JPH073585Y2 - 低挿入力コネクタ - Google Patents
低挿入力コネクタInfo
- Publication number
- JPH073585Y2 JPH073585Y2 JP1990014696U JP1469690U JPH073585Y2 JP H073585 Y2 JPH073585 Y2 JP H073585Y2 JP 1990014696 U JP1990014696 U JP 1990014696U JP 1469690 U JP1469690 U JP 1469690U JP H073585 Y2 JPH073585 Y2 JP H073585Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- connector
- pin
- contact
- cam lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
とによりコンタクトを駆動するようにした低挿入コネク
タに関する。
ネクタ7とソケットコネクタ1とから成り、ピンコネク
タ7は、ピンハウジング9と、ピンハウジング9に設け
られたピンコンタクト10とを含み、ソケットコネクタ1
は、ピンハウジング9と嵌合するソケットハウジング5
と、ピンコンタクト10に対応させてソケットハウジング
5に設けられ且つピンコンタクト10を挟持する接触バネ
片(図示せず)を有したソケットコンタクト(図示せ
ず)と、ソケットハウジングに内に移動可能に備えられ
上記接触バネ片と係合する駆動板2と、ソケットハウジ
ング5に回動可能に設けられ且つ駆動板2に当接するカ
ム偏心部(図示せず)を有するカムレバー4と、ソケッ
トハウジング5と駆動板2の間に介在し駆動板2をカム
レバー4の方へ付勢するスプリング3とを含んでいる。
せていた。このようにカムレバーを回動させることによ
り駆動板を介して接触バネ片を開かせ、そして、ソケッ
トハウジングとピンハウジングを嵌合させると共にソケ
ットコンタクトにピンコンタクトを挿入させ、その後、
カムレバーをフリーな状態にしてソケットコンタクトと
ピンコンタクトと接触させていた。これによりソケット
コネクタとピンコネクタとを低挿入力で嵌合できるよう
に成っている。
ネクタとピンコネクタとを嵌合させる際に手によってカ
ムレバーの操作を行う為、嵌合作業性が通常のコネクタ
に比較して悪かった。
すること無く、ワンタッチでソケットコネクタとピンコ
ネクタを嵌合させることができる低挿入力コネクタを提
供することにある。
ら成り、上記ピンコネクタは、ピンハウジングと、該パ
ンハウジングに設けられたピンコンタクトとを含み、上
記ソケットコネクタは、上記パンハウジングと嵌合する
ソケットハウジングと、上記ピンコンタクトに対応させ
て上記ソケットハウジングに設けられ且つ上記ピンコン
タクトを挟持する接触バネ片を有したソケットコンタク
トと、上記ソケットハウジングに内に移動可能に備えら
れ上記接触バネ片と係合する駆動板と、上記ソケットハ
ウジングに回動可能に設けられ且つ上記駆動板に当接す
るカム偏心部を有するカムレバーと、上記ソケットハウ
ジングと上記駆動板の間に介在し上記駆動板を上記カム
レバーの方へ付勢するスプリングとを含んでいる低挿入
力コネクタにおいて、上記ピンハウジングにカムレバー
ガイド部を備え、該カムレバーガイド部は、上記カムレ
バーと一時的に当接して上記カムレバーを回動させる端
部を有していることを特徴とする低挿入力コネクタが得
られる。
ピンコネクタとを少し嵌合させると、カムレバーガイド
部とカムレバーとが当接する。更にソケットコネクタと
ピンコネクタを深く嵌合させて行くと、カムレバーはカ
ムレバーガイド部の端部に押圧されて回動する。この結
果、カム偏心部が駆動板を押圧する為、駆動板が移動す
る。この駆動板の移動に伴なって、駆動板と係合した接
触バネ片は開かれる。更にソケットコネクタとピンコネ
クタとを深く嵌合させて行くと、ソケットコンタクト内
にピンコンタクトが挿入される。この際、接触バネ片が
開かれている状態なので、低挿入力でソケットコンタク
ト内にピンコンタクトが挿入される。更にソケットコネ
クタとピンコネクタを深く嵌合させていくと、カムレバ
ーガイド部の端部とカムレバーの当接が終了し、カムレ
バーがフリーな状態になる。この結果、駆動板は、スプ
リングの力により元の位置に戻り、また接触バネ片は、
スプリング及びそれ自体の弾性力によりと閉じ、ソケッ
トコネクタとピンコネクタとが完全に接続される。
ーがカムレバーガイド部の端部により回動させられるの
で、ソケットコネクタとピンコネクタを嵌合させる際
に、カムレバーを手により操作する必要が無い。
視図、第2図は同実施例のソケットコネクタの横断面
図、第3図は同ソケットコネクタの第2図III−III線で
の縦断面図、第4図は同実施例のカムレバーの側面図で
ある。
ケットコネクタ1とピンコネクタ7とから成る。
ットハウジング5内に挿入係止されたソケットコンタク
