JPH068230Y2 - 原稿カバーのヒンジ構造 - Google Patents

原稿カバーのヒンジ構造

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JPH068230Y2
JPH068230Y2 JP16384888U JP16384888U JPH068230Y2 JP H068230 Y2 JPH068230 Y2 JP H068230Y2 JP 16384888 U JP16384888 U JP 16384888U JP 16384888 U JP16384888 U JP 16384888U JP H068230 Y2 JPH068230 Y2 JP H068230Y2
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JP
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hinge
bracket
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cover
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JP16384888U
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JPH0283974U (ja
Inventor
安弘 松田
Original Assignee
株式会社ピーエフユー
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、フラットベッド型の原稿読み取り装置にお
ける原稿押さえ用カバーのヒンジ部の構造に関するもの
である。
《従来の技術》 フラットベッド型の原稿読み取り装置には、透明原稿台
上に置かれた原稿を原稿台に密着させるために弾性押圧
面を備えた原稿カバーが設けられている。この原稿カバ
ーは、ヒンジ部で装置本体に枢支して開閉自在とされ、
且つ、例えば書籍等の分厚い原稿を読み取るとき等のた
めに、装置本体から簡単に取り外せる構造で装着される
のが普通である。
第6図及び第7図は原稿カバーを装置本体に着脱自在に
枢支するヒンジ部の一従来構造を示したもので、原稿カ
バー1と装置本体7との間に取付板21を介在させ、原
稿カバー1と取付板21とを蝶番22で連結し、取付板
21と装置本体7とを係合鉤23と係合孔24からなる
係合対で着脱自在にしたものである。
《考案が解決しようとする課題》 しかし上記構造では、取付板21という余分な部材の製
作及び組立が必要で、装置コストを上昇させる要因とな
る。
そこでこの考案は、原稿カバーの着脱操作をより円滑に
行うことができ、且つ構造も簡単で余分な部材を必要と
しない枢支構造を得ることを課題としている。
《課題を解決するための手段》 この考案の構造では、原稿カバー1を本体7とを枢着す
るヒンジ部に原稿カバー1の面に垂直な面内で回動する
ブラケット3とこのブラケットの一方の側に対向する受
け面9との対が設けられている。ブラケット3と受け面
9とは、いずれを原稿カバー1側に設けてもよい。また
この考案のヒンジ部には、前記ブラケット3又は受け面
9に垂直に片持ち状に植立したヒンジピン4と該ピンに
対向して開口するヒンジ孔10との対が設けられ、更に
ヒンジ孔10側には該孔に挿入されたヒンジピン4の軸
方向移動を弾性的に係止する係止部材11が設けられて
いる。
更にこの考案の構造では、前記受け面9に対向して、該
受け面と一体の第1の凸部13と第2の凸部16とが設
けられており、該凸部13、16は、ブラケット3が挿
入可能な空所15、17を隔てて受け面9と対向してお
り、且つ該空所15、17は、原稿カバー1の開放端及
び閉鎖端においてブラケット3が挿入される位置に設け
られる。そして前記凸部13と16との間には、ブラケ
ット3のヒンジピン4の退出方向の相対移動を許す開放
部18が形成されている。
《作用》 原稿カバー1が開状態又は閉状態にあるときは、ブラケ
ット3が受け面9と凸部13又は16との間の空所15
又は17に入り込み、ヒンジピン4のヒンジ孔10から
の抜脱が凸部13又は16により阻止される。一方原稿
カバー1を半開きの状態にしてブラケット3が凸部13
と16との間の開放部18に位置するように保持し、そ
の状態で原稿カバー1をヒンジピン4の抜脱方向に移動
させれば、ヒンジピン4がヒンジ孔10から抜け出て原
稿カバー1が取り外される。
通常のカバー開閉時には、原稿カバー1は上記半開きの
位置を瞬時に通過し、且つヒンジピン4は係止部材11
で係止されていてある程度の力を加えないと抜けないの
で、通常のカバー開閉時に原稿カバー1が外れる虞は全
くない。
《実施例》 第1図及び第2図は本考案の一実施例を示したもので、
第1図はヒンジ部の分解斜視図、第2図はヒンジ部の部
分断面図である。図中、1は原稿カバー、2は原稿カバ
ー1の原稿押圧面、3は原稿押圧面2に垂直に設けられ
た板状のブラケット、4はブラケット3の側面5に垂直
に植設されたヒンジピン、6はヒンジピン4の先端に形
成された円周溝、7は原稿カバー1を枢支する本体、8
は本体7に凸設された枢支部で、枢支部8の側壁はブラ
ケットの側面5と当接する受け面9となっている。10
は受け面9に開口するヒンジ孔、11はヒンジ孔10に
向けて本体7に内装したバネ板、12はバネ板11の先
端に形成された突起で、ヒンジ孔10に挿入されたヒン
ジピンの円周溝6に係入してヒンジピン4の脱落を防止
している。13は枢支部8に隣接する凹所の底面14に
受け面9と対向させて設けた第1の凸部、15は受け面
9と第1の凸部13との間に形成された第1の空所、1
6は受け面9と対向させて設けた第2の凸部、17は第
