JPH0428094Y2 - - Google Patents

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JPH0428094Y2
JPH0428094Y2 JP1986045990U JP4599086U JPH0428094Y2 JP H0428094 Y2 JPH0428094 Y2 JP H0428094Y2 JP 1986045990 U JP1986045990 U JP 1986045990U JP 4599086 U JP4599086 U JP 4599086U JP H0428094 Y2 JPH0428094 Y2 JP H0428094Y2
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slider
support member
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cam member
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  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) この考案は、とくに複写機用に用いて好適な原
稿圧着板の開閉装置に関する。
(背景技術) 複写機本体側に取り付けられる取付部材と原稿
圧着板側に取り付けられる支持部材をヒンジピン
で回動自在に連結し、前記取付部材側へ固定させ
たカム部材へ一端を当接させたスライダーを前記
支持部材へ一方向へ移動付勢させつつ収納させる
と共に、前記スライダーの両側にガイド溝を設
け、このガイド溝を前記支持部材の両側板より突
設したガイド突起と係合させて成るものが公知で
ある。
この装置はスライダーを直線移動させるために
支えるガイド溝とガイド突起の係合個所が1個所
であるので、原稿圧着板を開閉するたびにその一
端をカム部材へ当接させているスライダーが上下
方向へ煽られることから、ガイド溝とガイド突起
が強くこすれ合つてスライダーの円滑な摺動を行
うことができず、異音が発生するという問題があ
つた。
(技術的課題) この考案の技術的課題は、上述した構成を持つ
従来の原稿圧着板開閉装置において、簡単な構造
でスライダーの直線的移動をよりスムーズに行う
ことができるようにしたものを提供せんとするに
ある。
(技術的手段) 上述した技術的課題を達成するためにこの考案
は、複写機本体側に取り付けられる取付部材と原
稿圧着板側に取り付けられる支持部材をヒンジピ
ンで回動自在に連結し、前記取付部材側へ固定さ
せた湾曲カム部材へ一部を当接させたスライスダ
ーを前記支持部材へ一方向へ移動付勢させつつ収
納させたものにおいて、このスライダーが直線方
向へスムーズに摺動するようにするために、該ス
ライダーの前記湾曲カム部材と当接する部分を挟
んで一側部に前記ヒンジピンと係合する一対のガ
イド長穴を設け、他側部に前記支持部材の両側板
に設けた一対の凸部又は長穴と係合する凹部又は
凸部を設けたものである。
(実施例) 図面に依れば、複写機本体1の後部上端に設け
た挿入穴1aには、断面略コの字型を呈した取付
部材2をその上端に固着した挿入脚3が挿脱自在
に挿入されており、この取付部材2の両側板2
a,2a間には湾曲部4を有する例えばデルリン
等の合成樹脂で構成した湾曲カム部材5がヒンジ
ピン6を介して固定されている。このヒンジピン
6には支持部材7がその両側板7a,7aの一端
側を回動自在に連結させており、この支持部材7
に設けた取付板7b,7bには原稿圧着板8が後
端部において固着されている。
支持部材7内部にはスプリング収納穴9aを設
けたスライダー9が収納されており、このスライ
ダー9には湾曲カム部材5の湾曲部4と当接する
金属製の軸部10が取り付けられると共に、湾曲
カム部材5を両側より挟み込むように一対の取付
部9b,9bが突設され、この取付部9b,9b
に設けたガイド長穴9c,9cは、ヒンジピン6
と係合している。このスライダー9にはガイド長
穴9c,9cを設けた側とは反対側の両側部に凹
部の一実施態様である条溝9d,9dが刻設され
ており、この条溝9d,9dを支持部材7の両側
板7a,7aより突設させた凸部の一実施態様で
ある突条7c,7cと係合させている。そして、
このスライダー9と支持部材7の底板7dとの間
には、一部をスプリング収納部9aに収納させつ
つ圧縮コイルスプリング11が弾設されている。
したがつて、原稿圧着板8を複写機本体1に対
して閉じている時には、とくに第2図に示したよ
うに軸部10が湾曲カム部材5の湾曲部4の始端
部4aに当接しており、ヒンジピン6、軸部10
の各中心、及び圧縮コイルスプリング11の作用
軸が同一線上にあることから、原稿圧着板8は自
重で閉成状態を維持し、図示してない原稿をコン
タクトガラス13上へ押圧させている。
原稿圧着板8を開くにつれて支持部材7はヒン
ジピン6を支点に時計方向に回動し、軸部10は
湾曲部4上を滑つて次第にヒンジピン6に近づい
て行くので、スライダー9は圧縮コイルスプリン
グ11の弾力により押されて摺動して複写機本体
1側へ近づく。これにつれて圧縮コイルスプリン
グ11の弾力は弱まるが、同時に原稿圧着板8が
ヒンジピン6の回りに発生させている回転トルク
も弱まり、軸部10が湾曲部4の係止部4bに至
り係合する頃には、原稿圧着板8の回転トルクよ
り圧縮コイルスプリング11の弾力が勝ることに
なるので、第5図に示したように原稿圧着板8は
この開成位置で安定的に保持され、手を離しても
自然に閉じてしまうことはない。
原稿圧着板8を閉じる際には、スライダー9は
圧縮コイルスプリング11の弾力に抗して先ほど
とは逆の方向に摺動を強制されるので、軸部10
と湾曲部4との摩擦力も加わり、原稿圧着板8が
急激に閉じるのを可及的に防止することができる
ものである。また、原稿圧着板8は、それがヒン
ジピン6の回わりに発生させるトルクと、圧縮コ
イルスプリング11の弾力とがバランスする中間
