JPH02932Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH02932Y2 JPH02932Y2 JP8149283U JP8149283U JPH02932Y2 JP H02932 Y2 JPH02932 Y2 JP H02932Y2 JP 8149283 U JP8149283 U JP 8149283U JP 8149283 U JP8149283 U JP 8149283U JP H02932 Y2 JPH02932 Y2 JP H02932Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- bent
- side wall
- square hole
- front plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパネルに取り付けられるカバーの開閉
機構に関し、特に通信機器等のパネル前面板の操
作部品等を覆うための簡易形開閉カバーに関す
る。
機構に関し、特に通信機器等のパネル前面板の操
作部品等を覆うための簡易形開閉カバーに関す
る。
この種のカバーは、第１図ａ，ｂに示すよう
に、一般には透明なアクリル板等で形成され、パ
ネル前面板２に取り付けられたスイツチなどの操
作部品１のガードとして用いられる。したがつて
操作部品１を操作する際はカバー３をパネル前面
板２から取り外すか開くかしなければならない。
この場合、従来の構造はカバー３の両端をねじ４
でパネル前面板２に固定しているので、スイツチ
操作時にはその都度ねじ４を外してカバーを除去
しなければならず非常煩わしかつた。またカバー
取り外し後の操作者の取扱い上の不注意によりね
じやカバーを紛失したり、カバーを破損したりす
ることがあつた。この対策としてカバーを蝶番で
パネル前面板に連結して開閉可能とすることが提
案されているが、蝶番の構造およびその取付位置
等の条件によりスイツチ用カバーとしては複雑で
高価なものとなる欠点がある。
に、一般には透明なアクリル板等で形成され、パ
ネル前面板２に取り付けられたスイツチなどの操
作部品１のガードとして用いられる。したがつて
操作部品１を操作する際はカバー３をパネル前面
板２から取り外すか開くかしなければならない。
この場合、従来の構造はカバー３の両端をねじ４
でパネル前面板２に固定しているので、スイツチ
操作時にはその都度ねじ４を外してカバーを除去
しなければならず非常煩わしかつた。またカバー
取り外し後の操作者の取扱い上の不注意によりね
じやカバーを紛失したり、カバーを破損したりす
ることがあつた。この対策としてカバーを蝶番で
パネル前面板に連結して開閉可能とすることが提
案されているが、蝶番の構造およびその取付位置
等の条件によりスイツチ用カバーとしては複雑で
高価なものとなる欠点がある。
本考案は上述した従来の欠点を除去し、ごく簡
単な構造で蝶番連結と同様な開閉機能を有する簡
易形開閉カバーを提供することを目的とする。
単な構造で蝶番連結と同様な開閉機能を有する簡
易形開閉カバーを提供することを目的とする。
この目的のために本考案に係る開閉カバーは、
スリツト状の角穴を設けたパネル前面板とカバー
片端部に前記角穴に適合するＷ字状の折曲部を形
成したカバーとを組み合せて構成し、前記折曲部
を、カバー中央部のカバー面板に対してほぼ直角
に折曲された第１の側壁部と、前記第１の側壁部
に連接されかつ前記カバー面板と平行にカバー外
側へのびるフランジ部と、前記フランジ部に続い
てカバー裏側へ直角に折曲された第２の側壁部と
により構成し、前記角穴およびカバー片端の折曲
部の係合によりカバーの回転および保持機構が形
成され、蝶番と同様な開閉機能を発揮できるよう
にしたものである。
スリツト状の角穴を設けたパネル前面板とカバー
片端部に前記角穴に適合するＷ字状の折曲部を形
成したカバーとを組み合せて構成し、前記折曲部
を、カバー中央部のカバー面板に対してほぼ直角
に折曲された第１の側壁部と、前記第１の側壁部
に連接されかつ前記カバー面板と平行にカバー外
側へのびるフランジ部と、前記フランジ部に続い
てカバー裏側へ直角に折曲された第２の側壁部と
により構成し、前記角穴およびカバー片端の折曲
部の係合によりカバーの回転および保持機構が形
成され、蝶番と同様な開閉機能を発揮できるよう
にしたものである。
以下、本考案を、図面を参照しながら、実施例
について説明する。
について説明する。
第２図ａ，ｂはそれぞれ本考案の実施例に係る
簡易形カバー６を、パネル前面板５に閉蓋した状
態で示した正面図および側面断面図である。パネ
ル前面板５には横方向にのびるスリツト状の角穴
５ａが形成され、またカバー６の片端部（下端
部）には縦断面でみてＷ字状の折曲部（全体とし
て符号７で示す）が形成されている。さらに詳し
く後述するが、このカバーの下端折曲部７をパネ
ル前面板５のスリツト状角穴５ａに挿入し、カバ
ー中央部を操作部品（スイツチ）１の頭部１ａに
押し当てた状態でカバー上端を第１図ａ，ｂで説
明した如くねじ４によつてパネル前面板５に固定
する。
簡易形カバー６を、パネル前面板５に閉蓋した状
態で示した正面図および側面断面図である。パネ
ル前面板５には横方向にのびるスリツト状の角穴
５ａが形成され、またカバー６の片端部（下端
部）には縦断面でみてＷ字状の折曲部（全体とし
