JPH0437971Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0437971Y2
JPH0437971Y2 JP15818986U JP15818986U JPH0437971Y2 JP H0437971 Y2 JPH0437971 Y2 JP H0437971Y2 JP 15818986 U JP15818986 U JP 15818986U JP 15818986 U JP15818986 U JP 15818986U JP H0437971 Y2 JPH0437971 Y2 JP H0437971Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
iron
cover
tip
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15818986U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6365750U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15818986U priority Critical patent/JPH0437971Y2/ja
Publication of JPS6365750U publication Critical patent/JPS6365750U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0437971Y2 publication Critical patent/JPH0437971Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、マンホール用鉄蓋の施錠装置に関
するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来、下水に流入した雨水の逆流によつて、マ
ンホールの鉄蓋が受枠からはずれるのを防止する
ための施錠装置として、第4図および第5図に示
すものがある。
この施錠装置は、鉄蓋1に明けられた長孔2に
垂直に挿入されるボルト3と、ボルト3によつて
鉄蓋用受枠4の突片4Aに係止されるストツパー
5とからなつている。
上述した施錠装置によれば、ボルト3を緩めて
ストツパー5を突片4Aから外すことによつて、
鉄蓋1を開くことができ、一方、ボルト3によつ
てストツパー5を突片4Aに係止させることによ
つて、鉄蓋1の浮上が防止できる。
しかし、上述した施錠装置は、次のような問題
を有する。
車等の振動によつてボルト3が緩み、ストツ
パー5が突片4Aから外れる虞れがある。
鉄蓋1の開閉時にボルト3を回わす必要があ
り手間がかかると共に専用工具を必要とする。
ボルト3が挿入される長孔2からマンホール
内にゴミが侵入する。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、車等の振動によつてストツ
パーが突片から外れず、一般の手鍵による鉄蓋の
開閉操作が容易に行なえ、しかも、マンホール内
へのゴミの侵入を防止できる。マンホール用鉄蓋
の施錠装置を提供するものである。
〔考案の概要〕
この考案は、マンホール用鉄蓋の下部に水平方
向に移動可能に取り付けられた、側面にピンを有
し、先端にわん曲した下面を有するストツパー
と、前記鉄蓋が嵌め込まれる受枠の内側に設けら
れた、前記ストツパーの先端上面と係合する突片
と、前記鉄蓋と前記ストツパーとの間の前記鉄蓋
の下部に前記ストツパーの移動方向と直角に取り
付けられた水平回転軸と、前記水平回転軸に固定
された、前記ピンと係合するカム板と、前記水平
回転軸に固定された、先端に前記鉄蓋に明けられ
た手鍵挿入孔と合致する蓋板を有するレバーと、
前記水平回転軸に固定されたバランスウエイトと
からなることに特徴を有するものである。
〔考案の構成〕
次に、この考案の施錠装置の一実施態様を図面
を参照しながら説明する。
第1図は、この考案の施錠装置の一実施態様を
示す部分断面図、第2図は、第1図のA−A線断
面図である。
第1図および第2図において、ストツパー6
は、鉄蓋1の下部に水平方向に移動可能に取り付
けられている。ストツパー6は、先端にわん曲し
た下面6Aを有し、側面に後述するカム板と係合
するピン6Bを有している。鉄蓋1が嵌め込まれ
る受枠4の内側には、ストツパー6の先端上面6
Cと係合する突片4Aが設けられている。
水平回転軸7は、鉄蓋1とストツパー6との間
の鉄蓋1の下部にストツパー6の移動方向と直角
に取り付けられている。カム板8は、水平回転軸
7の一端に固定されており、ストツパー6のピン
6Bと係合する。レバー9は、水平回転軸7の他
端に固定されており、先端に鉄蓋1に明けられた
手鍵挿入孔1Aと合致する蓋板9Aを有する。バ
ランスウエイト10は、水平回転軸7に固定され
ており、ストツパー6を元の位置に復帰させる。
上述した、この考案の施錠装置によれば、第3
図に示すように、手鍵11を鉄蓋1の手鍵挿入孔
1A内に挿入してレバー9を押し下げると、水平
回転軸7と共にカム板8が回転して、カム板8に
ピン6Bを介して係合しているストツパー6が後
退する。これによつて、ストツパー6と突片4A
との係合が解除されて、鉄蓋1を開けることがで
きる。
一方、鉄蓋1を閉めると、ストツパー6の先端
下面6Aが受枠4の突片4Aを滑つてストツパー
6が後退した後、直ちにストツパー6はバランス
ウエイト10の重量によつて前進してストツパー
