JPH0636204Y2 - 扉の施錠装置 - Google Patents

扉の施錠装置

Info

Publication number
JPH0636204Y2
JPH0636204Y2 JP7205288U JP7205288U JPH0636204Y2 JP H0636204 Y2 JPH0636204 Y2 JP H0636204Y2 JP 7205288 U JP7205288 U JP 7205288U JP 7205288 U JP7205288 U JP 7205288U JP H0636204 Y2 JPH0636204 Y2 JP H0636204Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
door
drive latch
opening
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7205288U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01179970U (ja
Inventor
清靖 和気
Original Assignee
日本電子ロック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電子ロック株式会社 filed Critical 日本電子ロック株式会社
Priority to JP7205288U priority Critical patent/JPH0636204Y2/ja
Publication of JPH01179970U publication Critical patent/JPH01179970U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0636204Y2 publication Critical patent/JPH0636204Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は扉の施錠装置に関し、特にマンションや一戸建
て住宅の玄関先などに設置される郵便箱あるいは各種の
ロッカーの扉の開口側端部に取付けられる、扉の施錠装
置に関する。
「従来の技術」 従来、手紙や重要書類が投入される郵便箱Xあるいは私
的な物を収納するロッカーなどは、第15図で示すように
ケース本体1と、このケース本体1の前面部に開閉自在
に枢支された扉2とから成り、前記扉2の自由端部には
ロックあるいは錠部材3が設けられ、この錠部材3の摘
み3aを回動操作することにより、たとえば前記自由端部
と対向するケース本体1の壁材1aの適宜な端部1bに、あ
るいは壁材1aに設けた被係合片に錠部材3の係合片3bを
係脱させていた。
しかしながら、上記構成の収納箱Xは、概して扉2の自
由端面とケーカ本体の壁材1aの端面あるいは折曲面との
間にギャッブGがあるので、このギャップGに盗人ドラ
イバー4などを差し込むことによって、図示するように
壁材1aがこじ開けられると言う問題点があった。
「本考案が解決しようとする問題点」 本考案は以上のような従来の技術に鑑み、次のような問
題点を解決することができる扉の施錠装置を得るにあ
る。
盗人がドライバーなどで収納箱の扉をこじ開けること
ができないようにすること。
扉のこじ開けを極力困難にすること。
構造的に扉の開閉操作に支障が生じないこと。
扉の開閉操作を利用し、錠部材で駆動ラッチの駆動を
阻止するだけで前記の目的を直ちに達成することがで
きること。
「問題点を解決するための手段」 本考案の扉の施錠装置は、ラッチを二重構造にしたこと
を特徴とする。すなわち、本考案の扉の施錠装置は、扉
の自由端部の内側に枢支されかつ前記自由端部と対向す
る側に設けられた框体と係脱する駆動ラッチと、この駆
動ラッチの係合部に常時突出するように装着されかつ駆
動ラッチの駆動中に前記框体と係脱するこじ開け防止ラ
ッチと、扉を閉めた際に前記駆動ラッチの回転を阻止す
る扉の自由端部側に設けられたロックあるいは錠部材と
から成ることを特徴とする。
「本考案の実施例」 以下、図面に示す実施例により本考案を詳細に説明す
る。
第1図ないし第13図に示す実施例において、10は郵便
箱、ロッカーなどケース本体11の前面部に開閉自在に設
けられた扉で、この扉の左右にはケース本体11を構成す
る側壁あるいは壁材12が設けられている。しかして、扉
10の自由端部10aの内側にはこじ開け防止ラッチを装着
した駆動ラッチが枢支され、一方、この自由端部10aと
対向する側の前記側壁あるいは壁材12には、駆動ラッチ
およびこじ開け防止ラッチの両方とそれぞれ摺接並びに
係合する框体14が設けられている。さらに詳しくは、15
は扉10の自由端部10aの内壁面に縦方向に固設された長
箱状の取付部材で、この取付部材15の取付面の上・下部
には取付孔を有する凹部16が形成されている。17は取付
部材15の取付面と対向する側の表面に複数の固着具18を
介して適宜に固着され支持箱で、この支持箱7の取付面
の上・下部にも取付孔を有する取付壁17a、17bが形成さ
れ、また下部側に駆動ラッチ19か突出するための窓が形
成されている。20は支持箱17内の上部側に固着され、施
錠の際駆動ラッチ19の回転を阻止するロックあるいは錠
部材で、本実施例では作動杆20aを有する電気錠20が用
いられている。前記駆動ラッチ19は、第2図および第3
図で示すように支持箱17内の下部側に適宜に固着された
ハット型状の支持片21に縦方向の第1ラッチ軸22を介し
て回動回動および水平移動可能に設けられている。な
お、第1ラッチ軸22は支持片21の対向する上・下壁21
a、21bに形成された軸孔を貫通した状態で支持片に設け
られている。
しかして、駆動ラッチ19は、第4図ないし第6図で示す
ように全体として厚みのある立方体で、支持片21に枢支
される枢支部19aには、第1ラッチ軸22を案内する垂直
長孔23が形成されていると共に、その後端側の上面には
錠部材20の作動杆20aと係脱する突起状のストッパー部2
4が形成されている。一方、支持箱17の窓13から突出し
かつ枢体14の開口部等と摺接あるいは係脱する係合部19
bには、後述するこじ開け防止ラッチを装着するための
貫通孔または凹所25が縦方向に形成されていると共に、
この凹所25と連通する第2ラッチ軸26用の軸孔27が横方
向に形成されている。そして、前記係合部19bは、枢支
部19aの一側面と面一でかつ扉10を閉じた際に框体14の
側壁14aの内面と当接係合する係合面28と、この係合面2
8に対して鋭角方向に設けられかつ扉10を閉じる際に前
記側壁14aの外壁端縁と摺接する摺接面29とを有する。
30は駆動ラッチ19の係合部19bに常時突出するように装
着され、かつ駆動ラッチ19の駆動に伴い框体14と係脱す