て符号７で示す）が形成されている。さらに詳し
く後述するが、このカバーの下端折曲部７をパネ
ル前面板５のスリツト状角穴５ａに挿入し、カバ
ー中央部を操作部品（スイツチ）１の頭部１ａに
押し当てた状態でカバー上端を第１図ａ，ｂで説
明した如くねじ４によつてパネル前面板５に固定
する。
第３図ａ，ｂ，ｃは本考案の開閉カバー６の折
曲部７をパネル前面板５の角穴５ａに挿入しかつ
閉蓋状態に保持するときの順序を示した側面断面
図である。図示実施例の折曲部７は、中央部に続
くカバー面板に対してほぼ直角に折曲された第１
の側壁部６ａと、この第１の側壁部に連接されか
つ前記カバー面板と平行にのびるフランジ部６ｂ
と、前記フランジ部６ｂに続いてカバー裏側へ直
角に折曲された第２の側壁部６ｃとによつて構成
される。カバーの縦断面あるいはカバーの左右側
方からみれば、前記カバー面板の一部と前記第１
の側壁部６ａ、フランジ部６ｂおよび第２の側壁
部６ｃにより、全体としてＷ字状の形状になつて
いるのがわかる。このようなカバー６は第３図
ａ，ｂに示すように或る一定の傾斜角度にしたと
きその折曲部７がパネル前面板５の角穴５ａに挿
入可能となり、かつ第３図ｂの中途挿入位置から
カバー上部をパネル前面板５に接触させるように
該カバー６を回動させれば第３図ｃの如く完全に
閉蓋することができる。この場合、折曲部７の第
１の側壁部６ａが角穴５ａの下縁に係合し、また
前記フランジ部６ｂがパネル前面板５の裏面５ｂ
に接触することとなるので、カバー６は簡単には
パネル前面板５から抜け出ることはなく、カバー
のガードとしての機能は有効に発揮される。な
お、第２図ａ，ｂでも説明したように、カバー上
部はねじその他の着脱可能な係止手段でパネル前
面板５に固定される。
曲部７をパネル前面板５の角穴５ａに挿入しかつ
閉蓋状態に保持するときの順序を示した側面断面
図である。図示実施例の折曲部７は、中央部に続
くカバー面板に対してほぼ直角に折曲された第１
の側壁部６ａと、この第１の側壁部に連接されか
つ前記カバー面板と平行にのびるフランジ部６ｂ
と、前記フランジ部６ｂに続いてカバー裏側へ直
角に折曲された第２の側壁部６ｃとによつて構成
される。カバーの縦断面あるいはカバーの左右側
方からみれば、前記カバー面板の一部と前記第１
の側壁部６ａ、フランジ部６ｂおよび第２の側壁
部６ｃにより、全体としてＷ字状の形状になつて
いるのがわかる。このようなカバー６は第３図
ａ，ｂに示すように或る一定の傾斜角度にしたと
きその折曲部７がパネル前面板５の角穴５ａに挿
入可能となり、かつ第３図ｂの中途挿入位置から
カバー上部をパネル前面板５に接触させるように
該カバー６を回動させれば第３図ｃの如く完全に
閉蓋することができる。この場合、折曲部７の第
１の側壁部６ａが角穴５ａの下縁に係合し、また
前記フランジ部６ｂがパネル前面板５の裏面５ｂ
に接触することとなるので、カバー６は簡単には
パネル前面板５から抜け出ることはなく、カバー
のガードとしての機能は有効に発揮される。な
お、第２図ａ，ｂでも説明したように、カバー上
部はねじその他の着脱可能な係止手段でパネル前
面板５に固定される。
カバー６を開蓋するときには、カバー上部のね
じを外し、第３図ｃの状態から第１の側壁部６ａ
および角穴５ａを支点としてカバー全体を下方へ
倒せばよい。カバーの折曲部７は前述した如く該
カバーの特定傾斜角度でしか角穴５ａから挿抜す
ることができないので、カバーの開蓋回転中に簡
単に抜けることはない。第４図はカバーを完全に
開いたときの状態を示した縦断面図である。同図
で符号６′で示す閉蓋位置から符号６″で示す開蓋
位置まで回転させたとき、開蓋位置のカバー６″
は、第１の側壁部６ａの基部がパネル前面板５の
外面に当接し、フランジ部６ｂが角穴５ａ不縁に
支持され、第２の側壁部６ｃ先端がパネル前面板
５の裏面５ｂに引掛かり、この３点接触により安
定にパネル前面板５に保持される。
じを外し、第３図ｃの状態から第１の側壁部６ａ
および角穴５ａを支点としてカバー全体を下方へ
倒せばよい。カバーの折曲部７は前述した如く該
カバーの特定傾斜角度でしか角穴５ａから挿抜す
ることができないので、カバーの開蓋回転中に簡
単に抜けることはない。第４図はカバーを完全に
開いたときの状態を示した縦断面図である。同図
で符号６′で示す閉蓋位置から符号６″で示す開蓋
位置まで回転させたとき、開蓋位置のカバー６″
は、第１の側壁部６ａの基部がパネル前面板５の
外面に当接し、フランジ部６ｂが角穴５ａ不縁に
支持され、第２の側壁部６ｃ先端がパネル前面板
５の裏面５ｂに引掛かり、この３点接触により安
定にパネル前面板５に保持される。
以上の如く、本考案の簡易形開閉カバーは、カ
バー片端部をＷ字形の断面形状にすることによつ
て、蝶番を用いなくても蝶番と同様な開閉機構が
形成されるので、従来のスイツチ操作時のカバー
を取り外しにおける煩わしさやカバーの紛失およ
び破損の発生を防止できるうえ、簡素で安価なカ
バー取付構造とすることができる利点がある。
バー片端部をＷ字形の断面形状にすることによつ
て、蝶番を用いなくても蝶番と同様な開閉機構が
形成されるので、従来のスイツチ操作時のカバー
を取り外しにおける煩わしさやカバーの紛失およ
び破損の発生を防止できるうえ、簡素で安価なカ
バー取付構造とすることができる利点がある。
第１図ａ，ｂは従来のカバーの取付状態を示し