6の先端上面6Cと突片4Aとが係合する。これ
によつて、鉄蓋1は浮上しない。ストツパー6が
元の位置に復帰すると同時に、レバー9の蓋板9
Aが鉄蓋1の手鍵挿入孔1Aを塞ぐので、手鍵挿
入孔1Aからゴミ等がマンホール内に入るのを防
止できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、車等
によつてストツパー6が振動してもバランスウエ
イト10の作用によつてストツパー6には常時前
進力が付与されているので、ストツパー6が受枠
4の突片4Aから外れる虞れはなく、しかも、鉄
蓋1の開閉も手鍵のみの操作によつて行なえ、且
つ、鉄蓋閉鎖後は、手鍵挿入孔1Aはレバー9の
蓋板9Aによつて塞がれるので、マンホール内へ
のゴミの侵入を防止できるといつた有用な効果が
もたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の施錠装置の一実施態様を
示す部分断面図、第2図は、第1図のA−A線断
面図、第3図は、この考案の施錠装置を開く状態
を示す断面図、第4図は、従来の施錠装置の平面
図、第5図は、同部分断面図である。 図面において、1……鉄蓋、1A……手鍵挿入
孔、2……長孔、3……ボルト、4……受枠、4
A……突片、5……ストツパー、6……ストツパ
ー、6A……先端下面、6B……ピン、6C……
先端上面、7……水平回転軸、8……カム板、9
……レバー、9A……蓋板、10……バランスウ
エイト、11……手鍵、12……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マンホール用鉄蓋の下部に水平方向に移動可能
    に取り付けられた、側面にピンを有し、先端にわ
    ん曲した下面を有するストツパーと、前記鉄蓋が
    嵌め込まれる受枠の内側に設けられた、前記スト
    ツパーの先端上面と係合する突片と、前記鉄蓋と
    前記ストツパーとの間の前記鉄蓋の下部に前記ス
    トツパーの移動方向と直角に取り付けられた水平
    回転軸と、前記水平回転軸に固定された、前記ピ
    ンと係合するカム板と、前記水平回転軸に固定さ
    れた、先端に前記鉄蓋に明けられた手鍵挿入孔と
    合致する蓋板を有するレバーと、前記水平回転軸
    に固定されたバランスウエイトとからなることを
    特徴とするマンホール用鉄蓋の施錠装置。
JP15818986U 1986-10-17 1986-10-17 Expired JPH0437971Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15818986U JPH0437971Y2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15818986U JPH0437971Y2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6365750U JPS6365750U (ja) 1988-04-30
JPH0437971Y2 true JPH0437971Y2 (ja) 1992-09-07

Family

ID=31081446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15818986U Expired JPH0437971Y2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0437971Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007327217A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Yodo Casting:Kk マンホール構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6365750U (ja) 1988-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4508379A (en) Locking device of an automotive door
JPS592866U (ja) スライドドアの全開ロツク装置
JPH0437971Y2 (ja)
JPS625092Y2 (ja)
JPH0610042Y2 (ja) ドア−アウトサイドハンドル
JPH048205Y2 (ja)
JP2516046Y2 (ja) マンホール蓋固定構造
JPS6020672Y2 (ja) 人孔鉄蓋
JPS6127547B2 (ja)
JPS627437Y2 (ja)
JPH0245050Y2 (ja)
JPH0636204Y2 (ja) 扉の施錠装置
KR940004471Y1 (ko) 자동차용 공구박스 커버의 잠금장치
JPS6220522Y2 (ja)
JPS6020673Y2 (ja) 人孔鉄蓋
JPH0237865Y2 (ja)
JPS624593Y2 (ja)
JPH044043Y2 (ja)
JPS6020671Y2 (ja) 人孔鉄蓋
JPS5939067Y2 (ja) リヤトランクリツド面に設けたフイラ−ボツクス
JPS6272874A (ja) 自動車の床蓋用ロック・シリンダつきロック
JP3088987B2 (ja) 地下構造物用錠装置
JPS6315391Y2 (ja)
JPH033643Y2 (ja)
JPH0118684Y2 (ja)