るこじ開け防止ラッチである。該こじ開け防止ラッチ30
は、第8図および第9図で示すように第2ラッチ軸26用
の垂直長孔31が形成された垂直部30aと、この垂直部30a
の上部に該垂直部30aと交差する方向に連設し係合部19b
の凹所25と遊嵌する第1嵌合部30bと、この第1嵌合部3
0bと連設しバネ部材32の一端部が嵌り合う嵌合凹部33を
有する第2嵌合部30cと、この第2嵌合部30cに連設し、
前記バネ部材32と共に駆動ラッチ19の凹所にこじ開け防
止ラッチ30を装着した際、その係合部19bの上面から常
時突出する山形状の防止部30dとから成る。そして、前
記防止部30dには、盗人が框体14の壁材12と扉10の自由
端とのギャップGにドライバーなどを差し込んで扉10を
こじ開けようとした時に、框体14の開口部33の上側の内
壁端部14bと当接する垂直のストッパー面34と、このス
トッパー面34に対し左右対称に形成された稜線部35を有
する傾斜面36、37とが形成されている。
上記構成にあっては、錠部材20が解錠状態の時は、その
作動杆20aが駆動ラッチ19の枢支部19aのストッパー部24
から離れる。
しかして、第10図で示すように扉10を開けてゆくと、ま
ず、駆動ラッチ19は、その係合部19bの係合面28が框体1
4の側壁14aの内壁開口端縁と摺接し、該内壁開口端縁に
押されて矢印で示す時針方向へと第1ラッチバネ40のバ
ネ力に抗して回転する。次に、こじ開け防止ラッチ30
は、駆動ラッチ19の回転途中にその防止部30dの一方側
の傾斜面36が框体14の開口部33の開口上端縁と摺接し、
一旦、バネ部材32のバネ力に抗して駆動ラッチ19の凹所
25に押し下げられ、框体の開口部33から離れると前記バ
ネ部材32により復帰する。
そして、駆動ラッチ19は、その係合部19bが框体から外
れると第1ラッチバネ40により元の位置へ復帰する。
一方、第11図で示すように扉10を閉めてゆくと、まず、
駆動ラッチ19は、その係合部19bの摺接面29が框体14の
側壁14aの外壁端縁と摺接し、該外壁端縁に押されて矢
印で示す方向へ第1ラッチバネ40のバネ力に抗して後退
する。次に、こじ開け防止ラッチ30は、駆動ラッチ19が
第1ラッチバネ40のバネ力により框体14の開口部33に入
り込んで行く際に、その防止部30dの稜線部35が框体14
の開口部33の開口上端縁と摺接し、第12図で示すように
一旦バネ部材32のバネ力に抗して押し下げられ、開口上
端縁を過ぎると突起状態に復帰する。そして、駆動ラッ
チ19は、その係合部19bの係合面28が框体の側壁14aの内
面と当接係合する。
しかして、錠部材20の作動杆20aが駆動ラッチ19のスト
ッパー部24と係合している状態において、盗人がドライ
バーなどで扉10を開けようとする時は、第13図で示すよ
うにこじ開け防止ラッチ30の防止部30dのストッパー面3
4が框体14の開口部33の内壁端部14bと当接する。
なお、本実施例では、駆動ラッチ19に1個のこじ開け防
止ラッチ30を装着した場合を説図したが、第14図で示す
ように駆動ラッチ19Aに複数個の凹所あるいは1個の貫
通孔を形成し、この凹所あるいは貫通孔に複数個のこじ
開け防止ラッチ30A、30Aを装着しても良い。
「本考案の効果」 以上の説明から明らかなように、本考案にあっては次に
列挙するような効果がある。
(1)駆動ラッチに框体の開口端部と当接するストッパ
ー面を有するこじ開け防止ラッチを設けたので、盗人が
ドライバーなどで扉を開けようとしても容易に開けるこ
とができない。
(2)こじ開け防止ラッチは、駆動ラッチの係合部に常
時突出するように装着され、かつ駆動ラッチのに駆動中
に框体と係脱する稜線部あるいは傾斜面を有するので、
扉の開閉操作に支障が生ぜず、しかも、扉を閉じ、駆動
ラッチを錠部材によりロックするだけで上記(1)の目
的を簡単に達成することがてきる。
(3)こじ開け防止ラッチを駆動ラッチの係合部に複数
個設けた実施例の場合は、扉のこじ開けがよりいっそう
困難となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第13図は本考案の一実施例を示す各説明図
で、詳しくは、第1図は平面図、第2図は第1図のII−
II線断面図、第3図は第1図を基準とした右側面からの
説明図である。第4図ないし第9図は本考案の要部の各
説明図である。第10図は扉を開ける時、一方、第11図お
よび第12図は扉を閉める時の各説明図である。第13図は
框体とこじ開け防止ラッチとの関係を示す説明図で、第
14図は本考案の他の実施例を示す説明図、第15図は従来
の一実施例を示す概略説明図である。 10…扉、14…框体、 15…取付部材、17…支持箱、 19…駆動ラッチ、19a…枢支部、 19b…係合部、20…錠部材、 20a…作動杆、21…支持片、 22…第1ラッチ軸、26…第2ラッチ軸、 28…係合面、29…摺接面、 30…こじ開け防止ラッチ、 30b…防止部、34…ストッパー面、 36…傾斜面。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉の自由端部の内側に枢支されかつ前記自
    由端部と対向する側に設けられた框体と係脱する駆動ラ
    ッチと、この駆動ラッチの係合部に常時突出するように
    装着されかつ駆動ラッチの駆動中に前記框体と係脱する
    こじ開け防止ラッチと、扉を閉めた際に前記駆動ラッチ
    の回転を阻止する扉の自由端部側に設けられたロックあ
    るいは錠部材とから成る扉の施錠装置。
  2. 【請求項2】駆動ラッチにこじ開け防止ラッチが複数個
    装着されていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の扉の施錠装置。
JP7205288U 1988-05-31 1988-05-31 扉の施錠装置 Expired - Lifetime JPH0636204Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7205288U JPH0636204Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 扉の施錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7205288U JPH0636204Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 扉の施錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01179970U JPH01179970U (ja) 1989-12-25
JPH0636204Y2 true JPH0636204Y2 (ja) 1994-09-21