た正面図および側面断面図、第２図ａ，ｂは本考
案の実施例による簡易形開閉カバーの閉蓋状態を
示した正面図および側面断面図、第３図ａ，ｂ，
ｃは本考案に係る開閉カバーの折曲部をパネル前
面板に挿入するときの状態を、挿入順序にしたが
つて示した側面断面図、第４図は本考案の開閉カ
バーの開蓋時の状態を示した側面断面図である。 １……操作部品（スイツチ）、５……パネル前
面板、５ａ……角穴、６……開閉カバー、７……
折曲部。
た正面図および側面断面図、第２図ａ，ｂは本考
案の実施例による簡易形開閉カバーの閉蓋状態を
示した正面図および側面断面図、第３図ａ，ｂ，
ｃは本考案に係る開閉カバーの折曲部をパネル前
面板に挿入するときの状態を、挿入順序にしたが
つて示した側面断面図、第４図は本考案の開閉カ
バーの開蓋時の状態を示した側面断面図である。 １……操作部品（スイツチ）、５……パネル前
面板、５ａ……角穴、６……開閉カバー、７……
折曲部。
Claims (1)
- パネル前面板に形成したスリツト状角穴に取り
付けられる開閉カバーにおいて、カバー片端部
に、カバー中央部のカバー面板に対してほぼ直角
に折曲された第１の側壁部と、前記第１の側壁部
に連接されかつ前記カバー面板と平行にカバー外
側へのびるフランジ部と、前記フランジ部に続い
てカバー裏側へ直角に折曲された第２の側壁部と
により構成される折曲部を有し、前記折曲部は該
折曲部を回動させながら前記スリツト状角穴に挿
通されかつ閉蓋位置および開蓋位置で該スリツト
状角穴に保持されるようにしたことを特徴とする
簡易形開閉カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8149283U JPS59187184U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 簡易形開閉カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8149283U JPS59187184U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 簡易形開閉カバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59187184U JPS59187184U (ja) | 1984-12-12 |
| JPH02932Y2 true JPH02932Y2 (ja) | 1990-01-10 |
Family
ID=30211458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8149283U Granted JPS59187184U (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 簡易形開閉カバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59187184U (ja) |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP8149283U patent/JPS59187184U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59187184U (ja) | 1984-12-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS63141240U (ja) | ||
| JPH0750826Y2 (ja) | 電気接続箱用カバー | |
| JPH02932Y2 (ja) | ||
| JPS6041748Y2 (ja) | 装置の開閉カバ− | |
| JPH058910Y2 (ja) | ||
| JPH05254555A (ja) | 蓋の開閉装置 | |
| JP2600824Y2 (ja) | ヒンジ式蓋装置 | |
| JP3942757B2 (ja) | コンパクト容器の鏡付き蓋体 | |
| JPS6346951Y2 (ja) | ||
| JP2565151Y2 (ja) | タイムレコーダ用上蓋の取付構造 | |
| JPH0132787Y2 (ja) | ||
| JPH068230Y2 (ja) | 原稿カバーのヒンジ構造 | |
| JP3808188B2 (ja) | コンパクトの蓋係止機構 | |
| KR970006643Y1 (ko) | 콤팩트 케이스의 뚜껑개폐장치 | |
| JPS6018167Y2 (ja) | コンパクト容器 | |
| JPS5822279Y2 (ja) | カセツトドアの開閉機構 | |
| JP3685378B2 (ja) | 開閉カバーを有する筐体 | |
| JPS6331189Y2 (ja) | ||
| JP2798548B2 (ja) | 点検口 | |
| JP2001295459A (ja) | 天井点検口 | |
| JPH0515904Y2 (ja) | ||
| JP2535932Y2 (ja) | 容器の蓋開閉機構 | |
| JPS601086Y2 (ja) | 筐体構造 | |
| JPH0738214Y2 (ja) | フロッピィディスク収納箱 | |
| JP2538638Y2 (ja) | ヒンジ装置 |