ト6と、ソケットハウジング5の嵌合前面部内に、この
前面と平行な方向に可動なように組み込まれた駆動板2
と、ソケットハウジング5に回転可能に設けられ駆動板
2に係合するカムレバー4と、ソケットハウジング5と
駆動板2の間に配置され駆動板2をカムレバー4の方に
押し付けるスプリング3とから成る。
り、一方の接触バネ片61は、その先端部に、駆動板2と
係合する駆動端部62を有している。
中央部に形成されたカム偏心部42と、カム主軸部の上端
に連設されたレバー部43とから成る。カム主軸部41は、
ソケットハウジング5に形成された穴部51に回転可能な
状態で保持されている。カム偏心部42は、レバー部43を
回転させると、カム主軸部41を軸として偏心して回転す
るように成っている。また、カム偏心部42は、駆動板2
と当接している。従って、レバー部43を回すと、カム偏
心部42も回転し、これにより駆動板2は、カム偏心部42
に押圧されて移動する。レバー部43の先端部は下方に屈
曲されたカムレバー端44と成っている。
は、ソケットコンタクト6の接触バネ片61の駆動端部62
と係合している。従って、レバー部43を回して駆動板2
を移動させると、駆動板2の移動に伴って、段部21は、
駆動端部62を押圧し、この結果、接触バネ片61が開く。
ジング9に植設されたピンコンタクト10とからなる。こ
のピンハウジング9は、ソケットハウジング5を受け入
れるように成っている。また、このピンコンタクト10
は、ソケットコンタクト6の接触バネ片61、63に挟持さ
れることによりソケットコンタクト10と接続するように
成っている。
備えられている。このカムレバーガイド部8は、端部81
と、誘導部82と、凹部83と、最終端部84とを有してい
る。端部81は、ソケットコネクタ1とピンコネクタ7と
を嵌合させる際に、カムレバー4のカムレバー端44と一
時的に摺接し、カムレバー4を回転させる。誘導部82
は、端部81と係合し終えたカムレバー4のカムレバー端
44と係合し、カムレバー端44を一時的に保持する。凹部
83は、カムレバーガイド部8とカムレバー4とが接触し
ないように形成されている。従って、カムレバー4は、
この凹部83と係合することなく通過する。最終端部84
は、凹部83を通過したカムレバー4のカムレバー端44を
受け止める部分である。
図乃至第13図は同実施例のソケットコネクタの動作を示
すソケットコネクタの横断面図である。
図と第11図、第9図と第12及び第13図は、夫々対応して
いる。
る。
1の先端部が挿入される。この際、カムレバー4のカム
レバー端44は、ピンハウジング9の上面に備えられたカ
ムレバーガイド部8の端部81と接触し、端部81上を摺動
し始める。この状態の時、第3図に示すように、駆動板
2はまだ移動せず、従って、接触バネ片61の駆動端部62
は駆動板2の段部21と当接するだけで、まだ接触バネ片
61は開かない。
ンコネクタ7内に挿入される。この際、カムレバー端44
は、端部81上を移動し、これによりカムレバー4は回動
し、そして、最終的に端部81との係合を終え、端部81か
ら誘導部82へと移動する。この際、第10図に示すごと
く、カムレバー4のカム主軸部41の回転によってカム偏
心部42が偏心運動し、この偏心運動によりカム偏心部42
が駆動板2を押圧し、これにより駆動板2は、第10図
上、左方へ移動する。この駆動板2の移動に伴なって、
駆動板2の段部21が接触バネ片61の駆動部62を押圧し、
接触バネ片61が開く。この際、ピンコネクタ7のピンコ
ンタクト10がソケットコンタクト6内に進入し始める。
ンコネクタ7内に挿入される。この際、カムレバー端44
は、一時的に誘導部82上に位置する。この状態の時、第
11図に示すように、駆動板2は移動せず、従って、接触
バネ片61はこれ以上開かず、ピンコンタクト10だけが、
更にソケットコンタクト6の奥深くへと進入する。この
様に、ピンコンタクト10がソケットコンタクト6内に挿
入される際、ピンコンタクト10がソケットコンタクト6
に接触することが無いので、ソケットコネクタ1は低挿
入力でピンコネクタ7内に挿入される。
7内に突き当たるまで挿入される。この際、カムレバー
端44は、凹部83を通過して最終端部84に突き当たり、そ
して、係止される。カムレバー4が第9図の一点鎖線の
位置にある時、第12図に示すように、接触バネ片61はま
だ開いている。カムレバー4が第9図の実線の位置の所
まで回動すると、第13図に示すように、駆動板2は、ス
プリング3の付勢力により最初の位置に戻る。これによ
り接触バネ片61は、それ自身の弾性により閉じる。この
結果、ソケットコンタクト6とピンコンタクト10とが接
続され、ソケットコネクタ1とピンコネクタ7の嵌合が
終了する。
61を移動させる駆動力は、カムレバー4の回転により生
じるが、この力は、カムレバー4のレバー部43の腕の長
さが、カム偏心部42の偏心量に比較して極めて大きい
為、カムレバー4を回転させる力は、小さくて済み、コ