開角度で停止し、この位置で安定保持させること
ができる。
原稿圧着板8の開閉動作に伴い、圧縮コイルス
プリング11によつて一方向に移動付勢されてい
るスライダー9が軸部10を介して湾曲部4に案
内されて前後に摺動し、該原稿圧着板8の開閉動
作を制御するものであるが、このスライダー9の
摺動は、一方において取付部9b,9bに設けた
ガイド長穴9c,9cをヒンジピン6と係合さ
せ、他方においてこのガイド長穴9c,9cとは
反対側に設けた条溝9d,9dを支持部材7の突
条7c,7cと係合させており、その中間位置に
おいて設けられた軸部10を介して押圧力を受け
るという、極めて合理的かつ簡単な構造によつて
スムーズになされ、かつ動きに無理がないので、
原稿圧着板の開閉動作にともないスライダーが煽
られてスムーズな直線移動を阻害されたり、異音
を発生させることがないものである。
他方、原稿が本12のように厚い場合には、と
くに第4図に示したように、複写機本体1側に設
けられたコンタクトガラス13上に本12を置い
て原稿圧着板8を閉じると、挺子の原理により、
挿入脚3が複写機本体2の挿入穴1aより上方に
抜けて取付部材2ごと支持部材7、及び原稿圧着
板8を上昇させ、閉じた原稿圧着板8が本12に
対して水平状態となるように機能するものであ
る。
尚、その他の実施態様として、軸部10はスラ
イダー9に一体に設けた凸部によつて代えること
ができるものであり、スライダー9の支持部材7
側との係合は、ちよつとコストは高くなるが、ス
ライダー9側に設けたガイド長穴に支持部材7の
両側板7a,7aより突設させたピンを係合させ
ることによつて代えても良く、さらにスライダー
9側に凸部、或いは突条を設け、この凸部或いは
突条を支持部材7の両側板7a,7aに設けたガ
イド長穴に係合させることによつて代えても良
い。
(効果) 以上詳細に説明したようにこの考案は、簡単な
構造でスライダーを直線移動させるために支える
個所が突条と条溝、及びガイド長穴とヒンジピン
というように、スライダーの湾曲カム部材と当接
する部分を挟んで2個所としたので、その一部を
湾曲カム部材へ当接させているスライダーが上下
方向に煽られることがなく、スムーズに直線移動
させることができ、異音を発生させることがない
他、原稿が本のように厚いものの場合でも、これ
に対してその上面を平行状態で覆うことができる
という作用効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はそ
の一部断面平面図、第2図は第1図のA−A線断
面図、第3図は第1図のB−B線断面図、第4図
は原稿が本のように厚いものである場合の使用例
を示す一部断面側面図、第5図は原稿圧着板を開
いて見た断面側面図である。 1……複写機本体、2……取付部材、4……湾
曲部、5……湾曲カム部材、6……ヒンジピン、
7……支持部材、7c,7c……突条、8……原
稿圧着板、9……スライダー、9b,9b……取
付部、9c,9c……ガイド長穴、9d,9d…
…条溝、10……軸部、11……圧縮コイルスプ
リング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複写機本体側に取り付けられる取付部材へ原
    稿圧着側に取り付けられる支持部材をヒンジピ
    ンで回動自在に連結し、前記取付部材側へ固定
    させた湾曲カム部材へ一部を当接させたスライ
    ダーを前記支持部材へ一方向へ移動付勢させつ
    つ収納させたものにおいて、このスライダーの
    前記湾曲カム部材と当接する部分を挟んで一側
    部に前記ヒンジピンと係合する一対のガイド長
    穴を設け、他側部に前記支持部材の両側板に設
    けた凸部又は長穴と係合する凹部又は凸部を設
    けたことを特徴とする、原稿圧着板開閉装置。 (2) 取付部材が複写機本体に設けた挿入穴に挿脱
    自在に挿入されるリフト脚を設けたものである
    ことを特徴とする、実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の原稿圧着板開閉装置。
JP1986045990U 1986-03-27 1986-03-27 Expired JPH0428094Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986045990U JPH0428094Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

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JP1986045990U JPH0428094Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

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JPS62156938U JPS62156938U (ja) 1987-10-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5112718B2 (ja) * 2007-03-08 2013-01-09 加藤電機株式会社 原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器
JP6341567B2 (ja) * 2014-07-24 2018-06-13 キヤノンファインテックニスカ株式会社 ヒンジ装置
JP6963254B2 (ja) * 2017-07-18 2021-11-05 株式会社ナチュラレーザ・ワン 開閉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60112029A (ja) * 1983-11-22 1985-06-18 Kato Denki Kk 原稿圧着板の開閉装置

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