2の凸部16との間に形成された第2の空所、18は第
1の凸部13と第2の凸部16との間に形成された開放
部である。
第3図示のように原稿カバーが閉状態にあるときは、ブ
ラケット3が本体側の受け面9と凸部16との間の空所
17に入り込み、ヒンジピン4のヒンジ孔10からの抜
脱が凸部16により阻止されている。第4図示のように
原稿カバー1が半開きの状態にあるときは、ブラケット
3が凸部13と16との間の位置、即ちブラケット3が
開放部18に臨んだ位置にいるから、この状態で原稿カ
バー1をヒンジピン4の抜脱方向に移動させれば原稿カ
バー1を取り外すことができる。この際ヒンジピン4の
円周溝6にバネ板11の突起12が係入しているから、
ある程度の力を加えないと抜き取ることができない。第
5図示のように原稿カバーが開状態にあるときは、ブラ
ケット3が本体側の受け面9と凸部13との間の空所1
5に入り込み、ヒンジピン4のヒンジ孔10からの抜脱
が凸部13により阻止される。
なお以上の実施例は、ブラケット3を原稿カバー側に設
けると共に受け面9と空所15、17を本体側に形成
し、ヒンジピン4をブラケット3に植立して受け面9側
にヒンジ孔及び係止部材11を設けたものであるが、こ
れらの位置関係が逆になっても上記実施例と同様な作用
効果が達成される。
《考案の効果》 以上のように本考案のヒンジ構造は、取付板という余分
な部材を必要とせず、その枢支構造も簡単であるから、
装置コストを低下させることができる。また、本体側に
挿入したヒンジピンを弾性的に係止するものであるか
ら、通常の原稿カバーの開閉操作ではヒンジピンが抜脱
することがなく、書籍等の分厚い原稿を読み取るとき等
にはカバーを半開きにした状態で横方向の力を加えるこ
とによりヒンジピンを抜脱することができるから、原稿
カバーの着脱操作をより円滑にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るヒンジ部の分解斜視図、第2図は
ヒンジ部の部分断面図である。第3図は原稿カバーの閉
状態を示した断面図、第4図は原稿カバーの半開き状態
を示した断面図、第5図は原稿カバーの開状態を示した
断面図である。第6図及び第7図は従来構造を示したも
ので、第6図はヒンジ部の斜視図、第7図は取付板の取
付構造を示した断面図である。 図中、 1:原稿カバー、3:ブラケット 4:ヒンジピン、5:ブラケットの側面 7:本体、8:枢支部 9:受け面、10:ヒンジ孔 11:バネ板、13:第1の凸部 15:第1の空所、16:第2の凸部 17:第2の空所、18:開放部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿カバー(1)を本体(7)に開閉自在に枢支
    するヒンジ構造において、原稿カバー(1)の面に垂直な
    面内で回動すブラケット(3)及び該ブラケットの一側に
    対向する受け面(9)で構成される係合対と、ブラケット
    (3)の回動面に垂直な方向の片持ち状のヒンジピン(4)及
    び該ヒンジピンを回動自在に支持するヒンジ孔(10)で形
    成される係合対と、ヒンジ孔(10)に挿入されたヒンジピ
    ン(4)の軸方向移動を弾性的に係止する係止部材(11)
    と、受け面(9)との間に第1及び第2の空所(15)、(17)を
    形成する前記受け面と実質上一体の部材ないし部分(1
    3),(16)とを備え、上記第1と第2の空所(15)、(17)は原
    稿カバー(1)の開放端及び閉鎖端においてブラケット(3)
    が挿入される位置に形成されると共に該空所(15)、(17)
    相互の間に前記ヒンジピン(4)の抜脱方向の移動を許す
    開放部(18)が形成されていることを特徴とする、原稿カ
    バーのヒンジ構造。
JP16384888U 1988-12-17 1988-12-17 原稿カバーのヒンジ構造 Expired - Lifetime JPH068230Y2 (ja)

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JP16384888U JPH068230Y2 (ja) 1988-12-17 1988-12-17 原稿カバーのヒンジ構造

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JP16384888U JPH068230Y2 (ja) 1988-12-17 1988-12-17 原稿カバーのヒンジ構造

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JPH0283974U JPH0283974U (ja) 1990-06-28
JPH068230Y2 true JPH068230Y2 (ja) 1994-03-02

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JP16384888U Expired - Lifetime JPH068230Y2 (ja) 1988-12-17 1988-12-17 原稿カバーのヒンジ構造

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JP2001190791A (ja) * 1999-11-05 2001-07-17 Adachi Light Co Ltd パチンコ遊技機

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JPH0283974U (ja) 1990-06-28

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