ネクタ挿入力は極めて小さいものとなる。従って、カム
レバー4を回転させる力が、コネクタを挿入する際の挿
入力に与える影響力は、微小なものであり、低挿入力コ
ネクタを実現させることを疎外するものでない。
ーガイド部を設けているので、ワンアクションの挿入動
作(スナップイン)のみで、ピンコネクタとソケットコ
ネクタとを嵌合させることができる。
視図、第2図は同実施例のソケットコネクタの横断面
図、第3図は同ソケットコネクタの第2図III−III線で
の縦断面図、第4図は同実施例のカムレバーの側面図、
第5図乃至第9図は本実施例の動作を示す平面図、第10
図乃至第13図は同実施例のソケットコネクタの動作を示
すソケットコネクタの横断面図、第14図は従来の低挿入
力コネクタの斜視図である。 1…ソケットコネクタ、2…駆動板、3…スプリング、
4…カムレバー、5…ソケットハウジング、6…ソケッ
トコンタクト、7…ピンコネクタ、8…カムレバーガイ
ド部、9…ピンハウジング、10…ピンコンタクト、21…
段部、41…カム主軸部、42…カム偏心部、43…レバー
部、44…カムレバー端、61,63…接触バネ片、62…駆動
端部、81…端子部、82…誘導部、83…凹部、84…最終端
部。
Claims (1)
- 【請求項1】ピンコネクタとソケットコネクタとから成
り、上記ピンコネクタは、ピンハウジングと、該ピンハ
ウジングに設けられたピンコンタクトとを含み、上記ソ
ケットコネクタは、上記ピンハウジングと嵌合するソケ
ットハウジングと、上記ピンコンタクトに対応させて上
記ソケットハウジングに設けられ且つ上記ピンコンタク
トを挟持する接触バネ片を有したソケットコンタクト
と、上記ソケットハウジングに内に移動可能に備えられ
上記接触バネ片と係合する駆動板と、上記ソケットハウ
ジングに回動可能に設けられ且つ上記駆動板に当接する
カム偏心部を有するカムレバーと、上記ソケットハウジ
ングと上記駆動板の間に介在し上記駆動板を上記カムレ
バーの方へ付勢するスプリングとを含んでいる低挿入力
コネクタにおいて、上記ピンハウジングにカムレバーガ
イド部を備え、該カムレバーガイド部は、上記カムレバ
ーと一時的に当接して上記カムレバーを回動させる端部
を有していることを特徴とする低挿入力コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990014696U JPH073585Y2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 低挿入力コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990014696U JPH073585Y2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 低挿入力コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03106681U JPH03106681U (ja) | 1991-11-05 |
JPH073585Y2 true JPH073585Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31518042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990014696U Expired - Lifetime JPH073585Y2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 低挿入力コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073585Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4429382B2 (ja) * | 2007-06-29 | 2010-03-10 | 大王製紙株式会社 | 衛生薄葉紙収納箱 |
-
1990
- 1990-02-19 JP JP1990014696U patent/JPH073585Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03106681U (ja) | 1991-11-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20051226 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060919 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061025 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061205 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070403 |