ボディ(2)と、樹脂ボ
ディ(2)に形成された凹状の収納部(2a)を閉塞するよ
うに樹脂ボディ(2)の正面側に固定された金属板のカバ
ープレート(3)と、樹脂ボディ(2)の裏側に固定された
金属板のベースプレート(4)とを備えている。
【0009】カバープレート(3)のほぼ中央には、ボデ
ィ(2)の進入溝(2b)と重合する切欠溝(3a)が切設され
ている。ベースプレート(4)は、L字型に折曲され、ド
アに設けたドア開放操作用のドアハンドル、ドアロック
装置の施解錠操作するキーシリンダー及びロックノブ等
の各種操作系に連結される各種レバーが回動可能に配置
されている。なお、これら各種レバーは、本発明には直
接関係しないので、説明は省略する。
【0010】樹脂ボディ(1)の収納部(2a)には、進入
溝(2b)の上方に穿設された軸孔(2f)に軸(6)により枢
着され、常時はスプリングにより付勢されて図2に示す
2点鎖線で示す解除位置に停止し、ドアの閉止動作によ
り進入溝(2b)に進入してきたストライカに係合するこ
とによって、実線で示す閉止位置に回動するラッチ(5)
と、進入溝(2b)の下方に穿設された軸孔(2g)に軸(7)
により枢着され、常時はスプリング(9)により時計方向
に付勢され、ラッチ(5)の第1、2爪部(5a)(5b)のい
ずれかに係合することにより、ラッチ(5)を閉止位置に
拘束してドアを閉止位置に拘束するロッキングプレート
(6)とが収納されている。
【0011】ラッチ(5)は、樹脂材料でほぼ全面が被覆
されるとともに、その外周には、板厚方向に弾性変形可
能でラッチ(5)のガタ付きを防止する舌片(5c)が、樹
脂材料で一体的に形成されている。
【0012】樹脂ボディ(2)には、図3に示すように、
ドア閉止時にストライカの進入を案内する凹状の進入溝
(2b)と、進入溝(2b)の入口(2c)付近の上下に設けら
れ、ラッチ(5)及びロッキングプレート(6)の停止位置
に相当する位置に円筒状の上下の保持部(2e)が形成さ
れている。上側の保持部(2e)は、ラッチ(5)の爪部(5
b)に対向する側が開口し、下側の保持部(2e)は、ロッ
キングプレート(6)に対向する側が開口している。上下
の保持部(2e)は、挿通部(2d)を介して樹脂ボディ(2)
の外側面に通じている。
【0013】(9)は、図6に示すように側面視コ字形を
なし、軟質ゴムの弾性部材で成形されたシール部材で、
図4に示すように、樹脂ボディ(2)とドアパネル(A)と
の間に狭持されるように進入溝(2b)の入口(2c)側の樹
脂ボディ(2)の外側面に取り付けられるシール部(9a)
と、シール部(9a)の両端部から延設された各アーム部
(9b)の先端に設けられ、上下の保持部(2e)に嵌合され
る円柱状のストッパー部(9c)(9d)とが一体的に形成さ
れている。
【0014】シール部(9a)の樹脂ボディ(2)に対向す
る裏側には、樹脂ボディ(2)に穿設された孔(図示略)に
係合して、シール部(9a)を樹脂ボディ(2)に固定する
ための係合部(9e)が突出形成されている。
【0015】シール部(9a)は、樹脂ボディ(1)の外側
面に固定されることにより、樹脂ボディ(1)内部への雨
水進入を防止する。上側のストッパー部(9c)は、ラッ
チ(5)が解除位置である停止位置に移動したときに、爪
部(5b)の側縁が当接することによって停止時の打音を
緩和し、下側のストッパー部(9d)は、ロッキングプレ
ート(6)がラッチ(5)の爪部に係合する係合位置で停止
位置にしたときに、端部が当接することによって停止時
の打音を緩和する。
【0016】シール部材(9)は、係合部(9e)を樹脂ボ
ディ(2)の孔に係合するとともに、上下のアーム部(9
b)を挿通部(2d)に、また上下のストッパー部(9c)(9
d)を上下の保持部(2e)(2e)に嵌合して樹脂ボディに仮
止めした後、カバープレート(3)を樹脂ボディ(2)の収
納部(2a)を覆うように固定することにより、上下のス
トッパー部(9c)(9d)及びアーム部(9b)が樹脂ボディ
(1)とカーバープレート(3)との間に狭持されて確実に
収納部(2a)に固定される。従って、接着剤等を使用す
ることなく、シール部材(9)を、簡単かつ確実に樹脂ボ
ディ(1)に取り付けることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。シール部材を、ボディ内部への雨水侵
入を防止するシール部と、シール部の両端部から延設さ
れるアーム部と、アーム部の先端に設けられるととも
に、ボディの保持部に嵌合し、回動部材が停止位置に停
止するときの打音緩和をなすストッパー部とを一体に形
成して、ボディに取り付けるようにしたことによって、
部品点数の削減を図り、もってシール部材の取付作業の
簡素化を可能にしてコスト低減を図ることができる。さ
らには、シール部材のアーム部及びストッパー部を、ボ
ディの挿通部及びストッパー部に嵌合するとともに、ボ
ディとカバープレートとの間に挟持してボディ内部に固
定し得るようにしたことによって、接着剤等を使用する
ことなくシール部材を確実にボディに固定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のドアロック装置の正面図で
ある。
【図2】同じくカバープレートを外したドアロック装置
の内部の正面図である。
【図3】同じく樹脂ボディの正面図である。
【図4】図1におけるIV矢視図である。
【図5】シール部材の背面図である。
【図6】図5におけるVI矢視図である。
【図7】図5におけるVII矢視図である。
【符号の説明】
(1)ドアロック装置 (2)樹脂ボディ (2a)収納部 (2b)進入溝 (2d)挿通部 (2e)保持部 (3)カバープレート (5)ラッチ(回動部材) (6)ロッキングプレート(回動部材) (9)シール部材 (9a)シール部 (9b)アーム部 (9c)(9d)ストッパー部 (9e)係合部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライカが進入する進入溝を有するボ
    ディの内部に回動部材を回動可能に収納し、進入溝付近
    のボディの外側面に弾性体のシール部材を取り付けた自
    動車用ドアロック装置において、ボディの内部に、
    状の保持部と、保持部からボディの外側面に通じる挿通
    部とを設け、シール部材を、進入溝の入り口側のボディ
    の外側面に取り付けられるシール部と、シール部の両端
    部から延設され、挿通部に嵌合されるアーム部と、アー
    ム部の先端に設けられるとともに保持部に嵌合し、回動
    部材が当接することにより回動部材を所定の停止位置に
    停止させる円柱状のストッパー部とを一体に形成したも
    のとし、ボディの内部を覆うようにカバープレートをボ
    ディに固定することにより、ストッパー部及びアーム部
    を、ボディとカバープレートとの間に挟持してボディの
    内部に固定したことを特徴とする自動車用ドアロック装
    置。
  2. 【請求項2】 回動部材が、ストライカに係脱可能なラ
    ッチ及びラッチに係合することによりラッチの回動を拘
    束するロッキングプレートである請求項1記載の自動車
    用ドアロック装置。
JP28084095A 1995-10-27 1995-10-27 自動車用ドアロック装置 Expired - Fee Related JP3328762B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28084095A JP3328762B2 (ja) 1995-10-27 1995-10-27 自動車用ドアロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28084095A JP3328762B2 (ja) 1995-10-27 1995-10-27 自動車用ドアロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09125777A JPH09125777A (ja) 1997-05-13
JP3328762B2 true JP3328762B2 (ja) 2002-09-30