Family

ID=31297230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7205288U Expired - Lifetime JPH0636204Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 扉の施錠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0636204Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5297984B2 (ja) * 2009-11-11 2013-09-25 ジーエスケー販売株式会社 錠前のこじ開け防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01179970U (ja) 1989-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4614374A (en) Recessed latch housing
US4182144A (en) Door handle lock and latch mechanism for corrugated roller doors
JPH0636204Y2 (ja) 扉の施錠装置
US2161673A (en) Door fastener
US6220478B1 (en) Trunk lock apparatus
JPS592279Y2 (ja) スライド回転扉のストツパ装置
JPH09303025A (ja) 車両ドアロック装置
JP3119790B2 (ja) 両開戸の施錠装置
JPS6140860Y2 (ja)
JPH0634525Y2 (ja) 引戸用ストッパ付締りハンドル
US4130310A (en) Anti-separation latching apparatus
JPH0240696Y2 (ja)
JPH0421480Y2 (ja)
JP2594199B2 (ja) 扉用錠装置
JPH0640809Y2 (ja) 扉開閉用ハンドルの掛金装置
JPS6041745Y2 (ja) 扉機構
JPS5830913Y2 (ja) ダイヤル連動機構のシリンダ−錠
IE55590B1 (en) A fitting for a window,door or like closure
JPS6311789Y2 (ja)
JPH0716864Y2 (ja) 家具類における扉の係止鎖錠装置および識別表示を有するシリンダ錠
JPH0421989Y2 (ja)
JPS6227988Y2 (ja)
JP2541330Y2 (ja) 上部に収納庫を備えたスチール家具の鎖錠装置
JP2503905Y2 (ja) グラブ・ドア構造
JPH045664Y2 (ja)