Family

ID=17630725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28084095A Expired - Fee Related JP3328762B2 (ja) 1995-10-27 1995-10-27 自動車用ドアロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3328762B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5204532B2 (ja) * 2008-04-02 2013-06-05 富士重工業株式会社 自動車用ドア構造
CN113338724B (zh) * 2021-07-19 2022-08-30 安徽华菱汽车有限公司 一种车辆及门锁系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09125777A (ja) 1997-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7437803B2 (en) Grip handle type door handle apparatus
JP3143601B2 (ja) 車両の車内鍵忘れ防止装置
US4723428A (en) Cylinder lock with cover
JPH0540555U (ja) リツドロツク装置
US5709420A (en) Vehicle door latch device
JP3143600B2 (ja) 車両の車内鍵忘れ防止装置
JP3328762B2 (ja) 自動車用ドアロック装置
US6189940B1 (en) Door lock assembly for automotive vehicles
JPS6149471B2 (ja)
US6805387B1 (en) Latch
JP3143586B2 (ja) 車両ドアロック装置
CN110173170B (zh) 汽车用门闩装置
JP3315076B2 (ja) 車両ロック装置におけるラッチ
JP2592831Y2 (ja) 自動車のドアハンドル取付構造
JP2531087Y2 (ja) 自動車用開閉体のロック装置
KR100192261B1 (ko) 글로브 박스 로킹장치
JP4156815B2 (ja) 車両用ドアロック装置におけるキーレスロック装置
JP2722361B2 (ja) 車両ドアロック装置
JP2827150B2 (ja) ドアロック装置
JP4098000B2 (ja) 車両用ロック装置
JPH0520545B2 (ja)
JPH0357269B2 (ja)
KR100245507B1 (ko) 자동차의 트렁크리드록어셈블리
JPS5828116Y2 (ja) 車両用蓋のロツク装置
JP2551973Y2 (ja) 自動車の開閉部材施錠装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130719

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140719

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees